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たまこことイマイヨコがお送りする、毎日がちょっと楽しくなる3分フリートーク。
人間って、たぶん、本当はね、1つのことしか集中できない生き物なんじゃないか、というふうに感じたんです。
最近、ちょっと調子悪かったんです。
なんとなく腹痛がするんですよね。
それがね、胃なのか腸なのか、はたまた婦人科系なのか、自分でもよくわからないんですよ。
寝て起きると、なんか昨日と違う場所が痛いような気がしたり。
でも、のた打ち回るほどの痛みではないわけで、これ通院した方がいいかなと思いながらですね、
でも、どこの病院に行ったらいいのかもわからないという、そういうちょっと不可解な状況がしばらく、実は続いていたんですよね。
ちょっと気になって、いやー、変な病気だったらどうしよう、なんていうね、不安もよぎってきていた、この頃。
今日は、ちょっと中耳炎気味になったんですよ。
そして、それが原因でたぶん頭痛がしてきたわけですね。
そうしたらですね、すごい不思議なんですけど、あんなに気にしていた腹痛が感じられなくなったんですよね。
それは、頭痛いな、耳なんか痛いなっていう方に神経が集中しちゃっているからなのかわかりませんけど、たぶん治ってはいないと思うんですよ。
でも、気にならなくなる、そういう気がしたんですよね。
人間はそういうふうにできているんですね。
ということは、あれもこれもと手を出すよりは、何か一個のことにガーッと集中して物をする方が効率的だということになるのかもしれないなと、なんとなく体感があります。
マズローの5段階ってありますよね。
人間が欲求を満たしていくのに、生理的欲求、それから安全の欲求、所属の欲求、承認欲求、そして自己実現というような5段階になっているわけですよ。
例えば、生理的欲求、食べたいのに食べ物がないってなった時には、どうしてもそのことに集中するじゃないですか。
どうやって食べ物を見つけてこようか、どうやって生き延びようか。
そのことにフォーカスしてしまうと、それより上のこと、安全の欲求とか、人に承認されたいとか、どこかに所属したいとかっていう欲求を考えるゆとりがないので、きっと感じないっていうことがあるじゃないですか。
それと同じかもなーなんて思いました。
人間面白いですね。そういう特性が本当にあるんだとしたら、それに沿った生き方をしていくのがきっと自分も楽なんだろうなーなんて思いました。
今、陽子がお送りしました。それでは、おやすみなさい。