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皆さんこんにちは。米国株投資の耳よりな話へようこそ。
よろしくお願いします。
今日のテーマはズバリ、イーロン・マスクの野望、Xマネー登場です。
ついに来ましたね、この話題が。
はい。もうね、リスナーの皆さんが毎日息をするように開いているSNSのあのXですよ。
スマホとホーム画面の一番押しやすい場所に置いている方も多いんじゃないでしょうか。
そうそう。もし明日、そのいつも使っているアプリがですね、
突然とんでもない金利の銀行口座になったら、あなたならどうしますか?っていうお話なんです。
いや、本当に世の中の金融の常識がひっくり返るような事態が起きていますからね。
そうなんですよ。今日はですね、ただの新しい決済アプリが出たね、なんていう単純な話ではありません。
もっとこう、壮大なストーリーなんですよね。
その通りです。マスク氏の27年越しの執念から、図紙上を大いに頻感させたスペースXの歴史的メガIPO、そして人類の未来まで。
これら一見バラバラに見える出来事が、すべて一本の線で繋がる壮大なストーリーを紐解いていきます。
正義や経済の枠を超えた、まさにマスク氏の頭の中を覗き込むようなディープな分析になりそうですね。
はい、ぜひ最後までお付き合いください。
ということで、早速なんですが、アメリカのXのプレミアムとプレミアムプラスユーザー向けに先行スタートしたデジタルウォレット機能、いわゆるXマネーのスペックについて聞いていきたいんですが。
はい。これがもう既存の銀行関係者が青ざめるような内容なんですよ。
ですよね。私が一番驚いたのが、年利APYが約6.0%っていう数字なんですけど。
一般的なアメリカの銀行の金利と比べても、だいたい15倍くらいというちょっと異常な水準です。
15倍って、しかも最低残高の制限もないんですよね。
そうなんです。奨学からでもその高金利の恩恵を受けられる。
さらにメタル製のビザデビットカードが発行されて、そこにはユーザーのアットマークから始まるXのハンドルネームが刻印されるんです。
うわー、それはなんかファンにとってはたまらないステータス感がありますね。
さらに一部決済で3%のキャッシュバックがあったり、海外決済やATM手数料も無料だったりと至れり尽くせりなんです。
ちょっと待ってください。さらっと言いましたけど、ビザダイレクトと提携してリアルタイムの爆速P2P送金もできるんですよね。
はい。ユーザー同士で一瞬でお金のやり取りが完結します。
いやー、あのー、これってただのSNSの投げ銭機能の延長とかそういうレベルじゃなくて、完全に私たちのメインバンク、お財布そのものを乗っ取りに来てますよね。
まさにメインバンクのリプレイスを願っていますね。そして何より驚愕なのが、預金保護の枠組みです。
あー、FDIC、連邦預金保険公社の保護枠ですよね。通常は25万ドルが上限でしたよね。
ええ、一般的な銀行口座の保護枠は25万ドルなんですが、Xマネーはなんと最大1,000万ドルまで保護されます。
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1,000万ドルって日本円で約16億円ですよ。それもう完全に富裕層向けの資産管理ツールじゃないですか?
そう見えますよね。ただ、X自体は銀行免許を取得しているわけではないんです。
えーと、銀行じゃないのに銀行みたいなことをしてるんですか?
ええ、いわゆるBaaS、バンキングアザーサービスの仕組みを利用して、クロスリバーバンクなどのフィンテックインフラ大手の銀行と裏側で提携しているんです。
なるほど、じゃあお金は実際には提携先の銀行に預けられていると。
そういうことです。そしてその1,000万ドルの保護枠を実現しているのが、キャッシュスイープという仕組みなんですよ。
キャッシュスイープですか?
はい。ユーザーの資金を裏側で提携している40以上の複数の銀行口座に、自動的かつ瞬時に分散させるんです。
あー、なるほど。1つの銀行の保護上限が25万ドルだから、それを40行に分散させれば、合計で1,000万ドルの保護枠が作れるってことですか?
その通りです。ユーザーから見れば、Xのアプリ上に1つのお財布があるだけなんですが、裏では高度なアルゴリズムが資金を最適に配置しているんです。
いや、頭いいですね。でも、素朴な疑問なんですが、現在のようなマクロ経済の環境で、最低残高の縛りもなく、誰にでも6%もの利回りを出すなんて、どう考えても逆座やというか、出欠大サービスすぎませんか?
普通の銀行なら間違いなく破綻しますね。
ですよね。どうやって維持するつもりなんでしょうか?
ここがXの最大の強みなんですが、既存の銀行が抱えている顧客獲得コスト、つまりCACの構造を完全にハックしているんです。
顧客獲得コストですか?
伝統的な銀行って、新規に口座を1つ作ってもらうために、テレビCMを売ったり、ポイント還元キャンペーンをやったりして、数百ドル牙のマーケティング費用をかけているんですよ。
ああ、確かに。口座解説で現金プレゼントみたいなキャンペーンよく見ますね。
でも、Xには既に数億人のデイリーアクティブユーザーがいます。アプリを開かせるための広告費はゼロなんです。
つまり、莫大な広告費や店舗の維持費を削れる分、それをそのままユーザーへの利回りに全振りできるということですか?
まさにその通りです。だからこそ実現できる破格のスペックなんですよね。
暗号資産には今のところ非対応で、ベイドルのみでの運用から始めているのも非常に堅実なスタートといえます。
いやあ、経済的な合理性はすごくよく理解できました。ただここでちょっと気になってくるのが、なぜSNS企業がここまでガチの金融サービスを始めたのかってことなんですよ。
そこですよね。広告収入への依存から脱却したいとか、サブスクリプションを増やしたいとか、そういう表面的なビジネスの文脈だけではこれほどの熱量は説明できないですよね。
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そうなんですよ。なんかこう、もっと個人的な執念みたいなものを感じるというか。
その直感は正しいです。これを読み解くには、イロン・マスク氏の個人的な歴史、1999年まで遡る必要があるんです。
1999年。彼が創業したオンライン銀行、X.comの時代ですね。
ええ。今でこそPayPalの前身として知られていますが、当時の彼が描いていたビジョンは単なる決済サービスではありませんでした。
そういえば当時から金融の世界をひっくり返そうとしていたんでしたっけ?
はい。彼のお金をめぐる全てのサービスを一つのプラットフォームに統合するという構想でした。
しかし、共同経営者との対立があって。
ああ、新婚旅行中にCEOの座を追われたっていう、あの有名なクーデタ事件ですよね。
そうです。そして彼が愛着を持っていたX.comという名前も最終的に消滅させられてしまった。
彼にとってものすごく苦い過去なんです。
なるほど。じゃあ、今回のXマネーは新しい思いつきなんかじゃなくて。
はい。彼にとっては20年以上前にやり残した宿題の完成なんですよ。
20年以上の悔しさをバネにして巨大なSNSを何兆円もかけて買い取ってまで、
自分の理想の金融システムを作り直す。いやー、執念のスケールがちょっと一般人とは違いますね。
スケールが大きすぎますよね。
中国のWeChatのようなチャットからニュース、バンキング、投資まで全てを一つのアプリに統合するスーパーアプリ。
エブリヒンガーアプリの構築。
世界の金融システムの半分を担うなんていう野望も口にしていましたよね。
ええ。ただ、ここで一つ疑問が湧きませんか。
アメリカや日本のような成熟した市場で、果たしてスーパーアプリが受け入れられるのかという点です。
ああ、それは確かに思います。
私たちって、もう送金ならベンモとかペイペイ、投資ならロビンフッド、日常の決済ならアップルペイって感じで、
用途ごとに最適化されたアプリを使い分けることに完全に慣れきっているじゃないですか。
そうなんですよ。わざわざそれを一つに統合するメリットがユーザー側に本当にあるのかと。
ええ、別に否のままでも不便じゃないしって思っちゃいます。
そこで登場するのが、今回のXマネーにおける最大のゲームチェンジャーです。
ゲームチェンジャー、何ですか?
XAIが開発しているAI、グロックの存在です。
グロック、ちょっと皮肉屋でユーモアのあるAIですよね。それがどう金融と絡んでくるんですか?
Xマネーはですね、単なる残高確認のアプリではなくて、このグロックがユーザーの支出パターンを完全に把握して管理を最適化する機能が組み込まれていく展望なんです。
つまり、おしゃべりできるAIが私の専属のファイナンシャルプランナーとして財布の紐を握ってくれるようになるということですか?
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複数のアプリをまたいで家計簿をつけたり、金利を比較して資金を移動させたりする認知の負荷をAIが全て肩代わりしてくれるんです。
いや、理屈は素晴らしいですし、便利そうですけど、でもここはちょっとリスナーの皆さんも会議的になるんじゃないかと思うんです。
プライバシーの問題ですよね。
そうです。SNSのタイムライン上の発言とか、趣味思考だけならまだしも、自分の銀行口座の入出金データという究極のプライバシー情報をSNS企業が運営するAIに明け渡す。これってすごく抵抗感がありませんか?
おっしゃる通り、プライバシーへの懸念は間違いなく最大のハードルになるでしょう。ただ、歴史を振り返ると面白いことがわかるんです。
ほう、面白いこととは?
以前、プライドというフィンテック企業が登場した時も、自分の銀行のログインIDとパスワードを第三者のアプリに渡しなんてありえないと大反発がありました。
あー、ありましたね。でも今は当たり前のように掛け簿アプリとかと連携させてますよね。
そうなんです。結局のところ、ユーザーは圧倒的な便利さと経済的リターンの前では驚くほど簡単にプライバシーの壁を乗り越えてしまう生き物なんですよ。
なるほど。つまり、グロックにデータを渡しておけば、勝手に高金利口座にお金を移してくれて、毎月何百ドルも得をしますよっていう実利があれば…
ええ、プライバシーの懸念なんてすぐに吹き飛ぶと、マスク氏は見込んでいるはずです。
いやー、恐ろしいほど強力なエコシステムですね。だとしたら、リスナーの皆さんが一番気になっているのは、で、それはいつ自分も使えるようになるの?ってことだと思うんです。
そうですよね。
現在アメリカではすでに40州以上で資金移動業者、マニートランスミッターのライセンスを取得済みということですが、ニューヨーク州などではまだ承認待ちですよね。これ、日本での展開はどうなるんでしょうか?
結論から言うと、明日にでも日本で使えるようになるわけではありません。グローバル展開には高いハードルがあります。
やっぱり各国の金融規制をクリアしなければいけないからですか?
はい。日本市場を例にとれば、これが資金決済法の枠組みでの資金移動業に当たるのか?それとも、1000万ドル規模の預金保護と利回りを提供する以上、銀行法の適用を受けるのか?
あー、日本の金融庁との長く複雑な折衝が不可欠になるわけですね。
ええ。まずはアメリカ本国での運用を軌道に乗せて、規制当局との摩擦を解消してからでないと、日本をはじめとするグローバル展開は難しいでしょうね。
暗号資産への対応を最初から入れなかったのも、そういう規制当局との圧力を避けるためなんでしょうか?
まさにその通りだと思います。まずは法廷追加で安全なインフラとしての実績を作る。リスクの高い暗号資産はその後のフェーズ、という冷静な戦略が見えますね。
なるほど。ここまでの話で、Xマネーが地球上のデータとお金という血液を完全に掌握しようとしていることはすごくよくわかりました。
ええ。すでに巨大な構想ですよね。
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でもマスク氏の視線はどうやら地球という枠組みにすら収まっていないようなんです。ここで先日史上大いに揺るがしたもう一つのニュースに切り込みたいと思います。
ついにスペースXの上場ですね。
はい。2026年6月12日、スペースXがナスダックに歴史的な上場を果たしました。ティッカーシンボルはSPCX。時価総額はなんと日本円で約330兆円という途方もない規模です。
未上場企業としては過去最大級のメガIPOになりましたね。
そこで私がどうしても気になっているのが、マスク氏が描いている4つの未来図とこの上場における株式の割当比率なんです。
個人投資家、リテールへの割当が異例の約30%に達した件ですね。
そうです。通常これほどの規模のIPOなら基幹投資家ががっつり抑えるはずなのに、これって未来への投資の民主化なんてきれいに言われてますけど、本当のところはどうなんですか?
これこそがマスク氏の究極のビジョンを紐解く最大の鍵なんです。
彼がスペースXで目指しているのは、存亡リスクを回避するために100年以内に火星都市を建設し、人類を多惑星居住所にすることですよね。
はい、スターシップを完全再利用して火星への輸送コストを下げるというあの計画ですね。
ええ。でもそのSFのような途方もないミッションに、市販機ごとの利益率で文句を言うような伝統的なウォール街の基幹投資家はついてこられないんですよ。
ああ、なるほど。
だからこそマスク氏のビジョンに熱狂して、株価が多少下がっても絶対に売らない強固な信念を持った個人投資家の資金が必要だったんです。
信者ともいえる熱狂的なコミュニティに直接Xを通じて語りかけて資金を集めたわけですね。でも夢物語だけでは時価総額2兆ドルは維持できないですよね。
そこでキャッシュ買う、つまり莫大な現金を生み出す源泉になっているのがスターリンクです。
衛星インターネットですね。すでに加入者が1000万人を超えているとか。
はい。これによってこれまでインターネットが届かなかった地球上のあらゆる場所に低軌道衛星による超高速通信網が張り巡らされています。
通信インフラを宇宙から地球全体にかぶせている状態ですよね。
そうです。そしてここですべてが一本の線でつながるんです。Xマネー、グロック、そしてスペースX。
ちょっと待ってください。もしかしてこういうことですか?スターリンクが地球規模のデジタルな神経網になっていて。
ええ。
XAIを吸収してスペースAIになりましたけど、そのAIであるグロックがデータを処理する脳になる。
その通りです。
そしてテスラの自動運転とか人型ロボットのオプティマスが現実世界で物理的に働く手足になる。
どうですか?見えてきましたか?
これってイーロンマスクは複数の企業を作ってコングロマリットを経営しているというより、地球サイズの巨大な生命体みたいなインフラを一つ組み合われているんじゃないですか?
まさにその通りなんです。ただのIT企業ではなく、宇宙と物理空間、そしてAIが融合した自立型インフラの構築。
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その生命体の血液として世界中を駆け巡るのがXマネーなんです。
ああ、鳥肌が立ってきました。すさまじいスケールですね。
既存のテック企業がスマホの画面の中の広告モデルで争っている間に、彼は物理法則と経済のインフラそのものを根底から作り変えようとしているんです。
でもそこまでして、彼は一体どこへ向かおうとしているんですか?これだけの富と影響力を持って、ただお金持つになりたいわけじゃないですよね?
もちろんです。彼の真の目的はお金そのものではありません。
彼の哲学の根底にあるのは、人類の意識の光、つまりコンシャスネスを未来へそして宇宙へとつやさなずに広げていくことなんです。
人類の意識の光?
はい。テスラで地球環境の持続可能性を担保し、ニューラリンクで人類とAIの共生を図り、そしてスペースXで人類の活動領域を宇宙へと拡張する。
すべては人類という種が滅亡するリスクを回避するための巨大なエコシステムづくりなんです。
つまり、今回のXマネーの登場も、スペースXのメガIPOも、その人類を火星に送り出すという究極のゴールに向けた資金とデータを集めるための壮大なステップに過ぎないということですか?
ええ。私たちが今目の当たりにしているのは、人類の歴史上でも類を見ない、壮大な人類アップデート計画の実行プロセスなんですよ。
いやー圧倒されました。リスナーの皆さんどうですか?
Xマネーで私たちの日常の財布を握り、スターリンクで通信を握り、スペースXで人類の未来の住処も作る。
すべてが繋がっていますね。
あなたが次にスマホを取り出して何気なくあのXのアプリを開くとき、それは単なるSNSアプリに見えますか?
それとも人類を火星に連れていくための壮大なエコシステムへの入り口に見えるでしょうか?
今日の話を聞いた後だと見え方が全く変わってくるはずです。
間違いありませんね。いやーこれからマスク氏がどんな一手を打ってくるのか本当に目が離せません。
引き続き最新の動向をしっかり追いかけていきましょう。
はい。米国株投資の耳寄りの話では皆さんの投資のヒントになる情報をお届けしています。ぜひYouTubeチャンネルの登録をお願いします。
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いつでもどこでも耳からインプットできますからね。
それでは次回もお耳を拝借。