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あなたも一生懸命頑張っていたのに、
あれ、なんだかこの夢、大して価値がないかも、
と感じてしまった経験はありませんか?
実はそれこそが潜在意識の最初の妨害なんです。
こんな目標いらないんじゃない?
成功したってあまり意味がないかも、
などと思わせることで、
あなたに目標を諦めさせようとしてくるんです。
例えば、ダイエットで目標体重まであともう少しというところで
どか食いをしてしまい、
せっかく減った体重が元に戻ってしまうこと、ありますよね。
私自身も何度となく同じ経験をしてきました。
周りから見ると、なんでそんなもったいないこと?
と思われがちです。
でも本人に聞いてみると、
体重を減らしても結局は意味がないんじゃない?
と感じてしまっているんです。
でもよく考えてみてください。
何ヶ月も景気を我慢しながら頑張ってきたのに、
痩せたらお気に入りの服を着てお出かけしたいって、
あんなに楽しみにしていたのに。
そう思うと本当にもったいないですよね。
ダイエット以外のことでも同じようなことが起こりませんか?
例えば年収が1000万を超えたって、一体何が変わるの?
この資格を取ったって本当に人生が良くなるの?
昇進したってどうせ大したことはないんじゃないの?
などなど、あんなにワクワクしていたはずの目標が、
急につまらなく思えてしまうことってありますよね。
もしそんな気持ちになったときはちょっと要注意です。
実はそれ、潜在意識からの妨害かもしれません。
これは潜在意識がブレーキをかけようとしているんだなと気づいたら、
そこで立ち止まらず、淡々と前に進み続けてください。
次に上手くいっているとき、
なぜか急にトラブルが起きるという現象についてのお話をします。
これは願いが少し叶い始めたタイミングで起こりやすいんです。
例えば、やっと先が見えたぞ。
ビジネスでも趣味でも順調に進んでいるから、
このまま上手くいきそうと思っていた途端に、
どうしてこのタイミング?と言いたくなるような大きなトラブルが起こる。
例えば、順調だった取引がキャンセルになってしまったり、
ダイエット中に突然リバウンドしたり、
熱中していたスポーツで怪我をしてしまったり、といったイメージです。
実は潜在意識にとって一番大切なのは現状を維持することなんです。
あなたが成長しているというのは、
潜在意識にとっては非常事態で危険信号が点灯しっぱなしの状態。
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そこで潜在意識は手っ取り早くいつものあなたに戻そうとして、
トラブルや大きな失敗を引き起こすことがあります。
例えば、宝くじに当たったサラリーマンが、
1年も経たないうちにすっからかんになってしまった、
という話、聞いたことはありませんか?
これは潜在意識の向上性・維持機能が働いた結果です。
年収300万円の人にとっては、
年収300万円でいることがいつもの自分で一番安心できるゾーンです。
そこにいきなり何億円もの大金が舞い込んできたら、
どう扱えばいいのかわからなくなってしまいますよね。
だから潜在意識がパーッと散在して、元に戻そうと誘導してしまうんです。
逆にお金持ちが破産してもすぐに元のレベルに戻る、
という話もよく聞きますが、
これも潜在意識のホメオスタシスが働いているからなんですね。
年収1億円の人にとっては、
年収1億円でいることが日常であり、
その人にとっての普通の状態です。
たとえ収入が大きく下がっても、
潜在意識の向上性維持軌道によって、
簡単に元の状態まで戻せるんです。
では、年収300万円の人は一生300万円のままなの?
と思うかもしれませんが、
安心してください。
そうではありません。
大事なのは器を大きくすること。
少しずつ自分の器を広げていけば、
収入や実力もだんだんと引き上げることができるんです。
私たちが普段、何も考えずに自然に行動できる範囲を
コンフォートゾーンと呼びます。
言い換えると、一番慣れ親しんだ安心できるゾーンのことです。
そのすぐ外にあるのが、ラーニングゾーン。
ここは少し頑張ればなんとかできそうな領域です。
さらにその外側にあるのが、パニックゾーン。
自分には対処できないと感じてしまう領域です。
多くの人はコンフォートゾーンから
いきなりパニックゾーンに飛び込もうとしがちなんです。
でもそうすると頭が真っ白になって
潜在意識の思うままに
引き戻されてしまうことが多いんです。
例えば年収300万円の人が何億円もの宝くじに
当たってしまった場合がその典型的な例。
そんなに一気に変化したら危ないよ。
早く戻ってきて。
と潜在意識が必死にブレーキをかけにくるわけです。
ですからいきなりパニックゾーンを目指すのではなく
まずは少しだけ背伸びをして
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ラーニングゾーンに身を置くことが大事。
例えば年収300万円の人なら
まずは330万円を目指し
次は350万円
次に400万円、500万円
と少しずつ段階を踏んで
コンフォートゾーンを広げていくイメージです。
ゴムを一気に強く引っ張ると
思いっきり元に戻ってしまいますよね。
それと同じように少しずつゴムを伸ばして
慣れさせていくと
潜在意識がまだ大丈夫と感じて
わざわざ引き戻そうとしなくなります。
こうやって自分の器を少しずつ大きくしていけば
最終的には何億円という大金を手にしたとしても
潜在意識が危ないから戻るんだ
と強制的にブレーキをかけることはなくなっていきます。
3つ目は周りの人との距離を感じるようになるというサインです。
もしあなたが目標に向かって進んでいる最中に
今まで仲良くしていた人たちとの間に
ちょっとした距離が生まれたと感じるなら
それはあなたが確実に前進している証拠だと思ってください。
決して自分が悪いのかもと後ろめた差を抱える必要はありません。
あなたが成功や変化を目指している行動と
周囲の人は少し居心地が悪くなってしまうものです。
同じグループの中にいたはずのあなたが
急に変わろうとするので
迷惑だ、やめてほしいと思う人も出てくるかもしれません。
そんなことをやっても無駄だよ、今までの方が楽じゃない?
といった言葉で引き止めてくる人もいるでしょう。
これをいわゆるドリームキラーと呼びます。
実はこうした言葉は周りの人の潜在意識が
変化してしまうと困ると思い
あなたを元の状態に引き戻そうとしている証拠でもあるんです。
中には周りに強く引き止められたせいで
夢を諦めてしまったという方も少なくありません。
これは周囲の人の潜在意識に負けてしまった状態ともいえます。
私たちの潜在意識は実は大きなところでつながっていて
そのもっと深いところには集団意識が存在するんです。
そこを通じて周りの人たちの潜在意識が
あなたの潜在意識をやめておいた方がいいよと
ブレーキをかけにくることがあるんです。
もし本当に成功をつかみたいのであれば
今の環境がずっとそのまま続くわけではない
ということを意識しておいてください。
成功すればそれに合わせて周りの環境も必ず変化します。
例えば年収500万円の人と年収10億円の人が
同じコミュニティで同じ人間関係を
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そのまま続けるのは難しいですよね。
もちろんあなたがぐんぐん成長していくことで
今まで一緒に仕事をしていたり仲良くしていた人との
つながりが薄れてしまうこともあるかもしれません。
時にはなんだか付き合いが悪くなったよね
などと後ろ指をさされてしまうこともあるでしょう。
でもそうやって離れていく人がいるならば
それは仕方のないことだと割り切ってしまいましょう。
あなたの人生にとってプラスにならない相手かもしれないですし
無理に引き止める必要はありません。
それより覚えておいてほしいのは
私たちは失った分だけ新しいものを手に入れられるということです。
両手がすでにいっぱいの状態では
そこに新しいものを受け取る余地がありません。
今まで付き合いのあった人たちとは
少し距離ができてしまうかもしれませんが
代わりに新しい人たちとの出会いやつながりが始まるだけのことです。
どうか昔の仲間との別れを必要以上に恐れないでください。
