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しんさんと申します。元証券マンのファイナンシャルプランナー、ストリートアカデミーで講師もやってますよ。今日は7月27日、木曜日。
じゃあ早速やっていきましょう。聞くだけちょっと気になる。今日の経済ニュース、まず一つ目はこちらから。これ2つ同じようなニュースやるかな。日経新聞から。
ルノーと日産の最終契約
日産ルノーと最終契約。台東出資EV侵害者に6億ユーロ。読みます。日産自動車とフランスのルノーは26日、資本関係の見直しをめぐり、最終契約を結んだと発表した。
ルノーの日産に対する出資比率を43%から15%まで引き下げ、相互に15%ずつ出資する形にする。ルノーが設立予定の電気自動車EV侵害者に日産が最大で6億ユーロ、約930億円を出資する方針も新たに決めた。
EV一台への変化に合わせ、日普通連合を作り直す。ということで、ルノーが今ここにありましたように43%出資しているのを一気に15%まで下げますよ。
日産もルノーに15%出資してお互いに持ち合いみたいな感じかな。15%ずつ持ち合って。ルノーの43%から15%日産の株の比率を下げるということなんで、差し引きの約28%分、これは市場で売却するのではなくて当面新宅銀行が預かるというか預けますよっていう感じですよね。
その分の議決権が消滅すると。そういう形です。ただし配当は全部合わせた分が入ってくるという。そんなお話のようです。この記事を読んでいると。
これはあとは日産はルノーが設立するアンペアかな。アンペアっていうEVの会社。EVというのは電気自動車ですよ。これにやはり同じく15%出資すると。アンペアはルノーが50%ぐらい出資しますよっていうお話ですよね。
あとはアメリカの半導体会社クワルコンも資本産化するというようなお話ですよ。急速にEV化の流れになってきてますね。このルノーが新しく作るアンペアというEVの新会社ですよね。
一応15%出資とは言ってますけど最大900億円ぐらい。これは企業貸しとしては1兆円あるとも言われてるんで。いきなり1兆円ってかなり大きいですけど。ということは15%には満たなくなる可能性もある。
こういう日産とかルノーが何で慌ててるかっていうと、一つの動きがこれまた日経新聞に載ってましてですね。現代自動車。ここでは現代自動車と統一します。ひょんでというとなんかすごい言いにくいんで。現代自動車は中国縮小でも最高駅なんですよ。現代自動車っていうのは皆さんご存知の韓国の会社ですよ。自動車会社。
で、米シフト総考。4から6月営業益42%増。高級車EV販売に影響良いということで。これもちょっとだけ読みましょう。韓国の現代自動車が26日発表した2023年4から6月期の連結営業利益は前年同期費42%増。約4600億円の利益ですよね。
北米や韓国を中心に販売が伸び、三四半期連続で営業最高駅更新。一方、4月付く中国事業は工場売却に踏み切るなど。リストラを進めて地域戦略の明暗が鮮明ということで。韓国も日本と同じく遅れてたんですよ。EVが。
で、ここに来て現代自動車、ちょっと盛り返しというかね、北米がかなり利益上げてますよ。で、それまでどうかな。2018年、19年ぐらいまでは中国の方が売り上げ多かったんですけれども、ここに来て一気に中国縮小。
中国が一頃は、2010年代半ば頃は100万台以上売ってたんですけど、今や半分以下かな。半分以下になり、北米は100万台に迫る勢いという感じですよね。現代自動車が落ちたというよりも、中国の電気自動車メーカーが伸びたっていうのが大きいかもしれないですよね。
で、22年の販売台数は中国が26万台ということで、6年間で77%減少なんで、これはやっぱり中国の電気自動車増えたっていうことですよ。あともう一つは、この中国と韓国の国同士の問題ですよね。韓国にアメリカのミサイルシステムを導入してこれへの反発ということですよ。日本も中国に頼り切ってると、これは色々とまずいぞというのはありますよね。
なので韓国を見て気をつけないといけないと。で、韓国はこの現代自動車が、さっき言いましたEV化ちょっと遅れてたんですけれども、去年かなアイオニックっていうのを出して、これはドイツでカーオブザイヤーとってますよって、まあまああのなんていうか斬新なそういうデザインの車ですけど、これが韓国今ちょっとずつEV化、日本より先に行ったかな。でも遅れてますけどね。
さっきのお話に戻ると、日産もこういう動きを見てると、これはウカウカしてられないぞと。テスラは遥か先に行ってるし、かたやこのアジアに目を向けると、中国の電気自動車メーカーすごいぞということで、日産が慌てて、ルノーのこのEV新会社に出資してますよ、こういう流れになってます。
もう今の株式のニュース、電気自動車外せないぞということで、まず一つ目は電気自動車のお話でした。じゃあ次のニュース行ってみましょう。次のニュースも日経新聞から、高機能デジカメ開立先ソフト革新、初心者でもプロ顔負け。読みやす。スマートフォン普及で衰退の一途に思えたデジタルカメラ市場が回復基調にある。
原動力は高機能機種でのソフトの技術革新だ。プロでも難しい写真が初心者でも簡単に撮影できるようになり、従来のカメラファンに新たな楽しみを提供するとともに、新規顧客の解体に成功しているということで。
例えばニコンが5月に新型ミラーレスZ8というやつ。ボディの実製価格は50万円以上。ボディだけですからね、レンズ付きませんよ。50何かまあまあいい値段するな。でも売れ行き好調ですよということですよね。
これ日本のカメラメーカー全体の輸出ですよ。やっぱりね2007年6年7年ピークでこの時は2兆円を超えてました。そこからずっと下がってきて今やどれぐらいかな。
一頃は5000億円なので4分の1以下ぐらいまで下がって、そこからちょっと2020年下がって、そこですよ。盛り返してきてる感じ。で、ミラーレスが伸びてますよね。一眼とかフルサイズのやつですね。一眼とか。
安めのありますよね。いわゆる我々が使ってる1万円とか2万円ぐらいのカメラ。そういうのもかなり減ってきてますよ。これはもうもろにスマホに加われてますよね。スマホもすごいしiPhoneもすごいし他のスマホもカメラ性能ね。今やライカのなんちゃらとサイトがそういうのに勝てなくなってきてたんですけど、ミラーレスが今や健闘ということで。
例えばじゃあソフトがすごいですよ。じゃあどんなソフトかというと被写体を写ってるところ、写ってるものですよね。何でもいいですけど鳥でもいいし猫でも犬でもいいんですけど自動焦点で追従してくれると。前に遡る。シャッターチャンス逃したぞってなっても実は1秒前ですけどね。1秒前まで遡って撮れてたことにしようかみたいなそういう機能もあったりとかですね。
まあなどなど。あとまあ当然ミラーレスなんであのどでかい一眼レンズと違ってちょっとコンパクト。いやかなりコンパクトかな。でもこのさっきのお値段は50何万って言ってたんでお値段は全然コンパクトじゃないですけどこれはソニーが火をつけたかな。ソニーのアルファなんちゃらとかっていうのがあってこれが火をつけた感じになってニコンも追いかけてる感じです。ソニーの方がよく売れてるかな。
アルファ7Rとかそういうやつですかね。これはAIも活用ですよ。でもまあまあこれも高いということで。ちょっと廉価版もありますからね。アルファ6700は20万円ぐらい。20万ぐらいだとちょっと買いやすいかな。
でもスマホと比べるとね。でもスマホもあれか。20万ぐらいしたりしてますから。あのiPhoneね。これカメラを楽しみたい人にはいいんでしょうね。一時ね本当にニコンは心配でしたよ。ニコンというとやっぱり我々日本人からすると日本そのもののメーカーですよ。100年ぐらい歴史あるかな。もうちょっとあるかな。これが出てきたわけで。
ヒトクロはこのままの勢いでちょっとなんか減少が続く。ニコンさんもしかして中国のどっかの会社に買われてしまうんじゃない。でちょっと焦ったりもしてましたけど。まあ日本でこれ売れて世界でも売れたらいいなと思いながら次のニュースに行ってみましょう。
最後のニュースは東洋経済オンライン。iPhoneは高いと感じる人は世界を知らなさすぎる。高価格帯高品質に売れない国に日本はなりました。というようなニュースです。まあこれ雑誌の記事ですけどね。ちょっと読みましょうか。
日本の物価の安さ
外国人が観光地に殺到。最近よく見かけるこのニュース。もちろん長く苦しかった観光業が復活するのは喜ばしいことだが、実は外国人がこぞって訪れているのは日本が安い国だから。
元国連専門機関職員の谷本真由美さんは、日本は物価も給料もいまだに激安。もう一回言いますよ。日本は物価も給料もいまだに激安であり、その安さ故に海外から買われているのだという。
本校では谷本さんの最新刊激安日本からの話題で、日本の物価がいかに安いかについてiPhoneやスニーカー、テレビCMなどの実例を挙げながら紹介していくということで。
まず日本の若者たち。じゃあどれぐらい安いか。服がペラペラですよと。この谷本さんという人は言ってますよ。日本では安いものしか売れないことを表している例はいくらでもある。まず服はペラペラ。これはユニクロの影響かなとかね。これ30年の間で変わりましたよ。
まあ僕が30年ぐらい前は、もうちょい前か。学生でした。買いに行きましたもんね。ブランドショップのセールぐらいしか買えなかったけど。でもまあまあ今よりも高い服は着ただ。でも高ければいいっていうもんじゃないですよ。
で、この中にも話を戻すと、まず服はペラペラ。日本の若者ですよ。これは僕が言ってるんじゃないですかね。この谷本さんが言ってますよ。僕のせいにしないでください。僕はどっちでもいいと思ってるんですけど。あるいは足元を見ても、北米やヨーロッパで流行している最新モデルのスニーカーを履いている人がほとんどいない。これはABCなんちゃろとかっていうあれもありますよね。
靴屋さん。少し新しいモデルを履いている人もいるかなと思っても、よく見たら2シーズン前。これは逆にどっちでもいいと思っている人が多いんじゃないかなっていう気がしなくもないですけどね。僕もどっちでもいいと思ってるんで。さらにさらにバッグを見ていて、日本は20年ぐらい前に比べるとずいぶん安いバッグを持っている。
確かにそうかな。ビトンとか昔ね。必死の思いで買ってましたよね。何とかケリーバッグとか何十万とかね。今なら安いのでもっとするかな。そういうのを買ってたんですけど。今そういうの見ないかな。他にも何かな。
高性能のアウトドア製品。これはヨーロッパはね。高級生地のメリノウールとかだったりしてますよ。でも日本だとこれはやっぱりね。ユニクロとかの影響が大きいかな。ファストファッションとか。あとスーパーの大手。例えばイオンとかに行っても安い服売ってて、まあ損食ないぞっていう感じですけどね。
例えばイオンでもいいしユニクロでもいいですよ。3,000円ぐらい前後ぐらいのものを。セーターとかTシャツに至っては何枚入りで1,000円とか2,000円とか。そういう感じですけど。海外ではTシャツ1枚が1万5,000円ぐらい。セーターは1枚3万円ぐらい。マジかっていうお話ですよね。これは逆に日本がうまくいきすぎた。
この安いものを作れてるっていうことになるかもしれないですよ。あとはね、やっぱり日本はもう、まあこれ言うのあれですけど、段階の世代に引きずられましたよね。彼らが40代の頃はそれこそバブルに浮かれたんですよ。で、マンション価格、不動産価格、高騰していきました。
彼らが引退した15年前ぐらいですよ。75歳ぐらいなんで今ね。15年前ぐらいから定名、もっと前から定名始まってますけれども、まあその頃から特に安く、さらに安くですよね。そういう風潮になって、しかもこれが蔓延していって、若い人たち、10代なんていうのはもう当たり前。日本がそんな一人当たりGDP世界2位だった頃は知りませんよっていうお話ですよね。
えっ、そんなに豊かだったんですか。iPhoneも安いんですよ。iPhone20万ぐらいしますよ。高いですよって言っても、これがめちゃくちゃ日本は、世界の中では最安度、iPhone自体ですよ。こう、為替で換算した時に最安度なってますよ。日本以外の国は平均14万円、15万円近いかな。日本は11万円台ですよ。一番安くてね。12万円弱で高すぎると言ってる人います。
なので、いろんな国に比べて安く、安い日本になったという、この嘆きかな、嘆きかもしれない。とにかく給料上がって物が安かった、我々にとっては一番良い。ということで、まずは給料を上げていきましょうよ。ちょっとずつ上がってきましたよね。これいい流れなんで、そのまま続いたらいいなと思いながら終わっていってみましょう。じゃあ本日もご清聴どうもありがとうございました。