1. MORNING NOTE by 平瀬楽器
  2. 楽器が梅雨を嫌う理由
楽器が梅雨を嫌う理由
2026-06-03 11:12

楽器が梅雨を嫌う理由

「MORNING NOTE」は、
音楽・教室・イベント・発信の“現場”から見えたことを、毎朝10分でお届けする音声番組です。
ピアノの話だけじゃなく、
・なぜうまくいくのか
・なぜズレるのか
・現場では何が起きているのか
そんな「理由」を、音楽の視点からひも解いています。
👉 朝の支度や通勤のおともに、耳だけでどうぞ。
———
◆こんな方におすすめ
・音楽が好き/やっている
・教室や指導に関わっている
・イベントや発信に興味がある
👉 フォローしておくと、毎朝サクッとヒントが届きます
———
◆配信
月〜木(+不定期)/1回 約10分
———
◆関連コンテンツ
・YouTube「平瀬楽器」
 動画・ライブ配信・現場の記録を公開中
・三田のYouTubeラジオ局「さんだいろ」でも放送中
———
◆お店
https://hirasemusic.net/
◆Instagram
https://www.instagram.com/hirasemusic/
———
音楽で、この街の笑顔を増やします。
#平瀬楽器 #MORNINGNOTE


---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/672e07ae69bc2015d004e0e7

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:06
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。
今日は、楽器が梅雨を嫌う理由というタイトルでお話をさせていただきます。
6月に入りましたよね。6月に入るとですね、人間もだんだん、なんとなく体が重くなってきたりしませんでしょうか。
実はそれ、楽器も同じなんですよね。今日は、なんで楽器が梅雨を苦手としているのか、そんなメカニズム的なお話をしてみたいなというふうに思います。
この番組は兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする、だいたい10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、音楽教室のこと、イベント作りや動画、ライブ配信の裏話まで、街と音楽と仕事に関する日々のあれこれをゆるっとお話ししています。
ただいま中古ピアノや電子ピアノ、ライブ配信なんかをテーマにしました。
知っておきたい10のことというpdfを無料でプレゼントしております。ご希望の方は平瀬楽器の公式ラインからお受け取りください。
はい、というわけで改めましておはようございます。6月3日水曜日の朝でございます。
台風皆さんいかがですかね。私住んでおります兵庫県三田市は昨日よりずっと吹雪いてたんですけども、今朝はちょっと落ち着いて、もう警報とかは全部止まったみたいですね。
またこれからのエリアとかもあると思いますんでね、ちょっとご注意いただければと思います。
はい、というわけでそんな6月の朝なんですけれども、まあこんだけ雨が降るとですね、やっぱりもう梅雨というのが頭に浮かんでくると思うんですけども、
梅雨入りが、まあおそらくこの台風を皮切りに間もなくやなぁという感じになってくると思うんですよね。
で、こういった時期、人間もですね、やっぱこの時期になるとちょっとこうなんとなくこう体が重かったりだるかったり、なんとなく調子が上がらへんなぁみたいなことがあると思うんですけども、
実はそれ楽器も同じなんですよね。例えば、まあ例えばまあ僕が得意なのがピアノなんですけれども、ピアノという楽器。
あのピアノという楽器はですね、木をたくさん使っているんですね。まあ楽器はそうして木を使っている楽器が多いんですけれども、ピアノは特に多いんですよね。
で、木を使っている楽器ってどうなるかと言いますと、木はですね、まああの生き物というわけではないんですけれども、湿気を吸ったり吐いたりするんですよね。
その木っても吸ったり吐いたりするんですよね。なので雨が続くとですね、この湿気を吸って木自身が膨らんだりするんです。
逆に湿気がない時期、乾燥の時期になると湿気を吐き出したって縮んじゃったりするんですよね。
で、この差があんまり大きくならないようにピアノの場合はシーズニングって言ってね、作る前に木をちゃんとその町の町とか国の環境に合わせるように
03:04
何年も何年も寝かすという作業をするんですけれども、それでもやっぱり木は湿気を吐いたり吸ったりするんですよ。
で、例えばピアノの場合、この湿気を吐いたり吸ったりすると一体どういうことが起きるかなんですが、例えば湿気を木が吸うとします。
そうした木は膨らみます。例えば鍵盤の形の木がありますよね。鍵盤の木が膨らむとですね、どうなるかというと、隣の鍵盤と当たりますよね。
そうなると鍵盤の引っ掛かりが増えて戻りが悪くなったり、押せない、押しても凹まないというかね、そんなのがあったりします。
あとはですね、ハンマー。音を出す弦を叩くハンマー。あそこの木の部分が膨れると横のハンマーと当たってしまって引っかかって動かない。
あと擦れてハンマーの動きが悪くなるという風になります。こうなるとどうなるかというと、演奏していても何か音が出ないということになるんです。連打ができないとかね。
ピアノの場合は外から見えないじゃないですか。なのでお客様からすると何か音出へんぞと、何か壊れたんちゃうかという風になるんですよね。でも実際は湿気が原因ということが結構あったりします。
例えばピアノ以外の楽器。ギターにしましょうか。ギターっていうのもやっぱり木をたくさん使っている楽器ですよね。
ギターの場合はネック。ネックって弦を張っている部分ですね。あそこがやっぱり湿気で動くことがあるんです。ネックが反ったり、逆の方向に逆反りしたりするとどうなるかと言いますと、弦の長さが変わるんですよね。
単純な話。指を押さえる指板との位置関係も変わってくるので演奏しにくいとか、あともっと細かいこと言うとピッチが合わない、調律が合わないということも変わります。
なのでギターの場合は演奏に直結してくるんですよね。あと細かいことで言うとボディも膨らんだり縮んだりします。
それによって音の響きも変わってくるんですよね。これはバイオリンも全く同じで、バイオリンという楽器は基本的に古い木を使っているんですけども、それでもやっぱり湿気を吸ったり吐いたりするわけなので、先ほど言いましたギターと同じで指板の位置関係が、弦との位置関係が変わってきます。ピッチも変わってきます。
なので弦楽器っていうのは湿気結構大変なんですよね。あんまり受けたくないということになっています。管楽器の場合どうなのかというと、例えば木管楽器という楽器がありますよね。クライネットとか大吠えとか、あの辺の木管楽器、あの辺りの木はギターとかピアノほど大きくは変わらないんです。
06:00
なんでかというと、もともとグラナディラって言って黒炭みたいなのを使っていて、水分への影響というのはそんなに大きくないんですよね。なのでめちゃめちゃ変化はしないんですけれども、キーを押さえる、指でリコーダーみたいに押さえていくじゃないですか。
リコーダーは穴なんですけれどもクライネットの場合はキーが付いていて、その先にタンポと呼ばれている布みたいなものがあって、それで穴を押さえているんですね。この布が湿気の影響を受けます。なのでここがパンパンに膨れちゃうとちゃんと押さえれないとかいうことがあるんですよね。
ちゃんと押さえれないとどうなるか音が出にくくなったりとか、あと先ほどのギターと同じで音程が怪しくなったりします。ちゃんと息が入らないんでね。だから木管楽器っていうのはこの湿気の影響で本当に演奏が困難になったりします。
先ほどその木の影響をそんなに受けないというふうに言いましたけれども、これは湿気の場合であって、乾燥しているところに行くとこれはイヤオウなしにですね、木がパンって割れたりするんですよね。こういうふうな今の梅雨の時期ではあんまりないんですけれども、梅雨終わった夏の暑い時期に外で演奏とかするとこういうことが起きたりします。
甲子園の応援とかでね、吹奏楽部がやってるのをたまにテレビで映ったりするじゃないですか。あれでクラリネットとか大声の子たちがタオルを楽器にかけて演奏している姿ってご覧になられたことないでしょうか。あれは何でかというと雨に濡れるからじゃなくて太陽の直射日光が危ないからなんですよね。
ああいうことして直射日光から楽器を守って割れないようにしているわけです。あえてタオルかけちゃうと音もなかなか出ないんでね。どうなのよっていうところはあるんですけれども、あれは実際そうしないと危なっかしいですよね。
面白いのは湿気の影響は人間とちょっと似てるんですよね。人間って性格上暑い時期が好き寒い時期が好きとかそういうのはあると思うんですけれども、基本的には暑い日と寒い日で体の動きが違います。それと同じで湿度の高い時はなんか調子悪いなみたいな人が多いと思うんですよね。
乾燥しすぎるのもやっぱりしんどいなってなるじゃないですか。これはやっぱりね楽器も同じなんですよ。楽器もやっぱり環境によって状態が変わる、体調が変わるわけなんですよね。
なのでね、機能と同じように演奏してるつもり楽器吹いてるつもりでも、実は楽器の方が違う反応を示しているってこともやっぱりあります。湿気の影響でね先ほど言いましたように鍵盤が膨れてるとかねタンポが膨れてちゃんと抑えれないとかそういうのがやっぱり往々にして起こっていますのでやっぱり全然違うんですよね。
じゃあどうしたらいいかなんですが、そんな特別なことはしていただかなくて結構なんですよ。例えばピアノで言うとですね、急激な温度変化とか湿度の変化を避けていただきたいなというふうに思います。今やったらねエアコンついてるお家が結構多いと思うんですけども、エアコンとかあと助手付き、貸し付きみたいなものを上手に使っていただくっていうのがいいかなと思います。
09:23
あとピアノであればですね、窓の開けっぱなしっていうのはやっぱり良くないですね。こういった梅雨とか雨の多い時期にはこういうことをしているとやっぱり水分そのままを持ってきますのでね、ちょっと気を使っていただいたらいいかなというふうに思います。
あと管楽器、弦楽器に関してもこれは全く一緒ですね。急激な温度変化、湿度変化っていうのを避けていただく。演奏終わったケースをしまっていただくとかね、そういうのもいいんじゃないかなというふうに思います。はい、というわけで今日は楽器が梅雨を嫌う理由というお話をさせていただきました。
人間が季節の影響を受けるように楽器も季節の影響を受けているんですよね。もし最近なんかこう演奏しづらいなと思ったらそれはもしかするとあなたご自身の腕前とかではなくて梅雨の雨のせいなのかもしれません。そういうふうな目線で楽器を見ていただくと面白い発見があるかもしれませんのでね。これから始まる梅雨の時期、楽器とうまく付き合っていただければと思います。
はい、今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。今日の配信がちょっとでも面白かったなとか役に立ったなとか思っていただけましたら、いいねとか感想のコメントを残していただけると嬉しいですし、フォローボタンをポチッと押していただけると励みになります。
このモーニングノートは平瀬楽器のYouTubeチャンネルスタンドFM、それとサンダーのYouTubeラジオ局サンダイロ、この3つで流しております。この3つもフォローボタンをポチッと押していただけると励みになりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それではまた明日の朝もモーニングノートでお待ちしております。音楽でこの街の笑顔を増やします。平瀬楽器の平瀬智樹でした。
11:12

コメント

スクロール