ドイツの公共テレビ局が毎年複数本制作する、ホロコーストに関係するドキュメンタリーや再現映画。どういうときに放映されるのか、どのような番組が作られているのか、そしてなぜこういった番組は作り続けられるのか?30年以上ドイツメディアを観察してきた沢辺さんの視点で、ホロコースト報道の中でずっと変わらないもの、そして変わり続けるものについて考えます。
ドイツのメディアを通して世界の「今」を知る-「ドイツのメディアから」は、ドイツのメディア報道を紹介するポッドキャストです。ドイツや欧州を中心に、政治・経済・EU・気候変動などに関するニュースから、毎回一つのテーマを深堀り。長年ドイツに住み、日々ドイツメディアに触れ情報を得ている沢辺ゆりさんの解説を、大学院生の美濃部遊が聞き手となり配信します(隔週配信)。
番組への感想・メッセージは doitsu.media@gmail.com までメールでお寄せください。
沢辺ゆり
日本の大学でドイツ文学の修士号取得後、二年間ドイツの大学に公費留学。その後も日本には帰らずドイツで就職し、ドイツの大学や日系企業に長年勤務。現在はフランクフルト在住。ドイツ在住は今年で31年となり人生の半分を超えたところ。1957年生まれ。
美濃部遊
小学校のうち2年間をドイツ・ミュンヘンの現地校で過ごす。現在は東京の大学院で修士課程に在学中。学部在学中からオーディオ・メディアに関心を持ち、学業と並行してドイツのラジオ局から取材委託を受けるなどしている。1996年生まれ。
[番組内で引用した音源]
"Die Wannseekonferenz - Die Dokumentation‘“ by ZDF via ZDF-Mediathek (https://www.zdf.de/dokumentation/dokumentation-sonstige/die-wannseekonferenz---die-dokumentation-vom-24-januar-2022-100.html)