WEBVTT

00:00:08.470 --> 00:00:17.150
どうも、しぶちょーです。ものづくりのラジオは、産業機械の現役エンジニアである私、しぶちょーが、ものづくりに関するトピックをザックバランに語るポッドキャストです。

00:00:17.790 --> 00:00:25.230
この番組は、株式会社フレアオリジナル、グラフテスターデザイン株式会社の提供でお送りします。

00:00:25.790 --> 00:00:37.710
今回は、科学系ポッドキャストの日という企画に参加しております。この企画は、科学系ポッドキャストが集まって、毎月10日あたりに共通のテーマについて、それぞれの専門分野の視点で語るという取り組みになっております。

00:00:37.710 --> 00:00:47.990
毎月、テーマを決めるホスト番組というものがあるんですけども、今月のホストはリケダン健康論さんでございます。

00:00:48.630 --> 00:00:54.190
健康は気になる、でも意識が高すぎる話はちょっとしんどい、そんな人のための番組です。

00:00:54.510 --> 00:01:06.130
リケダン健康論は、カイロプラクティックドクターの中瀬子と人事総務の嬉し野が、80歳の自分に怒られないように健康リテラシーを高めていくポッドキャスト。

00:01:06.130 --> 00:01:13.030
健康の基礎知識、体の仕組み、健康にまつわる社会問題まで、理系っぽくでも肩肘張らずに話します。

00:01:13.550 --> 00:01:16.850
ただし、たまに嬉し野が気持ちよく脱線します。

00:01:17.210 --> 00:01:24.330
でもそれを含めてこの番組ですという、リケダン健康論さんがホストを務めていただいております。

00:01:24.410 --> 00:01:28.370
リンクはね、ホストのリンクはこの概要欄に貼っておきますので、ぜひともそちらも聞いてください。

00:01:28.850 --> 00:01:32.430
そんなリケダン健康論さんが出した今月のテーマがこちら。

00:01:33.750 --> 00:01:35.170
悪でございます。

00:01:35.850 --> 00:01:42.530
悪って何だろう。人はなぜそれを悪と呼ぶんだろう。もしかすると必要な悪と呼ばれるものがあるかもしれない。

00:01:42.690 --> 00:01:52.110
そんな一筋縄ではいかないテーマです。ということで、悪とものづくりという話を今日はするんですけどね。

00:01:52.310 --> 00:01:58.830
悪ね。結構ね、いろんな切り口があるので、どういう話をしようかなと思ったんですけど。

00:01:59.710 --> 00:02:03.410
今日はね、ど真ん中のやつを行きたいなと思います。

00:02:03.890 --> 00:02:09.850
それはね、製造業と品質不正のお話です。

00:02:10.050 --> 00:02:16.050
というのも、ここ10年ぐらい日本の製造業ってね、品質不正のニュースがめちゃくちゃ多いんですね。

00:02:16.150 --> 00:02:18.270
途切れたことがないと言っても過言ではないと。

00:02:18.590 --> 00:02:25.810
東洋ゴム、神戸成功、かやば、あけぼのブレーキ、三菱電機、日野自動車、トヨタ自動食器、大発等々ですね。

00:02:26.550 --> 00:02:35.130
2024年にはね、ついにトヨタ本体まで色々とその品質不正問題に型を並べまして、型を並べたというか、名前を並べましてですね。

00:02:35.470 --> 00:02:42.530
大企業ばっかで驚しい感じはするんですけども、ものづくりで不正をしていたということですね。

00:02:43.410 --> 00:02:53.870
今日はこれをちょっと取り上げていこうと思うんですけども、ここで1個聞きたいのが、こういう品質不正のニュースって多分ね、見たことあると思うんですよ。

00:02:53.870 --> 00:03:01.510
なんかニュースで騒がれるんでね。で、このニュースの後っていうのをちゃんと知っていますかと。

00:03:01.990 --> 00:03:10.030
偉い人たちがこうなんかね、パシャパシャと写真を撮られながら頭を下げる、そういう謝罪関係までめっちゃ盛り上がって、

00:03:10.450 --> 00:03:18.050
その後とか、その実際にその調査報告書が上がってきた中身とかって意外と見られなかったりするんですよね。

00:03:18.050 --> 00:03:28.410
でも本当に学びがあるのはそういう中なので、今日はね、そのいろんな会社の不正問題のちゃんとその中とアフターストーリー、

00:03:28.430 --> 00:03:32.230
そこらへんをちょっとね語っていきたいと思います。そこらへんを追っていく回でございますね。

00:03:32.290 --> 00:03:34.530
一応ね、公文書として全部公開されてるんですね。

00:03:35.690 --> 00:03:41.590
今日はその悪人を探して叩こうとか、製造業で悪いことをしていたやつをこう捌こうとかね、

00:03:41.590 --> 00:03:48.890
オーペラに取り上げてやろうみたいな、そういう回ではないです。むしろ逆ですね。

00:03:49.470 --> 00:03:57.630
公開された調査報告書と一時資料を読んで、悪の正体って何なんだろうみたいなものを見に行く回でございます。

00:03:58.370 --> 00:04:04.190
あんまりいい意味ではないんですけど、ネタは豊富なんですよ。やっぱ多いんで本当に。

00:04:04.190 --> 00:04:10.930
ここ10年ですね、いっぱいいろんな企業が不正問題を起こしているので、調査報告書が潤沢にありますと、

00:04:11.270 --> 00:04:18.190
これを全部紹介していくというか、1本1本の調査報告書でも、たぶんポッドキャスト1本分以上のボリュームがあるんですけど、

00:04:18.910 --> 00:04:23.010
今日は厳選してですね、厳選という言葉が正しいかわかんないけど、3社ですね。

00:04:23.470 --> 00:04:27.690
3社の事例を紹介して、そこから悪の正体というのを抽出していきます。

00:04:28.370 --> 00:04:37.350
ただ最初に言っておくとね、センシティブな内容なんで、最初に言っておくと、別にダメな企業とか悪な企業を紹介するとか取り上げるという意味合いではないんでね。

00:04:37.450 --> 00:04:38.890
最初にそれを理解しておいてください。

00:04:39.730 --> 00:04:47.690
今日紹介する3社はいずれも報告書を自ら公開して、今も再発防止に取り組んでいるという企業でございます。

00:04:47.990 --> 00:04:54.130
その姿勢に敬意を払った上で強制にさせていただくということなんでね。そこをご理解ください。

00:04:54.470 --> 00:04:56.090
あくまでもそういうスタンスでいきますよ。

00:04:56.090 --> 00:04:58.090
というわけで、今日のテーマはこちら。

00:04:59.030 --> 00:05:05.910
悪は工場のどこにいたのか?品質不正事例から見るものづくり、科学系ポッドキャストの日。

00:05:11.120 --> 00:05:21.100
まずは2014年台発の自動車を作っている軽自動車のですね、台発の衝突試験の不正から見ていきましょう。

00:05:21.900 --> 00:05:30.140
車の衝突試験というと、CMとかでよく見るさ、人形を入れたままドーンと壁にぶつかって、こんなにウニョーンとなるやつあるじゃないですか。

00:05:30.140 --> 00:05:36.740
あれのイメージですね。車をぶつけて実際壊してみて安全性が確保されるかな?みたいなものを評価すると。

00:05:37.140 --> 00:05:40.520
まあそういう試験なんですけど、その中でもいろいろと種類があるんですね。

00:05:41.020 --> 00:05:47.400
側面衝突試験っていうものがあって、時速50キロの台車を車の横っ腹にぶつけるという、そういう破壊試験です。

00:05:47.800 --> 00:05:51.360
横からこう追突された時のシチュエーションだよね。

00:05:51.920 --> 00:05:56.820
当然ぶつけたら車壊れるから基本的にはやり直しが効かない一発勝負になります。

00:05:57.680 --> 00:06:02.000
この試験は横から突っ込まれた時の耐久性もそうだし、

00:06:02.360 --> 00:06:10.240
あとはエアバッグ、横から突っ込まれた時にエアバッグがちゃんと開くかどうかを確認するということをやるらしいんですよ。

00:06:10.800 --> 00:06:19.200
そのエアバッグですね、これって本来衝突の衝撃をECU、つまり車載コンピューターが検知してポンと開くわけですよね。

00:06:19.620 --> 00:06:28.120
それをちゃんと横から突っ込まれた時に機能するかなみたいなことを確かめるために側面衝突試験というのが行われていたんですけども、

00:06:28.260 --> 00:06:40.420
ところがとある日の試験車両、その日のその車両のECU、コンピューターの設定の開発っていうのが全く間に合ってなかったんですね。

00:06:41.280 --> 00:06:51.900
でも色々と他の車両試験のスケジュールも立て込んでいるので、その日に試験をやらないと開発がオンスケジュールじゃなくなってしまうと、つまり遅れてしまうということがあったんですよ。

00:06:52.480 --> 00:06:58.560
じゃあどうしようと頭を悩ませた末に行われたのがですね、タイマーでございます。

00:06:58.820 --> 00:07:01.860
タイマー、何ぞタイマーと、次元式ですね。

00:07:02.760 --> 00:07:10.720
だからぶつかる瞬間に合わせてタイマーでエアバッグを開くような仕掛けを作って、それで試験を通したんですよ。

00:07:11.080 --> 00:07:17.720
ぶつかる瞬間に、本当はぶつかった衝撃でエアバッグが開いて、ちゃんと開いたねというところなんですけど、

00:07:17.960 --> 00:07:27.040
ぶつかるタイミングを計算してこのぐらいの秒数でエアバッグが開くようにっていう仕掛けをしてですね、試験をパスするということをやったんですね。

00:07:27.040 --> 00:07:37.220
これはびっくりですよね。何の評価なんだと。安全装置のテストを、ある意味ですね、次元爆弾みたいな感じで、その仕掛けで通してしまっているわけですよ。タイマーですよ。

00:07:38.940 --> 00:07:46.640
意味がないと、とにかく意味がないと。でももっとゾッとするのは担当者側の理屈で、なんでそんなことをしたのかという話なんですけど、

00:07:47.220 --> 00:07:52.500
当然ね、日程です。日程。日程を守るためにそれをせざるを得なかったと。

00:07:53.260 --> 00:08:02.100
しかも量産までにECUがちゃんとしたものができて納品されれば、それで安全性に問題はないという、そういう理屈なんですね。

00:08:02.640 --> 00:08:11.260
つまり本人の中では別にこれは悪ですらないと。これはスケジュール上こういうふうに間に合わなかったから、代替案で乗り越えましたよ、みたいな。

00:08:11.440 --> 00:08:17.160
そのぐらいの感じなんですよね。日程を守るためのちょっとした段取りの工夫だったわけですよ。

00:08:17.160 --> 00:08:26.380
という不正があって、これはあくまでも一部です。大発の認証不正のほんの一部にすぎませんと。

00:08:26.600 --> 00:08:34.580
2023年に第三者委員会が調べた結果ですね。不正は全部で174件と同じようなものが174件あったと。

00:08:35.340 --> 00:08:42.880
64社種にまで及んでいたんですね。一番古いものではなんと1989年、私が生まれた年ですね。

00:08:45.240 --> 00:08:50.680
私の生まれと同時に大発の不正も生まれていたということなんですよ。

00:08:50.920 --> 00:08:56.040
ただこういう不正みたいなもの、改ざんみたいなものが日常的に行われてはいたんですが、

00:08:56.540 --> 00:09:01.480
ただこういった不正の件数がですね、爆増したっていうタイミングがあって。

00:09:02.380 --> 00:09:09.120
それが何かというと2014年以降なんですね。ここから大発の中の不正が爆増していきます。

00:09:09.640 --> 00:09:16.180
なんで2014年に爆増したのかと。ここに事例の確信があるんですね。

00:09:17.720 --> 00:09:25.960
2011年に発表されたミライースという車があるんですけど、低燃費低価格で大ヒットした軽自動車です。

00:09:26.340 --> 00:09:30.100
名前ぐらいは聞いたことあると思いますし、CMとかでもよく見ましたよね。今は見ないけど。

00:09:31.260 --> 00:09:40.000
ミライースという車、実は開発が結構特殊で、超短期開発というもので成功した車なんですよ。

00:09:40.920 --> 00:09:44.400
その成功が大発の呪いになったと言われています。

00:09:44.700 --> 00:09:48.660
一般的な車両開発、私も別に車のエンジニアじゃないからわからないんだけど、

00:09:49.520 --> 00:09:55.240
結構大学の同期とかでも自動車系行ってね、自動車の開発してる人いるんですけど、

00:09:55.780 --> 00:09:57.860
そんな1年とかで出来ないですね、車って。

00:09:58.260 --> 00:10:05.760
基本的には新車とか新型の車両だと4年ぐらいはかかると言われてるらしいんですけど、一般的には。

00:10:06.300 --> 00:10:11.660
このミライースという車は、2010年の春に新しい企画として承認されてから、

00:10:12.780 --> 00:10:19.880
2011年の9月の発売ということで、開発期間17ヶ月しかかからなかったんですね。

00:10:20.380 --> 00:10:30.280
単純比較すると通常は48ヶ月かかるものを17ヶ月でこなしたということで、開発期間的には65%も削ったというわけですよ。

00:10:30.380 --> 00:10:35.600
相当早いと。新車を開発するペースとしてはかなり異例だと。

00:10:36.300 --> 00:10:39.160
この成功が始まりなんですよ。

00:10:39.700 --> 00:10:47.040
相当苦労して様々な工夫とか組織改変とかを経てようやく成し遂げたこの短期開発ですね。

00:10:47.040 --> 00:10:53.840
一度実績を作っちゃったもんだから、もうそれくらいの期間で車ってできますよね。

00:10:54.060 --> 00:10:59.260
当たり前ですよね、それでできるのっていう風潮が車内に蔓延してしまったんですね。

00:10:59.400 --> 00:11:01.480
特に上層部に蔓延していきますと。

00:11:01.900 --> 00:11:06.860
そこからですね、短期開発はできて当たり前という車内の風潮になっていって、

00:11:07.160 --> 00:11:13.040
かつミライースが成功したことで、販売の成功を握るのは短期開発なんだという、

00:11:13.040 --> 00:11:19.120
すごくその納期に対する優先順位というものが上がっていくんですね。

00:11:19.760 --> 00:11:24.380
だからもう納期絶対、短期開発絶対という車風になっていきますと。

00:11:24.940 --> 00:11:30.740
スケジュールを変える、もともと引いたスケジュールを遅らせるという判断は、

00:11:31.120 --> 00:11:37.000
経営のトップ層の永談が必要だと言われるくらいに重い判断になってしまったんです。

00:11:37.620 --> 00:11:40.240
当時の大発の中のスローガンがですね、

00:11:40.720 --> 00:11:46.740
1ミリ、1グラム、1円、1秒にこだわるという、ちょっと心が苦しくなる。

00:11:46.820 --> 00:11:51.060
ものづくりのスローガンとしてはストイックでかっこいい部分はあるんですけど、

00:11:52.260 --> 00:11:55.520
ちょっと、ちょっとなーって、わかると思いますね。

00:11:55.940 --> 00:12:00.960
この気持ちがわかる人は製造業にいるなって感じで、ちょっとなーっていう感じのスローガンですけど、

00:12:01.180 --> 00:12:04.580
結局そのスローガンの1秒にこだわるというところが、

00:12:05.100 --> 00:12:07.880
強くですね、現場をじわじわ追い詰めていったんですね。

00:12:08.980 --> 00:12:15.160
いやもう本当にこの、なんかね、1円1秒、1グラム、大事です。

00:12:15.320 --> 00:12:19.800
すごくこだわりましょう、ものづくりは。詰めていきましょうというところではあるんですけど、

00:12:20.240 --> 00:12:22.440
そもそも日本の製造業っていうのは、

00:12:23.020 --> 00:12:28.400
もうカラカラに乾いた雑巾をさらに一生懸命絞ってるような状態だとも言われているんで、

00:12:28.780 --> 00:12:33.160
そっからさらに詰めていくとですね、やっぱ何か歪みが起こるんですね。

00:12:33.720 --> 00:12:38.400
それがまさに県庁にやられたのがこの大発の事例なんだろうなと思いますと。

00:12:38.780 --> 00:12:41.480
実際にですね、追い詰められた現場がどうなるかと。

00:12:42.040 --> 00:12:48.120
あらゆる開発中の社種で、試験中に手加工がなされていると。

00:12:48.540 --> 00:12:54.840
試験を通すために、ちょっとこれじゃあ社内の認証試験みたいなやつ通らないから、

00:12:55.340 --> 00:13:00.680
なんとかごまかそうみたいなところがもう常に行われるようになってしまったんですね。

00:13:01.220 --> 00:13:04.240
しかも一応そういうのは不正だからと。

00:13:04.740 --> 00:13:09.380
あいつなんかこの新機種で現場で手加工されてるらしいよと。

00:13:09.900 --> 00:13:16.800
後加工してなんとかごまかそうとしてるらしいよっていう内部通達があったと言ったときに、

00:13:17.420 --> 00:13:21.080
ちゃんと純正品に変えてその内部通達を乗り越えて、

00:13:22.360 --> 00:13:24.780
とりあえず内部通達は乗り越えたなと思って、

00:13:25.400 --> 00:13:27.140
その次の日に本試験があるんですけど、

00:13:27.140 --> 00:13:34.020
その本試験の前の夜中にもう一回不正な加工をした、

00:13:34.040 --> 00:13:38.880
不正な加工をしたというかそうしないと試験に通らない部品をこそっと付け替えて、

00:13:39.320 --> 00:13:44.260
認証試験にまた無理やり回すということをやっていたらしいんですよ。

00:13:44.700 --> 00:13:46.780
これ相当切羽詰まってると思いません?

00:13:47.520 --> 00:13:51.560
不正をごまかす不正をした後に目を盗んでまた不正をするというですね。

00:13:52.320 --> 00:13:54.560
これ報告書にも書いてあるんですけども、

00:13:55.220 --> 00:14:00.220
この認証試験の絶対合格のプレッシャーがいかに熾烈であったかと、

00:14:00.420 --> 00:14:03.460
この証拠であるということが書いてありますね。

00:14:03.720 --> 00:14:08.420
そうでもしないと、これもしも合格しなかったらスケジュールが遅れてしまうと、

00:14:08.980 --> 00:14:10.440
それは許されないと。

00:14:10.500 --> 00:14:14.300
じゃあやるしかないよねという風になるんですね。相当なプレッシャーかかってたと。

00:14:15.540 --> 00:14:21.400
第三者委員会の報告書がですね、企業の不祥事の報告書として、

00:14:21.720 --> 00:14:24.580
これは異例だということを1個報告してるんですよ。

00:14:24.840 --> 00:14:27.720
それが何かというと、従業員アンケートの回収率、

00:14:28.540 --> 00:14:33.600
対象ですね、3696名に対してこういう不正ありましたかとか、

00:14:33.940 --> 00:14:36.840
いろんなアンケートを第三者委員会が取るわけですね。

00:14:37.260 --> 00:14:43.820
その回答率がですね、なんと98.54%とほとんどの人がちゃんと回答してるんですね。

00:14:43.820 --> 00:14:49.720
これは同種の事例としては非常に高い水準らしくて、

00:14:49.920 --> 00:14:54.980
この回答率の高さが従業員が真実を暴いてくれると、

00:14:55.240 --> 00:15:00.820
もう俺たちは苦しいんだというある種のSOSになってるということですよ。

00:15:01.800 --> 00:15:08.040
だからもう約8割はこの不正で、このアンケートの結果ですね。

00:15:08.960 --> 00:15:12.780
8割の回答として不正の原因に挙げたのが、

00:15:13.040 --> 00:15:16.620
開発スケジュールが過度にタイトであったということなんですよね。

00:15:17.400 --> 00:15:22.580
逆に一方でね、安全性の軽視、安全性を軽視していた、

00:15:22.720 --> 00:15:26.760
車の安全って別にそんな大したことないよねっていう風に軽視をしていて、

00:15:26.820 --> 00:15:31.900
仕事をしていたという人は1割ほどで、1割いるんだって感じですけど、

00:15:32.220 --> 00:15:34.420
順番で言うと12番目ぐらいですね。

00:15:34.420 --> 00:15:38.520
ただ別に現場自体は安全を軽んじていたわけじゃないんですよ。

00:15:39.220 --> 00:15:41.700
じゃなくて日程に追い込まれすぎていて、

00:15:41.860 --> 00:15:44.640
そういうことをせざるを得なかったということが、

00:15:44.800 --> 00:15:47.220
報告書にツラツラと書いてあるわけですね。

00:15:48.520 --> 00:15:52.660
不正に、それを踏まえて報告書ではこういう風に断言されていますと、

00:15:53.060 --> 00:15:58.180
不正の行動に関与した従業員は経営の犠牲になったと、

00:15:58.780 --> 00:16:03.620
まずもって責められるべきは不正を行った現場の従業員ではなく、

00:16:03.620 --> 00:16:06.600
大発の経営幹部であると。

00:16:07.300 --> 00:16:08.460
結構はっきり書いてあるんですね。

00:16:08.860 --> 00:16:12.820
大社員会がここまで踏み込むのは結構本当に異例なことらしいですと。

00:16:13.700 --> 00:16:16.280
じゃあそういう風な不正がありました、

00:16:16.420 --> 00:16:19.600
あからみになりましたといった大発って実際どうなったかというと、

00:16:20.100 --> 00:16:25.900
2023年の12月に国内外の全社種の出荷停止になっていますと。

00:16:26.600 --> 00:16:29.860
国内の工場も全部止まって、

00:16:29.860 --> 00:16:33.940
翌年度は31年ぶりの大赤字ですね。営業赤字を出したと。

00:16:34.380 --> 00:16:38.440
長年守ってきた軽自動車の視野の周囲からも陥落してしまいます。

00:16:38.540 --> 00:16:41.480
18年ぶりに陥落すると。結構そこでどん底に落ちるんですね。

00:16:42.240 --> 00:16:44.440
でもここからがある種アフターストーリーで、

00:16:45.120 --> 00:16:50.280
トヨタから新社長というのを大発に迎え入れるという形で、

00:16:51.440 --> 00:16:52.960
社長が降りてきてですね。

00:16:53.380 --> 00:16:56.260
そこで新体制を据えるんですね。再生の新体制。

00:16:56.260 --> 00:17:01.020
それを柱に据えて、その社長を柱に据えて方針を変えましたと。

00:17:01.320 --> 00:17:03.920
開発日程を従来の1.4倍に伸ばしましょうと。

00:17:04.000 --> 00:17:08.980
とにかくスケジュールに余裕を持った開発をしましょうということを打ち出しますと。

00:17:09.140 --> 00:17:11.640
結構不正の温床になっていった、

00:17:13.520 --> 00:17:18.360
もともとミライスの開発の成功体験みたいなやつを一回も忘れて、

00:17:18.860 --> 00:17:23.260
ちゃんと時間を取りましょうということを真っ直ぐ愚直にやっていくんですね。

00:17:23.720 --> 00:17:26.640
そして2025年6月に出した新型ムーブ。

00:17:26.800 --> 00:17:30.340
新しい体制で開発した新型ムーブが売れに売れたんですよ。

00:17:30.760 --> 00:17:38.340
結果2026年3月の準利益は1390億円と。

00:17:38.720 --> 00:17:40.440
かなり順調ですね。

00:17:40.780 --> 00:17:47.900
不正売上も利益も不正発覚前の水準を超えるという復活を大発は果たしたんですね。

00:17:48.860 --> 00:17:54.060
皮肉ではあるんですけど速さを捨てたことで早く蘇ったわけですね。

00:17:54.800 --> 00:17:56.320
結構希望のある話ですよね。

00:17:56.840 --> 00:18:02.600
だからちゃんと開発日程を取って健全な体制に戻し、

00:18:02.860 --> 00:18:10.460
ちゃんと水準も不正前の水準を超えるという復活を出したということですよ。

00:18:11.200 --> 00:18:15.160
だからハッピーエンドとまではいかないかもしれないんですけどね。

00:18:15.460 --> 00:18:17.140
ちゃんと改善がされたということですよ。

00:18:17.140 --> 00:18:18.500
これがアフターストーリーでございます。

00:18:19.340 --> 00:18:25.400
見方を変えると大発の代償、払った代償というのは2年の停滞で済んだんですけど、

00:18:25.940 --> 00:18:30.760
結構規模の割にはスピーディというか異例の速さで復活したって感じなんですけど、

00:18:31.400 --> 00:18:35.060
この代償が結構デカかったという会社もあるんですね。

00:18:36.940 --> 00:18:38.980
ロボティクスが未来を切り開く。

00:18:39.380 --> 00:18:41.020
株式会社フレアオリジナル。

00:18:41.540 --> 00:18:45.060
この番組のスポンサーでありますフレアオリジナルさんから、

00:18:45.200 --> 00:18:48.860
ものづくり界隈にかなり熱いプロダクトの紹介でございます。

00:18:49.120 --> 00:18:50.540
その名もゴシハンド。

00:18:51.300 --> 00:18:53.020
ゴシハンドですね。

00:18:53.660 --> 00:18:59.720
読んで字の如く、人間の手と同じ5本の指を持ったロボットハンドのことを指します。

00:19:00.300 --> 00:19:02.560
これまでの産業ロボットの手といえば、

00:19:03.140 --> 00:19:07.000
爪2本でつくむグリッパーとか吸着パッドというのが定番でした。

00:19:07.000 --> 00:19:12.460
決まった形の枠を決まった位置で運ぶ、つかむのであればそれで十分だったわけですね。

00:19:13.160 --> 00:19:14.840
でも今ですね、ロボットの世界には、

00:19:15.260 --> 00:19:20.420
人間の作業を人間の作業のままやらせたいという大きな流れが来ています。

00:19:21.060 --> 00:19:24.380
ヒューマノイドとかフィジカルAIといった文脈ですね。

00:19:24.980 --> 00:19:27.900
工場のジグも工具も身近な道具もですね、

00:19:28.040 --> 00:19:29.820
実は全部、実はというか当たり前なんですけど、

00:19:29.900 --> 00:19:33.720
全部人間の手で使う前提で作られているわけじゃないですか。

00:19:34.100 --> 00:19:39.180
だから、人と同じ5本の指のハンドっていうのがすごく効いてくるわけですよ。

00:19:39.880 --> 00:19:45.160
フレアオリジナルでは、この5指ハンドの取り扱いを本格的にスタートしておりますと、

00:19:45.640 --> 00:19:50.080
DHロボティクス、リンカーボット、ウージー、サイノバといったですね、

00:19:50.420 --> 00:19:55.100
複数のメーカーの製品を扱っていて、用途に合わせて最適な位置代を提案することができます。

00:19:55.460 --> 00:19:56.580
そしてここからすごいのはですね、

00:19:56.920 --> 00:20:02.380
ハンドだけではなくてロボット本体、GPU搭載、PC、カメラまで組み合わせた

00:20:02.380 --> 00:20:07.880
フィジカルAI開発環境一式提案構築することが可能だということですね。

00:20:08.580 --> 00:20:11.480
NVIDIA製品で国内トップの実績を持つ、

00:20:11.500 --> 00:20:15.600
正規一次代理店の良産良用さんとの協業で、

00:20:15.980 --> 00:20:20.620
ジェットソンやAIワークステーションまでまとめて相談できるということです。

00:20:20.980 --> 00:20:22.420
いやーこれはね、熱いですよ。

00:20:22.480 --> 00:20:29.060
今こうメモリのね、口頭ですごくハードウェアどうやって探そうかなというところも悩むところであるんですけど、

00:20:29.060 --> 00:20:35.140
そういうところの強い代理店さんとのコラボ、タッグを組んでいるということなんですね。

00:20:35.600 --> 00:20:43.680
ちなみにこの良産良用さんは、ジェットソンシリーズ累計販売実績が2026年4月の時点で国内ナンバーワンというね、そういう会社さんです。

00:20:44.160 --> 00:20:53.320
もちろんね、売って終わりではなくて、支援導入からシステム構築、技術サポートまでワンストップで対応してくれますと。

00:20:53.320 --> 00:20:58.580
だからゴシハンド1回触ってみたいな、フィジカルAIお家でも始めてみたいな、お家じゃないですね。

00:20:58.660 --> 00:21:07.000
うちでも始めてみたいな、うちの会社でも始めてみたいなという方はですね、概要欄のリンクからフレアオリジナルさんまでお気軽にご相談ください。

00:21:16.120 --> 00:21:25.200
さて次の事例行きましょうか。2017年のある日、今度はね、日野自動車のエンジン試験室のお話でございます。

00:21:25.200 --> 00:21:37.420
トラックのエンジンにはですね、排気ガスの触媒の劣化耐久試験というのがあって、何千時間も動かして触媒が劣化してね、排気ガスがちゃんと綺麗なままずっと出続けてますかと、

00:21:37.700 --> 00:21:45.480
ろ過されてますかみたいなやつを確認する試験があるんですよ。ノックスとか窒素酸化物とかね、規制上の数値に収まってますかみたいな。

00:21:45.480 --> 00:22:00.480
その規制値の上限というのが、これ単位わかんないですけど0.53だったと。で、2000時間動かした時の実作した数値がですね、日野自動車なんと1.008という数字を叩き出したわけですね。

00:22:00.480 --> 00:22:11.660
だから共有値が0.53なんですけど、その倍以上の数字が出てしまったと。普通だったらここでですね、いやこれは試験に失敗したのかと。

00:22:11.940 --> 00:22:23.420
だから劣化してしまったのか、それとも測定器の方の異常なのかっていう原因を徹底的に調べなければならないんですけど、でもですね彼らが向き合ったのはですね、エンジンではなくてデータの方だったんですね。

00:22:24.060 --> 00:22:42.760
1000時間の時点で測定した8回分の測定値を別々の測定時間の結果として偽って割り振ってですね、いやほとんど劣化しなかったですよこのエンジンの触媒はみたいなことで、その紙面上で劣化しないエンジンっていうのを作り上げたんですね。

00:22:43.540 --> 00:22:55.640
ちなみにですね、この実際にセンサーを交換して測り直したら、規定値内の値も出たらしいんですよ。だから実際その劣化してたわけじゃなくて、ちょっと試験機が悪かったんじゃないかという話もあるんですけど、

00:22:55.640 --> 00:23:11.900
そのちょっとセンサーを交換した時に出た良い数値すら計算には使われずに、1000時間時点で2000時間の耐久試験なんですけど、1000時間の時点で測定したものを全部の評価結果として出してしまったということなんですね。

00:23:12.600 --> 00:23:24.980
実際のエンジンの内部でどういうことが起きてたのか、試験機がどういう不具合を持ってたのか、そういうことは全く特定できずにですね、書類の上から消えてしまったということなんです。

00:23:24.980 --> 00:23:35.560
日野自動車の不正の手口はこういうことが主で、2003年ぐらいから20年ほど続いていたようです。

00:23:36.440 --> 00:23:44.300
系統としてはですね、今話した排気圧の耐久試験の不正とか、あと燃費の不正ですね、これもあったみたいです。

00:23:47.620 --> 00:24:07.920
排気圧の方が結構大きい影響を与えていくんだけど、この事件、さっき紹介した大発の案件より重いのは、少なくとも燃費の不正については、不正の起点が現場じゃないということなんですよ。

00:24:08.720 --> 00:24:24.880
特別調査委員会の報告書によると、2005年11月、当初の副社長兼議官の燃費目標の達成の指示を出した。議官って何なんだろうな、副社長ですね。

00:24:25.020 --> 00:24:37.040
当時の副社長が燃費目標の達成の指示を出したと。現場はもう、いやこれは無理だぞ、これは大幅に未達だぞ、達成できないよと知っていたんですね。

00:24:37.040 --> 00:24:51.900
でもできませんと言えないままですね、達成可能ですというふうに報告し、翌年測定装置の構成値を燃費に有利なように書き換えて達成を偽装したと。

00:24:52.200 --> 00:24:59.120
無茶苦茶な号令をとにかく副社長から出されましたと。下はそれを達成するために捏造をしたと。

00:24:59.120 --> 00:25:08.420
だからもうすごいですよね、上から下まで最悪の分業が完成してますよ。いやいやいや、そんなさ、もうこれ無理ですよ、みたいな。

00:25:08.900 --> 00:25:17.520
副社長これだぞ、そんなんもう物理的に成り立ちませんよっていうふうになぜ言えなかったのかと。これもね報告書にいろいろと書いてあるんですけど。

00:25:18.120 --> 00:25:23.940
まず日野自動車の車内風土、これがまたすごくてさ、まずね、お立ち台があるらしいですね。

00:25:23.940 --> 00:25:34.280
お立ち台って文化があると。何なんだと。これはですね、会議発が遅れた担当部署の人間を他部署が見ている会議で晒し上げにするというね。

00:25:34.580 --> 00:25:41.620
問い詰めるという習慣があるらしくて、地獄の習慣ですよね。こういうことがまず行われていたと。

00:25:42.120 --> 00:25:48.640
従業員の証言によると、上が決めたことは絶対であり、これ面白い、上、神様って書いてあります。

00:25:49.360 --> 00:25:56.580
神が決めたことは絶対であり、未達成はありえない風土ということが書いてあるんですね。神様です、神様。

00:25:57.500 --> 00:26:04.400
後工程はお客様、前工程は神様という言葉も製造業にはありますけども。

00:26:04.540 --> 00:26:14.340
その前工程、工程、ずっとたどっていくと上流工程、一番最初はもう一番上はもうトップの指示がありますから、それはもう神様のお告げだという感じなんですね。

00:26:14.340 --> 00:26:20.300
とんでもないですね、これはね。すごくそれを否定したりとかできませんというと、俺の言うことを否定するのかと。

00:26:20.740 --> 00:26:24.680
どうかとも取れる態度を取られたという話まであると。

00:26:26.220 --> 00:26:32.520
じゃあ正直に声を上げたらどうなるのかと。いやいや、できないです、これはと。正直に言った人はどうなるかというと、

00:26:33.060 --> 00:26:40.000
声を上げた人が自分でやらなければならないという風土まで備え付けであると。もうハッピーセットですよね。アンハッピーセットですよね。

00:26:40.000 --> 00:26:42.000
そんなのまでついてきてしまうのかと。

00:26:43.140 --> 00:26:49.160
ちなみに数年前の会社のスローガンは、私がやります宣言だったんでもう全然笑えないですよね。

00:26:49.640 --> 00:27:02.440
だから言ったもん負けみたいだね、本当に。指摘をしたりとか、そういう文句を言った人、じゃあ君がやってねという風になってしまうような風土が会社の中にあったということです。

00:27:02.580 --> 00:27:06.540
もうね、これはね、もう誰も宣言したくないですよね、こんなのはね。

00:27:06.540 --> 00:27:14.040
従業員の声はもう悲痛で、日野自動車の風土は助け合いではなく犯人探しだと思うというコメントを残しておりますと。

00:27:14.640 --> 00:27:24.900
さらに追い打ちがあってですね、2016年三菱自動車の燃費不正が世間を騒がしてた時にですね、国土交通省が全メーカーに、

00:27:25.000 --> 00:27:30.480
いやお宅に不正ないですか、ちょっと調査してくださいね、みたいな一斉調査をかけたんですよ。

00:27:30.900 --> 00:27:38.080
その時に日野自動車はですね、不適切な事案は全くありませんでしたという風に国に回答してるんですけど、これ嘘の報告です。

00:27:38.680 --> 00:27:47.720
しかもその報告のために辻褄のないデータの捏造までしてるんで、適切に調査が実施されましたということを装って国に報告してるんで、

00:27:48.020 --> 00:27:51.520
不正を隠すための不正、もう不正の上乗りをここでしてるんですね。

00:27:53.060 --> 00:28:01.520
もうここまで不正というもの、数値を変えるということが状態化していると、組織の力、自力では止まれないんですね。

00:28:02.820 --> 00:28:07.760
じゃあ日野自動車を止めた、不正を暴いたのは誰かといったらですね、これ外の力なんですよ。

00:28:08.340 --> 00:28:12.120
外ってどこかっていうと国外ですね。具体的に言ったらアメリカです。

00:28:13.120 --> 00:28:19.160
日野自動車はいろんな国、国外にエンジンとかトラックを輸出してたんですけども、

00:28:19.340 --> 00:28:27.280
北米向けのエンジンの認証手続きをアメリカの宝記でやろうとして、この宝記と称号する中でですね、

00:28:27.960 --> 00:28:37.540
これちょっとごまかしきれなくない?みたいなところの問題にぶつかり、2019年もう無理だっていうことで米国当局に自主開示しましたと。

00:28:37.540 --> 00:28:43.600
ごめんなさい嘘ついてましたと。これ無理です。こんなことやってませんとか、こういう数値を改ざんしてましたっていうのは、

00:28:44.060 --> 00:28:52.540
結局アメリカの基準で評価されて照らし合わせて、バレちゃったんですね。これ違くない?これ無理じゃね?これやってなくない?みたいなやつがバレてしまって、

00:28:52.640 --> 00:28:58.220
もうごまかしきれなくなったと。もう外でやってますからね。っていうので、結局自主しましたと。

00:28:58.760 --> 00:29:10.180
日野自動車は現状打ち明けて、司法省の調査に協力を要請してですね、当局からの対応は模範的な、

00:29:10.340 --> 00:29:16.720
いやもうすいませんでしたと、うちが悪かったですということをね、すごく真摯に真摯に対応したということですね。

00:29:16.880 --> 00:29:26.780
その結果どうなったかというと、2025年1月、結構最近ですね、刑事罰ですね。刑事罰金を要求されてですね、

00:29:26.780 --> 00:29:35.540
それがですね、約798億円とね、民事も合わせた決着の総額は16億ドルで、

00:29:35.620 --> 00:29:40.720
日本円でざっくり2500億ドルの規模の罰金を支払うことになりました。

00:29:40.840 --> 00:29:46.800
別に正直でも、別に何にも上場借料の余地なしっていう感じだったんですね。

00:29:47.760 --> 00:29:55.140
おまけにその保護観察期間5年で、その間は自社のディーゼルエンジンをアメリカには輸出できませんよ、

00:29:55.500 --> 00:30:00.900
という感じだったと。国内でも片敷きの取り消しを食らってですね、

00:30:01.280 --> 00:30:07.360
一時は国内向けの完成車が全量出荷停止と、9年守ってきたトラックの主位は、

00:30:07.400 --> 00:30:11.820
いすずに明け渡したということで、結構ボロボロになっていきますね、ここで日野自動車は。

00:30:12.340 --> 00:30:16.580
正直に打ち明けても16億ドルですね、取られてしまうと。

00:30:18.580 --> 00:30:26.940
こういう悪の会計というか、そういうのって辞めた日から生産が始まるんじゃないですね。

00:30:27.640 --> 00:30:34.580
悪をもう認めます、辞めました、すいませんでしたって言った時から生産をするんじゃないんですよ。

00:30:34.740 --> 00:30:38.760
始めた瞬間からふくりが回っているという感じですね。

00:30:39.100 --> 00:30:46.140
結果ゴロゴロゴロゴロ雪だるま資金が大きくなったものが、この16億ドルという金額だったんじゃないかなと思いますね。

00:30:46.140 --> 00:30:52.700
この日野自動車の判決でアメリカの司法長官が残した言葉が結構刺さるんですけど、

00:30:53.300 --> 00:30:59.820
No company is above the law. 法の上に立つ企業は存在しない。という言葉を最後に残しております。

00:31:00.200 --> 00:31:07.480
これは別にこの人の言葉ではなくて、結構企業系の裁判で言われる言葉ではあるんですけど、かっこいいですよね。

00:31:07.560 --> 00:31:11.940
No company is above the law. 法の上に立つ企業は存在しない。

00:31:12.420 --> 00:31:16.340
どんな企業で、どんな大企業で、日野自動車ってすごく大きい企業なんですね。

00:31:16.780 --> 00:31:25.660
どんな大企業であっても法の下なんだということをバッツリと宣言するということで、決着がついております。

00:31:26.360 --> 00:31:32.140
結末としてはですね、日野は三菱扶桑と経営統合することになって、

00:31:32.140 --> 00:31:43.440
今年ですね、2026年4月1日ですね、統合持株会社のアーチロンという会社を発足して上場しましたと。

00:31:43.960 --> 00:31:51.320
80年続いた日野自動車という会社そのものはですね、アーチロンという会社の三家でこれからも残り続けるんですけど、

00:31:51.820 --> 00:31:57.900
自分の会社の名前で上場する単独の会社としての日野自動車というのはもう幕を下ろしてしまったんですね。

00:31:59.660 --> 00:32:07.640
なので大発、さっき紹介した大発は結構返り咲いたと。日野自動車は単独上場の看板を下ろしたと。

00:32:08.320 --> 00:32:17.460
だから不正をやった会社っていうのはみんなそれ相応の代償を払っているんですけど、それがそうでもない会社も割とあるんですね。

00:32:20.320 --> 00:32:24.860
オーダーメイド試験機ならお任せ。グラフテスターズデザイン株式会社。

00:32:28.080 --> 00:32:37.380
1990年頃三菱電機長崎製作所ですね。三菱電機の話でございます。

00:32:38.180 --> 00:32:45.180
鉄道車両用の空調機器。要は電車の天井に乗っているエアコンを作っている工場ですね。

00:32:45.180 --> 00:32:57.040
この品質管理家がある業務改善をしましたと。検査成績表を自動で作るプログラムを組んだんですよ。

00:32:58.300 --> 00:33:04.620
検査成績表が自動で手打ちでなくてバーっと出てきますよという。それによって業務を効率化しましたよと。

00:33:04.700 --> 00:33:08.480
それはすごくいいことじゃないですか。なんですけどちょっと問題があったんですね。

00:33:09.340 --> 00:33:17.960
自動で検査成績表を作るプログラムだったんですけど、そのプログラムが検査データを記録するんじゃないんですよ。

00:33:18.600 --> 00:33:23.920
乱数でそれらしい検査数値を生成するというプログラムを作ったんですね。

00:33:24.600 --> 00:33:31.560
つまりやってもいない検査の成績表書をコンピューターが自動で量産する仕組みを現場が作りましたと。

00:33:32.820 --> 00:33:36.500
作った動機はですね、作業負担の軽減ということで。

00:33:38.420 --> 00:33:43.000
検査がしんどいから検査したことにしようという機会を作ったわけですよ。

00:33:43.440 --> 00:33:47.220
エンジニアリングの才能の最悪の使い方という感じなんですけど。

00:33:48.000 --> 00:33:55.260
このプログラムがこの工場で動いていまして、いつまで動いていたかというと発覚したのが2021年まで。

00:33:55.260 --> 00:34:03.960
約30年間ですね、7万台分以上の架空の検査証というのをそのプログラムが吐き出し続けてたわけですよ。

00:34:04.040 --> 00:34:05.620
これ結構とんでもないことですよね。

00:34:06.640 --> 00:34:12.020
三菱電機は2021年から1年4ヶ月かけて全社調査をやってですね。

00:34:12.960 --> 00:34:16.060
そんなどういう不正をやってるんだみたいな、社内調査をしたんですね。

00:34:16.060 --> 00:34:24.940
最終的に不正の数は197件、国内の22製作所のうち14箇所で意図的な不正が見つかりました。

00:34:25.340 --> 00:34:31.860
一番長いものは変圧器の検査で、1982年から約40年間ですね。

00:34:33.340 --> 00:34:38.680
普通にサラリーマンが働く年数より多いんじゃないかと思うんだけど、40年不正をしていたと。

00:34:39.740 --> 00:34:42.900
報告書には不正の動機の種類としてですね。

00:34:43.480 --> 00:34:49.660
昔からやっていて前任者から支持されたみたいなことが書いてあるものが非常に多かったと。

00:34:50.240 --> 00:34:54.740
だから別にその仕事の一環でその業務を引き継いだ。

00:34:54.960 --> 00:35:00.320
なんでそれが動いているのかとか、それを育ててやっているのかはあまり理解してなかったんだけど、

00:35:00.520 --> 00:35:04.100
不正と理解せずに業務が引き継がれてたということがかなり多かったみたいです。

00:35:04.440 --> 00:35:08.480
不正がベテランから若者へみたいな技能みたいな感じで伝承されてたわけですね。

00:35:09.340 --> 00:35:16.100
ものづくりの会社で一番尊いはずの技能伝承という仕組みが一番まずい形で伝わって運んでいったわけですよね。

00:35:17.180 --> 00:35:20.100
これも風土を象徴する言葉が強烈でね。

00:35:20.220 --> 00:35:22.580
報告書に残る従業員の証言。

00:35:23.180 --> 00:35:25.840
言ったもん負け。さっきも似たような言葉が出てきましたね。

00:35:26.400 --> 00:35:32.120
問題を指摘するとその改善作業を全部自分がやらなければならないと。

00:35:32.740 --> 00:35:34.980
これってこういう問題ありますよねって言うと、

00:35:35.760 --> 00:35:40.180
そうなんですよ、じゃあお願いしますみたいな感じになってしまうという風土があったと。

00:35:41.000 --> 00:35:45.760
本当にこれ似たり寄ったりとかどこかで聞いた話とかさっきした話なんですけど、

00:35:46.060 --> 00:35:46.780
全く同じなんですね。

00:35:47.600 --> 00:35:49.900
だからいった人が損をするという構造になってますと。

00:35:50.680 --> 00:35:55.120
さらにその製作所、工場あって会社なしという言葉もあったようで、

00:35:55.340 --> 00:35:59.460
社員の貴族意識が非常に会社側じゃなくて工場側にあったんですね。

00:35:59.460 --> 00:36:04.400
三菱電機に勤めてますよっていう気持ちがあまり社員の中になくて、

00:36:04.780 --> 00:36:09.980
とにかく自分の居場所、自分のこの工場、ここが俺の居場所なんだという意識が強かったと。

00:36:10.360 --> 00:36:15.380
結果ですね、この工場を守ろう、自分の職場を守ろう、自分の部署を守ろうというね、

00:36:15.680 --> 00:36:22.160
そういう縦割りというか部署ごとに独立したような風土がすごく強く醸成されていきますと。

00:36:24.200 --> 00:36:28.600
実はこの会社はそういう検査不正の発覚前にも、

00:36:29.040 --> 00:36:32.640
全社品質点検を3回もやってるんですよ。

00:36:32.680 --> 00:36:34.940
でも見つけられなかったんですね。

00:36:35.240 --> 00:36:41.460
この品質不正、不正があるだろうと全社チェックする前も、

00:36:41.620 --> 00:36:43.340
ちゃんと検査をやろうとしてるんです。

00:36:43.580 --> 00:36:44.560
でも見つからなかったと。

00:36:45.460 --> 00:36:49.500
現場の管理職が曰く、点検して報告したところで、

00:36:50.080 --> 00:36:51.200
報告ありがとうと、

00:36:51.500 --> 00:36:53.780
それではあなたたちで改善してねと言われるので、

00:36:54.180 --> 00:36:55.540
報告する意味がないと。

00:36:55.720 --> 00:37:02.940
だからもう検査機能というか、検査の不正をしてないかっていう検査機能も不全だったんですね。

00:37:03.020 --> 00:37:04.860
自己採点みたいなものなんで、

00:37:05.000 --> 00:37:06.700
いちいちそれを報告したとて、

00:37:07.300 --> 00:37:11.840
じゃあその検査なしで仕事を進められるようにやっといてみたいな感じになってしまうので、

00:37:12.100 --> 00:37:14.660
誰もそこに注力していかなかったわけですね。

00:37:15.460 --> 00:37:18.800
でね、私がこの一連の、

00:37:19.220 --> 00:37:21.640
いろいろ不正はあったよって話なんだけど、

00:37:22.000 --> 00:37:24.460
一連の中で一番重いなと思うエピソードはですね、

00:37:25.040 --> 00:37:27.620
変圧器、赤穂工場というところで、

00:37:27.800 --> 00:37:30.720
2018年頃から毎年ですね、

00:37:31.540 --> 00:37:34.620
現場の従業員や協力会社の人たちが、

00:37:34.980 --> 00:37:37.900
品質不正をやめたいというふうに、

00:37:38.000 --> 00:37:40.000
管理職に申し出てたらしいんですよ。

00:37:40.600 --> 00:37:41.800
毎年よ、毎年。

00:37:42.240 --> 00:37:45.860
でも管理職はいずれ改善するというだけで、

00:37:45.940 --> 00:37:47.200
何の措置も講じなかったと。

00:37:47.920 --> 00:37:51.220
協力会社は声を上げても何も変わらないということに、

00:37:51.280 --> 00:37:54.560
諦めを感じて、指示に従って不正を続けたと。

00:37:54.840 --> 00:37:56.480
しかもこの工場はですね、

00:37:57.740 --> 00:38:01.960
2021年に調査委員会が立ち上がった後も不正を続けてたんですね。

00:38:02.280 --> 00:38:04.220
不正の検査を今しますよと。

00:38:04.560 --> 00:38:06.620
今社内的にしてますよと言って、

00:38:06.700 --> 00:38:10.380
第三者委員会が入っている間も不正をしてたんですよ。

00:38:11.280 --> 00:38:14.900
理由は、不正を中止したら帰って露見すると考えたと。

00:38:15.460 --> 00:38:19.980
だからね、やっぱりこの悪っていうのは始めるより止める方が難しいですね。

00:38:20.180 --> 00:38:22.100
始めたら最後なかなか止まらないと。

00:38:22.820 --> 00:38:25.560
さてその後三菱電機どうしたかと。

00:38:26.000 --> 00:38:28.000
これね、結構すごいですよ。

00:38:28.220 --> 00:38:29.300
社長辞任してますと。

00:38:30.040 --> 00:38:32.080
結構デカいですね。

00:38:32.580 --> 00:38:36.140
この不正問題によって社長が辞任すると。

00:38:36.240 --> 00:38:38.460
三菱電機の大きさの社長がね、

00:38:38.860 --> 00:38:41.840
そのぐらいの大きい社長が辞任するって相当なことですからね。

00:38:44.260 --> 00:38:46.320
この社長辞任っていうのが、

00:38:46.360 --> 00:38:49.600
すごくね、この食糧法として働いていくわけですね。

00:38:50.340 --> 00:38:51.320
トップが辞めたことで、

00:38:51.960 --> 00:38:55.280
やっぱり会社の本気のみたいなやつが組織全体に伝わって、

00:38:56.280 --> 00:38:58.200
現場からですね、自己申告が吹き出したんですね。

00:38:59.000 --> 00:39:00.420
このタイミングだったら、

00:39:01.980 --> 00:39:04.740
この社内の文化、雰囲気を変えれるかもしれないと。

00:39:05.080 --> 00:39:06.000
トップが辞任したことで、

00:39:06.000 --> 00:39:08.020
会社本気で変えようとしているんだという、

00:39:08.240 --> 00:39:09.200
そういう雰囲気になって、

00:39:09.500 --> 00:39:11.420
すごく自己申告が吹き出したと。

00:39:11.820 --> 00:39:14.960
しかもその調査の過程で、

00:39:15.080 --> 00:39:18.080
その自己申告した人は社内処分しないよという、

00:39:18.460 --> 00:39:21.560
心理的安全性を徹底的に確保するっていう、

00:39:21.960 --> 00:39:23.500
そういう対策をしながら、

00:39:23.560 --> 00:39:25.820
こう生み出しみたいなやつを行っていたんですね。

00:39:26.640 --> 00:39:28.700
再発防止策も講じながら、

00:39:28.780 --> 00:39:30.240
この言えるかみたいなもの。

00:39:30.520 --> 00:39:31.720
だからこの言っていいんだと、

00:39:32.140 --> 00:39:34.100
問題点を指摘していいんだみたいな、

00:39:34.100 --> 00:39:37.680
そういう環境を作る方向に、

00:39:37.800 --> 00:39:40.160
かなり強く舵を切っていったわけですね。

00:39:40.540 --> 00:39:43.040
社内公募の若手有志45人で、

00:39:43.280 --> 00:39:44.500
改革チームを作ってですね。

00:39:45.380 --> 00:39:48.680
新社長がそのままプロジェクトリーダーをやって、

00:39:49.260 --> 00:39:53.260
その現場、社内の風土を改善するということをやっていて、

00:39:53.720 --> 00:39:56.240
その活動はまだ引き継がれているらしいんですけども、

00:39:57.000 --> 00:39:58.720
この方向性すごくいいですよね。

00:39:59.060 --> 00:40:01.340
言ったもん負けみたいな、

00:40:01.960 --> 00:40:06.160
そういう本当に悪い風土を断ち切ろうといって、

00:40:06.460 --> 00:40:10.980
具体的な品質不正を一個一個潰すのではなくて、

00:40:11.200 --> 00:40:12.480
風土を変えようというところに、

00:40:12.540 --> 00:40:14.900
かなり注力していたということをやったんですね。

00:40:16.840 --> 00:40:19.440
じゃあ結局三菱この不正問題があって、

00:40:19.480 --> 00:40:20.460
社長辞任しましたと。

00:40:20.700 --> 00:40:23.500
この不正問題で会社傾いたのかというとですね、

00:40:24.160 --> 00:40:26.440
ここが結構今日の混乱ポイントの一つなんですけど、

00:40:26.540 --> 00:40:27.960
三菱自電機はですね、

00:40:28.540 --> 00:40:33.140
この不正が明るめになって問題になった後ですね、

00:40:33.980 --> 00:40:38.220
準利益が3期連続で最高潮を記録していますと。

00:40:38.420 --> 00:40:44.060
直近の2026年の3月では4770億円と、

00:40:44.140 --> 00:40:48.380
株価を発覚後のどん底から大体約5倍になっていると。

00:40:49.260 --> 00:40:54.780
当時はですね、日経クロステックの記事の見出しが結構皮肉的で、

00:40:54.780 --> 00:40:57.880
謝罪に霞む好決算という、

00:40:58.940 --> 00:41:01.860
いい言葉を作る、いい言葉じゃないけどさすがですね。

00:41:01.940 --> 00:41:03.580
やっぱ新聞記者という記者は、

00:41:03.940 --> 00:41:06.500
言葉の作り方が違いますね。

00:41:06.660 --> 00:41:11.160
謝罪に霞む好決算という風な表現をしておりますと。

00:41:11.280 --> 00:41:16.260
この言葉が表すように、品質ですごく謝罪するんですけども、

00:41:16.420 --> 00:41:19.920
結局その日の決算めっちゃ良かったということですね。

00:41:20.120 --> 00:41:21.500
何にもダメージを受けなかったと。

00:41:21.880 --> 00:41:24.100
で、なんでそうなったかと。

00:41:24.600 --> 00:41:28.800
他の大発とか、日野事業者はめっちゃダメージを受けてたじゃないかと思うんですけど、

00:41:29.120 --> 00:41:33.520
田中会社とすると、いろいろ不正がありましたよと明るみに出たわけなんですけど、

00:41:33.840 --> 00:41:39.920
197件全てについて人命に関わるものとか、身体に被害及ぼうの、

00:41:40.160 --> 00:41:43.580
あと性能に関する問題があるものっていうのが、

00:41:44.080 --> 00:41:45.600
何も発見されていないんですね。

00:41:46.200 --> 00:41:47.400
不正はしてるんですよ。

00:41:47.700 --> 00:41:49.580
社内の数値としてごまかして、

00:41:49.860 --> 00:41:52.080
仕事を効率的、効率的って言っちゃダメだね。

00:41:52.080 --> 00:41:56.620
ごまかしながら進めようということで、改ざんは行われてたんですけど、

00:41:57.000 --> 00:42:02.140
その改ざんの結果が品質に影響するっていうものがほとんどなかったんですね。

00:42:02.720 --> 00:42:05.320
だから実害が出なかったっていうことで、

00:42:05.420 --> 00:42:09.600
あまりその会社の利益には関わっていないわけですよ。

00:42:10.400 --> 00:42:14.380
実害が出なかったから不正していいかって言ったらそんなことではないんですけども、

00:42:14.900 --> 00:42:22.560
そういう安全とかそういう結構クリティカルなところの不正ではなかったということですね。

00:42:23.060 --> 00:42:26.940
さらに三菱電機の主力製品鉄道とか電力、

00:42:27.200 --> 00:42:31.320
あとは防衛みたいなインフラBtoBみたいなところをよくやっていて、

00:42:31.800 --> 00:42:32.740
代わりがきかないんですよね。

00:42:33.760 --> 00:42:38.080
三菱やめよう、変えようみたいなことになりにくい分野なので、

00:42:38.480 --> 00:42:40.640
そもそもそういうところの影響を受けにくい。

00:42:40.640 --> 00:42:44.760
顧客層がそう簡単に離れないよって構造になっていたってこともありますね。

00:42:45.480 --> 00:42:51.740
そこにタイミング的に防衛費の増額とか円高っていう強烈な追い風が吹いてきて、

00:42:51.880 --> 00:42:53.320
だからこそ沈まなかったんですよ。

00:42:53.400 --> 00:42:56.160
ちょっといろんな偶然が重なったよっていうのはあるんですね。

00:42:57.060 --> 00:42:58.300
そんな感じでございますね。

00:42:59.600 --> 00:43:01.580
でもさ、聞いてるあなたはどう思いますかと。

00:43:02.480 --> 00:43:06.820
40年不正をしていた会社が、発覚から5年で過去最高潮ですね。

00:43:08.060 --> 00:43:10.920
大発は2年で、2年間沈んで蘇ったと。

00:43:11.000 --> 00:43:14.620
日野自動車はもう結構落ちていってしまったと。

00:43:15.160 --> 00:43:16.240
三菱はほぼ無傷と。

00:43:16.700 --> 00:43:22.740
同じ品質不正という名前なのに、こんなに結末が違うんだっていうふうに思いますよね。

00:43:23.140 --> 00:43:27.400
そもそも悪って一体何なんだろうというふうに思いますね。

00:43:33.150 --> 00:43:35.290
ここからはちょっとまとめパートなんですけど、

00:43:35.690 --> 00:43:43.170
3社の報告書、横並びで比べてみようかなっていうパートでございますね。

00:43:43.370 --> 00:43:45.150
まだみんなも気が付いてると思います。

00:43:45.290 --> 00:43:46.930
今の話聞いたら気が付くと思うんですけど、

00:43:47.950 --> 00:43:54.690
どの報告書にも定番のザ悪人みたいな人って出てこないんですよ。

00:43:55.510 --> 00:43:57.590
本当諸悪の根源みたいなやつね。

00:43:59.370 --> 00:44:01.210
例えば私が言ってる悪人っていうのは、

00:44:01.890 --> 00:44:08.710
応料をしましたよと。不正をして資金を回して自分の利益にしようとしましたよみたいな人。

00:44:08.810 --> 00:44:11.490
着服しようとした人。私益を超えそうとした人とか。

00:44:12.150 --> 00:44:18.490
そういう露骨に悪いことをしようとして、不正に売ってたみたいな。

00:44:18.490 --> 00:44:21.470
っていう人たちは出てこない。ゼロです。基本的には。

00:44:22.010 --> 00:44:25.970
出てくる動機は強烈な納期、目標、コスト。

00:44:25.970 --> 00:44:30.930
そしてあとは昔からやってるっていう習慣とか、その組織のフードですね。

00:44:31.290 --> 00:44:33.390
形のない無形なものばかりです。

00:44:34.070 --> 00:44:38.890
この悪の凡庸さっていう言葉知ってますかね。

00:44:39.130 --> 00:44:44.390
これ哲学者のハンナ・アーレントっていう人がですね、

00:44:44.890 --> 00:44:51.170
ナチスの先般アドルフ・アイヒマという人の裁判を傍聴した時に打ち出した概念らしいんですけど、

00:44:51.910 --> 00:44:58.450
とてつもない悪は悪魔的な動機からではなく思考の欠如から生まれるという。

00:44:58.910 --> 00:45:01.370
こういう言葉を残しているんですよね。

00:45:02.590 --> 00:45:04.350
これでいい絵でみようだなと思いました。

00:45:04.510 --> 00:45:09.490
悪を語る上で非常に重要な資産に富む言葉だなと思いますよね。

00:45:11.370 --> 00:45:16.310
悪魔的動機、悪いことをしてやろうっていう動機から悪が生まれるんじゃなくて、

00:45:16.970 --> 00:45:20.690
命令や仕組みに乗っかって考えることをやめた普通の人が

00:45:20.690 --> 00:45:24.950
巨悪の部品になってしまうよという話なんですよ。

00:45:24.950 --> 00:45:30.390
そういうことを哲学者が言っているんですけど、まさにこの事例見ていくとそうですよね。

00:45:31.190 --> 00:45:33.050
悪人がいないんですよ、露骨な。

00:45:33.830 --> 00:45:40.730
じゃあ悪人がいないのに何が悪人を作ったのか、何が悪を作ったのかという話ね。

00:45:41.170 --> 00:45:44.610
この3者の報告書って驚くほど構造が似てるんですよね。

00:45:45.730 --> 00:45:50.470
それぞれ別の言葉で書いてあるだけで基本的には同じことを言ってます。

00:45:50.610 --> 00:45:52.930
大発は会議など吊るし上げ。

00:45:54.790 --> 00:45:57.430
非能自動車はお立ち台。

00:45:58.910 --> 00:46:00.190
あと神様とか言ってましたね。

00:46:00.770 --> 00:46:02.730
三菱電機は言ったもん負けと。

00:46:03.450 --> 00:46:07.950
名前は違うにしても言い方は違うにしても全部正体は同じで、

00:46:08.490 --> 00:46:12.070
結局問題を口にした人は損をする仕組みになってるんですね。

00:46:12.070 --> 00:46:15.110
仕組みとか風土になっているということです。

00:46:15.930 --> 00:46:21.450
この仕組みがあると当然真面目な人、本来は不正をしない人ほど黙りますと。

00:46:21.530 --> 00:46:22.990
言っても意味ないなってなっちゃうから。

00:46:23.730 --> 00:46:27.670
そういう思考停止になってしまうとそれはつまり思考の欠如となり、

00:46:27.850 --> 00:46:30.890
普通の人が悪の部品に変わっていくわけですね。

00:46:31.390 --> 00:46:35.010
人が黙ると人の代わりにデータが嘘をつき始めると。

00:46:35.330 --> 00:46:36.610
そういうわけでございますよ。

00:46:38.630 --> 00:46:42.110
嘘っていうのはやっぱり時間とともにだんだん風景化していくわけですね。

00:46:42.930 --> 00:46:46.670
1982年、1989年、2003年とそれぞれの会社。

00:46:47.050 --> 00:46:48.390
これがこのぐらいのタイミング。

00:46:48.510 --> 00:46:52.130
だいぶ前に不正が始まってたよということをしゃべりましたけども、

00:46:52.590 --> 00:46:54.370
古いんですね。めちゃくちゃ不正が始まったのが。

00:46:55.090 --> 00:46:59.310
最初はちょっとやっちゃおうみたいな。今回だけっていう感じになるんですけど、

00:47:00.030 --> 00:47:02.310
やっぱそれがバレなくてうまくいくとですね。

00:47:02.310 --> 00:47:05.930
何回もやって、だんだん逸脱っていうのが、

00:47:06.130 --> 00:47:10.690
これが普通だよねっていう風になっていってしまうんですよ。

00:47:10.810 --> 00:47:13.390
だからね、人の悪意じゃないのね。

00:47:13.710 --> 00:47:15.970
構造とか風土なのよね。

00:47:16.310 --> 00:47:21.730
そこからそういう悪が生み出されているということなんですよ。

00:47:22.490 --> 00:47:25.590
今回あんまり詳しく語らなかったんだけど、

00:47:25.830 --> 00:47:31.350
そもそもなんでこの紹介した3者、不正が明るみになったらバレたのかというと、

00:47:31.350 --> 00:47:35.130
これも結局構造が変わったからなんですよね。

00:47:35.310 --> 00:47:41.570
ここが面白いところでさ、大発の不正の発覚のきっかけって内部通報なんですね。

00:47:41.750 --> 00:47:45.950
で、日野自動車の発覚っていうのは、さっきも言ったけど、

00:47:46.030 --> 00:47:50.170
北米のね、アメリカの宝器との称号でバレちゃったみたいな。

00:47:50.690 --> 00:47:53.370
三菱電機はこれ全く話忘れてたんだけど、

00:47:54.110 --> 00:47:59.790
これはですね、なんでバレたかっていうと、検査工程を自動化しようって言ってね、

00:47:59.790 --> 00:48:06.370
検討が始まった時に、そもそも検査これやってないねっていうことが露見したんですよね。

00:48:06.830 --> 00:48:08.030
これもどうかと思うんだけど。

00:48:08.410 --> 00:48:12.930
従来やってますよってずっと報告し続けていた検査が存在しなかったから、

00:48:13.330 --> 00:48:15.650
じゃあ検査自動化しようと思った時にないじゃんってなって、

00:48:15.970 --> 00:48:20.410
おかしくね?みたいな感じになったことから露見したみたいな話があるんですね。

00:48:20.770 --> 00:48:23.830
で、結局ね、ちょっとこの話中小化します。

00:48:23.990 --> 00:48:27.130
今の話した共通点、だいぶ中小化するんだけど、

00:48:27.130 --> 00:48:31.210
全部近代化っていう構造なんですよね。

00:48:31.370 --> 00:48:36.890
だからその通報制度とか内部告発の制度っていうのが法的に整備されてましたよと。

00:48:37.370 --> 00:48:39.090
あとは国際化ですね。

00:48:39.750 --> 00:48:46.410
その経済的にどんどん国際的に国際化を輸出して売っていきましょうみたいな。

00:48:46.470 --> 00:48:48.210
あとデジタル化と自動化ですね。

00:48:49.050 --> 00:48:51.630
仕組みとして自動化しましょうみたいな。

00:48:51.630 --> 00:48:56.370
そういう時代の流れみたいなところ。

00:48:56.870 --> 00:48:59.930
グローバルになったし、法が整備されたし、

00:49:00.390 --> 00:49:04.050
かつこの技術も上がってきて自動化しようみたいな。

00:49:04.130 --> 00:49:13.610
そういうこういう仕組みみたい、仕組みとか風土の中で露見してきたというものがこういう不正なんですよね。

00:49:14.070 --> 00:49:20.410
不正っていうのは俗人的なブラックボックスの中でしか生きられない生き物と言ってもいいと思います。

00:49:20.410 --> 00:49:29.790
人の中に生きる寄生虫みたいなもので、風通しが良くなったり透明化が進んだ瞬間に死ぬんですよ。

00:49:30.390 --> 00:49:36.770
だからこそこの品質不正が発覚したのがここ10年増えたよっていうのはそういうことだと思うんですよね。

00:49:37.010 --> 00:49:39.050
仕組みが変わったんですね日本の製造業の。

00:49:40.710 --> 00:49:46.110
最近言ったけどこのここ10年でめちゃくちゃいっぱい大企業の不正が明るみになったと。

00:49:46.610 --> 00:49:53.010
あれってパッと見たら芋づる式に出てきた感じがするし、

00:49:53.330 --> 00:50:01.050
日本の製造業すごく信頼を受けてたのにこんな不正ばっかりし始めたのかみたいな感じになるんだけど。

00:50:01.150 --> 00:50:04.230
基本的に昔からやってましたよってのが明るみに出たっていう感じなんだけど。

00:50:05.010 --> 00:50:12.230
なんでボロボロボロボロこのタイミングで出たかというとやっぱりですねこの構造が変わってきたからなんですよね。

00:50:12.230 --> 00:50:20.230
近代化することによって法律が変わって製造業のビジネスがグローバル化もしていって、

00:50:20.490 --> 00:50:25.130
かつ自動化とか技術も上がってきたというこの構造が変わることによって、

00:50:25.290 --> 00:50:30.010
だんだんだんだん俗人的なところが俗人的ではなくなってきたと。

00:50:30.490 --> 00:50:38.050
それによって生み出しがされたという結果この10年に不正がババババッと出てきたという構造になっているんですよね。

00:50:38.410 --> 00:50:40.130
なんとなく言ってることわかりますかね。

00:50:40.730 --> 00:50:44.250
だから結局この不正をした会社が増えたんじゃなくて、

00:50:44.550 --> 00:50:50.930
この10年で生み出しできる環境に変わっていっているという見方もできるんですよ。

00:50:51.330 --> 00:50:53.770
だから次々こう不正が発覚したっていうのは、

00:50:54.230 --> 00:50:57.250
この悪いことをする企業が増えたっていう話じゃなくて、

00:50:57.390 --> 00:51:02.990
国全体の仕組みとか風土がだんだんだんだん流れが変わっていってますよという証拠でもあるんですよね。

00:51:04.550 --> 00:51:08.710
ただ当然ですね、だからいいよねって話ではないんですけど、

00:51:09.690 --> 00:51:14.330
たださっき言ったように風土がそういう感じですよねって話もあるんですけど、

00:51:14.970 --> 00:51:21.830
不正の話の中でやっぱ製造業で働くエンジニアとして一番ゾッとする共通点というのがあって、

00:51:22.610 --> 00:51:27.430
皆さんもなんとなく実際開発に関わったことがある人だったらわかると思うんですけど、

00:51:28.270 --> 00:51:29.390
コストとスケジュールですね。

00:51:29.890 --> 00:51:34.250
これもこの事例、今紹介した事例全部当てはまりますね。

00:51:34.810 --> 00:51:38.390
品質よりも日程やコストが優先されるという状況と、

00:51:39.030 --> 00:51:41.770
これはもう誰も止められない暴走列車ですよ。

00:51:42.370 --> 00:51:44.590
だってやっぱね、正義ですからね。

00:51:44.850 --> 00:51:48.150
コストは安くてスケジュールが早いというか、

00:51:49.490 --> 00:51:51.070
短期開発できますよと。

00:51:51.490 --> 00:51:55.930
それは安ければ安い方がいいし、早ければ早い方がいいですから。

00:51:56.870 --> 00:52:00.050
だからもう早く安く良いものを作ると。

00:52:00.790 --> 00:52:04.150
そこが正義。そこを長くして悪いものを作りましょうとか、

00:52:05.370 --> 00:52:10.790
マイナスの方向に振る理由がやっぱ製造業の中ではなかなか見当たらないですね。

00:52:11.870 --> 00:52:14.510
だからね、すごく気持ちはわかるんですよ。

00:52:14.870 --> 00:52:18.830
私も言ってね、産業機械のエンジニアとして10年以上やってきてますから、

00:52:19.030 --> 00:52:23.770
ずっと納期コスト、品質納期のコストとは向き合い続けてますよ。

00:52:23.770 --> 00:52:32.070
いわゆるQCDというやつですね。クオリティコストデリバリーですね。

00:52:33.110 --> 00:52:36.650
これQCDという順番が優先度を表していて、

00:52:36.930 --> 00:52:39.050
最近だとちょっと違うよねって話もあるんですけど、

00:52:39.670 --> 00:52:44.110
基本的には品質コスト納期の順番で大事だよっていう話なんですよ。

00:52:44.130 --> 00:52:44.810
ものづくりって。

00:52:46.370 --> 00:52:51.390
ただ今回紹介した不正って、品質大事にしてないですよね。

00:52:51.390 --> 00:52:58.190
だって品質不正ですから。QCDのQ、クオリティ一番大事にしなきゃいけないところをちょっとごまかしてますよねと。

00:52:58.690 --> 00:53:05.530
なんでコストとデリバリー、だから納期を優先した事例になっているんですかという話なんですけど、

00:53:06.670 --> 00:53:13.450
これもね、やっぱり重要な理由があって、重要というか明確な理由があって、

00:53:14.270 --> 00:53:16.010
コストと納期って特殊なんですよ。

00:53:16.010 --> 00:53:22.230
コストと納期っていうのはめちゃくちゃ明確な指標になりやすいんですよね。

00:53:23.150 --> 00:53:28.570
品質ってさ、品質不正っていう問題だったから色々な測定値があって、

00:53:28.650 --> 00:53:33.670
それを偽装しましたよねとか、やり方変えましたよねって話ではあるんですけど、

00:53:34.050 --> 00:53:38.450
一言で品質って言って、この数値ですよねっていう明確な数字ないんですよね。

00:53:38.850 --> 00:53:42.190
あと別にその数値化できない品質っていうものもいっぱいありますと。

00:53:43.230 --> 00:53:47.870
なんですけど、だからそこが品質って曖昧な言葉ではあるんですよ。

00:53:48.010 --> 00:53:53.650
なんですけど、コストと納期ってもうこれしかないという指標があるんですよ。

00:53:54.150 --> 00:54:01.490
お金と期日、めちゃくちゃ具体的、もう一点に絞れるような明確な指標になってしまいますと。

00:54:01.770 --> 00:54:07.490
こういう強い指標、目標があるとやっぱり人はどうしてもそこに注力というか注目してしまって、

00:54:07.590 --> 00:54:10.190
とらわれて抜け出せなくなってしまうんですよね。

00:54:10.190 --> 00:54:14.390
こういう法則があるんですよ。キャンベルの法則と。

00:54:15.310 --> 00:54:23.890
これは定量的な指標を意思決定に使えば使うほど、その指標は腐敗圧力を受け、

00:54:24.010 --> 00:54:27.970
測ろうとしていたもの自体を歪めると。ちょっと長いですけど。

00:54:29.110 --> 00:54:37.890
数字を観測に使っているうちは良いと。観測のため、物事を見るために数字を使っているのはいいよと。

00:54:37.890 --> 00:54:47.590
でもその数字で評価を始める。その良し悪しを判断しようとし始めると、数字も人の行動も壊れ始めますよという。

00:54:47.990 --> 00:54:51.410
そういうことがキャンベルの法則でございますね。

00:54:51.710 --> 00:54:56.650
これが社会学者心理学者のドナルド・T・キャンベル氏が提唱した法則なんですけど。

00:54:57.150 --> 00:55:05.970
ちょっと製造業を話して例えると、例えば良い教育をしたい。子供たちに良い教育を与えたいよということがあったとしましょう。

00:55:05.970 --> 00:55:16.210
これが目的ですね。これが目的になったとした時に、良い教育ができているかというのをどうやって測ろうかといったら、一番簡単なのがテストですよね。

00:55:17.130 --> 00:55:25.230
クラス全員のテストの平均点がもしも上がったら、それは良い教育をしていたなというふうに言えるだろうと。

00:55:25.630 --> 00:55:28.090
なんとなくそれは辻褄が合っているように思いますよね。

00:55:28.590 --> 00:55:34.490
だから最初の動機としては良い教育をすればテストの点数が上がるだろうという発想で始まるんですけど。

00:55:34.950 --> 00:55:52.090
ところがですね、この良い点数を取る、テストの平均点を取らせるというところが、教師の評価とか学校全体の評価、予算とか学校の予算取りとかの指標と繋がってきてしまうと。

00:55:52.170 --> 00:55:59.530
そういうところで紐づくと、テストの点を上げれば評価されるというふうに指標の意味がちょっと変わってくるんですよね。

00:56:00.090 --> 00:56:03.390
子供たちが点数を取れば自分たちも評価されると。

00:56:04.230 --> 00:56:09.610
これは単純に数値を観測として使っているところから評価の指標に変わったという瞬間ですね。

00:56:10.570 --> 00:56:22.510
そうすると何が起こるかというと、広い教育よりも試験に出る部分だけ教えるというテクニック的な教え方の方が合理的な戦略になるわけ、自分たちにとってね。

00:56:22.990 --> 00:56:26.430
全く本来の意図とはこの時点でずれているのはわかると思います。

00:56:26.990 --> 00:56:39.530
だからその試験の得点が目標、教育の目標になると、教育の水準を測る指標としての価値を失って教育プロセスそのものを歪めてしまうと。

00:56:40.490 --> 00:56:44.390
これがまさにキャンベルの法則というものの典型例ですよね。

00:56:44.670 --> 00:56:45.910
わかりやすいですよね今の例はね。

00:56:46.530 --> 00:56:53.030
これも結局元をたどるというか、今日の話となぞらえて言うと全く一緒ですね。

00:56:53.810 --> 00:57:05.250
安全で環境性の高いエンジンを作りましょうという目的があった時に、じゃあその環境性が高くて安全性も高いエンジンって何ぞやと。

00:57:05.750 --> 00:57:12.710
これは認証試験とかその規定値をクリアするっていうところが観測値としてあるわけですね。

00:57:13.450 --> 00:57:17.170
ここまでは普通です。それをクリアしたらいいエンジンができたねって話なんですけど。

00:57:17.650 --> 00:57:21.870
ところがですねこの数値を絶対クリアしようとかこの発売日は絶対動かすな。

00:57:23.830 --> 00:57:28.410
認証不合格は絶対ダメだぞという強烈なプレッシャーがかかるとですね。

00:57:29.250 --> 00:57:36.350
良いエンジンを作るというところが目標ではなくて、やっぱり認証試験を通すというところが実質的なゴールになっていくんですね。

00:57:36.850 --> 00:57:44.290
そうすると結局試験条件を自分の有利に合わせたりとかデータ処理のちょっと指標を変えてみたりとかね。

00:57:44.770 --> 00:57:48.350
最悪数字そのものを合わせに行くみたいなことが起こるわけですね。

00:57:48.350 --> 00:57:50.910
これがでもいわゆるキャンベルの法則と。

00:57:51.190 --> 00:57:58.330
その観測に使ってた指標が評価の指標に切り替わると全て目的からずれていくというものです。

00:58:00.070 --> 00:58:02.710
ちなみに他の指標もあってですね。

00:58:03.310 --> 00:58:06.810
同じような法則でグッドハートの法則というものがあります。

00:58:07.030 --> 00:58:13.850
これ有名な表現はある指標が目的目標になるとその指標は良い指標ではなくなると。

00:58:14.670 --> 00:58:15.530
楽しく読めたかな?

00:58:15.910 --> 00:58:20.710
ある指標が目標になるとその指標は良い指標ではなくなるというこういう言葉ですね。

00:58:22.010 --> 00:58:27.150
本来は排気ガス性能の良い車を作ることが目的となっていたのに

00:58:27.150 --> 00:58:35.510
評価が試験でこの数字をクリアすることに固定されると良い車を作るということが

00:58:35.510 --> 00:58:39.610
試験の数値を良くするということに目的がすり替わって

00:58:39.610 --> 00:58:47.570
その数値を良くするために結局良い車を作るとはならない行動をとってしまうよということですね。

00:58:47.670 --> 00:58:50.570
その結果改ざんしてしまうよと同じようなことを言ってるんですけど

00:58:50.570 --> 00:58:57.630
とにかく数字具体的な数字っていうのが現れるとこういう人間はどっちに寄っていくんですよ。

00:58:58.550 --> 00:59:06.170
そしてさっきも言ったけど品質であればその試験の結果が目標になっちゃうし

00:59:06.170 --> 00:59:12.610
さっきも言ったけどコストとか納期っていうのはもう存在そのものがめちゃくちゃ強い数値的に目標だから

00:59:13.210 --> 00:59:18.190
そこを成り立たせようとしたらやっぱ納期を成り立たせるために

00:59:18.190 --> 00:59:21.070
納期を成り立たせるということが目標になってしまうので

00:59:21.070 --> 00:59:26.750
いろんなことがこう歪んでずれていくと強烈にずれていくコストも同じねっていうことですね。

00:59:27.030 --> 00:59:34.650
そこが起点となってだんだんだんだん色んな不正が行われていくというのがこの仕組みとして起こってしまうんですね。

00:59:34.650 --> 00:59:38.430
そこに悪があるというか悪が出てきてしまうと。

00:59:39.790 --> 00:59:43.850
ただ開発日程とかコストの話をすると必ず出てくる話があるんですね。

00:59:44.230 --> 00:59:47.690
それは何なのか今日の話を聞いて皆さんも思ったんじゃないかと。

00:59:48.450 --> 00:59:55.810
悪いるじゃん。経営人でしょ。社長でしょ。偉い人でしょ。そもそも経営人がバカなんだから。

00:59:56.670 --> 01:00:00.790
現場のことを知らずにむちゃくちゃに容器を出して踏んぞり返って偉そうにしていて

01:00:01.150 --> 01:00:06.070
ゴルフとか行ってもうそんなことばっかりして現場に丸投げして

01:00:06.770 --> 01:00:12.230
そんなことばっかりやってるからやらなきゃいけないでしょ。現場が悪いを食ってるんじゃないかという話がよく出てきますよね。

01:00:12.610 --> 01:00:14.790
やっぱりこういう話になってくると思うんですけども。

01:00:15.550 --> 01:00:18.970
やっぱりよく言うんですよ。うちの会社の経営人はバカだからみたいな。

01:00:18.990 --> 01:00:26.190
みんな言ってますよね。居酒屋とかでサラリーマンってだいたい上の文句とか会社の経営に対して何とかと言ってはいるんですけど

01:00:26.570 --> 01:00:32.430
やっぱね気持ちはわかる。気持ちはわかるんですけど俯瞰してみるとやっぱ構造違うんですね。これって。

01:00:32.870 --> 01:00:39.570
そもそも経営層と現場層。普通に一般社員の立場からするとそもそも思考のレイヤーが違うんですね。

01:00:40.170 --> 01:00:46.050
考えていることが違うんです。なんか経営者目線でね。社員もやれとか言いますけど。

01:00:46.130 --> 01:00:50.050
そもそも社員が経営者目線になることは無理だしその逆もまたしっかりなんですよね。

01:00:50.810 --> 01:00:59.710
逆にその経営者が社員の目線で働いてても社員が経営者の目線で働いててもやっぱ回らないんですね。

01:01:00.730 --> 01:01:10.730
お金のことを考える人と組織全体を考えてのお金事を考える人と具体の技術を進めていく人っていうのは全然視点が違いますと。

01:01:11.690 --> 01:01:18.270
だから当然実際現場でものづくりしている人たちと経営をしている人たちっていうのは思想が違うんですね。

01:01:18.930 --> 01:01:29.230
だからこそ噛み合わないっていう部分があるんですけどなんかこうめちゃくちゃだなという部分があるかもしれないんですけどそれはお互い様なんですね。

01:01:29.710 --> 01:01:34.730
向こうにしてもこっちがめちゃくちゃに見えてるしこっちにしても向こうがめちゃくちゃに見えてるということです。

01:01:34.870 --> 01:01:40.490
だからそもそも違うんですね視点がね。ここはねやっぱりはっきり見ておくといいと思います。

01:01:40.490 --> 01:01:53.290
いろんなドラマとかでわかりやすいカタルシスを出すためにやっぱりめちゃくちゃな経営層みたいなものがいてそれを逆転していくみたいな。

01:01:53.650 --> 01:02:06.630
ハンザーナオギみたいなドラマってあるじゃないですか。あれを見ていて気持ちいいところがあるんですけど実際に悪を論じようとすると上が悪だとかそういうふうにシンプルに論じることはできないんですね。

01:02:06.630 --> 01:02:18.790
今日の話にもありましたけど構造なんですよ結局構造だからその悪その構造にある種経営人も含めて全体がとらわれてしまっているんですね。

01:02:18.910 --> 01:02:31.950
大きな仕組みの中の一つなんです。その中の仕組みの中でどこかしらかふわっと醸成されていくっていうのはこの品質不正いわゆる悪と製造業に起きる悪というものなんですね。

01:02:32.590 --> 01:02:41.590
経営層が悪者に見えるのは責任を取ってやめたりするからなんですけど頭を下げるのも実際経営層とか社長とかじゃないですか。

01:02:42.010 --> 01:02:50.350
ごめんなさいとかで退任していくわけでしょ。だからあいつが悪かったんだ。あいつが悪の根源だというふうに見えるんですけどそれは偉い人の仕事なんでね。

01:02:50.710 --> 01:03:01.090
仕事をこなしてですね責任を取るのがその役職者の仕事なんであれはもうそういうマットああいうサラリーをもらうためのああいう動きだと。

01:03:01.090 --> 01:03:12.850
サラリーマンとはそういうものなんだよっていう感じですね。 基本的にはそうやって偉い人は責任を取るのは仕事でしていろいろと決める代わりに責任を求める。

01:03:13.110 --> 01:03:27.110
責任と裁量って必ずセットでありますからね。ニュースを見てるとやっぱり偉い人が悪いなっていう感じになってるんですけどもっと広い範囲で見て構造とか風土を捉えてほしいなというふうに思いますね。

01:03:27.110 --> 01:03:33.370
さっきも言ったんだけど明確に応料してやろうとかね仕事を増やしてやろうということがあったわけではないんだよね全部ね。

01:03:33.890 --> 01:03:40.230
組織として運用していく中で当たり前のことを要求していると当然スケジュールがタイトである。

01:03:40.630 --> 01:03:46.470
短く開発できる方がいいっていうのは当たり前なんですよ。安くできる方がいいと。品質が良くできる方がいいと。

01:03:47.150 --> 01:03:57.370
強豪他社が先に出したら負けてしまいますからね。早いものを早く出すっていうことがやっぱり戦略の一つとしてはすごくいいわけですよ。

01:03:57.710 --> 01:04:02.870
製造業の中で勝負するんだったら必ず重要なファクターとなってきます。農機もコストも品質もね。

01:04:03.710 --> 01:04:11.990
正直それもどうかと思うんだけどね。今は小売商売というか商品が高くていい理由を設計する方が大事だと思うんだけど。

01:04:12.670 --> 01:04:19.570
でもまあやっぱり日本のものづくりっていうのは大量生産時代の成功体験を全然抜け出せてないなと思いますよね。

01:04:20.410 --> 01:04:28.970
早いものを安く品質良く売るっていうことができれば何か商機があるだろうっていうふうに思っちゃうからそういうことをやってしまうのかなと。

01:04:29.350 --> 01:04:33.930
ある意味ではそういう過去の成功体験みたいなことが呪いになっているなと思います。

01:04:35.470 --> 01:04:42.930
歴史の長い大企業の方がより深く心に刺さっている。企業のフードとして刺さっている部分だと思います。

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大発が抱えてしまった成功体験のようにですね。高度経済成長期の成功体験っていうのはやっぱりどの会社にもあると思います。

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それが強烈な農機とかコスト、品質の追求につながっているんじゃないかなと思うんですよ。

01:05:01.710 --> 01:05:12.670
だからこそ思うのは悪ってやっぱり悪人が作るんじゃなくて、止まれなくなった構造と考えることをやめた、疑うことをやめた瞬間に作られる。自動的に。

01:05:12.890 --> 01:05:18.630
そんなものだと思うんですよね。その入り口は多分ね、あなたの職場にもあります。

01:05:19.130 --> 01:05:28.330
どの職場にもあります。たまたまそれがうまくかみ合っていない、うまく悪くかみ合っていないことによって生まれていないだけで、

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何かの表紙にそれがかみ合ってしまったら、そこから悪が生まれてしまう可能性があるということですね。

01:05:36.410 --> 01:05:43.890
だから具体的な対策ってなかなか一概には言えないんだけど、数値による評価をやめるってわけじゃなくて、

01:05:44.330 --> 01:05:50.850
評価結果だけ良ければ得をするみたいな構造をそもそも作らないとか壊すことだと思うんだよね。

01:05:50.850 --> 01:06:02.650
それこそ心理的安全性だよね。無理な目標だったら目標を変えていいという仕組み、変えますと言える仕組み、それを確保する土壌を作るということでしょう。

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つきまとめになりますし、別に私、組織論を語るような人間でもないんですけども、とにかく悪っていうのは人の中にあるというものではないですね。

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製造業においては特に構造の中に混じり込んでくるということが、今回の品質の不正をいろいろ見てわかったことなんじゃないかなと思います。

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皆さんもぜひともそれを肝に銘じておきましょう。

01:06:31.230 --> 01:06:38.890
というわけで今回は共通テーマ、悪というところで、品質不正の話とかアフターストーリーのところをですね、

01:06:38.890 --> 01:06:47.550
悪というテーマを全体的に考えながら話してきましたけども、今日紹介した調査報告書はどれも全部公開されております。

01:06:48.330 --> 01:06:56.750
数百ページあるんですけど、製造業の働く人にとっては結構最高の教材なんで、概要欄にリンク貼っておきますので見てください。

01:06:56.750 --> 01:07:04.810
結構ね、パンチワードというか、パンチラインがありますよ。

01:07:06.110 --> 01:07:13.230
これはエッチが効いてるなっていう発言とか言葉とか結構ありますんで、そういうものを収集してみるのもいいですし、

01:07:13.750 --> 01:07:22.590
読んでみるなり、AIで予約させてね、私はそうやってちょっと収集しましたけど、読んでみると意外と読みやすいと思いますので見てみてください。

01:07:22.590 --> 01:07:27.010
リンクは概要欄に貼っておきます。ここからはお知らせですね。

01:07:29.030 --> 01:07:36.470
今日、明日、今日、明日って言っても来れないかもしれないですけど、9月の5日、6日ですね。

01:07:36.790 --> 01:07:46.610
東京有明GMEXという会場でメーカーフェア東京2026が行われます。私はそこでおもちゃの旋盤を出展いたしますので、ぜひぜひ遊びに来てください。

01:07:46.610 --> 01:07:56.050
1日、2日間ね、丸々2日間いますんでよろしくお願いいたします。またですね、次の週ですね、9月の13だっけ?ちょっと待ってよ。

01:07:56.470 --> 01:08:07.470
いつもね日付がわかんなくなっちゃうね。えーと、13、ちょっと待って、12、12、13、はい、9月の12、13ですね。

01:08:07.470 --> 01:08:18.030
サイエンスアゴラという科学系の大きなイベントで、ポッドキャストのイベントと、あとちょっと違うイベントでまたゲストに出させてもらったりしますと。

01:08:19.070 --> 01:08:29.750
両方ともですね、私とサイエントックのレンさんが関わっているんですけども、9月の12日はですね、ポッドキャストシンポジウム2026というイベントをやります。

01:08:29.750 --> 01:08:40.790
90分くらいのイベントなんですけども、私はおぎもときさんというですね、先週もちょっと告知したんですけども、あの子の違いは価値になるという、

01:08:41.230 --> 01:08:50.730
家族のためのものづくりをして本を書いたりとか、いろいろYouTubeとかテレビにもですね、取材されているような方で、

01:08:50.730 --> 01:08:56.810
YouTubeにいろいろ動画が上がってるんですけど、すごい熱い家族のためのものづくりをされている方なんですよ。

01:08:57.250 --> 01:09:07.250
その方とずっと話したくて、とうとう話せる機会をそこで得ましたので、ぜひとも現地に見に来ていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

01:09:07.630 --> 01:09:15.190
13日はですね、サイエンスもしも会議というイベントがありまして、それも同じ会場で行うんですけど、10時半からですね。

01:09:15.690 --> 01:09:26.210
ポッドキャスターシンポジウムも10時半からですね、行うんですけど、こちらではポッドキャスターだけではなくてですね、いろんなVTuberの方と科学系の発信をされている方と、

01:09:26.590 --> 01:09:34.810
いろんなコラボをしながらですね、科学について語り合うみたいなことをやりますので、そちらもぜひとも遊びに来ていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

01:09:34.810 --> 01:09:44.210
そしてですね、次は新しい告知ですけど、10月3日ですね。違う番組の方なんですけど、落ち着き…ちょっと喉が枯れてきた今日。

01:09:44.830 --> 01:09:54.730
もう70分喋ってるからな。ちょっと…喋りとりが最近長いよな。物語ラジオ長いよな。ずっと言ってるけど。

01:09:55.890 --> 01:10:03.750
はい、10月3日ですね。落ち着きAIラジオの1周年記念イベントになります。もう落ち着きAIも1周年になるんですね。東京の神田駅の近くでやります。

01:10:03.750 --> 01:10:14.190
こちら。チケットを既に販売しておりますので、こちらもぜひとも足を運んでいただけると嬉しいです。キャパティは50人くらいになってまして、チケット50枚売りたいなと思っております。

01:10:14.330 --> 01:10:21.930
チケット販売ページは概要欄からよろしくお願いいたします。というわけで今回はここまでとさせていただきます。私は、支部長技術研究所という技術部を運営しています。

01:10:22.370 --> 01:10:25.730
また、Xが毎日役立つ技術情報の発信を行っておりますので、よろしくお願いいたします。

01:10:25.730 --> 01:10:33.870
ポテガスものづくりのラジオの方も毎週土曜日週1で配信中です。ポテガス落ち着きAIラジオも毎週火曜日金曜日週2で配信中です。こちらもぜひとも聴いてください。

01:10:35.910 --> 01:10:45.030
あと、ものづくりの視点というですね、兄弟番組も毎日やっておりますからね。こちらボーイシーでもポテガスでも聞けるようになっております。よろしくお願いいたします。

01:10:45.810 --> 01:10:56.730
また、この番組でスポンサーも随時募集しておりますから、よろしくお願いいたします。私にDMいただければですね、スポンサープランとかも出しますので、ぜひ応援していただける方はよろしくお願いします。

01:10:57.590 --> 01:11:05.770
あとはですね、ここが重要ですよ。この番組、ものづくりのラジオの方、コミュニティですね、面白いXラボとリスナーのコミュニティも運営しております。

01:11:06.210 --> 01:11:10.950
こちらも概要欄にリンク貼っておりますのでよろしくお願いします。LINEのオブチャットもありますよ。

01:11:11.330 --> 01:11:23.630
あとは、この番組がいいなぁと思っていただいた方はですね、ぜひとも番組のフォロー、また星5レビューの方も、星5評価の方もよろしくお願いします。

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YouTubeで聞いている人はいいねとね、チャンネル登録をしていただければなと思います。

01:11:28.390 --> 01:11:33.330
というわけで、今回はここまで。以上、しぶちょーでした。ではでは。
