1. 【建設業を持ち上げる】立入禁止の向こう側
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2022-04-19 21:59

#77◆教育方針のない会社はヤバい【建設業を持ち上げる】たけだの作業日報

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#現場監督 #施工管理 #建築 #起業 #若手教育 #建設
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はい、皆さんおはようございます。現場ラボーのTAKEDAと申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、現場ラボーというサイトでですね、
若手教育、もしくは現場の効率化のサポートなどをしたりしております。
この番組では、建設業界の最新ニュースだったり、成功管理の仕事術、YouTubeの裏話などなど、僕の考え取り組みなどにつきまして、建設業の役に立つことについて、
車を運転する空き時間を使ってお送りさせていただいておりますので、雑音が少ししますが、その辺をご容赦いただきたいなというふうに思います。
はい、本日は2022年4月19日火曜日ということでお送りさせていただきたいと思います。
月曜日の夜はですね、TAKEDAのライブというふうに名を打って、昨日の夜は21時半からYouTubeライブをさせていただいたんですよ。
毎週恒例ではありながら、昨日は結構熱い話をしたなという感じがしますね。
YouTuberユユウタさんの話を持ち出すと、皆さんちゃんとね、やっぱりわかってるんですわ。建設業界にいる以上届いちゃってるんだなという感じはしますけども、
幸いなことにというかありがたいことに、建設業を持ち上げるTVに集まってきてくれている人たちについては、その鵜呑みにするっていう、その情報リテラシーではなくて、
ああいう人もいるよねっていうような感覚で捉えてくれているというのが非常にありがたいなというふうに思いました。
情報の取り方というのはね、どうしても偏ってしまいがちなので、自分の中で意図的に周りの声を聞こうとしない限り、非常に偏った考えになりやすいんですよ。
とにかくこのインターネットで情報を調べるというかね、知りたいことだけ知るっていう、そういう探し方に慣れてしまうと、結局調べても調べても同じ情報が出てくるんですよ。
それはそうですね。調べてるんだからね。調べてる情報以外は出てこないわけですよ。
そうなると、どこ行っても同じことを言ってるってことは、これは合ってるんだと思いがちなんですよね。
そういうような情報トラップというのがありますので、意図的にいろんな情報を取りに行って、総合的に判断するという、その情報リテラシーというものをしっかり学んでいただきたいなというふうに思っております。
僕のYouTubeにたどり着くってことは、わりかしリテラシーが高い側なんだろうなとは思うんですけども、それでもともすればね、情報の波に飲み込まれてしまいかねませんので、一方向じゃなくて、たくさんの意見を聞くということ、
そしてYouTubeのコメント欄がどんなに荒れてようと、結局ね、荒らそうとしているというか、世直しをしようとしている側の人たちのコメントばかりですよと。
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なので、属性が同じ人たちばかりが同じところで同じコメントを出しているだけの話で、全員がそう思っているなと思いがちなんですが、全然違うよということをしっかりわかっていただきたいなというふうに思いました。そんな一幕でしたというところですね。
はい、ということで、昨日はそんな話から、あとは大手の人が職人さんを抱えるってどうなのっていう話だったりね、そういうような結構熱い話をさせていただきました。もしもまだ見られていない方がいらっしゃれば、是非ね、時間が1時間半くらいあるんですけども、飛ばし飛ばしでもいいので、一度聞いてみていただければなというふうに思ったりします。
なんか喋りすぎた感はありますけどね、昨日はね。佐藤、佐藤って僕の後輩と一緒にやってるんですが、そいつを置き去りにして、僕が延々喋っているような感じもしますが、でもいいことを言っている、大丈夫というふうに言い聞かせていきたいと思います。はい、ということで、本日も進めていこうかなというふうに思います。準備はよろしいでしょうか。はい、それでは本日も進めていきましょう。武田の作業日報
はい、ここからは一つのテーマに絞って、武田がお話ししていくというコーナーになっております。今回のお話は何かというと、教育方針ってありますかっていうお話になります。僕はですね、現場ラボというサイトの中で若手の教育っていうのに注力をして進めております。それもこれも働き方改革というかね、業務が多いよねっていうところの中に、
当然教育しなければいけないという時間も奪われることになりますよね。仕事できる人はガンガン仕事やればいいのに、そういう人に限って教育も任されるっていうことになって、結局そんな暇ねえよっていうような感情が生まれてきてですね、結果として片手間で教えるということになります。
ということは順序立てで何かを教えるというよりはどちらかというと忙しいから手伝ってもらうというような形になりまして、特に新人だとかについては教育するとか教えるっていう観点ではなく使うという趣旨によってものすごくムラのある教育が施されているよというような状況になっているというふうに僕は感じているんですよ。
だからこそ会社として教育方針ってありますかっていうところをちょっと考えてみてほしいなというふうに思います。
この教育方針っていうのは大らかな気持ちを育てるとかね、そういう漠然としたものじゃなくて具体的に何年ぐらいで何をするというような方向性、何を教えていく、次は何を、次は何をっていうふうに教えていくその順番だとかプロセス、こういうものを僕は教育方針というふうに呼んでるんですが、そういうものってありますかね。
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少なくとも前にいた僕の会社にはなかったんです。完全に入社してとりあえずなんか研修みたいなものをね、間に合わせ程度にやって、その後よしとりあえず現場に任せちゃえっていうふうに会社が現場に任せるというような形になります。
そうすると現場職員、要は施工管理として現場監督として現場に配属している人間がその教育を担うことになりますので、その人のさじ加減によってこれは教えるべきかな、いやこれはまだ早いなっていうそのムラがある教育というのが発生してしまうんですよ。
例えば土工事をやったときに、新築から一発目入ったとしましょうか、配属されたとしましょうか。土工事の中で今回は物の手配だけ、とりあえずこれを買ってこいと、買うように手配をしろというような感じのものを教えました。
次に鉄筋工事では写真の撮り方みたいなものを教えました。鉄小図工事では現地でどういうふうに職員さんとやり取りをするのか、道具って何なのか、撮る口って何みたいなところを教えました。
一つの講習に限った時にも、その時にこれちょっと頼むわ、みたいな形で新人を使うという方向で教育を施していくと、基本ができてるわけじゃないが、
仮に土工事の中に銃の仕事があったとして、そのうちどれか一つはできるようになりましたというものすごいランダムな教え方になるんです。
だからこそ最終的に3年経った時に、これ前にもやらされたなっていうことが同じ時間を使って点在するような形になるので、
できるところとできないところにものすごいハードルができるんです。その落差ができるんです。
全然違う所長の下に入った時に、お前なんでこんなことも知らないんだよっていうのが発生したり、もしくはなんでそんなところ知ってるのっていうところが出たりするんです。
これはまさに教育方針が何もできていないという状況になるんです。
そして所長の間、先輩たちの間にもその子が一体どこまで分かってて、どこからが分かっていないのかという明確な共有というものもできていないので、
3年目なんだから何々ができるはずだっていう自分本位の、自分の経験ベースでの相手の判断ということになるんです。
結果3年目なのになんでこんなこともできないんだという謎の判断基準ができてしまうということになるんですよ。
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これを絶対にやってはいけないですし、そんなんで成長するわけがないんですよ。
ベースができてないのに応用基礎もないんです。応用基礎ができてない状態なのに、3年目なんだからこのぐらいできるだろうといったって誰も教えてくれる人がいなかったら、
仮にね、改修改修改修って工事を、改修工事ばっかりやってきたのにいきなり土工事を5年目でやらされたときに、
土工事初めてなんですけどって言ったらなんでこんなことも知らないんだってなっちゃうじゃないですか。
これが一番やってはいけない教育だというふうに思うんです。
教育方針として一定のラインまでは会社がしっかりと教えてできるようにするまで、ここは確実に担う責任があるというふうに思っているんです。
本人して勝手にできるようになれって言った後にできるできないの選別をしても、教えてもいないのにできるわけないよねというのを前提に考えてほしいなというふうに思う次第でございます。
要は教育方針というのは非常に大事で、それはなぜかというと社内にいる誰もがこの子はいってどのぐらいのレベルまで理解をしているのかっていうのを共有していないからムラができちゃうんだよね。
だからしっかりとした社員というのが育つことはないよねっていう話になるんです。
ということで今回はここからは少しどういうふうに教育方針を決めていったらいいのっていうそのプロセスを解説したいなというふうに思います。
まず教育方針を決める上で一番重要なものは何かというとどこまで分かれば脱出なのかというゴール設定をすることにあります。
一人前っていうような言い方がいいのかどうかは分かりませんが、ここまで教えれば後は経験を積むだけだというようなところってどこっていうその線引きをしっかりすることが大事かなというふうに思うんですよ。
これは会社のレベルとか会社の規模とか社員数とかにもよって全然変わってくるんですよ。
なのでしっかりと自分たちでその線引きをしなければいけないと思うんですよ。
例えば施工図っていうところの能力はどこまでが教えるべきラインなのかっていうのを例えば線引きするとするならね、施工図を自分で書くことができるっていうところに照準を置く。
これも別にいいとは思うんですよ。ただ僕は施工図を読むことができるまでが会社の責任かなというふうに思います。
チェックをするしないっていうのは当たり外れもあるので現場自体でね。
だからある程度バッカー図を踏んで収まりを理解した上でじゃないと無理だと思うんですよ。
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だから初期教育、1年生2年生3年生分から何年生まででっていうのを時間軸も決めるべきなんですが、どこまでできればとりあえず会社として教育の責任を果たしたのかというラインはしっかり決めなければいけないというふうに思うんです。
例えば今施工図でいうところの例えばね読むことができるまでが教育のラインなんだというふうに決めたとしましょう。
じゃあ工程表はこれは月間工程表まで読むことができるなのか週間工程表は書くことができるなのかそこがねゴールなんだよねって仮に設定したとしましょう。
で、あとはなんだ?いろいろあるけどね、現場の段取りについては少なくとも土工事、区体工事までは誰にも言われなくても手配をすることができるとかっていうようなところをまとを絞っていくっていうのもアリだと思いますよね。
そういうふうにしてまずは最終着地地点を明確に定めましょう。これは序盤線で最低限覚えておかないと業務に支障が出るもしくは成長しているという実感がなくて楽しくなくなってしまうというそのギリギリのラインはどこなんだ。
会社としての教育の責任を負うべきはどこなのか。仮にそれが2年で覚える人もいるかもしれない。10年かかるかもしれないんだが教え終わるまでは会社の責任でそこまではしっかりと成長させるよという自信を持って言えるラインでどこなのかっていうのを明確に決めなければいけないということです。
そしてもう一つそれを達成するのにかかる時間っていうのはどこまでが限度なのかというところをちゃんとそれも明確に決めておかなければいけません。それを決めることによって誰しもがわかる明確な見えるか基準ができることになりますし
仮に教えが甘かったとしてもそこまでできないといけないからって言って補修みたいなことをやってみたりだとかね。あとはどこに出しても恥ずかしくない新人に育てるんだなのかわからない。いろんな方針、ゴール地点はあるかもしれませんが、いずれにせよ仮にそれがゴールしなかったとしても何十年だろうとそこに至るまでは絶対に面倒を見るよというような覚悟を決めて教育方針というのは練ってほしいなというふうに思うんです。
次にそこまでゴール設定ができてある程度時間的目安ができたのならばそこから先は段階を作りましょう。階段ですね。
例えば週刊工程表を書くことができるというところに至るまでのプロセスをしっかりと明確にしていきましょうという話です。
例えば工程表に限って話をしていくと、まずは読むことができるというのが最初じゃないですか。読むためにはどういうふうな感じで教えていくんだよというのもある程度なければいけないんですが、少なくともどこはクリアしなきゃいけないのかというキーポイントを明確に決めておきましょう。
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まずは月刊工程表を読むことができる、全体工程表を読むことができる、週刊工程表を書くことができるというそのラインを決めるんですよ。
施工図でいくと、具体図は書くことができるなのか、具体図まで読めるなのか、冊子図が読めるなのか、その辺の明確な決め事というのをやっておく必要があります。
それを階段状に作っていって、何年かかったらどのぐらいまで成長するのではなくて、この段階をクリアしたのならば次の段階はこれだよという階段を決めるだけでいいんです。
そこに関しては日数制限は基本的には設けないです。目安は設けておいてもいいけど、それを各個人に伝える必要はなくて、このぐらいの時にはこのぐらいのことを教えなきゃダメだよねっていう最初からの階段を作っておきましょうというのがこの次の段階になります。
その階段ができたのならば、それを文章にしていってチェックリストにすればいいんですよ。
この子は例えば工程表に関してはここまでクリアしています。段取りについてはここまで理解しています。写真はここまで理解しています。施工図はここまで理解しています。
先輩に応じてチェックが入るならば次の段階、次の現場に行った時には次の段階を教えましょうというふうに教える側にとってみても何に照準を合わせなければいけないのかというところ、どこまでは理解しているはずなんだというところを共有するという必要があります。
これによってムラのある教育ではなくてしっかりと階段に即した順番に乗っかっていける教育というものが出来上がることになります。
ここまで出来上がってきたら用意スタートじゃないんですよ。その項目ごとの関係性というのも見ていかなければいけません。
例えば現場で写真を撮ることができないのに施工図を描く能力だけはあるみたいなことになると片方だけが肥大化したような成長形態になってバランスが悪くなってしまうんですよ。
そうすると全体を見渡すことができないという能力が育ってしまいますので、例えばここの段取りが出来るようになったら続きまして工程表、ここが出来るから工程表って書けるよねみたいなそういうことです。
それぞれの項目の関連性というものをしっかりと作っていって時系列順に階段が他の項目とも入り乱れてずっと階段が存在しているというような状況を作ってほしいです。
その頂上にあるのは工程表が出来るようになったら次は図面がチェックできるんだろうねみたいなその関連性をしっかりと見極めて階段を作っていった時にスタート。
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一番初めは何を教えるべきなのか、その専門用語がわからないのに段取りをしろって話にならないですよね。
だから専門用語を覚えるっていうところが先になるんです。
専門用語を覚えるためには職人さんと接しなきゃダメだよね。
だから職人さんと意見を交わすことができるみたいなことが一番最初になってくるじゃないですかというような感じで最初にやるべきは会社としてはこれなのっていうのが明確にビジョンとしてある状況にしなければいけないよという話になるんです。
こういうふうに階段っていうのを作っていってその階段の1段目から一番最上段に至るまでどのぐらいの時間でクリアしなければいけないのかっていうのをある程度決めていくことによって
例えば1年目一番最初に入った現場が仮に改修工事だったとしてもやらせるべきことっていうのは何かが明確に見えてきます。
そしてどこまで習得したよっていうのが次に申し送りができれば次はこいつはどこから教えなければいけないのかというのが明確に見えてくるので
あれもこれもということじゃなくランダムじゃなくてねしっかりと底上げされた知識というのが出来上がっていきます。
それがみんな共有されてるってことは不本意なんていうかね無理事をすることも少なくなってきますので成長が見える化することになり
その共有された常識というかねこいつはどこまでできるんだという知識みんなの評価の中でできる仕事からもう1ランク上の仕事っていうのができるように
なっていきますのでそれがね仮に成長が遅かろうが早かろうがそれはまあ個人差なんでいいんですけど
そこまでの階段をしっかりとね自分たちは登らせることができるんだというのを明確に打ち出してほしいなという風に思います。
ちょっと長くなってしまいますのでこの辺で終わりますが大きく分けるとそういうような形です。
まずはゴールをしっかり設定しましょう。それに対する時間の目安というものを決めていきましょう。
その次にはそれぞれの項目をしっかりと列記しましょう。そして関連性を見極めましょう。
全部を含めた上での階段を作っていきましょうというようなその階段をねしっかりと登っていけるように
教育方針というのを固めていただければ村のある教育ではなくて一律に揃ったある程度ね能力値が分かりやすいその目安ができてきます。
それにね給与ベースというのを乗っけてもいいでしょうしなんとも言いませんけどその辺はまあ会社にお任せするとして
少なくともそういう風な明確に申し送りができたり共有できるツールというのは会社として整備しないと。
1年生新人若手側も何をどうしていいのかわからない何を信じていいのかわからないということになってしまいますし
教える側もよくわからないということになっちゃうんですよ。
だからその辺だけは最低限整備して教育というのに当たってほしいなというふうに思います。
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まだまだ本当はね言いたいことはたくさんありますがこれ以上言ってもしょうがないかなというふうに思いますので
もしもねその教育っていうことを教育方針の固め方みたいなところに興味があるのであれば
そのうちセミナーでも開こうかなと思ったりもしてるんですがそれでももっと早く知りたいんだというのであれば
ぜひダイレクトメールでも送っていただければいいかなと思いますし
あとは現場ラボというサイトからお問い合わせいただければお答えさせていただきたいと思いますのでよろしくお願い致します。
はいということで本日は教育方針でありますかというようなお話をさせていただきました。
ぜひ参考にしていただきたい内容なのでよろしくお願い致します。
はいということで本日は以上になります。
最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
全国の建設業の皆様それでは本日もご安全に。
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