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ラジオドラマ・シアワセの高取家
福岡市沢楽の二世帯住宅に暮らす高取家。
パパとママと娘と息子、そしてジージバーバの6人家族は、
ごく普通に生きてきて、ごく普通に暮らしていました。
平凡な人々と平凡な毎日。
それでも高取家の人々は、とてもとても幸せなのでした。
海へ行こうその1(ケリソン
庭の朝顔に水やりご苦労さん。
たった3分でも素原グロッキーになるっちゃな。
そりゃそうよ。この暑さよ。また今年も暑いですよね。
こういう日はどっか涼しいとこでも出かけたいですね。暑いし。
俺は寒い。心が寒い。
土原下大輔。
今やり寄るプロジェクト発注ミスがあってさ。
後期が遅れてしまうとるんよ。
それって大ちゃんのミス?
違う!俺のミスやね!
でも大事な取引先やけん、
休み明けにプロジェクトリーダーの俺が説明に行かないかんのよ。
休みなのにさ。
頭の隅にそれがあってさ。もうさ。
難しい相手なん?その大事な取引先は。
そりゃもう。そこの部長業界じゃめっちゃやかましいって有名でさ。
会社の命運が俺の肩にずっしり。責任重大。
しかし、会社もなんで大ちゃんやらにトラブル処理を任せたんかね。
火に油を注ぐことに。
なんか言うた?
いや、今日は火に油を注いだみたいに熱いねって。
パパ、アイス食べん?
俺、アイス食べる!
ちょ、あんたたちはさっき食べたやろうがって。
一緒にアイス食べてパパを慰めようと思ったとに。
慰めるためにアイス食べるとか意味わからんし。
ああ、おじよ。
そりゃ、海に行かんか。大助も気分転換伏せないやろ。
海、行く!
俺も!
いいですね、海。カリフォルニア。
誰もカリフォルニアやら言うとらんし。
ドライブがてら海に行ってみようよ、大助。
海ね。あんまし気分がのらん。
そうと決まったら、去年買った水着、水着と。
いや、だから、俺はあんまし。
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じゃあ、準備準備。日焼け止めと。
あ、大ちゃん、パラソル忘れんでね。
あ、子供たちの帽子。車に積んどかだね。
あの、俺、ぜん、ぜん行く気ないし。
大ちゃん、つめたーいビール持ってっていいよ。
あたし運転するけん。
まじ?
よっしゃ、今日はジージがみんなにバーベキューバプレゼントしちゃろう。
やったー!
ヒャッホー!クーラーボックス、クーラーボックス。
バーベキューデビール、バーベキューデビール。
なんやろ、この残念な感じ。
うめ。