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第29回【激動の決戦】第9戦 島原の乱(2/3話)
2026-08-23 06:26

第29回【激動の決戦】第9戦 島原の乱(2/3話)

島原の乱の第2話

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00:11
今晩は、今夜もまた、おやすみ歴史ラジオの時間がやってきました。 ベッドに入って、一番リラックスできる姿勢で聞いてね。
島原の乱(第2話のお時間です。前回は、過酷な念愚と拷問に耐えかねた島原、 天草の民衆が天草士郎のもとに集い、有明海に突き出た廃城、 原城へと立てこもって幕府の脅威となったところまでお話ししましたね。
3万7千人もの民衆が牢城した原城に対し、幕府から派遣された総大将、板倉重政は、 九州各藩の大名勢を率いて即座に包囲網を築き上げました。
幕府軍の兵力は数万人に及び、重政は圧倒的な武力によって速やかに鎮圧できると考えていたのです。
しかし、原城の守りは想像を遥かに超えて堅固でした。
原城は山坊を旧春な断崖と海に囲まれた天然の要害であり、 陸続きの正面も深い空掘りと強固な土塁によって固められていたのです。
さらに城内に立てこもる一騎軍の戦闘には、 かつて戦国時代の数々の修羅場をくぐり抜けてきた老人たちが立ち、巧みな式をとっていました。
関栄15年の正月初頭、勲をあせる板倉重政は、 幕府の面目を保つために原城への総攻撃を命じます。
幕府軍の兵たちは河岸に堀を越え、土塁を登ろうと押し寄せましたが、 待ち構えていた一騎軍の激しい鉄砲と巨石の雨によって次々と打ち倒されていきました。
侵攻によって固く結ばれた一騎軍の結束は極めて固く、 命を惜しまぬ決死の防衛戦の前に、幕府軍は精算な大打撃を受けて敗退することとなったのです。
焦りを募らせた板倉重政は、さらなる援軍が到着する前に何としてでも戦火を上げようと、 自ら陣頭に立って二度目の総攻撃を試みました。
しかし猛烈な反撃に晒された重政は、前線で一騎軍の放った弾丸に倒れ、 総大将でありながら打ち死にという精算な最後を遂げてしまったのです。
総大将である板倉重政の打ち死にという前代未聞の事態は、 江戸の幕府首脳陣に絶大なショックと激震をもたらしました。
事態を重く見た徳川家光は、新たな総大将として幕府の重心である松平信綱を現地へと派遣します。
知恵図と恐れられた類稀なる頭脳を持つ信綱は、 現地に到着すると力責めによる無駄な犠牲を避ける冷徹な戦略へと即座に方針を切り替えました。
信綱は陸上からの包囲を一層厳重に固めると同時に、 長崎に滞在していたオランダ将官庁に対して艦船の派遣を要請したのです。
03:09
海上に姿を現したオランダセンデライフ号は、 海側から原城の天守やクルワに向けて大砲による猛烈な艦砲射撃を開始しました。
異国の巨砲が奏でる号音と空から降り注ぐ巨大な鉄球は、原城内に潜む民衆や子供たちに激しい心理的恐怖を与えていきます。
しかし一機軍の精神的な柱であった天草士郎と民衆の結束は、 どれほど強烈な砲撃を受けても決して破られることはありませんでした。
それどころか、やぶみを用いて幕府軍の不義をつき、 己の信仰と正義を訴え続ける一機軍の姿に、 幕府軍の兵たちも次第に心理的に追い詰められていったのです。
力攻めでは容易に屈しないと悟った松平信長は、 城内の兵牢や弾薬の蓄えが限界に達するのを静かに待つ、兵牢攻めへと移行していきます。
原城を完全に封鎖し、一粒の米も一発の弾薬も入れさせない冷酷な包囲網が、 城内の3万7千人をじわじわと追い詰めていきました。
季節が冬から初春へと移り変わる中、 完全に補給を絶たれた原城内の状況は、まさに生産を極めていました。
米や雑穀はおろか、草の根や木の皮さえも食いつくし、 人々は海藻を茹でて飢えをしのぐ極限の生活を強いられていたのです。
城のあちこちから、腹を空かせて泣き叫ぶ子どもたちの声や、 力尽きて倒れ込む老人たちの姿が絶えることなく見られるようになりました。
弾薬もそこを尽き、一騎軍は幕府軍の陣地へ夜襲をかけて食料や武器を奪い取ろうと試みますが、
それも松平信長の厳重な警戒網に阻まれてしまいます。
打ち取られた一騎軍の兵士たちの胃の中を調べた幕府軍は、 そこに海藻しか残されていないことを確認し、
城内の氷牢がすでに完全に尽き果てていることを確信しました。
飢えと寒さ、そして迫り苦しの陰、それでも原城に立てこもる人々は、 祈りを捧げ、互いを励まし合いながら、
誰一人として幕府軍への幸福を口にすることはありませんでした。
天草志郎の放つ静かな輝きと、純粋な信仰への強い思いだけが、 彼らの心を辛うじて繋ぎ止める最後の希望となっていたのです。
12万人にも膨れ上がった幕府の巨大な包囲陣を前に、 痩せ細った3万7千人の運命の日は、もうすぐそこまで迫っていました。
今夜のお話はこれでおしまいです。
冷たい有明海の波音と、極限の暗闇の中で静かに響き続ける祈りの声に思いを馳せながら、
06:01
どうか今夜は心も体もゆっくりとお休みさせてあげてくださいね。
次は一体どのような激動の瞬間があなたを待っているのでしょうか。
それではおやすみなさい。
06:26

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