ビジネスや金融、時代のキーパーソンに話を聞く番組「CROSS DIG 1on1」。
今回のテーマは「年収4億円の会長が私物化?社員が損する会社の実態」です。
オーナー企業、つまり創業家の一家が大株主で代々経営を引き継いでいる企業ですが、健全な経営が行われている会社もある一方で、オーナーへの権力集中が進むあまり、周囲に過度な忖度が働き誰も意見できない。そんな構造問題を抱える会社が、実は上場企業の中でも少なくありません。皆さんの会社はいかがでしょうか。
この5月、オーナー企業の1つである医療機器メーカーの「フクダ電子」から、社内調査の結果が公表されました。創業家出身の会長が会社の駐車場に私用の車を停めていたこと、社用車の運転手を私的な目的に利用していたこと、さらには業務に関係ないとみられる交際費を経費として処理していたこと。これらの行為は、少なくとも過去10年にわたって続けられていたということです。
しかし、問題はこれだけにとどまりません。あるアクティビストファンド、いわゆる“物言う株主”が、会社側に第三者委員会による厳密な調査を入れるよう求めています。
業績が絶好調であるにもかかわらず、80歳会長の報酬が毎年12%以上のペースで伸びる一方、社員の給料は平均して年1.8%の微増にとどまっている。なぜ利益が適切に分配されていないのか。
今日は経営者が会社を私物化する実態、そして組織のガバナンスに変革が起きない限り社員が被らざるをえない不利益の構造について、カナメ・キャピタル パートナー槙野尚さんにお話を伺います。
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オーナー企業、つまり創業家の一家が大株主で代々経営を引き継いでいる企業ですが、健全な経営が行われている会社もある一方で、オーナーへの権力集中が進むあまり、周囲に過度な忖度が働き誰も意見できない。そんな構造問題を抱える会社が、実は上場企業の中でも少なくありません。皆さんの会社はいかがでしょうか。
この5月、オーナー企業の1つである医療機器メーカーの「フクダ電子」から、社内調査の結果が公表されました。創業家出身の会長が会社の駐車場に私用の車を停めていたこと、社用車の運転手を私的な目的に利用していたこと、さらには業務に関係ないとみられる交際費を経費として処理していたこと。これらの行為は、少なくとも過去10年にわたって続けられていたということです。
しかし、問題はこれだけにとどまりません。あるアクティビストファンド、いわゆる“物言う株主”が、会社側に第三者委員会による厳密な調査を入れるよう求めています。
業績が絶好調であるにもかかわらず、80歳会長の報酬が毎年12%以上のペースで伸びる一方、社員の給料は平均して年1.8%の微増にとどまっている。なぜ利益が適切に分配されていないのか。
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