スマホやパソコンを買おうとしたとき、「前より高くなっていない?」と感じることがあります。
その背景では、生成AIの普及によって、データセンター向けのメモリ需要が急速に拡大しています。
このエピソードでは、メモリ価格が上がっている理由を、単なる「半導体不足」ではなく、半導体メーカーが限られた生産能力をどこへ振り向けているのかという視点から整理します。
AIサーバーで使われるHBMなどの需要が増える一方で、一般向けPCやスマートフォンに使われるDRAMやNANDにも、その影響が及びます。
HBMとは何か、SSDに使われるNANDとはどう違うのか。
さらに、こうした供給配分の変化が、メモリ容量、SSD価格、パソコンやスマートフォンの価格にどうつながっていくのかを見ていきます。
「AI搭載だから高い」という単純な話ではなく、AIインフラへの投資が、私たちが普段使う端末の価格にも波及する仕組みを考えるエピソードです。
このエピソードは、Webメディア「ねんごろ」で公開している記事をもとに制作しています。
元記事:
https://nengoro.com/column/technology/memory/
YouTube:
このエピソードの音声は、生成AIを利用して制作しています。
感想
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最近、あなたもスマートフォンやPCを買い替えようとして、あれなんだかすごく高くなったなーとか、同じ値段を出しているのに容量が全然増えていないなーって、そう感じたことはありませんか?
いやー、本当にそうですよね。あのー、私たちが日常的に使うデバイスの価格が少しずつ、でも確実に歪められているんですけれども、
多くの人が直面しているリアルな問題なのに、その本当の原因に気づいている人って実はごくわずかなんですよね。
ニュースなんかを見ていると、アップルとかの製品が値上げされたり、ひな薄になったりする話題に対して、「あー、コロナ禍の時に対に、また半導体が足りないんでしょ?」って、つい一言で片付けてしまいがちじゃないですか?
そうですね。よく聞くフレーズですよね。
よし、これについて少し紐解いていきましょうか。今回の徹底解説でお伝えしたい大きなミッションはですね、今起きていることは単なる一時的な部品のひな薄ではない、ということなんです。
まさにそこが皆さんが陥りがちな最大の誤解なんですよ。半導体不足というまあ、ざっくりとした大きな言葉で終わらせてしまうと、背後で起きている巨大な知覚変動を完全に見落としてしまうんですよね。
知覚変動ですか?
はい。ここで非常に興味深いのは、半導体と一口に言っても、計算処理を行うCPUとか、画像処理に特化したGPU、そしてデータを記憶するメモリーなど、役割の違う様々な部品が含まれているということなんです。
ということは、全部の部品がまんべんなく足りていないというわけではないんですか?
そうなんですよ。今、世界的なスケールで起きているのは、半導体全般が足りないというよりも、もっとピンポイントなメモリーという部品の異常な行動なんですよね。
ああ、なるほど。じゃあちょっと例え話をしていいですか?
どうぞ。
つまり、世間では食べ物が不足しているって大騒げしているけれど、実際にスーパーに行ってみたら、大根もと肉も普通に売っているわけですよね?
はい、売ってますね。
ただ、一部の超高級食材に対してだけ、世界中の三ッ星レストランから注文が殺到していて、その影響でなぜか私たちが毎日コンビニで買うお弁当の値段まで連鎖的に上がってしまっている、みたいな状況ですか?
ああ、その例え、今の市場の状況を完璧に表していますね。
おお、よかったです。
問題の確信は、どの種類のメモリーがどこで強烈に求められているのかということなんです。
そして、遥か遠くの三ッ星レストランの爆買いが、なぜあなたの手元にある身近なスマホに悪影響を及ぼすのか、という点ですね。
そこですよね。では、そのどのメモリーなのかっていうところを整理させてください。そもそもメモリーって種類がいろいろあって結構混乱しやすいじゃないですか。
そうですね、専門用語も多いですからね。
でも、今回注目すべきなのは大きく分けて4つですよね。
ええ、はい。私たちの身近な行動に例えて整理してみましょうか。まず一つ目がDラムです。
Dラム、はい。
これはスマートフォンやPCで、今まさに作業しているデータを一時的に保持しておくためのメモリーですね。
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スポーツの試合中のマッスルメモリー、つまり筋肉の記憶を想像してみてください。
マッスルメモリーですか?
はい。目の前のボールに対してものすごいスピードで瞬時に反応して動くための領域ですね。
なるほど。動きはものすごく早いけれど、試合が終われば一旦リセットされているものという感じですよね。
ええ、まさにその通りです。そして二つ目が難度フラッシュです。
難度フラッシュ。
これはSSDとかスマホの保存領域として使われるもので、データを長期的に保管しておくためのメモリーですね。
写真とかアプリを入れておく場所ですね。
そうです。さっきの例えでいうと、ロッカールームに置いてある分厚い戦略プレイブックみたいなものです。
試合中に瞬時に引き出して読むのは難しいですけれども、これまでの戦績とか大量の戦術データが電源を切っても全て消えずに保存されています。
マッスルメモリーのDラムとプレイブックの難度フラッシュ。ここまではすごくわかりやすいです。
よかったです。そして三つ目が今回の主役であるHBMです。
HBM。これがソン娘レストランの超高級食材ですね。
そうですね。これは少し特殊で、AI向けのGPUなどと一緒に使われる超高性能メモリーなんです。
先ほどの例えで言えば、トップアスリートの脳に直接太いケーブルをつないで、瞬時に何万通りもの戦術を叩き込むための特別仕様の超高速デバイスだと考えてみてください。
トップアスリート用の特別仕様。なんだかすごそうですね。
そして最後四つ目がDDR4です。
これもよく聞きますね。
ええ。これは少し古いPCの増設なんかに広く使われてきた一世代前のDラムの企画ですね。これで四つの役者が揃いました。
ありがとうございます。ここからが本当に面白いところなんですが、リスナーの皆さんも疑問に思うかもしれないんですが、AIの需要がすごいからメモリーが高騰しているというのは頭ではわかるんですよ。
でも自分のスマホやPCにも最近どんどんAI機能が搭載されてきてるじゃないですか。
ええ。写真の背景を消したりとかですね。
そうそう。だから自分の手元の端末により多くのメモリーが必要になって、それで世界中で部品が足りなくなっているんだって普通が思いませんか。
それは非常に陥りやすい罠ですね。実は今世界的なメモリー供給を逼迫させている最大の負荷は、あなたの手元にある端末から発生しているわけではないんです。
違うんですか。私たちがスマホで画像を作ったり文章を要約させたりして負荷をかけているからじゃないんですか。
違うんですよ。AIを動かすための本当の熱狂とかその膨大な負荷っていうのは手元のスマホではなくて、その遥か裏側、企業が運営する巨大なデータセンターに集中しているんです。
データセンターですか。
はい。あなたがスマホで高度なAIサービスを使うとき、スマホ自体が汗をかいて一生懸命計算しているわけじゃないんですね。裏側にある巨大なコンピューターにこれをやってとお願いして結果だけを受け取っている状態なんです。
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ということは、私たちがアクセスしている見えない裏側で、とてつもない数のサーバーとかGPU、そして膨大なメモリと大容量のSSDがフル稼働していて、その裏側の需要が現在の市場を完全に飲み込んでいる状態なんですね。
ええ、その通りです。そしてそのデータセンターで特に強烈に必要とされているのが、先ほど挙げた3つ目の超高性能メモリー、HBMなんですよ。
ちょっと待ってください。確かにデータセンターの規模が巨大なのはわかります。でも、消費者向けの電子機器の市場って、とてつもない規模じゃないですか。
AppleとかSamsungが世界中で売っているスマートフォンの数って、年間で何億台というレベルですよね。
ええ、ものすごい数ですよね。
その消費者向けデバイスの圧倒的な数の力をもってすれば、部品メーカーにこれまで通り安く大量に作らせることはできないんですか。どうして数千とか数万規模のデータセンターの需要に負けてしまうんでしょう。
そこ、非常に鋭い指摘ですね。圧倒的な数があるのになぜ負けるのか。これをさらに大きな視点、全体像と結びつけてみるとですね。
はい。
その答えは、HBMというメモリーの物理的な製造の難しさとメーカーの利益構造に隠されているんです。
利益構造ですか。
ええ。まず、HBMは単純な部品じゃないんですよ。非常に薄いDラムのチップを、まるで微小な高層ビルのように何層も垂直に積み重ねていくんです。
上に重ねていくんですね。
そうです。そして、その間を何千もの目に見えないほど細い配線で貫通させるという極めて高度で複雑な技術で作られているんです。
顕微鏡レベルの超高層ビルを建てるようなものですね。それは難しそうだ。
しかも重要なのは、このHBMを製造するには、工場の中でとてつもないスペースと時間、そして特殊な製造ラインを占有してしまうということなんです。
スペースを取るんですか。
ええ。つまり、メーカーがHBMを一つくろうと決断すると、そのために消費される設備とかシリコンの面積は、一般的なスマホ用Dラム3個から4個分に相当してしまうんですよ。
ああ、なるほど。同じ工場の中で作っているから、HBMの生産ラインを増やせば増やすほど、物理的にスマホ用のメモリを作る場所が食べられてしまうわけですね。
その通りです。工場という限られたパイの奪い合いが起きているわけです。
しかも、ここにもう一つ決定的な要因が絡んでくるんですけれども。
何でしょう。
ビジネスとしての利益率ですね。スマホやPC向けのメモリって、実は長年ものすごく激しい価格競争にさらされてきたんですよ。
確かに、PCのメモリってどんどん安くなっていた時期がありましたよね。
ええ。大量に売れる代わりに、デバイスメーカーから1円でも安くしろと要求されるので、結果的に利益が出にくい、いわゆる薄利多倍の製品になってしまっていたんです。
私たち消費者からすれば、安くて大容量になるのは嬉しいですけれども、メーカーからするとたくさん作ってもあまり儲からない、しんどいビジネスだったということですね。
そうなんです。一方で、今のAIサーバー向けのHBMとか大容量ディーラムっていうのは、データセンター側が、もういくら出してもいいから今すぐ欲しいと言っているような異常な状態なんですよ。
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いくらでも出すですか。
はい。利益率が桁違いに高いんです。もしあなたがメモリ工場の経営者で、生産ラインの能力に限界があるとしたら、どちらを作りたいですか。
いや、それは当然圧倒的に儲かるAIサーバー向けの生産を優先しますよ。薄利多倍のスマホ向けラインを削ってでもHBMをどんどん作りたいと思いますね。
まさにそれが今起きている現実なんですよね。どの市場に先に供給するかというメーカー側の配分の変化なんです。
なるほど。単に足りないんじゃなくて、メーカーが意図的に儲かる方を選んでいるわけだ。
ええ。高収益なサーバー向けが優先される結果として、これまで当たり前のように作られていたPCやスマホ向けの供給が細ってしまって、調達コストが跳ね上がっているんです。
さらにその営業ってDラムだけに留まらないんですよね。
はい。AIの学習には膨大なテキストとか画像データが必要ですし、生成された結果も当然保存しなければなりませんよね。
プレイブックの役割ですね。
その通りです。そのため、企業向けの超大容量SSDも猛烈な勢いで必要とされているんです。
あ、なるほど。SSDということは?
ええ。この需要が強まることで、SSDの材料であるNANDフラッシュの生産能力までがデータセンター向けに振り向けられてしまう。その結果、一般向けのスマホ用の需給が一致にしまってしまうんですよ。
まるでドミノ倒しですね。HBMの需要爆発がスマホ用Dラムのラインを圧迫して、さらにデータセンター用のSSD需要が私たちのスマホの保存容量であるNANDフラッシュまで枯渇させてしまうと。
ええ。本当にドミノ倒しです。
でもちょっと待ってください。それだけAI向けが儲かっていてスマホ向けも足りなくなっているなら、工場をどんどん新しく建てて、全部のメモリをフル生産すればいいじゃないですかってあなたは思いませんか?
いやー、そう考えるのが自然ですよね。でもそこにはメーカーがどうしても超えられないたかり壁と、ふかりトラウマがあるんですよ。
トラウマですか。壁はなんとなくわかりますけど。
まず物理的な壁として、最先端の半導体工場をコラチから建設して稼働させるには、数兆円という天文学的なコストと、最低でも3年から5年という長い時間がかかるんです。今日決断して来月工場ができるわけではないんですよね。
数兆円で3年ですか。確かにすぐには増やせないですね。ではそのトラウマというのは。
過去の歴史です。メモリ市場というのは、需要が高まったからといって大増産に踏み切ると、工場が完成した数年後には市場のブームが去っていて、供給過多になって価格が大暴落するという恐ろしいサイクルを何度も何度も繰り返してきたんです。
救った時にはもう遅いと。
ええ。この価格暴落で致命的な赤字を抱えて倒産したり買収されたりした企業が、かかに山のようにあるんですよ。
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なるほど。過去の痛い経験があるから、いくら今AIの需要が熱狂的だと言われても、また数年後にブームが終わって暴落するんじゃないかって疑心暗鬼になってしまうんですね。それで過剰な設備投資に踏み切れないと。
そうなんです。だからこそメーカーは新しい工場をバンバン建てるよりも、今ある既存の工場のラインをスマホ向けからAI向けに切り替えることで慎重に対応しようとしているんです。
そうなるとメーカーが慎重で、かつ儲かる企業向けを優先している現状、そのしわ寄せが私たち消費者に確実に来ているのはよくわかりました。つまりこれって全体としてどういう意味を持つんでしょうか。
これはある重要な疑問を提起していますね。
というと?
実際にお店に行っても、スマートフォンの値段がいきなり昨日より2倍になったみたいな極端なことは起きていませんよね。
ええ。少し高くなった気はしますけど、そこまで劇的な変化ではないですね。
そこがこの構造変化の一番恐ろしいところなんです。店頭に並んでいる価格という表面的な数字だけを見ていては、私たちがどれだけ損をしているかに気づけないんですよ。
気づけない?
メーカーは単純に本体価格をドンと値上げするのではなくて、より見えにくい形でコスト上昇を吸収しようとするんです。
見えにくい形ですか。具体的にはどういうことでしょう。
例えばですね、同じ価格帯のモデルなのに新機種になってもメモリ容量が全く増えないといった現象です。
ああ、それはありますね。
少し前までは数年たって同じ値段のスマホを買えば、ストレージの容量が64GBから128GB、256GBへと倍々に増えていくのが当たり前でしたよね。
でも今は一番安い標準モデルの容量が何年間も128GBのまま据え置かれていたりします。
確かに写真や動画のサイズはどんどん大きくなっているのに、いつまで一番安いモデルの容量は増えないんだろうってすごく感じます。
さらに標準モデルの価格は何とか維持して値上げしていませんよと見せかけつつですね、大容量モデルとか上位のプロモデルになった途端に価格差が異常に広がるというケースも増えているんです。
ああ、256GBとか512GBを選ぶといきなり数万円も跳ね上がるやつですね。
そうです。部品の実際の限界以上にアップグレード費用が跳ね上がってしまっているんですよ。
これってスーパーでスナック菓子の値段は100円のままで変わらないのに、袋を開けたら中身の量が少し減っている、いわゆるシュリンクフレーション、捨てる捨ね上げのデジタル版ですね。
まさにそうです。
私たちが気づかないうちに、ギガバイトの捨てる捨ね上げが起きているんだと考えるとなんだかゾッとしますね。
ギガバイトの捨てる捨ね上げ、言えて妙ですね。しかも影響は最新のスマホだけではないんです。
他にもあるんですか?
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例えば、あなたが少し古いWindows PCの動きを良くしようと思って、一世代前のDDR4のメモリを買って増設しようとしたとしますよね。
はい、古い規格だから安くなっているだろうなって思います。
そう思いきや、メーカーがすでに生産を縮小してAI向けにシフトしてしまっているため、意外と価格が高止まりしていて驚くはずです。
ゲーム機の内蔵ストレージとか、容量を拡張するためのSSDが高くてなかなか買えないというのも全く同じ理由なんですよ。
でも、Appleみたいなとてつもなく巨大な企業なら資金力もあるし、在庫も豊富じゃないですか。
こういう部品コストの上昇を、ある程度は自分たちの体力でブロックできるんじゃないですか?
確かに、大企業には体力とスケールメリットがありますね。
短期的には、自社の利益を削ってでも価格を据え置いて、市場のシェアを守るという戦略を取ることは十分に可能です。
ですよね。
しかし、部材コストの上昇がこのまま何年も続けばですね、いかに巨大企業であっても、永遠にそれを吸収し続けることは不可能なんです。
結局のところ、どこかのタイミングで価格の引上げや容量をさらに削るといった形で、消費者にはね返ってこざるを得ないんですよ。
ということは、今パソコンとかスマホの買い替えを迷っていて、もう少し待てば、昔みたいに安くて大容量のものが買えるようになるはずだって思っているリスナーがいるとしたら、彼らは待つべきではないということですか?
残念ながら、息を止めて価格が下がるのを待つのは全くお勧めしませんね。
この状況はすぐには落ち着かないと見るべきです。
すぐには変わらないんですね。
仮にメモリーメーカーの製造ラインが最適化されて供給量が少し降れたとしてもですね、まずは強烈な需要を抱えていて高いお金を払ってくれるAIデータセンターの方に真っ先に吸収されてしまいますから。
三ッ星レストランが全部買い占めちゃうわけですね。私たち消費者のところにそのおこぼれが回ってくるのはずっと先のことになると。
それに、もし将来的に部品価格が少し落ち着きを取り戻したとしてもですね、PCやスマホの価格がすぐに連動して下がるわけではないんです。
そうなんですか?
デバイスメーカーは過去に高い値段で仕入れた部品の在庫状況とか、製品ラインナップ全体のバランスを見ながら価格を決めますからね。
つまり、部品自体が安くなっても標準モデルの容量は末置きのままだとか、上位モデルとの激しい価格差は残ったままという状態がしばらく続くタイムラグが発生するということですね。
その通りです。ここから導き出される最大の結論というのはですね、市場の主役が交代してしまったということなんですよ。
主役の交代。
かつては私たち個人が買うPCやスマホの販売動向が世界のメモリ価格を大きく左右していました。
しかし今はもう違います。メモリ市場の重心が完全に消費者からAIインフラへと移行してしまったんですね。
なるほど。
これは一時的な品族などではなくて、不可逆的な構造変化なんだと理解する必要があります。
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もう私たちが主役ではないということですね。いやぁ、そろそろまとめに入りましょうか。
はい。リスナーのあなたに覚えておいてほしいのは、ニュースでまた反動体不足だという言葉を聞いても決してそこで思考停止しないでほしいということです。
本当にそうですね。
今起きているのは単に部品が足りないのではなくて、爆発するAI需要とそれによってメーカーが儲かるデータセンター向けを優先するという目に見えない供給配分の変化なんです。
これを理解することが、これからの時代に納得の育成品選びをする上で、絶対に欠かせない視点になりますよね。
はい。
次にデバイスのスペック表を見るときは、ただ容量の数字や値段だけを追うのではなくて、その裏にある世界規模の綱引きをぜひ感じ取っていただきたいですね。
最後にあなたに一つ新しい思考の種をまいてお別れしたいと思います。
もしメモリメーカーにとって私たち個人向けのスマホやPCが薄利であまり儲からない後回しの存在になり続けるのだとしたら、そして手元のデバイスを高機能にしようとすると値段が天文学的に跳ね上がってしまうのだとしたら、
ええ。
将来、私たちの手元にあるデバイスは、もはや高度な処理能力や応用量のストレージを自前で持つことを諦めるかもしれません。
計算も保存もすべてをクラウド上のAIサーバーに依存して、手元のスマホはただ結果を表示するだけの、通信できるだけの画面になってしまう日が来るのかもしれないんです。
究極のクラウド依存ですね。あり得る話です。
次にあなたが新しいスマホの容量を選ぶとき、「高いから妥協するか?」って終わるのではなくて、ぜひこの見えない世界の変化を思い出してみてください。
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