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たまここと今井陽子がお送りする毎日がちょっと楽しくなる3分フリートーク。私の声の師匠は何人かいるんですけれども、そのうちの一人が楠瀬清志郎先生です。
シンガーソングライター、そして声の研究家ということで、声の学校ブレイブオパラを主催していらっしゃいます。私はそこの生徒で7年ぐらいやってきました。
そして楠瀬清志郎先生が作った創作舞台に出させていただくというようなことも何年かやってたんですね。
で、今日はこの楠瀬清志郎先生のライブに行ってきました。
比較的小さなライブハウスだったんですね、今日は。で、それがまた良かったんですよ。何が良かったかっていうと、もうね、体中で音のシャワーを浴びるっていう、そういう感じなんですね。
で、バックバンド、キーボードにベースにギター2本、そしてドラム。この一人一人がもちろんプロですよね。
で、一人一人がプロだっていうだけじゃなくて、本当にね、ピタッと絶妙に合ってるんですよね。
で、この絶妙に合うっていうのはどういうことかっていうと、やっぱりチームワークだと思うんですよね。
チームワークってどういうことかっていうと、私が私がって、なんか目立とう精神がある人がいない。
でもちゃんと立てるところは立ててっていう、要は全体最適をみんなが探してるっていう、そのために協力して音を奏でてるっていう、そういう感じがしたんですよね。
全体最適を考えるのがチームワークが一番発揮できる、そういう状態なんだ。そんなことを今日演奏を聞きながら教わった気がしましたね。
清志郎先生は60歳です。でも昔と変わらないキーで歌っていらっしゃいますし、もっと昔より上手くなってるぐらいだと思うんですよね。
すごいことだと思いますよ。だってだんだん声が出なくなって、昔よりキーを下げて歌う方も多いじゃないですか。
でもますます出てるんじゃないかっていうふうに思うぐらい、本当にプロってこうなんだなっていうのを見せつけられた気がします。
私も時々ライブハウスで歌いますけれども、私なんかは歌詞間違えたらどうしようとか、あの高いところきれいに出るかなとか、そういうことがちょっと気になったりしますよね。
でもああいう方々っていうのは、もう生まれた時からきっと上手いんだと思うんですよね。だからそれが当たり前に出るっていう。
だから本当にそのステージに立った時のスタンスが、もう私なんかとは全然違うんだろうなっていうふうに感じましたね。
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いや、努力してないっていうことじゃないんですよ。一流のものに触れるということは、いい刺激になるし元気になるなということを感じましたね。
そんなわけで、今陽子がお送りいたしました。おやすみなさい。