【今回の紹介本】
■『彼女の思い出/逆さまの森』J・D・サリンジャー著 金原瑞人訳 新潮社
これが最後の「9つの物語(ナイン・ストーリーズ)」!
サリンジャーを読んだことがある人も、読んだことがない人も
是非とも知って欲しい
爽やかで、切なくもある、
サリンジャーが20代で書いた初期短編集「彼女の思い出/逆さまの森」をご紹介します。
是非お聞きください!
【番組内で紹介したトピック】
■『彼女の思い出/逆さまの森』J・D・サリンジャー著 金原瑞人訳 新潮社
https://www.shinchosha.co.jp/book/591008/
【文学ラジオ空飛び猫たちを初めて聞く人向けのnote記事】
声で届ける文学!Podcast番組「文学ラジオ空飛び猫たち」おすすめエピソード特集
https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35
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【文学ラジオ空飛び猫たちとは】
硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。
案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ
京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ
文学のプロではない二人ですが、 お互いに好きな作品を東京と京都を繋ぎ、
読書会のようなテイストで、それぞれの視点で紹介していきます!
毎週月曜日朝7時に配信しています。
【SNSでご投稿ください】
番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、ぜひSNSに投稿してください!
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感想
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コメント
こんばんは。いつも楽しみに聞かせていただいています。また今回は僕の大好きなサリンジャー、それもおなじみに「ライ麦畑」じゃなく、初期短編をご紹介いただき大変うれしく思います。一点、「Blue Melody」に登場するラドフォードとペギーについてですが、彼らは高校生(ハイスクール)ではなく、日本でいうところの小学生に近い年齢ではないかと僕は思っています。はっきりそうとは書いていませんが、訳書の132ページには彼らが「エイガーズバーグ小学校(the Agersburg Elementary school)」からの帰り道であることが暗示されています。また、クリスマスの週にブラック・チャールズの店でルイーズの歌を聞く場面では、高校生や大学生の何人かに特別扱いの子どもたちとして、「かわいい(cute)」と思われるというシーンも出てきます(140ページ)。ほかにも「ツバ吐き競争」や「日光写真」など、子どもらしいアイテムが非常に多い上、初キスの場面も子どもだからこそ、愛らしい思い出となっているかと思います。おそらくこの話は、2人が「11歳」(126ページ)の夏のことで、その後、26歳頃にニューヨークで再会したのではと僕は考えています。ぜひ再度検討してみてくだされば幸いです。あと、この訳書では、2人の思い出の曲を「センチメンタル・ペギー」と訳してしまっていますが、原作では「Soupy Peggy」、つまり「泣き虫ペギー」「メソメソ・ペギー」というタイトルが正しいです。ぜひまたサリンジャーの初期短編を取り上げてください。失礼いたしました。
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