米軍機の撃墜と乗員の救出作戦
今朝、入っているニュースをお伝えします。
イラン上空で3日に撃墜されたアメリカ軍機の乗員1人について、
トランプ大統領は、いつかアメリカ軍がイラン領内で行った作戦によって救助したとSNSで明らかにしました。
1人は既に救助されていて、もう1人が行方不明だったということですが、その1人も救助したということです。
トランプ氏はSNSの投稿で、乗員がいた場所は険しい山岳地帯で、世界最強の装備をした多くの航空機が救出に向かったとしました。
アメリカ市のワシントンポストは、作戦に関わった全員が無事に帰還したと報道しています。
アメリカメディアによりますと、撃墜されたのは2人乗りのF-15戦闘機で、別の乗員は既に救助されていました。
政権にとっては、この乗員がイラン側に捕まれば交渉材料として使われる懸念があって、また国内の批判を避けるためにも救出が喫緊の課題となっていたということで、
この撃墜されたということが、まずイランの制空権というのは、まだまだ衰えていないところを示す一件にもなったのかなと思います。
そしてその撃墜されたうち、2人が乗っていたということでしたけれども、1人は救助、そしてもう1人の行方不明者の捜索に、
イラン、アメリカ、それぞれがどっちが救出するかということで、やきになっていたということなんですね。
毎日新聞では、その時の様子というのは、アメリカのメディアが伝えている情報を軸に展開しておりまして、
その記事によると、まずアメリカメディアの報道で、アメリカ軍が大規模に展開した救出作戦の一端が明らかになったと。
アメリカ中央情報局CIAが、乗員はすでに救出されたという偽情報をまず広めて、
イラン側を攪乱したと。乗員は24時間以上イラン側の追跡を逃れて、最後は山岳地帯の岩の裂け目に身を潜めていたということなんですね。
今回撃墜されたわけですけど、イラン側にアメリカ軍機が初めて、この2月28日以降戦闘開始してからは初めて撃墜される事態となったんですね。
イラン側も懸命に捜索してたわけですけど、イラン軍は住民に協力を求めつつ、現地で大規模な捜索を展開して、市民に対して乗員を引き渡せば報酬を支払うと呼びかけた。
懸賞金みたいなもんですよね。懸賞金をかけて、とにかく探し出してくれと。見つけ出してくれたらお金を払うよと。
イラン側とすると、乗員を拘束すれば、アメリカ側との交渉行動に使ったり、プロパガンダに利用したりする可能性が指摘されていたということですね。
状況をイラン側としては優位に進められる武器になるんじゃないかと狙っていたと。
一方、アメリカ側ですけども、ニューヨークタイムスによりますと、CIAはイランの国内で乗員がすでに発見されて国外に脱出したという偽情報を拡散しました。
イラン側を拡乱する一方で、乗員の潜伏場所を特定して国防総省に伝えたと。
アメリカ軍は海軍の特殊部隊、シールズの精鋭部隊、チームシックスら数百人の特殊部隊員や数十機の戦闘機などを動員。
これでいかに力を入れていたか、そして規模が大きいかというのも分かりますよね。
アメリカ側も必死だった。
乗員の潜伏場所に迫るイラン軍を上空から爆撃するなどして接近を阻んだということですね。
その間に何とか早く見つけ出してくれという時間稼ぎもしたということですよね。
乗員はそもそも位置情報を知らせる機器とか通信機器は持っていたんですけども、これ使っちゃうとイラン側にも探知される可能性があるということで使うのは最小限にとどめだと。
山岳地帯の2000メートルの尾根を登るなどして追跡を逃れ、結構な標高ですよね。
その山の中の岩の裂け目に身を隠していたということなんですね。
当初はアメリカ軍も位置を把握していなかったということですが、最小限使うことによってその位置情報で分かったということなんですね。
トランプ大統領ですけどもホワイトハウスの作戦指令室で救出作戦を見守っていたと。
救助の一方が入ったということで、救出作戦でアメリカ兵の死傷者が一人も出なかったことを強調して、
イラン上空で圧倒的な航空支配と優勢を達成している証拠だと強気の主張をしたということですが、
ただし救出作戦に従事した攻撃機とヘリコプターの2機も被弾したということです。
イランが一定の反撃能力を維持していることが改めて強調される結果になったということですね。
もしイラン側に上院が拘束されるようなことがあると交渉カードに使われるのはもちろんだけど、
アメリカ国内でトランプ大統領への反対の声がますます大きくなる。
ただでさえ反戦デモが拡大している中で、ますますデモってトランプ大統領が危うくなる、
政権が危うくなるということもあったので必死だったという、その舞台裏が今日いろいろな紙面でも特集で掲載されております。
高市総理のベトナム・オーストラリア訪問調整
さて続いて高市総理ですけれども毎日新聞からです。
4月の下旬から5月上旬、日本では大型連休に入っている期間ですけれども、
ベトナムとオーストラリアを訪問する調整に入ったと報じています。
軍備拡大や経済的威圧を強める中国を念頭に、安全保障や経済など幅広い分野で2国間の連携を強化したい考えということです。
緊迫するイラン情勢を見極めながら訪問ができるかどうかを最終判断する見通しということです。
ベトナムとオーストラリア、この首脳会談では中国が東シナ海や南シナ海などで海洋進出を強めていることなどを踏まえて、
安全保障分野での協力の強化を図る方針ということですね。
あとはレアアースなどの重要鉱物のサプライチェーンの強化など、経済安全保障での連携も重要なテーマとなるということです。
自由で開かれたインド太平洋というところにおいては、ベトナム、オーストラリアもやはり中国というものに警戒しているところもありますので、
そこで日本もより一層連携を深めたいという思いで、訪問を今計画しているということです。
国民民主党の活動方針転換
さて続いて読売新聞からですが、国民民主党が昨日東京都内で党大会を開きまして、2026年度の活動方針を採択しました。
与党と交渉して政策を実現する手法が困難になったと総括して、選挙での党制拡大に軸足を移す姿勢を鮮明にしたということです。
さっきの衆院選で自民党が対象しまして、少数与党だったらそこに国民民主党も連携するなどして、
自分たちが推し進める政策を実現できるという可能性が非常に高いわけですけど、
自民党が多く議席を獲得して過半数を優に上回る数を獲得したので、
ちょっとそのやり方だと自分たちの政策を推し進めるのにも難しい局面になったということですね。
なのでちょっと軸足を移して方針を変えると。
その上で地方議員を一人、党員を一人増やすことが政策を実現する自力となると訴えたということで、
現状打開に向けて重視するのが地方と国での議員の増加ということですね。
来年春、統一地方選挙が行われますけども、その統一地方選挙を終えた時点で、
現在およそ340人の地方議員を700人に倍増させることを必達目標に位置付けたということです。
まずは地方からということになりますね。
OPECプラスの石油生産枠拡大と中東情勢
さあ続いてイラン情勢に絡んでということで、石油の輸出についてなんですが、
オペック石油輸出国機構にロシアなど非加盟の産油国を加えたオペックプラスの有志8カ国は、
5日会合を開きまして、来月の生産枠を1日当たりの量で20万6千バレル拡大することで合意したということです。
生産枠の拡大は2ヶ月連続で増加幅は今月と同じ水準となります。
中東情勢が緊迫化しておりまして輸送の要請でもありますホルムズ海峡が今自律上イランによって封鎖されておりまして、
原油の供給というのは制約を受けている状況ですけれども、生産枠を増やすことで、
いざ海峡の通行が再開になった時に備えて増産の用意があるぞという姿勢を示す狙いがあるということですね。
京都府の小学校での児童行方不明と初動対応
さて最後に西日本新聞からですけれども、京都府南端市立園部小学校6年の男の子足立幸さん11歳が3月23日に行方不明になってから、
今日6日で2週間となります。この園部小学校は当日の朝足立さんが登校していないと認識していたんですが、
親への連絡はおよそ3時間後の昼前となり、初動対応の不手際を認めました。
父親は足立さんを小学校のそばまで車で送って、23日午前8時頃に下ろしたと説明しました。
学校や市の教育委員会によりますと、担任は健康観察などを行った午前8時半頃、足立さんが登校していないと認識しました。
通常は欠席連絡のない児童が不在の場合、すぐ保護者に連絡するということです。
ただこの日は卒業式で慌ただしかったことや教員同士の連携ミスがあったため、担任が母親に連絡したのは、式が終了した後の11時45分頃だったと。
その後に父親は100等番通報しているわけですね。
これがもっと早ければ、いないということが分かった8時半頃には連絡していれば、3時間タイムラグがあるわけですからね。
もっと早く捜索にもできたんじゃないかということですよね。
学校側は大いに反省すべきところだと陳謝したということです。
いまだに2週間経っているわけですけども、まだ安否が分からないという状況ですね。
今日から新学期?
そうですね。ただ学校は8日からということですので、新しく学校も始まっていくというタイミングですけども、その他の児童も心配な状況が続いているという中、
そして一刻も早く足立幸さんが見つかることを願いたいなと思います。