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第373回「嵐の中で小さな明かりを灯すように」
2026-08-28 08:06

第373回「嵐の中で小さな明かりを灯すように」

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サマリー

このエピソードでは、SNSでの誹謗中傷を目にした際の辛さや、傷ついている人に声をかけたいけれど躊躇してしまうというリスナーの悩みに向き合います。他人の痛みを自分のことのように感じてしまう優しさゆえの苦しみだとし、無理に救おうとせず、遠くから小さな明かりを灯すような温かいリアクションや、自分自身の心を最優先に守ることの大切さを説いています。直接的なヒーローになれなくても、誰かを傷つけないという意思表示自体が優しさであると締めくくっています。

SNSでの誹謗中傷とリスナーの悩み
優しい人ほど、誰かの傷口を見て、一緒に血を流してしまうんですよね。 優しい人ほど、誰かの傷口を見て、一緒に血を流してしまうんですよね。
おがんばっちは、ステディです。 最近、SNSなんか見てると、どうしても目に入ってしまうことってありますよね。
特定の誰かに対する容赦のない攻撃や誹謗中傷の言葉。 で、それを受けて苦しんでいる誰かの姿。
こういうのを目にした時に、皆さんはどう感じますか? お便りです。ラジオネーム青空ペダルさんから頂きました。
ステディさんこんばんは。 最近、ネット上でひどい言葉を投げかけられている人を見かけます。 その人がどんどん傷ついていくのを見るのが、すごく
正直、すごく辛いです。 何か優しい声をかけてあげたいと思うけれど、下手に踏み込んで、余計に傷つけたらどうしようと思うと、
何もできません。 見て見ぬ振りをする自分にも嫌気がさします。
こういう時、どういう心持ちでいればいいんでしょうか? 青空ペダルさん、メール上がりありがとうございます。
はーい、これね、めちゃくちゃわかります。 そして、そうやって悩んでいる青空ペダルさんは間違いなくすごく優しくて、感受性が豊かな人なんで
思います。 誰かが叩かれているのを見ると、
辛い。 声をかけてあげたいなど、書き方がわからない。
自分の無力さにへこむ。 まあ、SNS、ネット上の言葉なんて、あの、もうあの、無法地帯、無法地帯なんで、
あの、放っておくのがいいんですけども、 まあ、それもちょっとね、あの、
自分が悪いみたいな気持ちになって、 言葉が出てこないですけども、
他人の痛みを共感することの苦しみと対処法
悪いみたいな気持ちになってして、へこんでしまう。 これってね、他人の痛みを自分のことように感じてしまう。
気持ちがわかってしまうからこそ起きる苦しさなんですよね。 で、まあ、私が思うに、誹謗中傷を受けている人に声をかけるのって、もうプロなカウンセラーでも
めちゃくちゃ難しいんじゃないかなって思います。 嵐の中で暴風にさらされている人に遠くから、「大丈夫ですか?雨雲ってきてますか?」って叫んでも声は届かないし、
下手に近づいたら自分も飛ばされちゃう。 あの、スッキリの安倍リポーターが台風中継で、しゃげめにながら中継したのに、
中継がオフになった瞬間に、急にスッと仁王立ちして、あの、カメラからフレームアウトするみたいなシーンが映ってしまったっていう衝撃映像がありましたけども。
下手に気にしないでなんて言ったら、お前に何かわかるんだって思わせてしまうかもしれないんで、
まあ、触らぬ神にたたりなしといったことわざもあるんですけども、
触らぬ神にたたりなし、その物事の関わりさえ持たなければ、余計な災いを免かないという意味がありますと。
それが転じて、面倒になりそうなことはやって出しをするな。 余計なトラブルには関わらない方が我が身のため、という今しめの意味も含まれるようになりました。
だから、上手い言葉がかけられないって悩むのはごくごく当然のことなんですと。
ちょっとね、ことわざでは突き放したような言い方になってしまってるんですけども、
傍観者みたいな人たちが、傍観、傍観者っていう言い方もね、見て見ぬふりにせざるを得ないというか、
被害がこむるのはこっちにも火の粉が飛んできたら嫌なんでね、特にSNSなんかね。
自分を責める必要なんて1ミリもありません。 じゃあ僕たちに何ができるのか、無理に救おうとしなくていいと思うことではないでしょうか。
小さな明かりを灯す優しさと自己防衛
ただその人が暗闇の中にいるとき、遠くで小さく明かりを灯しておくのがいいんじゃないかなと思います。
例えば、直接大変ですねって思う言葉を送らなくても、その人が普段投稿している日常のないツイートにいつも通り
おいしそうですねとか、今日もお疲れ様ですとか、いいねとかっていうのを残してあげる。
ごくごく普通の温かいリアクションを1つ残しておく。
そういうことをせずとも、自分の生活をこれ見てよかったよとか、これ食べておいしかったよみたいなのをやっていけばいいんじゃないのかなっていうね。
苦しんでいる人が投稿を見れるタイミングになったときに、一つでも明かりがあれば、なんてちっぽけなことに悩んでたんだっていうふうに思うのではないでしょうかということで。
嵐の中にいる人にとって一番救われるのって、嵐の前の変わらない日常の空気だったりするんですよね。
世界中が敵に見えているときに、ここは普通に接してくれる人がまだいるなって思えること、言った通りですね。
それだけでふっと息が吸えるようになる瞬間があるんです。
そしてもう一つ、すごく大切なことは自分を守ることを最優先にしてください。
人の痛みを共感して辛くなっちゃうという人は、どうしても自分と他人との境界線が薄くなりがちです。
辛いタイムラインやニュースからは容赦なく目を背けていい。
スマホを置いて温かいお茶でも飲んで、自分の心を守るシェルターに入ってください。
スマホをダウンする、デトックスというかね、脱スマホしてみるとかいうのがいいんじゃないですかね。
あなたが戸惑いして傷ついてしまっては誰も救われませんからね。
自分の心をちゃんと温めて、余裕があるときだけそっと優しい眼差しを誰かに向ける。
それで十分すぎるくらいです。
静かな抵抗としての優しさ
直接的なヒーローにはなれなくても、ただ自分は誰かをむやみに傷つける側に回らないと心に決めて静かにそこに立っている。
それ自体が殺伐とした世界に対する立派な抵抗であり優しさなんだと私は思います。
誰かの痛みに胸を痛めてしまったあなたの心が少しでも穏やかな夜を過ごせますように。
誰かを救えない自分を責めないで、寄り添おうと悩んだその優しさだけであなたはもう十分すぎるほど優しい明かりです。
エンディングと番組からのお知らせ
それでは曲です。
このラジオの時として…
いきますかね。
イルカで名残雪
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