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たまここと今井陽子がお送りする、毎日がちょっと楽しくなる3分フリートーク。
ちょっと見ただけではわからない、それぞれの人が持っている心の闇とか、辛いこととか、そういうことに気が付ける人って素敵ですよね。
そんな風になりたいなと思います。
今日は朝ドラを見ていたら、石田由里子さん演じるお母さんが亡くなっちゃうんですよね。
でも亡くなる前に、戦災孤児の中でボスみたいな役をしている道夫という青年がいるんですけど、その人を抱きしめるんですよね。
あなたはね、頑張って今まで生きてきたのよね、といったような言葉をかけて、ぎゅーってハグするのね。
よし、これでいいっていうふうにおっしゃって、その日の夜中に亡くなるみたいな、そんなお話だったんですけど、
これはね、すごく温かくていい視点だなというふうに思いましたね。
道夫というのは、いわゆるちょっとやさぐれていて、子どもたちを使ってすりをさせたりしているような、そういうボス的な子どもだったんだけれども、
いろいろなストーリーがあって、石田由里子さんがいるお宅にお世話になるというところがあったわけですよね。
そう、なんかあったかいよね、そういう人を家に住ませるっていう、その度量の大きさみたいなところも素敵でしたし、
やっぱりそうできるということは、その相手の痛みが見えるからなんだなって思うんですよね。
みんな強がるし、私つらいですって言いませんよね。
でも、言わなくてもそういうものがあるっていうことに、どうしたらもうちょっと気づけるんでしょうね。
私なんか鈍感なんで、本当にね、全然ダメなんですけれども、ああいうお母さん素敵だなというふうに、今日は朝思いましたね。
そんなわけで、今陽子がお送りしました。おやすみなさい。