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この時間は、日替わりコメンテーターによる解説で、日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップです。
今日からですね、今月から木曜日のブラッシュアップは、RKB報道部の記者が週替わりで担当いたします。
今日は、植高高博記者です。
さあ、植高さん、今日はどんなニュースになりますかね。
今日はですね、先日行われた大川市長選挙で、現職で3期目を目指す倉重良一氏に対してですね、
新人の江藤由貴さんが立候補しまして、結果、現職を破るというふうな結果になりました。
77歳でしたかね。高齢の方ですね。
そうですね。政治経験もなくですね。
ちょっと意外な結果ですね。
政治経験のない江藤さんが、なぜ現職に勝てたのかっていうところも含めて、
この大川市長選というのは、どういう争点だったり背景があったんですかね。
はい。私もずっと取材を続けておりまして、大川市が一大プロジェクトで取り組む、
大川の駅という観光拠点施設の建設を今も進めております。
これをですね、1年前に江藤さんは聞いてですね、そこでちょっと金額が大きいんじゃないかと。
どのくらいの予算でしたっけ。
これが総事業費で合わせて89億円ほど。
89億。
その額だけ聞くと巨額だなっていうふうに思いますけども、
とうとう立派な施設を作ろうとしてたってことですかね。
そうですね。大川の駅は道の駅と川の駅っていうこの2つを作ろうとしてまして、
場所もですね、大野島というところで、それこそ目の前にですね、
紹介橋が見えて、すごく立派な紹介橋が見える素晴らしい位置ではあります。
ここは有明海沿岸道路っていうのは大野島インターっていうのが作られておりまして、
そこからも500メートルほどの距離でもありますし、
そこに100万人ほどの人を呼ぼうというふうに市長も意気込んでおりまして、
それで建設を進めていったという。
大川の特産品を買えたりとか。
はい、そうですね。特産品。米とかですね、糊であったりですね。
あとやっぱり家具の街ですから、家具をPRできるような、そういう拠点を作ろうということで、
一大プロジェクトということで。
やはり今回の市長選でポイントになったのは、やっぱりその89億っていう額なんですかね。
そうですね。江藤さんはですね、ずっとこれが身の丈に合う金額なのかというところを市長しておりまして、
やはり89億円っていうとですね、パッと聞くだけでもすごい高額だなっていうふうに。
かといって、でも何かの物差しを持つわけじゃないんですよね。
そのぐらいかかっちゃうものなのかなって思ってしまいますが。
近くの荒尾市。
熊本県の。
はい、熊本県の荒尾市。ここは参考なんですけど、大川市よりもおよそ1万8000人多い、
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だいたい4万9000人ぐらいの人口ですね。
で、今道の駅荒尾っていうのを作っておりまして、この規模がですね、だいたい48億円。
ってことは、大川市が今作ろうとしている大川の駅と比べると半分弱ぐらいですか?
だいたい4割ぐらいの規模。一概には比較はできないんですけれども。
広さとかね、規模とかいろいろあるでしょうから。
でも、人口に対しての規模としては、やっぱり4割ぐらい。
身の丈かどうかって言われるとね、やっぱりちょっと巨額だなと思ってしまいますね。
ただ、大川市としてはだいたい人口、毎年500人ほど減っていまして。
減ってるんですね。
市長としては、やっぱり賑わいを取り戻したいという強い思いがあったんですね。
ただ、さっき冒頭の方でチラッと言ってたのが、100万人誘致したいっていうようなね、
お客さんを呼びたいっていう話をしたけど、100万人っていうのも結構な人数だなと思うんですよ。
そうです。100万という数字が聞くとまた、どんなものかっていうのがイメージしづらいと思うんですけど。
公表している資料で、九州で上位の売り上げを誇る道の駅浮き波。
人気のスポットですよね。
葡萄とか、今だとシャインマスカットとかですね。
フルーツだね、ふんでん採れて。
ここでだいたい年間90万人から97万人と言われています。
それが倉重市長ですね。市長は100万人って言ってるんですけど、私たちのインタビューでは200万人を目指したいと。
それぐらいの気持ちでやりたいと。
気持ちは大きく出るのも分かりますけども、確かに。
あの道の駅浮き波でも100万人。
じゃあそれが現実味がある話なのかどうかっていうところも精査しなきゃいけないでしょうね。
そのやっぱり比較する対象を聞くとですね、大川市民も少し不安になったのかなっていうことがここに現れたんじゃないかなというふうに思いますね。
もちろん今回の争点ってそれだけじゃなくていろいろなものが反映されてたとは思うんですけども、やっぱり柱の一つにはなってたわけですよね。
もうこれが一番の争点ですね。
江藤さんってもともとは現職の支援者の一人でもあったわけですよね。
去年やはりこれはおかしいということで、倉重さんのところに話をしに行ったっていうのも本人が言っておりましたし、それでもやっぱり変わらなかったというところで自分が立候補するっていうふうになったと言ってましたね。
政治経験をしているわけでもなく、会社経営者っていうノウハウはあると思いますので、それを民間で得たノウハウを生かしていくっていうことなんですかね、今後の姿勢は。
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その実効力に期待したいですね。
大川市自体もこういう結果になりましたけど、江藤さんとしてはですね、道の駅っていうのは作ってほしいっていう声を聞いていると。
なので場所もですね、今大野島っていう選定ですけれども、一旦白紙に戻す。けれども別の場所で検討して、規模感もですね、身の丈にあった規模感で作りたいっていう方針は示していますね。
でも工事ってもう始まってたんですかね。
軟弱地盤なので、地盤の改良工事は今も進んでいまして、その工事はストップはできないけれども、その場所をですね、やっぱり違う形で生かしていきたいっていうふうにはおっしゃってましたね。
なるほど。じゃあこれから江藤市政になってからっていうのは、身の丈っていうのが大体どの辺なのかっていうのもちょっと難しいところではありますけど、大川市に適正な規模感のものを何とか作っていくっていう方向になるんですかね。
お客さんを呼べるような状態のものを作りたい。
観光もメインですから、家具の街ですから、家具の街がやっぱり衰退してるっていうのは現実なので、そこを観光業で盛り上げていきたいっていうのはあるので。
道の駅っていうものが、本来24時間のトイレなどを備えていたドライバーが休める場所っていうのが国交省の基本の場所ではありますけど、都市部にはできないものじゃないですか。
確かに。
これは地方だからこそできる。
その地方の特色を生かして。
PRできる部分ですよね。
本当に休む場所とかもしっかり作ってもらって、観光もできて、ゆっくり休憩できて、そういうみんな喜ぶような施設をしっかり作ってほしいなって思いますね。
そうですね。そして築港エリアの盛り上がり発展につながっていけばいいなというところですね。
知恵を絞って、お金は程々に。
さあその身の丈、等身大っていうのがどのくらいのものなのか、
知恵というものをこれからは見守っていきたいと思います。
今日は先日行われた大川市長選についてリポートしてもらいました植田拓哉でした。
植田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
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