00:03
こんばんは、おやすみラジオの佐藤まなです。
最近、ネットフリックスを、自分のネットフリックスを解約しまして、
っていうのも、私の通っているジム、 ジムでも無料でネットフリックスが見れるんですよ。
そう、なので、ジムで見ればいいかと思って、
私は今ディズニープラスと、オーディション番組はね、また新しいのが始まったので、
それでフールを契約しようと思いまして、
で、まぁそんなにサブスクをね、いっぱいいっぱい契約してても見ないので、自分のネットフリックスを解約したんですね。
そう、で、そしたら、もう、なんか、解約すると見たくなっちゃうんですよね。
そう、で、なんか今まで当たり前に見れてたネットフリックスが見れなくなったことによって、
ジムに、もはやジムに行くっていうより、ネットフリックスを見に行くっていう感じなんですけど。
今、ネットフリックスで私、ストレンジャーシングスの4、最新のね、4を見ているんですけど、
今、7話を見終わったところでして、全9話なんですけれども、
あと2話、一番いいところなんですよ。
もう早く続きが見たすぎて見たすぎて、24時間やっているジムなんですけど、
前なんて朝5時に起きてジムに行きましたからね。
どんだけ続きが見たいのっていう感じですけど、
はい、でも、まぁ逆に良かったかなって。
普段よりね、今月はジムに行ってますし、
いつもだったら、有酸素運動、歩くとかバイクとかって40分とか、長くても50分くらいなんですけど、
ストレンジャーシングスって、1話がものすごく長いんですよ。
1時間半とか、多分ね、最終話は2時間くらいあるので、
結構ね、1時間半フルでは見てないんですけど、気づいたら1時間以上走ってたりとかってね、
いい感じに運動ができております。
だからといって、別に痩せないんですけどね。
03:03
なんなんでしょうか?不思議です。
マナさんの体重保存の法則が働いているんでしょうか?
そんなわけで、今日もゆるくお休みラジオスタートです。
では、今日もリスナーさんからいただいたお便りに答えていきたいと思います。
お便りは概要欄にあるGoogleフォームからお待ちしております。
はい。では、1つ目のお便り読んでいきます。
ラジオネームももかんさんより。
マナさんこんばんは。
こんばんは。お久しぶりです。
以前メール送らせていただいたももかんです。
お!今日はまたマナさんに相談があり、メールを送らせていただきました。
適応障害になって以来、1年間お休みして、今年大学院の受験をすることにしました。
今は大学院の受験勉強中です。
最近、両親と志望校で少し揉めることが増えてきました。
親は良い大学院に行ってほしい。
私は学びたい分野や先生のいるところ、
よく言えば少しでも合格できそうなところを受けたいと思っており、意見が食い違っています。
親の意見は痛いほどわかるし、迷惑をかけた分期待にも応えたいとは思うのですが、それがプレッシャーになっています。
また、自分の能力よりも高いレベルを求められると苦しいし、自分にできないことをなんで私に求めるの?と怒りも湧いてきます。
親の気持ちにも折り合いをつけて、プレッシャーを感じすぎず落ち着いて受験勉強をしたいです。
こんな私に何かアドバイスいただけますと幸いです。
ふわっとした悩みですみません。
とても暑くてヘロヘロになりそうですが、お体に気をつけてお過ごしください。
これからもラジオ楽しみにしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
とお便りいただきました。
ももかおさん、ありがとうございます。
お久しぶりですね。
以前は大学3年生の時ですかね。
ちょっといろいろキャパオーバーしてしまって、
でも休むっていうのも罪悪感があるっていうのでお便りをくださっていたと思うんですけど、
06:04
今回のお便りで、ももかおさん1年ゆっくり休めたのかなと思って、そこはちょっとほっとしました。
今回は大学院進学で、ちょっとでもいい大学院に行ってほしい親御さんと、
もうね、無理はしたくないなっていうももかおさんで意見が割れているっていうので、
これは本当にどっちの意見もね、そうですよね。
ももかおさんのね、やみあがりというか、もしかしたらやみあがってもない状態で、
また以前の状態を期待されてもっていうのもね、
例えばコロナ明けとかに体育の授業で50メートル走らされて、
おいお前、前は6秒台だっただろ。6秒10を目指せよみたいなことを言われてもね、
それは無理だよっていうか、なんでわかってくれないの?ってなるだろうし、
ご両親の少しでもいい大学院にっていうのも、わかるっちゃわかるなぁって。
私は、その社会に出るのに学歴で選ばれるっていう社会はもう違うかなって思うんですけど、
でも学歴っていうのは、あれば自分を支えてくれると思うんですよ。
世間体が人からどうっていうより、私はね、自分を支えてくれるものなのかなっていうふうに捉えてて、
学歴社会は終わったって言っても、結構人生についてくるものだと思うんですよ。
学歴で選ばれるっていう社会は終わったけど、でもあればあったで、支えになってくれる。
お金と一緒みたいなね、お金も、お金がないと不幸せとか、何にもできませんっていうのは違うじゃないですか。
大学行きたい、お金がない、でも奨学金っていう制度があるよっていうので進学できるとか、
09:02
お金に余裕ないけど、サブスクを使って、映画だったら、一回映画見るのに大人1800円とか、
私も結構高いなとかって思っちゃうんですけど、Amazonプライムだと映画見放題500円とかで、たくさんいい作品に出会えるよみたいな。
でも、じゃあ本当にお金の心配なかったらって考えると、
奨学金の心配もね、何にもなく大学行けるとか、見たい映画、見たいって思った最新の映画を映画館ですぐに見られるよとかだったら、
やっぱりないくてもないなりにやっていけるけど、
あったらあったで、やっぱりいいよねっていうのが、お金も学歴もリアルなんじゃないかなっていうふうに思うんですよ。
だから桃川さんの人生なのでね、簡単に無理するのは良くないよ、自分の人生だから自分のやりたいようにやりなーって、
そういうことを言うのは私はなんかずるいのかなっていうふうに思って、
桃川さんもお便りに書いてくださっているように、
親との折り合いですよね。お年どころ。
もしかしたらご両親は一般的なネームバリューで、こことかこっちの方が上っていうのがあるかもしれないんですけど、
分野によっては、本当はこっちの方が有名なんだよねとかってあるじゃないですか。
私は心理学の分野なので、心理学、しかも10年前の心理学なので、今はねちょっと違うかもしれないんですけど、
当時の心理学、国公立でレベルが高かったのは、筑波大学とか、お茶の水とか、神戸大学とかだったんですね。
そう、一般的には東大、京大、旧亭大とかっていうね、レベルのイメージがありますけど、
心理学なら旧亭大よりっていうのとかがあって、
12:00
そういうのって他の分野でも、いろいろね、いろんな大学のこの分野はすごく賢いとかっていうのがあると思うんですよ。
だから桃館さんのおっしゃっているように、学びたい分野、先生のいるところっていうところで、
お母さんたちはピントを切れないかもしれないけど、この分野で言ったら、ここの大学ってすごくいいんだよ、すごくレベルが高いって有名なんだよ、とか、
こういう分野の仕事を将来進んでいきたいと思ってて、この分野だったら、この大学出てたら安心だよとか、
この分野に進むならちゃんと評価してもらえるんだよとか、
この先生のもとで学んだっていうのがすごく意味があるんだよとか、そういうのが伝わるとご両親も納得できるのかなって思いました。
例えば、東大って言ったら、すごいなって思うじゃないですか。東大の授業を受けてるって言ったら、すごいって。
でも、まなさんの大学にも、東大からね、赴任してきたっていうのかな、東大から移動してきた教授がいまして、
東大でしてた授業と全く一緒っていうわけじゃないでしょうけど、東大でね、教えてた先生が直接来て授業してくれて、論文とか見てもらって、
で、私の大学って、多分他の大学に比べたらすごく人数も少なくって、心理学科が一学年18人ぐらいで、そこから研究室配属されるので、
私は違ったんですけど、その先生、東大から来た先生の研究室は、確か3人とか4人だったんですよ。
それってすごいお得、お得って言ったら変ですけど、でも、なんかいいじゃないですか。
東大に受かってないけど、東大にね、いたような先生から教えてもらえて、しかもその先生の研究室、ものすごく少人数でしっかり見てもらえるって、
そういうね、純粋にネームバリューとか偏差値とかで語れないものもあるなぁと思って、
15:02
そういうところで、いい感じにね、モモカンさんとご両親説中案だったり、ご両親に納得してもらえるようなお話ができるといいのかなって思いました。
はい。で、一度精神的な病気をね、やると、もう無理はしたくないなとか、ストレスがかかる状態を怖いなって思うのは当然だと思うんですよ。
ものすごくわかる。私もね、一度メンタルをぐちゃぐちゃにやってるので、
でも、じゃあ、この先、ずっと、自分はこういう病気があるからっていうのを枕言葉にする人生じゃなくて、
自分らしい、モモカンさんらしい人生を送ってほしいなって思うんですよね。
適応障害である前に、モモカンさんはモモカンさんだし、
なんか、適応障害になったからっていう人生じゃなくて、モモカンさんの人生を幸せに生きてほしいなって、
うん。無理をしろとか、無理をしないでねとか、ね、なかなか、そう、何とも言えない、それもずるいじゃんっていう感じですけど、
モモカンさんらしい、そういうね、選択を応援したいなって思いました。
うん。病気だからっていうことでもなく、両親のためっていうことでもなく、
本当にモモカンさんがしたいって思った道、モモカンさんがこれから幸せだって思える道を歩んでいってほしいなって思いました。
モモカンさんの決めた道を応援しております。
さて、続いてのお便りです。
ラジオネーム、リプトンの申し子さんより。
こんばんは。こんばんは。
リプトンの申し子と申します。
いつも寝るときのBGMとして楽しく配置をさせていただいています。
18:01
僕は大学1年生になったばかりですが、部活の同期に好きな子ができました。
しかもその子は男子部員からの人気も高く、高嶺の花のような存在です。
LINEやインスタ、趣味なども知っているのですが、
女の子と話すのが得意ではない僕は、その子とうまく絡むことができません。
最近LINEで話しかけているのですが、
返信が半日や1日返ってこないことが多いです。
これは脈なし、または相手にされていないのでしょうか。
長くなりましたが、これからもマナさんのラジオを聴き続けます。
また採用していただきありがとうございます。応援しています。
と、便りいただきました。
リプトンの申し子さんありがとうございます。
女の子からのLINEの返信が遅い。
脈なしでしょうか。
っていうことなんですが、
でも、
ここで諦めたら、
ねえ、
今、現状は確かに、
ねえ、あんまりちょっと脈なしっていうことなのかもしれないんですけど、
でも、
こういう子、
どう攻略しようか、
っていうのが、
恋愛の
醍醐味なんじゃないですかね。
私、もうそんな恋愛について知らないですけど。
でも、
女の子に
聞いてみると、
結構最初、
この人と付き合うと思わなかったっていう人と、
付き合ったっていう女の子って、
結構多いんですよ。
脈なしから、
逆転ホームランみたいなのって、
全然あると思いますし、
私自身もそういう経験があるので、
嫌われてなければ、
脈なしとかってないんじゃないかなって思います。
LINEもね、
LINEって難しいですよね。
たぶん、
リプトンの申し子さんの年の女の子、
大学1年生、2年生、3年生とか、
4年生とかね、大学生の女の子って、
たぶん、結構いろんな男の子から連絡くると思うんですよ。
しかもタカネの花みたいな子ですよね。
21:01
なので、当たり障りがなさすぎたり、
なんていうか、
ある程度、
仲が良くって、
気軽に返信できるくらいの仲じゃないと、
結構、
そのね、LINEが埋もれちゃうというか、
悪気なくても、
花って返そうかなーとかって思ってるうちに、
時間経っちゃってっていうのも、
あるかなーと思って、
せっかくね、部活の同期っていう、
一緒にいられる仲だと思うので、
LINEでっていうより、
リアルなところで距離を詰めるのが、
もらさんだったら、
部活で仲良くなる作戦に出るんじゃないかなーとかって考えましたね。
部活だと結構どうでしょう。みんなで、
この後ご飯行くとか、
遠征とかでね、ちょっとね、隣の市とか行くとかでも、
誰々の車乗っていくみたいなのとか、
当たりはしません?廃車とか、
なんかそういうところで実際に話したり、
なんかね、重そうな荷物とか持ってたら、
持つよーとか。
なんだろう、本当に、
ちょっとしたこと?荷物持つよーとか、
暑くない?大丈夫?とか、
ちょっとした気遣いでも、
あ、良い人だなーとか、
優しいなーって思ったりしますし、
話すのが得意じゃなくても、女の子ってそういう、
この人って、
優しい人だなーとか、こういうところを見てくれる人なんだなーとか、
誠実な人だなーとか、
そういうのって結構、
敏感に、
感じ取るので、
なんかね、そういう実際の場面で、
リプトンの申し御さんの良いところが、
伝わると良いのかなーなんて思いました。
是非ね、諦めずに良い恋をしてください。
リプトンの申し御さん、応援しています。
さて続いて、ラジオネームさばくさんより、
こんばんは、こんばんは、
高校2年生のさばくです。
24:01
恋愛相談がしたくて、お便り送らせてもらいます。
僕は今年好きな人、
かっこ、まだ付き合ってません、と、夏祭りに行く約束をしました。
おー、
気をつけるべきことや、振り向かせるためにできることが知りたいです。お願いします。
と、お便りいただきました。
さばくさん、ありがとうございます。
はい、まなさんの大好きなテンションの上がるお便りです。
好きな人と夏祭りに行く。
もうね、まなさんが、
私が行くわけじゃないのに、
なんかね、嬉しくて、
楽しい気持ちになっちゃいますね。
はい、
みなさん、全力でさばくさんを応援していきましょう。
好きな人と夏祭りに行くのに気をつけるべきこと、
振り向かせるためにできることということで、
みなさんもぜひ、
みなさんの知恵やアドバイスを、
コメント欄に書いていただければと思います。
これ二人で行くんですかね?
夏祭り。
好きな人と、
二人で夏祭りとかだったら、
もう、
え?これってオッケーじゃん。
って、
付き合う前の、
なんか一番楽しい時じゃないの?って、
思うんですけど、
どうなんでしょうか?
女の子は、
浴衣とか、
着てくるんですかね?
どんな感じなんだろう?
もし、
浴衣とか、
浴衣じゃなくても、
女の子って、
多分、
夏祭りって、ちょっと普段よりオシャレしてくると思うんですよ。
うん。
普段はね、しない髪型、
ちょっと凝った髪型するとか、
アクセサリーをつけるとか、
なんかちょっとね、
メイクをするとか、
うん。
だから、
ね、もう、
可愛いって、
可愛いって素直に言っちゃうのが、
いいんじゃないですかね?
可愛いねって、
可愛いねっていうのが恥ずかしければ、
なんか、
ね、
いいねとか、
うん。
初手の褒め、
最初の褒め、
待ち合わせ場所でね、会って、すぐその、
27:00
え、
いいねとか、
可愛いねとか、
そういうね、言葉を是非、
言ってください。
うん。
で、最初だけじゃなくて、
もう、可愛いなんていう言葉はね、いくら言ってもいいですからね。
なんか食べてて、
可愛いなぁと思えば、
なんか可愛いねって言っていいと思うし、
あ、照れてても恥ずかしくてもね、
絶対ね、可愛いっていうのはね、伝えた方がいいと思います。女の子も言われて嬉しいですしね。
あとは、なんでしょうね、
女の子を気遣うというか、
あ、大丈夫?暑くない?とか、
もしかしたら普段履かない、ね、
ヒールとかサンダルとか、あの浴衣の下駄かもしれないので、
足痛くない?とか、
あとは、ゴミとか持ってあげるといいかもしれないですね。
なんかね、屋台で買ったりするかもしれないんですけど、
結構ね、ベタベタしてたりするかもしれないので、
えーいいよ、それ持ってあげるよとか、
ゴミ捨ててくるよとかね、そういう優しさとか、
で、
やさをポイント稼いで、
で、あとは、
いい感じって思ったら、
勢いに任せる。
砂漠さんはね、女の子を夏祭りに誘えた勇者ですから、
勇気ある男の子なので、
そう。
あとはもう、楽しむ。そう、それが一番かも。
楽しいっていう気持ちって伝わると思うんで、
ぜひ、砂漠さんもデートを楽しんで、
最高の夏祭りデートをしてきてください。はい、いいですねほんと、めっちゃいいですよ。
オヤリス総出で応援しております。
最高の夏祭りデート、楽しんできてください。
さて続いては、本紹介のコーナーです。
そう、最近ですね、また読書熱が再燃してきまして、
私は本を出したいっていう夢があるんですけど、
そう、本格的にね、
その本を出したいっていうので、
30:00
じゃあどうしたら出せるんだろうかな、出せるんだろうなとかっていうのを最近考え出して、
私はこう、自分を知ってほしいっていう、
自分が幼少期はどんな子で、
こういう人生を生きてきたから、
こういう考えになったとかっていう、
自助伝、エッセイみたいな本っていうよりかは、
小説っていう形で自分の考えていることを表現できたらいいなっていうふうに考えてて、
そう、
で、そうなった時に、
小説を読んで、小説を知ろう、小説を学ぼうじゃないですけど、
またね、小説を読み始めることで、
自分の書きたい本のイメージも膨らませることができたらいいなぁと思って、
そういうことでね、最近はよく図書館に、図書館に行って本を借りて読んでます。
で、
今日皆さんにご紹介する本っていうのが、
石田イラさんの、明日のマーチっていう小説です。
あらすじは、インターネットの走りの時代、
今から10年前ぐらいの小説になるんですけど、
日本が不況だった時代で、
4人の派遣社員の男の子が、
派遣先の工場、急にクビになるところから始まるんですよ。
で、その4人の男の子っていうのが、
一人が、インターネットオタク。
で、自分のブログを持っている男の子。
で、まぁちょっとゴリンボーだなっていう深夜。
と、なんか、ちょっとナルシスト気味というか、
ちびまる子ちゃんの花輪くんのイメージが、
花輪くんのイメージっぽい泉っていう男の子。
で、無口だけど頼りになる、
4人のリーダーになる、集合。
で、特にやりたいことも好きなこともないんだよね、みたいな。
本当に普通の若者っていう感じの陽介っていうね、
4人が主人公になってくるんですけど、
このね、4人は特別工場で働いてて仲が良かった。
もともと仲間、友達っていうわけじゃなかったんですけど、
たまたまその、派遣切りを知らせる。
33:02
契約終了ですって知らせる掲示板の前に言い合わせた。
4人で。
で、
お前これからどうすんの?みたいな。
明日からどうする?みたいな。
東京帰んの?家帰んの?みたいな話をしている時に、
集合、リーダー格の集合が、
俺は歩いて東京に帰るって言うんですよ。
で、4人が働いていた工場は山形にあって、
東京までは600キロぐらいあるんですね。
で、他の3人は、え?マジ?みたいな。
東京まで歩くって、え?そんなの無理じゃない?って感じ。
で、季節は夏。
こんなクソ暑いのに、東京まで歩くなんて無理だよ!みたいな。
でも元々集合はアウトドアが好きで、
工場で働いている時も休みの日になると、
大きなリュックを背負って歩きの旅に出てるみたいな人で、
だから当たり前に東京まで歩くっていう風に言うんです。
で、他の3人も、
まあ、確かに別にすぐに帰ったってすることないしなぁって、
どうせ帰ったってすぐに仕事も見つかるわけじゃないし、
なんかちょっとそれ楽しそうだなぁ。
だったら、ちょっと楽しいことをしてみるか、思い出になることをしてみるか、みたいな感じで、
じゃあまず1日歩いてみて、それでどうするか決めようっていう風に。
1日歩いてみて、本当にね、東京まで行くかどうか決めようっていう風にして、
こうしてね、4人で東京を目指すっていう600キロの旅が始まります。
で、そのね、600キロの東方旅の途中で、
深夜が、インターネットオタク深夜が発信していた旅のブログが、
どんどんどんどん人気になっていって、話題になっていって、
雑誌とかテレビの取材なんかも来るようになって、
なんかね、だんだんだんだん、東方旅っていうよりかは、厳しい時代に覇権斬りをされた若者たちの、
36:11
なんて言うんですかね、意思表示じゃないですけど、
そう、覇権斬りされた若者たちが、歩いてるぞ、みたいな。
そういう一大ムーブメントのようになっていくんです。
で、そうやってどんどんどんどん存在が大きくなって話題になっていくと、
4人の過去とかも、ほじくり返されちゃうんですね。
世の中ってそういうもんですよね。YouTubeとかで有名になると、
過去はこんなんだったとかってね、そういうのがどこかかしらからね、ぼやぼやっと来るじゃないですか。
で、まあ過去をほじくり返されて、
で、なんかちょっと炎上というか、そう、良くない過去が見つかったり、見つからなかったり。
で、その4人のね、徒歩旅はどうなっていくのか、
東京まで無事歩けるのかっていうような物語になっております。
で、本当に10年以上前の小説になるんですけど、
今のね、このコロナの不況であったりとか、
インターネットの事情だったりとか、結構共感できるところがあるというか、
それにね、今の季節が夏っていうのもあって、
その夏の臨場感みたいなのも感じられて、
だからこそね、なんかすごく今おすすめしたい本だなって思いました。
で、私はこの物語、小説の中で、こう、
おっというかギクッときたところが2つあって、
引用すると、最初から手が届きそうにないものは、
いらないですってすぐに諦めるのが癖になっている。
そうやって自分の生活だけ守って、何もかも諦めてしまえば、
少なくとも生存はできるし、自分が傷つくこともない。
心から望んだものが得られない。
望んだ自分になれないっていうのが一番傷つくから。
っていうね、あの、陽介の言葉で、
これはね、その4人が、
あの、とほたびが人気になりだした時に、
雑誌の記者にインタビューを受けている時の会話の抜粋で、
39:03
結婚?非正規のね、年収200万円台じゃとてもできない。
恋人も欲しいけど、そんなんじゃ無理。
デートもできないし、みたいな。
それに、現実の女の子は大変だから、
1枚何百円かのレンタルで済ませちゃえばいいんだ、みたいな。
そういうことを言うんですけど、
なんかね、ちょっとわかるというか、
最初から手が届きそうにないもの。
そうもう、いいです、いらないですって諦める癖がついてる。
なんかね、そうちょっとわかるなぁというか、
自分も本当はそうなのかもなぁってドキッとしたりしました。
あともう一つが、あの、なんというか、
とほたびを楽しんでいるっていうより、
せかせかとね、写真を撮って、ブログにアップして、みたいな。
そういうのをね、すごく一生懸命やってる深夜を見て、
ヨウ、ヨウスケが、なんか、あーあいつー、みたいな。
考えるシーンなんですけど、
生きてることがネットの素材になってしまっているのは、
よりよく生きるための道具としてネットがあるのではなく、
現実がバーチャルな世界に奉仕するための素材としてある。
すべてが逆転しているっていう文章がありまして、
この10年以上前、インスタグラムもまだね、全然流行ってないような時代に、
今のこのね、ネット社会、
いびつなネット社会をぴったり言い当てられている感じがして、
あー石田イラってすごいなーとかって思ったんですけど、
まさにね、今ってインターネットが、
インターネットをよりよく生きるために使うっていうより、
自分たちがネットに使われているみたいなのって、
そういうのってね、結構あると思うんですよね。
インスタグラムとか、じゃあ自分の好きな瞬間、
この瞬間を収めたいなと思って撮る。
自分の気に入りなものを残していこうっていう風に撮るっていうより、
もうそれ映えるものを撮りたいから、そこに行く、それを食べるとかね。
42:04
改めて私もこうやってね、インターネットを介して皆さんに、
こうラジオをお届けしているわけなんですけど、
インターネットと自分の人生、
自分が主体となって、
自分がインターネットを使って人生をよりよく生きていきたいなって、
それをね、それが逆転しないようにしなきゃなっていうのは、
改めて考えさせられました。
そんな感じでね、本当に今こんな時代だからこそ、
夏だからこそおすすめの本になってます。
読んだ後はね、なんかちょっと足に力がみなぎってくるような、
自分も歩き出したくなるような読み終わりになります。
気になった方いたら、ぜひ石田イラ、明日のマーチ読んでみてください。
ということで、おやすみラジオ、今日もお別れのお時間が近づいてまいりました。
眠くなってきたでしょうか?
最近はね、なんかまた梅雨か?って思うほど、
雨の日が続いていて、強い雨も降ったりして、
なんかちょっと気持ちが晴れないというか、気がめいりそうになるんですけれども、
そんな中でもね、皆さんの生活になんかちょっとでもいいなって思うこととかね、
虹がかかるような出来事が起きるといいなぁなんて願っております。
なのでぜひ皆さん、上を向いてね。
そう、虹を見逃さないでいてほしいなと思います。
はい、それでは今日も最後まで聞いてくださりありがとうございました。
ここまでのお相手は佐藤真奈でした。
皆さん、いい眠りにつけますように。
そして、皆さんの明日がいい一日になりますように。
おやすみなさい。
