写真とCGについての考察
今日はですね、ちょっと最近、写真とかCGについてちょっといろいろ考えてることがあって、
それをちょっと収録しようかなぁと思ってるんですけども、写真
写真とかをこう、写真作家として活動されているカリベ太郎さんっていう
方がいらっしゃって まあこの方はその普通に著名な名前もよく知られている方で、結構ニューヨークタイムズみたいな
海外のメディアとかでも作品が紹介されるような方なんですけども、そのカリベさんの
作品をちょっと見ていていろいろ感じることがあって、最近だとカリベさんの作品で
あの海に見える岩に弓を射よっていう作品があるんですけど、この作品の
公式で紹介されている紹介文をちょっと最初に読もうかなと思ってるんですけど、まぁちょっとね自分の言葉で説明するより公式の
キャプションを読んだ方がいいかなと思うので、ちょっと最初にこれを見ますけども
テクノロジーと人類のものを見る 鋭意を研究する作家が本作で行ったのは機械の目に幻を見させること
液晶テレビにグリッチを発生させた画面を表示してそれをデジカメで撮影し その画像データをAIが搭載された風景写真認識システムに読み込ませることで
AIは 機械学習した記憶をもとにデタラメな風景画をデッチ上げる
このようにAIのバイアスを利用することで作家は 機械の知性が世界をどう見たがっているかを引き出させました
っていう まあ作品一連の作品なんですよね
で多分カリベー太郎さんのことを検索したりすると まあその
まさにここで言ってるような作品のイラストというか写真 とか画像がねたくさん見つかると思うんですけど
本当になんかその 一見こう風景画なのか
バグったなんか画像なのかってパッと見よくわかんないような 作品だったりもして多分それ単体で見せられても
何なんだろうな流行りの ai の何かなのかなぁみたいな風にね思ったりするん じゃないかなと思うんですけどまぁ今読み上げたような
背景があって そのなんかバグらせるというか
あえてこう液晶テレビでグリッチを発生させてまぁ存在しない 映像を作って
でそれを ai に学習させて 要はデータソースがバグっている映像をデータソースにして ai が学習して
それによってこう
おかしな絵が出てくるっていう感じなんですよね で結構なんかインタビューというか対談動画みたいなのも最近公開
されててまぁそういうのもちょっと見てみたりしたんですけど 結構そのこれ完全に私の印象なんでご本人の言葉ではないんですけど
結構 ai を 擬人化というか
一つの人格みたいな感じで捉えてらっしゃる 感じがして
ai が同解釈して どういうアウトプットを出してくるかっていうのをまあ対話するような感じで
狩部さんがパラメーターを調整するそれに対して ai がこういうフィードバックを返してくる みたいなことを繰り返していく中でこう
それを作品にしていくっていうプロセスを踏んでらっしゃるのかなと思うんですけど なんかすごいそれが
面白いなぁって思ったんですよね で結構最近写真に関してちょっとその写真の歴史みたいなものを勉強してみたりとか
勉強って言ってもちょっと本読んでみるくらいの感じなんですけど その中でよく
写真の歴史とかアートの歴史みたいなものを語るときによく出てくる 言葉に
カメラオブスキュラっていう概念があって カメラオブスキュラ
っていう風にカメラって入ってるんでなんかカメラの原型なのかなぁみたいなねイメージ 互換的にもそういうイメージあると思うんですけど実際このカメラオブスキュラが
現代のカメラの語源 らしいんですよね
でまぁどういうものかっていうと 真っ暗なこう部屋の中に
外界と外と接している壁があるとして その壁に小さな穴を開けるとそこから入ってきた光が
こうまるでプロジェクターのように真っ暗な部屋の中の壁に外の風景を映し出すみたいな そういうごく自然的な物理現象
カリベ太郎さんの作品
それを人間がこう環境を作って暗い部屋の中で 外の景色が投影されてくる様子を壁に投影される外の景色を使ってそれを
単純に鑑賞して楽しんだりとかあるいは 絵を描くための
道具として使ったりみたいな歴史が あるみたいなんですよね
でまぁちょっとなんか wikipedia とか見るとその原理自体は
紀元前の700年の 中国でもそういうことに対する言及が記録として残ってるみたいな話があって
まあめちゃくちゃ壮大ななんか人類の歴史みたいになってくるんですけど 人類史上では一番最初にそれに相当する言及があったのはまあ紀元前
700何年とかでそこからいろいろな 変遷をたどって
本当に近代になってから 1700年とか800年くらいなんですかねちょっとそこを全然ちゃんとリサーチしてないんですけど
すごい近代に入ってから それを絵画に応用できるんじゃないか
っていうことで いろんな人が考えた
様々なギミックというか仕組みがあって でさっきも言ったようになんか最初は絵を描くための
いわそのトレースですよね写実的に現実世界を全くこう写実的に映っ 絵で表現したいってなった時に
カメラオブスキュラーの 投影されてきた映像を下に敷いた状態でトレーシングペーパーで上からなぞると
物理的に正しい遠近法が下絵として出来上がるみたいな感じでまあそれをすごく 活用することで何かこう
美術の世界がすごく進歩したみたいな話があって だから画家というかその絵を描く人たちが
写実的なものを求めて カメラオブスキュラーっていう仕組みを活用して
それが近代絵画の 発展に寄与したみたいな話だと思うんですけど
なんかこの
絵を写実的にするためにカメラオブスキュラーを活用したっていうこの構図が なんか現代のCG
とフォトリアルなそのCGのアウトプットの関係にすごく似てるなぁと思って いかにこう写実的であるかってことに未だにやっぱり
いろんな研究とかいろんなことを考えている人とかたくさんいるし 最近だったらそれこそAIを使って
めちゃくちゃ写実的なものをこうやっぱり生み出そうとしてるじゃないですか なんかそれがもうなんか
カメラオブスキュラーで写実的な絵を描くぞってやってた当時の人たちの姿と なんかすごく重なる部分があるなぁって思ったんですよね
うん まあだから写真っていう
概念が登場したことによって 絵画は
今まで写実的なものを追求して絵画を描いてた人たちはその写真が出てきたことによって 自分たちの仕事がなくなるんじゃないかみたいな
そういうムーブメントが起こったこともあるみたいなんですけど AIが写実的なものを簡単に生成できるようになって
写真家の人たちが仕事がなくなるんじゃないか イラストレーターの人たちが仕事がなくなるんじゃないかって全く同じことやってるなって思うし
だとしたらじゃあ写真が出てきて絵画の世界って廃れちゃったんですかっていうと
決してそんなことはないわけで やっぱりAIっていう新しいテクノロジーが
出てきた中でもそれこそカリベさんみたいなことを やられてる作家さんもいるし
なんかその写真だったりイラストレーションだったり そういうものが
多分AIの登場によってこう捨たれるんじゃなくって 新しいステージに
矢顔にも押し上げられていくんだろうなぁみたいなことを感じました その中の
写真の歴史とAI
そういう大きな流れの中の一つが例えばカリベさん みたいな人なのかなって思うし
本当になんかその作品とか見ててもそういうことを 頭の片隅で考えながら見るとすごい
興味深いんですよね AIがつまりインターフェースになってると思うんですよね AIというインターフェースを通して
世界をどう 見てるかを可視化するっていうか
機械が見ている世界 機械が感じている考えている世界っていうのがまあそういうふうに
現れてくる それを捉えようとされているのかなって思うんですけど
だからなんかこういわゆるストレートフォトグラフィーというか ストレートな写真っていうのは要するにレンズと
あとはそれを捉えるカメラ あるいはフィルムっていうそういうインターフェースがあってそのインターフェースが世界をどう
可視化するかってことだと思うんでやっぱ構造 似てるなぁってすごく思うし
多分その 現代のデジタルカメラってレンズを通して入ってきた光の情報
カメラの中にあるセンサーが その光を感知して
こういう光だなじゃあこういう色にしよう このピクセルの色は
こういう色になるなっていうことをデジカメの中にある cpu が 画像処理エンジンを動かしてそれをやってるわけで
デジカメで撮った写真ってそういう意味では機械がどう捉えているかが可視化されてる っていう意味では
同じなんすよねだからそうすごくカリベさんの作品すごく写真的だなと思うし
というか写真というカテゴリーに全然含まれるものなんだなと思うし
画像処理エンジンが何かプログラマブルな 世界で色を決めてそれを jpeg とかにして出してくるって考えると
それって完全にシェーダーだなって思うし 自分がこうシェーダーで
写真一度写真になったリソースをもう一回シェーダーで加工したり 歪ませたりして
それ写真じゃないって どうして言えんのって思うし
作品作りと追求
なんかこうやっぱりシェーダー1回通ったからこそ見える世界みたいなものってあるん じゃないかなって思うんですよね
自作の画像処理エンジンってわけじゃないんですけど カリベさんの場合だったら多分そこを ai に委ねてる
ai と自分とのやりとりでそこがこうきあがってくるってことだと思うんですけど なんか私の場合だったらやっぱりシェーダー
擬似乱数 とかまあいわゆるシェーダーで使われるそういう技術を組み合わせた時に
なんか写真の違う形が見えてくる世界があっても そういう作品があってもいいんじゃないかなぁって
思うんですよね なんで最近はそういう形で何か作れないかなって
うーん思ってるんですけどまぁそれが 赤いに
どんな風に評価されるかとかはわかんないんですけどね でも評価されるためにやるんだったらもっと違うこと考えないといけないのかもしれないし
多分それはその目的の 違いというか
結果的に評価されたらねやっぱ嬉しいとは思うんですけど多分私がやりたいのって 評価されるための作品作りじゃないのかもしれないんで
もうちょっとなんかそこらへんをうまく自分なりに もっと具体的に掘り下げていけたらいいなぁって
最近思ってます はい
という感じで今日のランドマイズFMは お便りは来てないんで
これで終わりにしようと思うんですけどもランドマイズFMではお便りね いつでも随時募集しております
お便り来ないと一人で喋るだけの番組になってしまうんで 感想でも要望でも
なんでもいいんでお便りいただけると嬉しいです あとはディスコードチャンネルもありますディスコードサーバーですね
ディスコードサーバーもありますランドマイズFMのディスコードサーバーでは 収録用のボイスチャンネルというのがありまして今もそこ開いた状態で収録してますけども
はいどなたか飛び入りで入ってきていただけた場合はゲスト 出演していただけるような掲載でやってますので
もし興味のある人はぜひディスコードにも参加してみていただければと思います まあ収録用チャンネルに入ってきただけそのボイスチャンネルに参加しただけだったらね
リアルタイムで聞きたい人か喋りたい くて入ってきた人か私からは判別できないので
ボイスチャンネルに誰か入ってきたのを目ざとく見つけて声かけたりとかはこちらから はしないんですけど雑談してもいいなぁっていう人はぜひ
ミュートを解除してもらってそしたらなんか喋ってくれるのかなと思ってそこで初めて 私も多分声かける感じになると思うんで
雑談したい人いたらぜひ 待ってますので
参加してもらえたら嬉しいなと思っています はいじゃあ今日はこれで終わりにしたいと思いますありがとうございました