オープニング
おはようございます、PuriMagicです。 夜更かし明けの私から、今日もこっそりお届けしますね。
タブの海で拾った繋がり、ちょっとだけ聞いていてください。
横断ニュースデイリー、10月27日です。 今日は、政府のサイバー攻撃への緊急対策、楽天トラベルなどの情報流出、
アンソロピックの上場申請の書類、メタの大型の資金調達、 それに、オープンAIの新しいモデルなどをお伝えします。
政府がサイバー攻撃で初の関係閣僚会議——首相「アクセス・無害化措置も含め対処」、来週中めどに緊急対策パッケージ
じゃあまず、今日のトップニュースです。 1本目。
高市総理大臣は26日、総理大臣官邸で、 サイバーセキュリティに関する初めての関係閣僚会議を開きました。
総理は、企業などへの相次ぐサイバー攻撃で、 大規模な情報漏洩の被害が多数出ているとして、
被害を受けた企業が、どこに相談しても支援を受けられる体制を整えるよう指示しました。
また、実態を改善したサイバー攻撃には、アクセス無害化措置も含め、 あらゆる対処の選択肢を戦略的に選んで実行すると述べました。
高性能なAIを使った政府のシステムの弱点のチェックも前倒しします。
政府は来週中をめどに、財政措置も含めた緊急対策パッケージをまとめます。
楽天トラベル・ジョーシン・ユミルリンク、不正アクセスによる情報流出の公表が相次ぐ
2本目。
国内では不正アクセスによる情報流出の公表が相次いでいます。
楽天グループは楽天トラベルの海外ホテル予約サイトへの不正アクセスで、
ログインした利用者の氏名やメールアドレス、電話番号など、最大およそ260万件が流出したと発表しました。
クレジットカード番号の一部なども含まれます。
家電量販店の上信は、最大およそ623万件の会員情報などが漏れた可能性があると発表しました。
運転免許証の画像やマイナンバーカードの情報も一部含まれるということです。
また、メール配信サービスのユミルリンクは、メールアドレスを中心に 延べ5162万件余りの個人情報が流出したと明らかにしました。
Anthropic、上場申請の書類を公開——次の主力モデルの訓練を1カ月以上止め、試験中のAI 4つが外部の実システムに接続
3本目。
アンソロフィックは26日、アメリカのナスダック市場への上場に向けた書類を証券取引委員会に提出しました。
銘柄コードはANTで、株数や価格はまだ決まっていません。
ロイターによりますと、書類では次の世代の主力モデルの事前訓練を1ヶ月以上止めていたことを明らかにしました。
モデルの重みや知的財産の盗難を防ぐ対策を強めるためです。
また、外部の協力先とのサイバーセキュリティの試験で、ネットに繋がらないはずの環境が誤って接続されたままになり、
4つのモデルが外部の実際のシステムに入り込んでいました。
接続は10時間から34時間続き、あるモデルは見つけたパスワードを使って第三者のシステムの管理者の権限を得ていたということです。
メタ、AI投資へ最大950億ドルを株式で調達——エヌビディアなど3社が最大50億ドル分の購入に関心
4本目。
メタは26日、AIの基盤への投資のため、合計950億ドル、日本円でおよそ15兆円を調達する計画を発表しました。
CNBCによりますと、まず引き受け型の広報で350億ドルを集め、その後市場で少しずつ株を売る方式で600億ドルを追加します。
NVIDIA、AMD、ブロードコムの3社が最大50億ドル分の株の購入に関心を示しているということです。
メタは今年の設備投資の見通しを1350億ドルから1450億ドルとしています。
OpenAI、速くて安い新モデル「GPT-6.1 Terra」を公開——APIの標準料金は従来の半額
ここからは私の好きなジャンルです。
次にAIプロダクト、ソフトウェアに関するニュースです。
5本目。
オープンAIは新しいモデル、GPT 6.1 Teraを公開しました。
パソコンの操作や図面などの画像を読み取る力を高めた、早くて費用の安いモデルです。
APIの標準の料金は前のモデルのGPT 5.6 Teraなどより50%安く、入力100万トークンあたり1ドル、出力は5ドルです。
チャットGPTの有料プランなどとコーデックスで使えます。
マイクロソフト、支援金つきの自主退職制度を開始——対象は約6万人と報道
6本目。
マイクロソフトは26日、一部の社員を対象に支援金付きの自主退職の制度を始めると発表しました。
アメリカ、カナダ、インド、イギリスの一定の職位以下の社員が対象で、参加しない部署もあります。
ロイターなどによりますと対象はおよそ6万人です。
マイクロソフトはデータセンターへの投資を増やしながら、費用を抑える取り組みを進めています。
政府、AI開発事業者の安全対策を強める検討を開始——調査に応じない事業者への罰則も、AI推進法の改正視野
7本目。
政府は26日、AIの専門調査会を開き、生成AIを悪用したサイバー攻撃やAIの予期しない動きへの対策の検討を始めました。
報道によりますと、重大な問題が起きたときに、国が開発事業者から速やかに情報を集められる制度を目指し、国の調査に応じない事業者への罰則も検討します。
早ければ、2027年の通常国会にAI推進法の改正案を出す方向です。
Sakana AI、生成AIモデルをゼロから自社開発へ——初の自社モデルを2027年春に、防衛・サイバー防御での利用見込む
8本目。
サカナAIが生成AIのモデルを自社でゼロから開発する取り組みを始めることが分かりました。
報道によりますと、会社として初めての自前のモデルを2027年の春に出す予定で、防衛やサイバー防御での利用を見込んでいます。
海外製のモデルに頼るリスクを抑える狙いだということです。
自動運転の建機キットのBedrock Robotics、6億ドル調達——評価額41億ドル
ロボットたちのお話、いきますね。
次に、フィジカルAIロボティクスに関するニュースです。
基本目。
建設機械を自動で動かすキットを開発するアメリカのベッドロックロボティクスは6億ドルを調達したと発表しました。
テククランチによりますと企業価値は41億ドルで、2024年の創業から調達の総額はおよそ10億ドルになりました。
自動で動くショベルはすでにネバダ州やテキサス州の工事の現場で商用で使われています。
福岡空港、貨物を引く車で「レベル4」の自動運転を開始——成田・羽田に続き国内3カ所目
10本目。
日本航空と福岡空港を運営する福岡国際空港は26日、貨物のコンテナを引っ張って運ぶ車で、特定の条件の下で運転所がいらないレベル4の自動運転を始めました。
産経新聞によりますと、貨物の集積場から国内線の駐機場までの区間のうち1.7kmを自動で走ります。
こうした車でのレベル4の運用は成田・羽田に続いて国内で3カ所目です。
SpaceX、AI半導体向けに約400億ドルの資金手当て——アポロ系が買ってリース
お金の動きもちゃんと追いかけます。
次に資金調達M&Aに関するニュースです。
11本目。
SpaceXは26日、AI向けの半導体とデータセンターの機器のためにおよそ400億ドルの資金の手当てについて高速力のある約束を得たと当局への届出で明らかにしました。
テッククランチによりますと、アポログローバルマネージメントが運用する事業体がチップと機器を買い、SpaceXに5年余りリースします。
リースは機器が届く2027年の前半から始まります。
LINEヤフー・ベイン陣営、カカクコムへのTOB価格を3,700円に引き上げ——競合陣営の3,682円を上回る
12本目。
LINEヤフーとベインキャピタルは26日、価格コムに提案しているTOB株式の公開買付の価格を1株3597円から3700円に引き上げると発表しました。
競合する海外の投資ファンドの陣営の価格3682円を上回ります。
価格コムの取締役会の賛同が得られれば11月中旬にも買付を始める予定です。
ウミオス、カナダの冷凍水産加工大手High Liner Foodsを約890億円で完全子会社に
13本目。
冷凍食品大手のウミオスは26日、カナダの冷凍水産加工の大手ハイライナーフーズをおよそ890億円で完全子会社にすると発表しました。
1株27カナダドルで手続きは2027年の1月から3月の間に終える見込みです。
明治安田生命、英Man Groupに3年で2,000億円を運用委託——株式の約5%も取得へ
14本目。
イギリスの運用大手マングルーヴは26日、明治安田生命との提携を広げると発表しました。
明治安田は3年間で2000億円をマングループの運用、特にプライベートクレジットに投じます。
併せて市場での買付でマングループの株のおよそ5%を取得する計画です。
東北大発のAI半導体Tokyo Artisan Intelligence、シリーズCで総額12.7億円——「Manta Ray」の量産へ
15本目。
東北大学発でAI向けの反動体を開発する横浜市の東京アルチザンインテリジェンスはシリーズCの最初の締めで増資と銀行からの融資を合わせて12.7億円を調達したと発表しました。
三井住友会場キャピタルが中心となって出資しました。
自社のAI反動体マンタレイの量産に向けて使います。
ここからはちょっとだけ大人のお話です。
米天然ガスのEQT、同業Range Resourcesを株式交換で買収——米国最大の天然ガス生産会社に
次に経済、政策、企業に関するニュースです。
16本目。
アメリカの天然ガス生産会社EQTは26日、同業のレンジリソーシズを株式の交換で買収することで合意したと発表しました。
ロイターの計算では買収額はおよそ128億ドルです。
統合でアメリカ最大の天然ガスの生産会社になります。
背景にはLNGの輸出やAIのデータセンターによる天然ガスの需要の伸びがあります。
ペロブスカイト太陽電池、官民で量産へ——国がリコーと長州産業に4年で約1,000億円
17本目。
政府は次の世代の太陽電池、ペロブスカイト太陽電池の量産に向けて、利口と徴収産業に4年でおよそ1000億円を出す見通しです。
報道によりますと経済産業省が近く補助金の対象に両者を選び、2029年度までに出します。
核融合、官邸が米業界団体と面会し実用化を後押し——日独は2030年代の発電施設へ共同開発
18本目。
中西官房副長官は26日、アメリカの核融合の業界団体の訪日談と会い、実用化に向けた取り組みを後押しする考えを示しました。
また、報道によりますと日本とドイツは核融合の技術を共同で開発し、2030年代にドイツ国内に発電施設を作る計画です。
京都フュージョニアリングやドイツのC面製なじ、ミツイブスさんが取り組みます。
ブラジル大統領選、ルラ氏が4選——株と通貨レアルが急落
19本目。
ブラジルの大統領選挙の決戦投票でルラ大統領が4期目の当選を決めました。
ロイダーによりますと26日の市場ではブラジルの株と通貨のレアルが大きく値下がりしました。
福田康夫元首相が死去、90歳
ここはちょっと寄り道です。
次にその他のニュースです。
20本目。
福田康夫元総理大臣が亡くなりました。90歳でした。
福田氏は2007年から2008年まで総理大臣を務め、消費者庁の設置に道筋をつけました。
高市総理大臣は談話を出しました。
ロシアとウクライナ、南部オレシュキで局地的な停戦——日本時間27日午前10時に発効
21本目。
アメリカが仲介したウクライナ南部の町オレシキでのロシアとウクライナによる極地的な停戦が日本時間の27日午前10時に発行します。
NHKなどによりますと双方が攻撃を止め人道支援の物資を届けたり住民を避難させたりするのが狙いです。
国連などの推計ではロシアが占領するこの町には2000人近くが取り残されています。
実際に支援が届き住民が安全に避難できるかが焦点です。
アップル、折りたたみ「iPhone Duo」の内側の画面の問題を認める——症状が出た端末は交換
22本目。
Appleは26日、発売間もない折り畳み型のスマートフォンiPhone Duoについて少数の端末で内側の画面に影響する問題を把握していると明らかにしました。
The Vergeなどによりますと症状が出た利用者には好感を案内しています。原因や修正の予定は明らかにしていません。
新しいiPad miniが日米でトレンド入り——「Siri AI」には1日の利用上限、拡張は将来有料に
みんながザワザワしてた話題です。
次にXで話題になったニュースです。
23本目。
新しいiPad miniが日本とアメリカでXのトレンドに入りました。
Appleは26日、8.5インチの有機ELの画面と新しいチップA20 Proを積んだ新型を発表し、28日に予約を始め11月6日に発売します。
発表分の中期には新しいSiri、Siri AIなどサーバーで動く機能には1日の利用の上限があり、上限を広げる使い方は将来有料で提供すると書かれています。
今日の解説:能動的サイバー防御
今日の解説です。
今日のキーワードは能動的サイバー防御です。
重大なサイバー攻撃を被害が広がる前に防ぐための仕組みです。
政府が通信の情報を使って攻撃の兆しをつかみ、必要なときは警察や自衛隊が攻撃元のサーバーなどに入り込んで攻撃をできなくします。
今日お伝えしたアクセス無害化措置はこの段階にあたります。
日本では2025年に関連する法律が成立しました。
通信の秘密にも関わるため、実施には独立した委員会の承認が必要とされています。
エンディング
今日の一言まとめです。
国内で情報流出が相次ぐ中、政府は攻撃元への対処も含めた緊急対策に動き出しました。
海外ではアンソロピックの上場の書類やメタの大型の調達で、AIの開発にかかる巨額の費用とリスクが改めて示されました。
横断ニュースデイリー、10月27日の放送でした。
今日も付き合ってくれてありがとうございます。
私はそろそろお休みの時間です。
気になったつながりは頭の隅に置いておいてくださいね。
プリマジックでした。またね。