きょうだい犬問題と依存のリスク
こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園N1クラブを運営している、なおちゃん先生と申します。
20年以上、1000組を超える飼い主さんとワンコさんに向き合ってきた経験から、コントロールよりコミュニケーションをテーマに、愛犬と心が通い合う関係づくりのお手伝いをしています。
さて今週は、ワンちゃんのね、きょうだい犬についてのお話をさせていただいています。
きょうだい犬、新しくね、きょうだいのワンちゃんをお迎えする、そのことについて、仲がいいことってどんな年長者、先住犬をね、優先させた方がいい、こういうのを優先させた方がいいっていろいろ言われるけど、どんなケースがあるんだろうとか、そういったお話を中心にしています。
今回は、年長者、先住犬であるね、
年上のお兄ちゃん、お姉ちゃん、先にお家に住んでいるワンちゃんと一緒だと危険だよ、というケースが実はあるんだよ、ということについてお話したいと思います。
この番組では、お迎えからお見送りまで、愛犬の一生を7つのフェーズに分けて、それぞれの時期に寄り添った学びとヒントをお届けしています。
今回は、ハッシュタグ1番プレガイ主、2番パピー、3番生犬、多頭飼育や、兄弟犬についてのお話をしていきたいと思います。
私の保育園だったり、過去20年以上ドクトレーナーをしてきて、兄弟犬、兄弟、年上のワンちゃん、年下のワンちゃん、2頭で飼っている、3頭で飼っている、というお客様に何度も何度もお会いしたことがあります。
そして、実はとても強い傾向があって、私は兄弟児を迎える飼い主さんに、このことだけは気をつけてください、と伝えていることがあるんですよね。
年下の犬に見られる依存の傾向
これは何かというと、年下のワンちゃん、後から迎えたワンちゃんというのは、何歳差であろうと、自宅にもともとワンちゃんがいる状態でお家にやってくるわけです。
そのため、常に年上のワンちゃんがやること、なすことを見て、自分の行動を決めている、態度を決めているという子が少なくありません。
特にこの傾向が強く見られるのは、お散歩の時間であったり、お留守番の時間であったり、夜寝る時の時間であったりなんですね。
これは私が10年間ペットホテルを運営していたからこそ、またわかることでもあるんですけれども、
兄弟時でお預かりをしているワンちゃんはですね、年上の年長者のワンちゃんだけでお預かりをした時には、夜だったりお散歩だったりというのに、
1頭であろうと2頭であろうとそんなに変化はないことが多いんですが、
年下のワンちゃんだけをお預かりする時には、年長者のつまりお兄ちゃん犬、お姉ちゃん犬がいるかいないかというので、とてもとても行動が変わることが多々あります。
これ一体どういうことかというと、ずっとお姉ちゃん、お兄ちゃんと一緒にいることがデフォルト。
それが普通、それが平常という状態で何年間か過ごしてきた年下のワンちゃんというのは、ある日突然上の子がいなくなってしまうと、それだけで自分はどうしたらいいのかわからない。
パニックになってしまったり、弱気になってしまったり、混乱してしまったり、自信がなくなってしまったりするわけなんですよね。
これは飼い主さんは気がつかないことが多いです。なぜなら飼い主さんは常に2と一緒に、3と一緒に過ごしていることがデフォルトだから。
だけどね、例えばトリミングサロンだったり、動物病院だったりに預けた、1頭だけ預けるということってあると思うんですよね。
その時によく観察してみてください。もしくはトリマーさんや獣医さんに聞いてみてください。
きっと年上の子の行動や状態の変化よりも年下の子の変化の方が大きく感じられているはずです。きっとプロの目から見たらそうだと思います。
これは犬の保育園でも全く同じで、普段2頭で見ている時、3頭で見ている時は、とても強気だったり陽気だったりする子が、下の子1頭だけでお預かりをしたりすると、全然クレートから出てこないとか、私の後ろから全然出てこないとかって本当によくあるんですよね。
単独体験の重要性と具体的な方法
それを踏まえて、これから2頭目のワンちゃんをお迎えする、もしくはお迎えしたばかりだったりする方には、ぜひお勧めしたいのが、年下のワンちゃんにその子だけの体験や経験を、時間を分けてあげる、とってあげるということになります。
これは子犬の時の方がいいです。なぜなら子犬というのは柔軟性がありますので、あ、年上のワンちゃんがいなくても自分はうまくやっていけるんだ。お兄ちゃんお姉ちゃんがいなくてもこういうふうに振る舞えばいいんだということが学びやすいんですよね。
ただ、お家にやってきてから何年も何年もずっとお兄ちゃんお姉ちゃんがいる状態でしか過ごしたことがないワンちゃんというのは、1頭にされたらどうしたらいいのかわからなくなってパニックになってしまうということがよくあります。
日常的に生活している中で2頭をバラバラにするということはあまりないと思いますので、どうしてもバラバラにする必要があるというわけではないんですが、例えば年下のワンちゃんがお散歩中にとか、お家の窓から見える人や犬に対してものすごく吠えるとか、来客に対してものすごく下の子の方が吠えるとかね、
そういった場合っていうのは、往々にして上の子の存在がそのワンちゃんの吠えだったり、そういった攻撃的な行動があるとしたら攻撃的な行動に対して加担をしている場合があるんですよね。つまり上の子がいるからこそ気が大きくなっているということがあります。
こういった子に必要なのは、自分一人での体験が足りていないということが往々にしてありますので、そういった下の子の特有の問題で困っているよっていう子の場合には、下の子のワンちゃんだけの時間をとっていただけるといいんじゃないかなと思います。
お散歩なんかもね、常に2頭一緒に行っているよっていう方はちょっと面倒くさいかもしれないですけど、ぜひね、下の子だけで行ってみてください。
もしかしたら上の子と一緒の時はグイグイ前に引っ張って歩くのに、下の子1頭になったら全然歩かないとかね、早く帰ろうとするとかね、そういった傾向が見られたりすることもあると思います。
もしそういった傾向に気づいたら、ぜひね、下の子だけの時間、下の子だけの経験を積ませてあげて、自分がどう振る舞ったらいいのかということに自信を持たせてあげてください。
これはなぜかというと、1頭目の千住犬の子と、特に年が離れていれば千住犬のワンちゃんが早く亡くなってしまう可能性っていうのは必ずあるわけなんですよね。
その時に2頭目のワンちゃんが、本当にね、1頭目の子が亡くなったら、それまでとっても元気だったのに急に具合が悪くなってしまった。
精神的にストレスを負って体調を崩してしまったっていうことって本当によく聞かれることなんです。
だからこそ、若いうちからね、もちろん1頭目の子がいなくなったら、それだけ精神的なストレス、ダメージっていうのはあると思うんですけれども、
若いうちから自分だけの2頭目の子だけの経験や時間を取ってあげる。
そのことによってその子はその子なりの自信を生きていく上でね、つけて行動ができるという体験をね、ぜひ余裕があればさせてあげていただきたいなと思います。
特にお留守番、寝る時、そしてこの3つについては1頭だけの体験っていうのもぜひね、やっていただければなと思います。
まとめと今後の展望
それでは今回はここまで。年長者と一緒だと危険なのはこのケースということで、お話をさせていただきました。
また次回もお待ちください。最後まで聞いていただきありがとうございました。