00:06
野山です。今日は、いいスコアを出すための要素ということで、お話しさせていただきます。
はじめに結論を申し上げますと、いいスコアを出すためには、スイングの練習ばかりしていてはダメです。
当たり前なんですけれども、スイングだけではなくて、他のいろんな要素がありますので、
それらもしっかりと上げるようにしていかないと、なかなかいいスコアを出すことができません。
その他の要素というのは、アプローチやバンカー、パターンなどの小技。
そして、コースをどうやって攻めていくかということのコースマネージメント。
それから、コースで何を考えてプレーするのかというメンタル。
そして、あとは、いろんな状況にどうやってうまく対応していくか。
いろんな傾斜だったりとか、気象条件などにどう対応していくかという状況対応力。
この4つのポイント、スイングを含めますと5つのポイントが重要になります。
これらをしっかりと上げていくようにしなければ、いいスコアでラウンドすることができません。
まず大事なのは、それらの5つのポイントの中で、自分はどれが足りていないのかというのをまず考えるというのが非常に重要です。
スイングが足りないのか、スイングの力が足りないのか、小技が良くないのか、コースの攻め方が悪いのか、メンタルが弱いのか、
いろんな状況にうまく対応できていないのか、どれが原因でスコアが伸びていないのかというのをまずは考えるようにしてください。
どうしてもゴルフがうまくなるためには、練習場に行ってフルスイングの練習ばかりしてしまいがちなんですけれども、
練習場に行ってスイングの練習をするのももちろん大事なんですけれども、
それはいいスコアで回るための1つの要素にすぎません。
そればかり磨いていても、なかなかスコアを良くするというのは大変です。
ですので、他の部分についてもしっかりとレベルを上げていけるように取り組んでいくということが重要です。
それらをどうやって上げていくかということなんですけれども、
まず小技なんですけれども、小技はできればアプローチにしても、
芝の上から練習できるようなところがあれば、それが一番いいです。
もちろんパターやバンカーが練習できるところがあれば一番いいんですけれども、
パターはあとは家でもしっかりと練習できますので、家でもしっかりと練習するようにしてください。
パターは家のパターマットで練習してもあまりうまくならないんじゃないかと思ってしまう方もいらっしゃるかもしれないですけれども、
正しい練習法をすれば必ずうまくなります。
03:02
正しい練習法とはどういうことかというと、まずはいろんな方法がありますけれども、
まっすぐ振るということです。
やはりなかなかまっすぐ振っているつもりでも、実際にはまっすぐ振れていないということが結構ありますので、
構えたら、トゥー側とヒール側に2本、クラブで結構ですので、
クラブを2本平行に置いて、その間をパターのクラブヘッドが動くように練習していただくといいです。
そうすることによってまっすぐ振れるようになりますので、フェイスの向きもまっすぐになりやすくなります。
軌道がまっすぐで狙った方に出ていないということはフェイスがずれていますので、
軌道をまっすぐにすればフェイスの向きもまっすぐになりやすくなります。
あとはバンカーやアプローチなんですけれども、パターもそうですけれども、
やはりうまくなるためには実際のコースで行うというのが一番いいですので、
やはりラウンドの回数を増やしていただくというのが非常に有効です。
次にメンタルなんですけれども、メンタルはいろんな要素があるので、なかなか一言で言うのは難しいんですけれども、
まず気をつけていただきたいのは最後まで諦めないでプレーするということです。
途中で集中力を切らさないということです。
何しろ目の前の一打に集中して、ラウンドして最後の一打まで集中するということです。
ボールを打つときに前のショット当たったなとか、
このショット右に行ったら次難しいなとかそういうことは考えずに、
ボールを打つときには目の前の一打だけに集中してショットしていただくようにしていただくといいです。
前のこととか先のことはあまり考えすぎないということですね。
ボールを打つ直前はですね。
ボールを打つ前はもちろんボールをどこに運んで、
次こうやって攻めてというのを考えて、
次のことも考えなければいけないんですけれども、
ボールを打つときというのは目の前のボールを打つことだけに集中してください。
そして最終ホールのパターンがカップインするまで集中力を切らせないでラウンドするようにしてください。
次にコースマネージメントなんですけれども、
コースをどうやって攻めていくかということなんですけれども、
これはですね、やはりどうしたら鍛えられるかというと、
今あるボールのところからカップインまでをしっかりまずはイメージしていただくということです。
TショットであればTショットをどこに打って、
2打目をどこに打って、3打目をどこから打って、
という感じでカップインまでをしっかりイメージしていただくといいです。
そうすることによってどこをどのように攻めていったらいいのかというのがだんだんわかってくるようになります。
そしてそのホールが終わったら攻め方はそれでよかったのかというのを後で振り返っていただくといいです。
06:04
そうすることによって攻め方がよかったのか悪かったのかというのがわかりますので、
ぜひラウンド終わった後でも結構ですので、しっかりと振り返るようにしてください。
あとはやはりコースマネージメントをよくするためには考える数を増やすというか、
コースをどんどん回っていただくということです。
いろいろ考えながらコースをどうやって攻めようかなというのを考えながらコースをたくさん回っていただくことによって、
コースマネージメントの力がついてきます。
あとは状況対応力ですけれども、いろんなところでうまく対応できるようにするにはということなんですけれども、
これはまずはうまい人がどういうふうにやっているかをよく見ておいていただくといいです。
なるべくうまい人とラウンドを一緒に行って、その時にうまい人はどういうふうに打っているのか、傾斜からはどういうふうに打っているのか、
風が強い時はどうやって打っているのか、ラフからはどうやって打つのかというのをよく見ておいていただくといいです。
それを参考にして自分でも練習してみていただくと非常にいろんなところに対応できるようになってきます。
そしてあとは状況対応力というか、
以前にこういったところでどんな球が出たかなというのを覚えておいていただくといいです。
こういった傾斜からはこういった球が出やすいとかというのが分かっていれば、
そういう球が出ないようにするのか、もしくはそういう出やすい球を生かすのかというのを考えてボールを打っていただくといいんですけれども、
それをうまく覚えていられるようにするためにはどうしたらいいかというと、まずボールを打つ前にどういう球が出やすいかというのを予測することです。
予測していただいて、実際にボールを打って、それをあとはこういうところからこういう球が出やすいんだなというのを覚えておいていただくようにするといいです。
普通にプレーするよりもまずは予測してボールを打つ前にどういう球が出やすいかというのを予測して、それからプレーすることによって覚えておきやすくなります。
あとはいろんなところにうまく対応できるようにするためには何にしろコースをたくさん回るということです。
それがもうめちゃくちゃ重要です。
このようにいいスコアを出すためにはスイングだけではなくて他の部分、小技、メンタル、コースマネジメント、状況対応力、これらも非常に重要ですので、
それらもレベルを上げられるようにぜひ取り組んでみてください。そうすることでスコアが良くなってきます。
ぜひこの音声を参考にしていただき、今よりももっといいスコアでラウンドできるようになってください。
09:07
それでは今日はこの辺で失礼します。