はい、今日は特別会企画会となっております。リッスンのイベント、この漫画を推したい。主催者は水城誠さんということで、推し虹の誠ちゃんがリッスンのイベントの企画をしてくれました。
企画概要を読ませていただきます。漫画好きさんがこれは推したいと思う漫画を複数紹介する企画です。
あなたの推し漫画をあなたの言葉で語ってくださいという企画になっております。これね私はねほぼほぼ漫画で、漫画でね生きてきてるんですよ。
小説も読むけど、漫画からやっぱり文字を読むというものが始まっている気もするし、漫画でだいぶ鍛えられたというところもあるんです。
すごいいろいろ考えたのでね、もう本当王道も語りたいんですよ。もう日本の歴史と言ってもいいぐらいの漫画を語りたいと思うわけよ。
そうだな、アトムとかさ、火の鳥、ブラックジャック、もうブラックジャックもめちゃめちゃ好きだし、で俺明日の城もやりたいの。もう明日の城もいいじゃない。
で、デビルマンとか天才バカボンとか銀河鉄道3-9とかヤマトとかハーロックとかもうそこら辺も語りたいわけ、本当に。で案外さ、本当年を、年つか世代が全然違うからだけど土下弁もやりたいわけよ。
なんかね、スポーツ漫画の金字塔と言って言う漫画は何?って言われたら、俺はやっぱり土下弁なんだよ。もう高岡中学の柔道は置いといて、明君高校の土下弁と大行進はみんな読まなきゃいけないでしょうが!っていうぐらい俺は土下弁大好きだったんですよ。
まあ、あとその後の時代のタッチとかさ、ルーミックのメゾン一国乱舞2分の1とかさ、スラダンとかセイントセイヤーとか、その辺ももちろん楽しいんだけどもっと前の、もっと前のちゃんとしたやつ。でもなんかやっぱり野球漫画多かったよね。キャプテンもそうだしプレイボールもそうだけどさ、タッチもそうだけど。でもやっぱり土下弁から始まった感ってあるよね。
土下弁もやりたいなー。でもその前に明日のショーやりたいなー。でもブラックジャックもちゃんともう一回やりたいなーみたいなね、気分になっていたんですけども。まあなんかそんなことをね、喋るのは自分の番組で喋りたいなみたいな。いつかね、いつか、いつかやりたいなって思っているんですけども。
今日はね、みんなが知っているようで知らないようで知っているかな?っていうぐらいのものを紹介したいなと思って、ヘルタースケルターとリバーズエッチという2作品を紹介をしたいと思います。とりあえず番組コール。
スプリットタン男の、みんな違ってみんな良い。はいごきげんようスプリットタン男のツンです。はいこの番組はスプリットタンのツンにより雑談する番組ですという感じです。はいで今日はヘルタースケルターとリバーズエッチをやっていきます。
岡崎京子の代表作で、まあみんな知っている人もいると思うんだ。ヘルタースケルターは映画化もして、本当あの、
アブカワミカの作品でも結構ギラついてたよね。でリバーズエッチも映画やったよね。
で二階堂ふみが出てましたよね。俺は映画の方も結構まあまあまあまあこんなもんでしょうという感じではあったんだけど。
やっぱりね、漫画の方を読んでほしい。岡崎京子のヘルタースケルターとリバーズエッチ。俺の中で結構ねこれね対になってるというか、セットというか。
読んでほしいなと思うんですよ。まあ一冊で完結する一冊読み切りの漫画ですので、ぜひともね本棚にあっていい本だと思いますよ。
ヘルタースケルターとリバーズエッチ。ただね、ドキドキワクワクランランルンルンっていう漫画ではないです。もう暗い。両方とも暗い。
ヘルタースケルターのあらつじを言いますとトップモデルのリリコという女が主人公で、全身成形で完璧な美という美しさを追い求めていって、どんどんどんどんっていう、
ここを直してここを綺麗にして、世の中から旋風を浴びてなりたい自分になっていく美しさを求めていく、上で体が壊れていって精神が壊れていって、っていうお話なんですよ。
これがね、今の時代は多いよね。なんかリリコまでいかないけどリリコみたいになっちゃってる人は、
そこら中にいるなって思うし、リリコと同じレベルまでいっちゃってるやつも、たまにいるよねって思います。
今、今読んでほしいなって思うかな。このルッキズムというか、訳のわからない時代に、美しさは商品だという世界の可視化というものがされているような物語なんですよ。芸能界だしね。
この主人公はリリコっていう女がやってるんですけど、このリリコが美しいんです。本当に一瞬のきらめきを求めて人を加害してしまう。
でも旋風もあって、歳をとってゴミになっていく自分みたいなものも感じて、でもまたそれで生計に手をつけてしまうというね、無限地獄。
このリリコが被害者なのか加害者なのかっていうのを考えるのは俺はすごく好きで、
美しいということを維持し続けないと存在価値が消えるわけですよ。 やっぱり芸能界だからね。
美しさを保ち続ける、人気を保ち続ける、みんなから羨ましがられることを商品にしているわけだから、それが自分の中の正義感や価値観になってしまった場合、
こういうふうな崩れ方をするんだろうなと思うわけですよ。 人はこういうふうにきっと壊れていくんだろうと。
最終的には壊れてしまうんですけど、壊れた先にあるのは自由って感じで、解き放たれた、
自分が壊れてしまったから、もう解き放たれてきっと自由になったんだろうなみたいな、救いのある終わり方ではあるんだけど、
救いなのかなそれは。結構ね、地獄です。ファッションとかね、芸能、SNSみたいな、今読んだらきっと共感することも多いし、理解できることも多いと思うんだよね。
それに対してね、リバースエッチっていうのは、高校生たちの話なんですね。高校生たちのグループの話で、
地域が貧しかったり治安が悪かったりするんだけど、それが自分たちの世界だと当たり前だから、もうそれが苦しいとも思わないし、
たかのぞみもしない、半ば諦めているようなものが日常として続いている高校生たちの物語なんですけど、
絶望版スタンドバイミーです。スタンドバイミーは希望にあふれた友情劇みたいなグループ劇だけど、
リバースエッチは空虚感と苦しみを抱えた空っぽの若者たちがただただ苦しむだけのスタンドバイミーです。
死体をね、見つけて、その死体をみんなで秘密にしようみたいな感じになるんですよ。
すごく俺はこれにスタンドバイミーからきっと着想を得たんじゃないかなーなんていうふうにいつも読み返すと思ってしまうんだけど、
このねー、日本の堅い中で治安が悪いところで起こっている感じもすごく良くて、
うーん、そうなんだろうな、これもね今の時代に読んで欲しいなって思うのって、
まあ暴力といじめと同性愛と虚職症、やっぱり美しさというものもあったり若さというものもあったりで遠慮交際にしたい、
そういうなんだろうな、今なお問題になるもの、今なおなくなってないようなものが渦巻いている
多感な高校生たちに突き刺さっていく物語なんですよ。
なんかね、ヘルタースケルターって読者に呼びかけてくるんですよ。どんな感じ?リリックを見てどう思う?って感じなんだけど、
なんかね、リバースエッジは誰も救われないし、誰も救われたいと思ってないんだよ、登場人物が。
みんな生産なる結末に向かっていくし、幸せに背を向けて歩いていってしまうんだけど、
なんか善悪の境界線みたいなものとか、死ぬこととか、正常さとか異常さとか、マイノリティとかマジョリティとかそういうものがぐちゃぐちゃなのよ。
でも高校生ってそうじゃん、なんか死んでもいいって思ってたりさ、人を傷つけることと自分を傷つけることって
ないまぜになってしまったりさ、なんか妙な無敵感とかあったじゃん、若さ特有の妙な無敵感。そして自分は空っぽで何者なんだろうとか、
何者でもない自分の虚無感みたいなのもあったじゃん。それが
全員持ってんだよね、やっぱり。それをどうやって埋めていくかみたいなお話なんです。
2作並べて読んでほしいとか一気に読んでほしいって思うのって、ヘルタースケルターはね、社会的な価値を求めているんですよ。
世の中に認められたいから破滅してしまった。でもリバースエッジは社会に馴染んでしまっているんですよ。
もう社会に期待なんてしてないの。こんなもんだろうって思ってんのよ。 だからしょうがねえなって思ってんの。私一人が何をしてても悪いことをしてもいいことをしても何も変わんないし。
だから何?っていうね、 社に構えて投げやりな感じなんですよ。
社会に対して。 静かに破滅していく感じ。人が死んでもそっかーって。
あーやばかったもんねーっていう感じ。 そうなんだよね。
なんか自殺した悲しいっていうのってさ、 ヘルタースケルター的に言うともう本当、花々しく散って、最後花をあげて、最後まで生きることに執着をして死んだっていう話だとして。
そしたらね、リバースエッジは自殺したって聞いたら、 あーまああいつ死にそうだったもんねーって言うくらいの感じの破滅なんですよ。
それがね、なんか 結構対比してる気がするんだよね。
そう両方ともね、生きづらさみたいなものをテーマにしているとは思うのよ。 登場人物っていうか主要人物は生きづらさをテーマにどうやったら自分が幸せになれるか、
幸せに生きていけるのか、みたいなものは心の奥底の基礎値にはあるんだけど、
ヘルタースケルターは外的評価で壊れてって、リバースエッジは 内側から壊れていくみたいな感じるんですよね。
これの企画をやる上で、読み直してたんですよね。 ヘルタースケルターもリバースエッジも。