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みなさん、こんにちは。ナビゲートインタビュアー、仙台りんです。
私はよく、薬剤師の仕事が向いていなかったんです。
だから今薬剤師やってないんです、っていうことをスタッフでも言ってますし、スタッフじゃないところでも言っております。
これ全くその通りなので言っています。
今日は薬剤師をしていたとき、病院で働いていたときに、こういうところがでも向いてたと思うんだっていうところを、もうちょっと掘り下げて喋ってみたいなと思いました。
よく言うのは、患者さんと喋ったり、学生の実習の担当が自分について、2人とか3人とかをついて、それの指導とかディスカッションをしたりとか。
こういうのがすごく私は楽しかったし、やりがいがあるなと。なんか自分に向いてるなっていうのを、やめてから気づいたんですよね。
向いてたんだなと。
そのあたりの具体的な話をしていきたいと思います。
私はずっと病棟を担当する部署、チームにいたんですよね。
実際、処方箋を見て薬を作る、用意するという仕事は、全業務時間の4分の1あるかないかくらいだったと思います。
全然薬、触らない薬剤師だったんですよね。
残りの4分の3は何をしていたかというと、今言ったように、いろんな医療スタッフも含め、いろんな人と喋ったり、伝えたり、答えたり、そういうことをやっていました。
あとは、ちょっと資料を作ったりというのもありましたかね。
その中で、今日は学生実習で具体的にどんなことを、どんなふうに自分なりに工夫して楽しんでいたかというのを、もうちょっと詳しくお話ししていきます。
1年間のうち、3分の2以上ぐらいですかね。
やっぱり学生が入れ替わり、どんどん入ってきていたんですよね。
私に常に2人から3人の学生がついて、期間どれぐらいだったですかね。2週間か3週間ぐらいですかね。
ずっと、朝から学生実習が終わる4時とか4時半ぐらいまで、ずっとベタッとついている。ベタ好き。
私がやるところを見せたり、実際にやってもらったりということをやっていました。
一応、項目があるんですよね。学生実習、病棟のローテーションの時にはこういうところを達成しましょうというのがあるので、
それに全部チェックがつくようにやるんですけど、私はですね、いかに身につく実習にできるかどうかというのを自分の中での一つの課題としていたんですよね。
私が学生の時にもちろん実習に行きましたけど、小学校の社会科研学に毛が生えたようなものだったんですよ。
実習とか言ってますけど、実践で身につくことなんか1ミクロンもないみたいな。ただただ見学して、えーって言って終わるっていう。
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それが私が学生の時の実習でですね。なんかそれじゃ全然意味ないよなと思っていました。
一つでもやっぱりこの実践でしかとか現場でしか学べないこととか、現場でしか体験できない、経験できないことを一つでも多く持ち帰ってもらいたいなと思っていて。
なので、いわゆるロープレとか、いわゆる普通のお薬の説明をするとか、そういうのには正直全然価値を私自身は置いていませんでした。
教える立場になった時に。それはできて当たり前だから、そこにプラスオンして、じゃあ何をやらせるかっていうところを結構考えるのがまず楽しかったんですよね。
これも学生がやっぱり担当としてつくと、自分の業務の時間がやっぱり圧迫されるわけですよね。いなければ定時で帰れるけど、学生いるとどうしてもちょっと押すなっていうのはあって。
でもそこをいかに定時で帰るか、学生がいてもいなくても定時で帰るかっていうのも、ゲームのように結構楽しんでいたところがあります。
今日は、隊員のお薬を渡すっていうシーンを一つ例にとって話してみようと思います。
担当している病棟で、毎日入院、隊員って患者さんが入れ替わるんですけど、日によってやっぱり入隊員の人数って変わるんですよね。
隊員の日、だいたい午前中にですね、隊員のお薬を渡して説明して、さよならとお大事にと見送るんですけど、これを学生にね、やっぱりやってもらうということがありました。
普通のというか、学校から渡されてきている指導要項みたいなものですね。ここを満たすのであれば、これだけでいいんです。
隊員の患者さんにお薬の説明をする、副作用の説明をする、数を確認して、管理についても喋って渡すと。
お薬手帳も発行すると。これができれば、実習項目としては100点満点でチェックが全部つくんですよね。
面白くないじゃないですか。
結構ね、学生によってもやる気だったりとか、理解度の速さとかによって私色々、与える課題というか、投げかける質問とかを変えてて、そこも面白かったんですけど。
普通の学生さんには、今言ったようなことを順当にやってもらうっていうのを言ってました。
この学生さんちょっと頭切れるなとか、すごく意欲的だなとか、飲み込み早いなとか、やる気もあるなっていう学生さんには、やっぱりもっといろいろこちらも教えたくなるんですよね、せっかくだからと。
ということで、隊員のお薬を渡すということだけじゃなくて、いろいろ事前に想定をされることとかを考えてもらって、それから病棟に行ってました。
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実践ではですね、患者さんのベッドサイドに行って、薬を説明して渡して帰ってくる。これがすんなり行くことの方が少ないんですよ。
例えば朝、病室に行ったら誰々さんに行ったら、いないじゃないかと。
こっちはその後の仕事とか後の予定も詰まってるから、ここのタイミングで渡せないと困っちゃうな、どうしようっていうことがあるんですよ。
っていうのもあるし、患者さんはいるんだけどね、理解力いまいちだから。隊員のお薬はご家族に説明して渡したい。
何丸何号室に誰々さん行きましたと、家族が今支払いに行っててなかなか戻ってこないんだよねって言って渡せないパターンとかね。
あと他にもありますよ。入院の患者さんって普通に理解力とかも正常にある方で、入院時は基本毎日お話をすることがほとんどだったので、細かい薬の変化のこととか、これまでの経緯とか、そういうのをご本人は理解してるんですよね。
一方でこれから一緒に住みますとか近くに住んでますというご家族の方はその細かいいろんな経緯のことについてはもちろん知らないわけで。
かといって入院の患者さん本人がその細かい経緯とか、いろんな薬の細かいことを家族に説明できるかっていうと、それはまた違うんですよね。
分かってんだけどうまく説明できないっていうこともあるんですよ。
そういう場合、家族も一緒に薬の管理とか体調の管理はこれからもしていきます。だから一緒に説明も聞きますっていう場合に、
どこまでこの入院の経過を家族に伝えるべきか。一個一個こと細かにね。
こちらはもちろん記録とってますけど、カルデリに入れてますけど、全部説明するわけにもいかないじゃないですか。
じゃあ家族がいろいろ聞きたい、こちらとしても伝えたいことがあるというときに、じゃあどこを話してどこは割愛するかと。
この辺どうするっていうことを事前に考えてもらったりとか、こういうこともありましたね。
まだありますよ。
今日の退院の患者さんは1人です。1名ですっていうときは別にね、いてもいなくても待ってればいいわけですからゆっくりできるんですけど、たまに多いときだと10人ですっていうことがあるんですよ。
朝10人でベッドサイド行ったらいる人いない人、いろいろいるわけで。
もうね、10人は結構私の中では手一杯っていう人数だったんですけど、じゃあ10人退院がいるってわかったときに、じゃあどうする?
こういうのもいろいろね、伝えたいなって思う学生さんには考えてもらったりしてました。
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でこれどうするかっていうと、やっぱり10人は時間的に厳しいので、前日に渡しておくっていうことをやってたんですよ。
じゃあ10人いる中で、前日に渡しても大丈夫そうな人って誰だろうかとか。
でも前日は前日でいないこととかあるからね。
っていうようなことを考えてる。
同時に、今度午前中、入院してくる患者さんたちもいるわけで、その人の持参薬って言うんですけど、もともと飲んでる薬ね、ごそっと持ってくるので、それのチェックもね、仕事であったんですよね。
なので、他院の方にお薬渡しながら入院の方のお薬もチェックすると。
でまたごそっと10人入ってくるよっていうときに、じゃあもう午前中いっぱい、そもそもどうやって時間を使うと。
午前中ここまでにこれの業務を全部終わらせなくちゃいけないというふうになったときに、何を優先させるとか。
もしかしたら誰かに頼むっていう方法もあるのかもしれないし。
事前に済ませておけることもあるのかもしれないし。
こういうことも一緒に考えるっていう時間を作ったりしてました。
つまり、学校の授業とか、学校でやるロープレでは、他院のお薬があります。
お薬の説明書があります。
これを何日分出ていますと説明して渡しておしまいなんですけど、
この他院のお薬を渡すっていうことの周りにね、いろいろ関わってくる、出てくる仕事としては、
今言ったのが全てじゃないですけど、これだけいろいろなことがあって。
そして、同じことっていうのがないんですよ。
同じパターンっていうのはないんですよ。
毎日パターンも違うですよね。
なので、これをどうやって効率よくやっていくかとか、自分の中のルーティーンを作るとか、
自分の中でのある程度のパターン分けをしておくとか、こういうことを考えながら仕事をすると、すごく効率もいいし、
例えばミスも減るしとか、そもそもミスしちゃいけないんですけどね。
ミスも減るしとか、他の病棟の先生とか看護師さんとか、他の薬座師とかに迷惑をかけずに済むよとか、
ということをいろいろ考えるということまで、なるべくやる気のある学生さんには伝えたり教えたり、一緒に考えたりというふうにしてました。
学生さんはもちろん、2週間、3週間の現場をちょっと見学したぐらいじゃ、最適解みたいなのは出せないんですよね。
でもある程度の許容範囲というか、私がその程度の失敗だったらしてもいいなとか、その程度だったら私がカバーできるなって思うことは、
結構学生さんがこうやったらいいと思うって言ってくれたものを、じゃあそれでいきましょうって採用してたんですよね。
じゃあ明日のお薬、単位のお薬、3人いますと、誰から行くっていう話をしていて、
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じゃあこういう順番で行きたいと学生さんが言ったとしますよね。AさんBさんCさんで行く。
ただ私の中では、いやBさんは前日でCAの順番だろう当日と思ったとします。
でもそれが当日AさんBさんCさんの順番で行ってうまくいかなくても、いやでもカバーできるなって、
私がセーフティーネット貼っておけばいけるなって思った時は、じゃあそのABCで行ってみようかっていう風に意見を採用することも結構意識的にやっていましたかね。
そうするとだいたいうまくいかないんですよ、やっぱり。そりゃそうだよね、こっちベテランだからさ。
なんですけど、失敗というほどではないんですが、ABCの順番でちょっと滞ったね、どうやればよかったかなという振り返りみたいなのを一緒にやったりして、
っていうことをやっていまして、これがね、私はすごく楽しかったんですよ。
だから今聞いていただいててお気づきの方もいらっしゃるかもしれないんですけど、薬剤師の仕事なんかやってないわけです。
口の説明するとこぐらいかな。口を用意して説明するとこぐらいですかね、免許が必要なのは。
それ以外はですね、全然薬剤師の仕事なんかやってないんですよ、私。
でも今振り返ると、病院で働いていた時はですね、処方箋見てお薬作って袋に入れてとかね、絆行してとかっていうことは、
ものすごく緊張しちゃって、萎縮しちゃって、間違えちゃいけないとか思ってダメだったんですよね、面白くなかったし。
今お話ししたようにですね、一見も何もないんですけど薬剤師の仕事じゃないよね、それって。
っていうところにちょこっと薬の業務が入ってくるみたいな分野、部門を担当している時が一番楽しかったですし、
私の薬剤師人生、ほとんどそこだったんですけど、新卒で入った時の最初の3ヶ月間の研修以外ずっと病棟だったんですけど、
だから会ってたのかもしれないし、私自身も楽しかったし、やりがいもあったし、なんかゲーム感覚だったんですよね。
で、今全然違うことやってますけど、やっぱりそこの要素っていうのがいくつか今やっている、今関わっているお仕事の中にもあるなと思っていて、
やっぱり人間変わらないんですよね、多分ね、というようなことを思い出しましたので話してみました。
いつも薬のことよりかは喋ったりとか、そういうのの方が得意だったし好きだったっていうことは言ってたんですけど、
例えばっていうことで具体的に今日学生さんが来た時にはこんなことをやっていましたという話をちょっと思い出して話してみました。
どうでしょう、全然関係ない分野の人からすると面白い話じゃなかったかもしれないんですけど、
これね何度も言ってますけど自分語りするチャンネルなので、私は楽しく思い出して話すことができました。
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最後まで聞いていただきありがとうございます。
それではまた次の配信でお会いしましょう。さようなら。