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MCで、日本メンター協会オフィシャルパートナーのたまここと今陽子がお送りする毎日がちょっと楽しくなる3分フリートーク。
皆さんを突き動かすもの、何ですか。突き動かすもの。
たぶんそういうものが根底にあって、それにつながる仕事をしているっていうのが一番モチベーションが上がって効果も出るんじゃないかなというふうに思うわけです。
私を突き動かすもの、やはり自分の育った環境ということが大きいなと思うわけです。
私は独親本を書いたんですが、子供の頃というのは、自分の家にいるにも関わらず感情をトロすることができなかったんですね。
それはすごく厳しいから、こうしたい、ああしたいっていうのを言えなかったんですよね。
親の方も多分、しつけの一環と思っていたんじゃないでしょうかね。
これ以外はいけない、みたいなものすごく狭いエリアの話しか親とはできなかったんですよね。
ですから反抗したこともいっぱいあるけど、それでも全く曲げないので、怒られちゃうばっかり。
なので疲れ果てて、一切言わなくなってしまったんですよね。
そして彼らが受け入れてくれる範囲の話しかしないというような状態になっていて、要は彼らにとってのいい子を演じていたわけですよね。
そうすると本当に自分が何をしたいのかということが分からなくなっちゃうんですよ。
それほど苦しいことはないですよ。
社会人になって数年経ったときに、会社の補助金が夏休みに出るという制度を利用して、親しい同期の女の子とホテルに泊まりに行ったんですよ、都内のね。
そういうのって今だったらもうめちゃくちゃ嬉しいし、めっちゃ楽しいと思うし、もう存分に跳ね伸ばせると思うんですよ。
ただその時の私はもうすでに自分が何をしたいのかって感じるアンテナが完全に壊れてしまったので、分かんないんですよ。
たぶんこういう時には雑誌に載っているような人たちはこうやって遊ぶだろうな、ジャグジーに浸かってプールで泳いでジムに行って、
そしてシャンパンで乾杯して恋話して、そういうことを頭でイマジネーションして私は演じていたんです。
だからせっかくのそういうホテルステイなのに帰ってきたらドーッと疲れるわけですよね。
そういうことって本当に時間の無駄だし、もう人生何も楽しくないですよね。
そこから自分の感情を取り戻すっていうのは、もう私には長く長く時間をかけてしまった長い道のりでした。
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私のような人を一人も作りたくないっていうのがやはり私の活動の中の根底にある思いなんですよね。
私は今、メンター協会のオフィシャルパートナーになっています。
B2Bで企業でメンター制度を実施して、そしていろいろな会社の悩みを改善できるようにしていこう。
例えば、新入社員がすぐ辞めるとか、女性の管理職を設けたいのにあり手がいないとか、いろいろ問題があります。
そういうところをメンター制度を使って改善していこうという提案をしています。
メンター制度が何でいいかというと、メンターとメンティーを組んでもらって、そこで自由に仕事の話以外でもいいから何でも話すという時間を設けるわけですよ。
そこがもし、例えば家庭や他の場所で自分が演じている人であったとしても、そこがありのままの自分を出せる場所であれば、たった一つでもそういう場所があれば、
誰も自分の感情がわからなかったり、やりたいことがわからなかったりという、そういう苦境には陥らないと思うんですよね。
そんな思いもあって、今この仕事を進めています。
皆さんにとっての突き動かされる思いって何でしょうか。もしよかったらシェアしてくださいね。
今陽子がお送りしました。おやすみなさい。