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5月のAI関連ニュースを振り返りました。ニュースを振り返るとは言っても、発表だけされていて現時点で触ることができないものについてはスルーして、僕が触ってみてよかったと思ったものを中心に紹介してます。

ChatGPTの新機能紹介
どうも、大谷大です。
5月のAI関連ニュースを振り返っていきたいと思います。
ニュースを振り返るといっても、発表だけされていて、現時点で触ることができないものについてはスルーして、
僕が触ってみてよかったと思ったものを中心に紹介していきます。
まずは話題になったものの中でも、特に大きなニュースであり、かつ実用的なものをいくつか紹介して、
その後、僕が動画で紹介したサービスをざざっと紹介していきます。
大きなニュースの一つ目は、ChatGPTのブラウジング機能とプラグイン機能が実装されました。
現時点ではChatGPT Plusユーザーにのみ開放されているベータ版の機能です。
どちらも事前情報は結構前からありましたが、触ってみると思ってた以上に便利ですね。
シンプルに検索で利用もできますし、情報の正確さが増してより信用できるようになりました。
プラグインについてはまだ触りきれていないものの、
少なくともPhotorealisticという日本語入力でミッドジャーニー用のプロンプトが作れるプラグインだけでも、
個人的には仕事に大きな影響がありました。
最近サムネ作りの仕事が増えたので、その仕事でめちゃめちゃ使っています。
そしてChatGPTのiOSアプリもリリースされました。
操作性がかなり良くて、音声入力も使えますし、
スマホを使っている時間が長い方にとってはChatGPTが身近になるんじゃないかと思います。
僕はパソコンの前にいる時間がほとんどなので、スマホでChatGPTを使うという発想になかなかならないんですけども、
スマホだからこそこう使うっていうアイデアが湧くといいなと思って、
意識的にアプリを立ち上げて何かしらいじったりしています。
今のところはツイートする前に一旦ChatGPTに投げて誤字脱字をチェックしてもらうとか、
そんな使い方しか思いついてませんけども、
何かいいアイデアを持っている方はコメント欄で教えていただけたら嬉しいです。
5月の大きな話題はほとんどChatGPTが持って行っちゃったんですけども、
Adobe FireflyのGenerative塗りつぶし機能
それと同じくらい僕にとって感動的だったのが、
アドビファイアフライのGenerative塗りつぶし機能です。
5月24日にこれまで招待制だったアドビファイアフライが一般公開されまして、
このタイミングで開放された機能がGenerative Fill、日本語ではGenerative塗りつぶしと翻訳されています。
以前からPhotoshopにはコンテンツに応じるという背景を塗り足したり、
不要なものを消したりできる便利機能が備わっていたんですけども、
それの強化版みたいな機能です。
範囲指定するとその場所を生成した画像で埋めてくれて、仕上がりがかなり自然です。
現在はまだデータ版なんですけども、仕事で即戦力であることが一瞬でイメージできたので、
正式リリースが待ち遠しいです。
ここまでに紹介したChatGPTのプラグイン、ブラウジング、iOSアプリ、
そしてAdobe FireflyのGenerative塗りつぶしが特に印象的でしたが、
その他にも個人的にこのサービスが良かったと思えるものがいくつかありますので、順番に紹介していきます。
その他のAI関連サービス
まずはVectorizer AIです。これは仕事でも使うようになりました。
AIイラストをベクターデータ化して、そこからカスタマイズしたものをデザイン関連の仕事で使っています。
ウェブサイト制作でも使っていますし、サムネ作りにも使っています。
アイテムをちょい足ししたいときに便利です。
画像生成AIでいうとオートドローもいい感じでした。
僕は全然知らなかったんですけど、結構前からあったサービスだそうで、
候補として出てくるイラストの種類はそんなに多くないものの、
ざっくり落書きするだけでアイコン的なイラストが手に入るので、
フリーイラストサイトで検索をかけるよりも手軽でいいなと思いました。
今月は音楽系AIもいくつか掘り下げていました。
かなり実用的だったのがMoisesです。
2Mixの音源から歌だけを消した-1を作ることができます。
これまで僕はiZotope RXを使ってこのような作業をしていたんですが、
AI関連のツール・サービスについて
他の人に勧めるには高すぎるソフトなんですよね。
ノイズ除去ソフトとして本格的に導入するなら値段相応なんですけど、
あくまで-1を作りたい人に勧めるにはiZotope RXはオーバースペックすぎました。
Moisesは無料で利用できるのでめちゃめちゃ手軽です。
オーディオファイルからミリデータを生成するBasic Pitchも面白いサービスでした。
ただサービスとしては面白いものの、まだ実用的ではないかなという印象ではあります。
参考程度にはなると思いますが、
現状だとMoisesで邪魔な音を消してから耳コピする方が確実で早いです。
歌詞を入力するだけで歌入りの楽曲を作ってくれるSongRも印象的でした。
オケを作るAIはこれまでたくさんあったんですが、
歌入りの楽曲を作るサービスでここまで綺麗な歌が入っているものは全然なかったんですよね。
歌はSynthesizer Vを使っているそうなので納得のクオリティです。
1日5曲までしか生成できないとか、ジャンルが絞られているとか、生成されるメロディーを調整できないとか、
いろいろありますけども今後の進化に期待したいサービスです。
4月にリリースされたListenというPodcastのプラットフォームサービスを今月から使い始めました。
Podcastの音声を元にOpenAIのWhisperで文字起こししてテキストとして読むことができるサービスです。
最近ではテキストの検索機能が付いたので、あの話いつしてたっけと思ったら検索することができます。
これまでの音声メディアだったら考えられないですよね。めちゃめちゃ便利になりました。
というわけで5月のAI関連ニュースを僕の視点でいろいろお話してきました。
6月の動画制作について
最後に6月の動画制作についてお知らせです。
実は今引っ越しの最中でして部屋が散らかりすぎて自撮りするのをやめて本日音声だけでお届けしているんですけども
そんなわけなので6月は動画制作が止まる可能性があります。
2023年中はショート動画だろうがなんだろうがとにかく毎日更新をと思っていましたが、なかなかそうも言っていられなくなりました。
ウェブサービスやアプリなどをしっかり使い込んでから紹介するという濃い情報を期待してくれている皆さんにはちょっとお待ちいただくことになりそうです。
といっても何か感動するような新しいサービスを見つけた時などには全力で動画を作るので
全く中身がスカスカな1ヶ月間にはならないと思いますけども
ライトな動画や雑談が多めにはなりそうなので、よかったらゆったりとお付き合いいただけたら幸いです。
6月中には完全に制作環境を立て直して、7月頭から完全復帰できるように進められたらと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。
タダオトのYouTubeチャンネルではウェブデザイナー、映像クリエイター、ミュージシャンの視点から便利なサービスやツールを紹介しています。
最近ではAI関連の話題が多めですが、AI系のツールにかかわらず、使ってみて便利だと思ったウェブサービスなども紹介しています。
ぜひチャンネル登録をよろしくお願いします。
最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
08:00

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