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「醤油」その5(大杉 誠志郎)
2026-06-01 05:40

「醤油」その5(大杉 誠志郎)

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サマリー

高取家は、お隣から分けてもらった貴重な醤油を1回の食事につき3滴までという制限付きで使用していた。息子のだいすけが醤油を使いすぎたことで家族会議が開かれ、醤油の使用量を巡って口論になるが、最終的には皆で醤油を存分に使うことで和解した。醤油ブームが終焉し、大量の醤油が余るという結末を迎えた。

貴重な醤油の使用制限
ラジオドラマ・シアワセの高取家
福岡市沢楽の2世帯住宅に暮らす高取家。
パパとママと娘と息子、そしてジージバーバの6人家族は、
ごく普通に生きてきて、ごく普通に暮らしていました。
平凡な人々と平凡な毎日。
それでも、高取家の人々は、とてもとても幸せなのでした。
醤油その5(
みんな、お隣から分けてもらおうたよ、お醤油。
おー、1ヶ月ぶりの醤油ばい。ひゃっほーい。
俺、飲むー。
だめ、しゅんたん。このお醤油、めっちゃ価値があるっちゃけん。
におい嗅がしてー。
においはただばい。みんな、存分に嗅げー。
やけど、この量やと1週間持つやろうか。
家族会議の結果、醤油の使用は1回の食事につき3滴まで。みんな、よろしく。
で、目の前にあるのは刺身か。
いただきます。
1、2、3滴。
ストップ!
お醤油かけるだけなのに緊張しますね。
次はだいすけ。
よし、1、2、3滴。
お前ずるしたろ。
最後、2滴いった。俺はこの目でしっかり見たばい。
無実って。
起きて破りには1ヶ月間の醤油の使用ば禁ずるばい。
くそ。あ、お前。
醤油を巡る口論と和解
こうなったら、使いたいだけ使おうちゃる。
こら、だいすけ、やめんか。
もう、やめて。
マリン。
おいしいご飯のときに、なんでけんかするとよ。
この食卓に足りんのは、お醤油やなくて心やね。
俺たち、待ち合うとったな。
俺、醤油もっとかけたい。
よし、今日だけ使いたいだけ使おう。醤油。
やった。
さあ、だいすけ、思う存分使え。
まず、親父から。
水くさがぞ、だいすけ。
どうぞ、どうぞ。
1ヶ月以上は持ちそうやね。
お醤油。
ですね。
醤油ブームの終焉
あの醤油ブームって、なんだったんでしょう。
ブームは終演を迎え、大量に余った醤油が。
藤原珠希、本田菜中、富永範子。
録音、小賀博文。
編集、ミュージックリザーブ。
協力、ライトスタッフギルド。
制作は、RKBラジオでした。
05:40

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