1. スプタン男のみんな違ってみんな良い
  2. S3#100+1 ヘルタースケルター..
2026-01-21 28:18

S3#100+1 ヘルタースケルター/リバーズ・エッジ

1 Comment

LISTEN企画

【このマンガを推したい!】

企画主催者は #おしにじ のまこっちゃん!





スプリットタンってなに?なんでしたの?

と思う方はこちらをお聴き下さい

【#29 なんでスプリットタンにしたの?】

https://open.spotify.com/episode/1pPF19apv2gkk1e2Un4ee4?si=JInMeVRzT7OvWbs1-q0OpQ



お便りフォーム

https://forms.gle/QoZfz78viQ2htuaGA


mond(一番簡単!)

https://mond.how/ja/minchiga_tsun


X(Twitter)

https://x.com/minchigaTsuN


色々まとめ(直メも出来ます☺︎)

https://lit.link/minchigaTsuN


サマリー

本エピソードでは、岡崎京子の「ヘルタースケルター」と「リバーズ・エッジ」という二つの漫画を紹介しています。現代社会における美や生きづらさについて語り、特にルッキズムや高校生の苦悩に焦点を当てています。それぞれの作品の暗いテーマが共鳴していることが示されています。「ヘルタースケルター」では、美しさに対する圧力が人間を壊す様子が描かれています。一方、「リバーズ・エッジ」では、日常の中での暴力やいじめが静かに描写されており、思春期の虚無感が表現されています。岡崎京子の作品は、現代社会の闇や若者の苦しみを描いた物語で、自己を満たすことの難しさを示唆しています。

特別企画と漫画紹介
はい、今日は特別会企画会となっております。リッスンのイベント、この漫画を推したい。主催者は水城誠さんということで、推し虹の誠ちゃんがリッスンのイベントの企画をしてくれました。
企画概要を読ませていただきます。漫画好きさんがこれは推したいと思う漫画を複数紹介する企画です。
あなたの推し漫画をあなたの言葉で語ってくださいという企画になっております。これね私はねほぼほぼ漫画で、漫画でね生きてきてるんですよ。
小説も読むけど、漫画からやっぱり文字を読むというものが始まっている気もするし、漫画でだいぶ鍛えられたというところもあるんです。
すごいいろいろ考えたのでね、もう本当王道も語りたいんですよ。もう日本の歴史と言ってもいいぐらいの漫画を語りたいと思うわけよ。
そうだな、アトムとかさ、火の鳥、ブラックジャック、もうブラックジャックもめちゃめちゃ好きだし、で俺明日の城もやりたいの。もう明日の城もいいじゃない。
で、デビルマンとか天才バカボンとか銀河鉄道3-9とかヤマトとかハーロックとかもうそこら辺も語りたいわけ、本当に。で案外さ、本当年を、年つか世代が全然違うからだけど土下弁もやりたいわけよ。
なんかね、スポーツ漫画の金字塔と言って言う漫画は何?って言われたら、俺はやっぱり土下弁なんだよ。もう高岡中学の柔道は置いといて、明君高校の土下弁と大行進はみんな読まなきゃいけないでしょうが!っていうぐらい俺は土下弁大好きだったんですよ。
まあ、あとその後の時代のタッチとかさ、ルーミックのメゾン一国乱舞2分の1とかさ、スラダンとかセイントセイヤーとか、その辺ももちろん楽しいんだけどもっと前の、もっと前のちゃんとしたやつ。でもなんかやっぱり野球漫画多かったよね。キャプテンもそうだしプレイボールもそうだけどさ、タッチもそうだけど。でもやっぱり土下弁から始まった感ってあるよね。
土下弁もやりたいなー。でもその前に明日のショーやりたいなー。でもブラックジャックもちゃんともう一回やりたいなーみたいなね、気分になっていたんですけども。まあなんかそんなことをね、喋るのは自分の番組で喋りたいなみたいな。いつかね、いつか、いつかやりたいなって思っているんですけども。
今日はね、みんなが知っているようで知らないようで知っているかな?っていうぐらいのものを紹介したいなと思って、ヘルタースケルターとリバーズエッチという2作品を紹介をしたいと思います。とりあえず番組コール。
スプリットタン男の、みんな違ってみんな良い。はいごきげんようスプリットタン男のツンです。はいこの番組はスプリットタンのツンにより雑談する番組ですという感じです。はいで今日はヘルタースケルターとリバーズエッチをやっていきます。
岡崎京子の代表作で、まあみんな知っている人もいると思うんだ。ヘルタースケルターは映画化もして、本当あの、
アブカワミカの作品でも結構ギラついてたよね。でリバーズエッチも映画やったよね。
で二階堂ふみが出てましたよね。俺は映画の方も結構まあまあまあまあこんなもんでしょうという感じではあったんだけど。
やっぱりね、漫画の方を読んでほしい。岡崎京子のヘルタースケルターとリバーズエッチ。俺の中で結構ねこれね対になってるというか、セットというか。
読んでほしいなと思うんですよ。まあ一冊で完結する一冊読み切りの漫画ですので、ぜひともね本棚にあっていい本だと思いますよ。
ヘルタースケルターとリバーズエッチ。ただね、ドキドキワクワクランランルンルンっていう漫画ではないです。もう暗い。両方とも暗い。
ヘルタースケルターのあらつじを言いますとトップモデルのリリコという女が主人公で、全身成形で完璧な美という美しさを追い求めていって、どんどんどんどんっていう、
ここを直してここを綺麗にして、世の中から旋風を浴びてなりたい自分になっていく美しさを求めていく、上で体が壊れていって精神が壊れていって、っていうお話なんですよ。
これがね、今の時代は多いよね。なんかリリコまでいかないけどリリコみたいになっちゃってる人は、
そこら中にいるなって思うし、リリコと同じレベルまでいっちゃってるやつも、たまにいるよねって思います。
今、今読んでほしいなって思うかな。このルッキズムというか、訳のわからない時代に、美しさは商品だという世界の可視化というものがされているような物語なんですよ。芸能界だしね。
この主人公はリリコっていう女がやってるんですけど、このリリコが美しいんです。本当に一瞬のきらめきを求めて人を加害してしまう。
でも旋風もあって、歳をとってゴミになっていく自分みたいなものも感じて、でもまたそれで生計に手をつけてしまうというね、無限地獄。
このリリコが被害者なのか加害者なのかっていうのを考えるのは俺はすごく好きで、
美しいということを維持し続けないと存在価値が消えるわけですよ。 やっぱり芸能界だからね。
美しさを保ち続ける、人気を保ち続ける、みんなから羨ましがられることを商品にしているわけだから、それが自分の中の正義感や価値観になってしまった場合、
こういうふうな崩れ方をするんだろうなと思うわけですよ。 人はこういうふうにきっと壊れていくんだろうと。
最終的には壊れてしまうんですけど、壊れた先にあるのは自由って感じで、解き放たれた、
自分が壊れてしまったから、もう解き放たれてきっと自由になったんだろうなみたいな、救いのある終わり方ではあるんだけど、
救いなのかなそれは。結構ね、地獄です。ファッションとかね、芸能、SNSみたいな、今読んだらきっと共感することも多いし、理解できることも多いと思うんだよね。
リバーズ・エッジの物語
それに対してね、リバースエッチっていうのは、高校生たちの話なんですね。高校生たちのグループの話で、
地域が貧しかったり治安が悪かったりするんだけど、それが自分たちの世界だと当たり前だから、もうそれが苦しいとも思わないし、
たかのぞみもしない、半ば諦めているようなものが日常として続いている高校生たちの物語なんですけど、
絶望版スタンドバイミーです。スタンドバイミーは希望にあふれた友情劇みたいなグループ劇だけど、
リバースエッチは空虚感と苦しみを抱えた空っぽの若者たちがただただ苦しむだけのスタンドバイミーです。
死体をね、見つけて、その死体をみんなで秘密にしようみたいな感じになるんですよ。
すごく俺はこれにスタンドバイミーからきっと着想を得たんじゃないかなーなんていうふうにいつも読み返すと思ってしまうんだけど、
このねー、日本の堅い中で治安が悪いところで起こっている感じもすごく良くて、
うーん、そうなんだろうな、これもね今の時代に読んで欲しいなって思うのって、
まあ暴力といじめと同性愛と虚職症、やっぱり美しさというものもあったり若さというものもあったりで遠慮交際にしたい、
そういうなんだろうな、今なお問題になるもの、今なおなくなってないようなものが渦巻いている
多感な高校生たちに突き刺さっていく物語なんですよ。
なんかね、ヘルタースケルターって読者に呼びかけてくるんですよ。どんな感じ?リリックを見てどう思う?って感じなんだけど、
なんかね、リバースエッジは誰も救われないし、誰も救われたいと思ってないんだよ、登場人物が。
みんな生産なる結末に向かっていくし、幸せに背を向けて歩いていってしまうんだけど、
なんか善悪の境界線みたいなものとか、死ぬこととか、正常さとか異常さとか、マイノリティとかマジョリティとかそういうものがぐちゃぐちゃなのよ。
でも高校生ってそうじゃん、なんか死んでもいいって思ってたりさ、人を傷つけることと自分を傷つけることって
ないまぜになってしまったりさ、なんか妙な無敵感とかあったじゃん、若さ特有の妙な無敵感。そして自分は空っぽで何者なんだろうとか、
何者でもない自分の虚無感みたいなのもあったじゃん。それが
全員持ってんだよね、やっぱり。それをどうやって埋めていくかみたいなお話なんです。
2作並べて読んでほしいとか一気に読んでほしいって思うのって、ヘルタースケルターはね、社会的な価値を求めているんですよ。
世の中に認められたいから破滅してしまった。でもリバースエッジは社会に馴染んでしまっているんですよ。
もう社会に期待なんてしてないの。こんなもんだろうって思ってんのよ。 だからしょうがねえなって思ってんの。私一人が何をしてても悪いことをしてもいいことをしても何も変わんないし。
だから何?っていうね、 社に構えて投げやりな感じなんですよ。
社会に対して。 静かに破滅していく感じ。人が死んでもそっかーって。
あーやばかったもんねーっていう感じ。 そうなんだよね。
なんか自殺した悲しいっていうのってさ、 ヘルタースケルター的に言うともう本当、花々しく散って、最後花をあげて、最後まで生きることに執着をして死んだっていう話だとして。
そしたらね、リバースエッジは自殺したって聞いたら、 あーまああいつ死にそうだったもんねーって言うくらいの感じの破滅なんですよ。
それがね、なんか 結構対比してる気がするんだよね。
そう両方ともね、生きづらさみたいなものをテーマにしているとは思うのよ。 登場人物っていうか主要人物は生きづらさをテーマにどうやったら自分が幸せになれるか、
幸せに生きていけるのか、みたいなものは心の奥底の基礎値にはあるんだけど、
ヘルタースケルターは外的評価で壊れてって、リバースエッジは 内側から壊れていくみたいな感じるんですよね。
これの企画をやる上で、読み直してたんですよね。 ヘルタースケルターもリバースエッジも。
美しさと破壊
やっぱりヘルタースケルターの感想の方からいくと、もう構造が地獄だなって。
美しくなりたいってなって、美しくなれるわよ、美しくしてあげる、美しくなるために頑張んなさい、みんなから憧れるように頑張んなさいって言われ続けた結果、人間は壊れていくよね。
そりゃ、みたいなさ。で、もともと天然の美人、自分は綺麗な顔で生まれて育ってないんですよ。ブスなんですよ。
だから、そのもともと生まれた顔の苦しさ、みたいな後ろ向きさもあるんだけど、そこすらも大切にできなくなってっちゃうんだよね、人は。
だからね、美しさを手に入れることは美しさに支配されることだよね、っていう感じだなって思ったんですよ。
今はもう多いじゃん、美しさに支配をされてしまっている人たち。若者だったらいいけど、そこからどんどんどんどん年老いてくるし、美しさに支配をされているということに気づかない今の世の中で、
美しさに支配されちゃいかんよね、っていうね。やっぱりね、政権もこんだけ流行ってるというか、敷居が低くなってるしさ、SNSで話題になることも可能だし、承認欲求も満たせられる余裕があるわけじゃん。
でも移り変わりは激しくて、すごい消費のスピードが上がってって、どんどんどんどん若い子たちが出てって、でも美しさが失われた瞬間すぐ終わってしまうみたいな、この生命が短い今の世の中でディリコは戦ったんだろうな、みたいな風になっちゃうんですよ。
世の中から搾取され、消費されていった人間は身近な人間を、やっぱり搾取してっちゃうんだよね。もう酷い形で。悪循環だよね。そう、体をいじるっていうことは、やっぱり美に支配されてしまって、その美というものが華麗というもので失われていくとき、自分のアイデンティティみたいなものが崩壊していっちゃうんだよね、やっぱり。
そう、それが自分自身の精神を自分の体が否定してっちゃうわけだ。そう、もう、こーわって思うんですよ。もうやっぱり壊れていくんですけどね。ただ、それがかわいそうだなって思えない。
ディリコの破滅はかわいそうとはなんかちょっと違うんだよね、俺はね。最後の終わり方がヘルタースケルターはとても良くて、なんか、ディリコ自身が自尊心を持ってとか、処人欲求を持ってとか、自己愛とか、他人を愛することとか、世の中に復讐してやるとか、そういう黒い感情ではないと思うんだよ、多分。
もう、もう、一瞬悟ってしまっているんだよね。そう、絶望の先にあるのは、暗闇でさ。うん。でも、なんだろうな、真っ白い暗闇なんだよね。
周りが何も見えないっていうのって真っ黒だと思いきや、真っ白な光に包まれている状況の方の絶望感なんだよなぁ。なんか、そういう感じで。うん。で、これがね、考えてほしいの。ほんと、ちょっと前の作品なんですよ。
俺が中学生の頃に読んだから、多分2004年とか2005年とか、その辺の漫画なんだよね。それで、今、なお読んでても、今の時代にバチンと来るんですよね。なんか、そうで、美しいこととか成形とかを否定してないんですよ。
美しくなることは、なんか良いことだとも言ってないけど、ただこうなる人もいるよねっていう、ただの一例として漫画は進んでいくんだけど、今、この美しくなることを求めることを、ぜでもひでもなく、ただ消費されているわけじゃないですか。お金や思想や周りの人間や自分の気持ちに。
そう、あの2004年、5年にかけてるってすごいなって思うんですよ。
日常の暴力
リバースエッジはね、なんかそうだな、あんまりね山あり谷ありで盛り上がる漫画じゃないのよ。フェルザースケルターって山あり谷ありで結構、なんかドキドキしながらって言うんじゃないけど読めるんだけど、リバースエッジはね、もうスーンって行くの。スーンって。もう暗いまんま。
進んでいくんだけど、でも、なんだろう、暗さをフューチャーして描いているわけじゃないから、日常物として描いている感じなんだよね、空気感的に。ただ何が起きているのかっていうのを考えると結構ね、あのエグいのよ。普通にいじめがあって暴力があって、で、まあ同性愛者の子が出てくるんだけど、男の子でゲイの子が出てくるんだけど。
まあまあまあまあいじめられてるんですよ。ほんと今でこそさ、理解されるようになったけどさ、ほんとね、パンツ脱がされて、シャメ取ってみんなでチェーンメールを送って、手足縛ってロッカーに放置するとか、頭からバケツに水かけるとか、そういうのが普通にあったじゃないですか。
はい、そんなね、時代の、もっと前の時代だからもっときつかったんだろうなっていうような少年が出てきたり、で、モデルをやってる子が、もう飯食うだけ食ってお腹いっぱいになったら履けばいいじゃんって太るの枠だからみたいな、美しさを求めて、いやもうこの時代から
家食王と、みたいなものがあって、っていうね問題になってたんだろうなーみたいな。で、ここで炎上交際の話とかもあったりするわけですよ。まあそこら辺は高校生、治安の悪い地域の高校生って当たり前といえば当たり前な気がするんだけど、面白いなって思うのはここで殺人事件があって発骨死体があるらしいみたいな話になるわけですよ。
まあそうなるとさ、高校生なんて面白がって探したりするじゃん。俺だって絶対探すねって思うわけ。もう、だけどね、それで、なんだろう、取り乱したり、大騒ぎしたりっていうしないんだよね。なんだろう、自分たちは世界の脇役だってもう諦めてる感があるんだよね。
すごいことをやるわけでも、すごいことをするわけでもないし、何かを変えれるわけでもないし、まあこんなもんだろうって受け入れてしまっているんだよね。それがね、なんかね、いいなって思うんだよね。そう、それでやっぱりパーソンになるのはこの発骨死体を探そうなんだよ。死体を探そうなんだよね。で、これがさ、
スタンドバイミーもそうだけど、死体ってもう恐怖の対象じゃないじゃん。だから怖いなっていうよりも面白いが勝っちゃってるんだよね、死体に対して。もう、なんかその死体を見て面白っていう冒険心だったり、そこに慈しみとかはなくて、なんか面白いことが起こっているからそれに関わりたい、興味があるっていうものっていう感じ。
で、死ぬっていうことが別にそんな特別なことじゃないよね、みたいな感じなんですよ。まあ死ぬって特別なことじゃないじゃん、ね。だから殺人事件が起きたり、死体が起こっても、まあまあまあまあ、あんまないけどそういうこともあるよね、くらいのテンションなんですよ、みんなが。それがね、やばいなって思うのよ。治安悪っ!みたいなさ。
まあもちろんね、フィクションなんですけど。やっぱりその、でも秘密を共有する。大ぴらに大人がね、介入してきたらそういうのは面白くなくなってきてしまうし、仲間でいろんなことを共有する、気持ちを共有する、秘密を共有するっていうのが、やっぱり一つの繋がりになったり愛情になったり、人の気持ちを揺り動かすものだと思うのよ。繋がりみたいなものがね。
そう、愛の基礎みたいなものができると思うの。そう、そういうのが少し芽生えるんだろうな、みたいなね、感じ。うん。で、何だろうな、ヘルタースケルターのリリコは完全にぶっ壊れちゃってんだけど、リバースエッジに出てくる子ってみんな普通の子なのよ。もう全然病んでないの。うん、狂ってないのよ。
うん、普通に、何だろう、暴力的だったり、普通に炎上交際をしてたり、普通に死体を探したりしてるだけなの。ね。うん、袋の中に猫を入れてサッカーボールの代わりにぐちゃぐちゃにして殺してしまうっていうことも、別に何だろうな、ただのエンタメっていうか、現象としてできちゃってんだよ。
そう、だからそこに可哀想とか苦しいとか辛いとかないみたいな感じで、なんかみんな、まあこんなもんだよねって。苦しくても悲しくてもこんなもんだよねっていう感じ。現実の地続き。期待してない。世の中に期待してない。自分にも期待してない。友達にも期待してないっていう。あの、ね。
虚無感の表現
思春期の虚無感みたいなものを表現している漫画なんだよね。
これでね、このリバースエッチにも出てきて、えー、ヘルタースケルターにも出てくるね、吉川梢というね、最高にいい女がいるんですよ。ね。もう人気はめっちゃ高いと思う。俺も漏れなく好き梢が。梢が一番好き。そう。でもね、何だろうな、梢はね、壊れている、壊れているね。うん、基礎値が壊れているね。でも、何だろう、人に好かれることができるんですよ。
壊れているから。世の中を受け入れることができて、こんなもんだと計ることができて、考えることができて、ただ今を生きることができる。そう、そういう感じ。でも世の中ってそんなもんだよね。正義感に駆られて世の中でおせっかいな人間たちもいるけどさ、何も変わんないじゃん。
遠横キッズたちってみんな苦しんでるけどさ、何だろう、救われたいとも思ってないし、救われる子っていないわけよ、基本的に。そう、世の中でかわいそうって言われてる人間たちってかわいそうなまんま大人になって世界続いていくんだよね。
っていう感じの物語でさ、暗っ。超暗いな、なんかこうやって喋ってると。なんかでもね、このやっぱり対比構造みたいなものがあって、一緒にこの一気に読むと楽しいなって思うんだよね。世の中に期待をするヘルタースケルターと、世の中に期待をしてないリバーズエッジと。
希望を持てる終わり方をするのはヘルタースケルターかなーとは思うんだよね。リバーズエッジに関しては希望ない。でも多分苦しいのはヘルタースケルターなんだよ。なぜかというとヘルタースケルターは読者に呼びかけてくるように書いているから。それがね、とてもいいんですよ。
なんで読んで欲しいなって思うかっていうと、いろんな苦しさや悲しさや破滅的な物語の漫画2線なんだけど、このね、本を読んで泣いたり怒ったりしないんだよね。なんかそういうことだよね。
大人たちが見ないようにする世界とか、ないもののように扱ってる世界とか、世の中で話題にならない暗さみたいなもの。あそこには近づいちゃいけない、あいつらとは遊んじゃいけない、こういうことをしてはいけないって言われて普通に育ってきた人間たちは、そこの世界で生きている人間たちはないものとして感じられて生きているから、
あんまり見えないんだよねっていう世界の話だから、なんか悲しみもなければ怒りもない、ただそういうこともそういう人もいるよねっていうような他人行儀な感じで終わるんですよ。
独語感というか、もう感じるんすよ。救われたのかな?救われてほしいな。燃えなきゃいけない時に燃やさなきゃいけない気持ちってあるじゃん、若者の。あの時に世の中から隔離されて、何者でもない人間だということを突きつけられて、何も変わらない苦しみが日常になってしまっている状況で生きていた若者たち。
どうなるんだろうね。そうやって幸せに背を向けて歩いていることに気づける瞬間があったら、きっと変わるのかもしれないね。
リバースエッジもヘルタースケルターも自分を満たすこと、満たす方法、満たす感情、愛情みたいなものが完全に他者やセクゲンみたいなものに委ねてしまっている、投げ出してしまっているから、そうはなっちゃいけないなっていう教えはある物語かなって思う。
でも俺はリリコみたいな人間がとても好きです。破滅に向かって一瞬のきらめきだけでも求めて、一瞬きらめいて、あとは絶望のまんま朽ちていく、歳をとって重ねていく、そういう人たちっているよね。そういう人たちの話を聞くのもとても好きです。
だからなんだろうな、不幸なことを理由にしない?不幸な人生だということを、なんだろうな、ひけらかさない?そんな風な感じの漫画なんですよ、2つとも。不幸っていうのは日常ですし、不幸っていうのは普通のことだからね。そんな感じの漫画2選でした。
おすすめの理由
幸せについて本気出して考えてみたくなった時には、私はお勧めする2作ですね。岡崎京子のヘルタースケルターとリバーズエッジ。これは本棚にあっていい本です。いつ大人になっても読んでもいいし、どんな時代になっても考え方や刺さり方や受け取り方というのが自分の中の成長度合いによってきっと感想が変わってくる。
大きく変わる物語だと思うんです。だからね、読んだことないよっていう人は、ぜひともね、本当に結構ね、考えたんですよ、私はこの企画に際して。人に読んでほしいなって、人の本棚に置いといてほしいって思う漫画。
サブカルーとかグロイとか、なんか楽しくないとか悲しいとか、なんか気取ってるみたいな風に言われがちな2作なんだけど、声を題にして私はね、この作品が好きだとここで人にお勧めするべきじゃないという人もいるかもしれない。わかる人にだけわかればいいみたいな風に言われることも多いけど、お勧めします。
山崎陽子、ヘルタースケルター、リバーズエッジ、ぜひとも読んでみてください。はい、ここまでお相手をしましたのは、みんな違ってみんないいのスプタン男のつんでした。またねー。
28:18

コメント

シーズン3、おつかれさまでした! +1で終わるのもかっこいい✨ あることを、ないことにしないマンガや映画、文学、社会学なんかに惹かれるのはなんで?と若いころから思っていて… 「あることをないことに」と言語化できた今は、その答えに手が届くようになりました。 このラインを直球でおすすめするTsuNさん、強い👍

スクロール