1. みきさっくのJust DAO it!ヘンなラジオ
  2. 特別放送回 ShibuyaAS2次創作..
2023-05-04 11:11

特別放送回 ShibuyaAS2次創作を読んDAぜぇ

べのたいちゃんの小説を読んでみたぜぇ👍✨

#ShibuyaAS #ゴールデンウィーク
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/62234dde62fdf0d800be6e88
00:06
それではやって参ります。みきさっくのJust DAO it*ヘンなラジオ始まるよ
はい、始まりました。この放送です。この放送ですが、ベノタイちゃんの提供、コメント提供でお送りするぜぇ
今日は、ベノタイちゃんの2次創作、ShibuyaASの2次創作小説、読んじゃおうと思うぜぇ。それでは行くぜぇ
第4話、お笑い芸人が転生して、メタバース空間の女子高生になった件、メリカ編①
キャバクラで流行の感染症にかかってしまい、しばらくうなされていたのだが、気づいたら俺は女子高生になっていた。
どういうこと?
渋谷のファッションビルに映った自分をしげしげと眺めた。ペン、ペンクの?ペ、ペ、ペンクの?
ツヤツヤとした髪、くりくりとした瞳、若々しい肌、女子高生の制服。ペタペタと手を当てて確かめてみる。
元の手はゴツゴツしていてこんなに華奢ではなかった。
ホエー!気が抜けた声を出しつつ、空を仰ぐ。
目の前のファッションビルには電子広告のような大きい画面、白いワンピースを着たお団子ヘアーがよく似合う女の子が在来的に映っている。
かわいいな!
当たり前だが、下から見てもパンツはギリギリ見えない。
もう一度正面を向き直す。
ショーウィンドウに映る自分を見つめる。
オレ、女子高生になったのか?
これはコントでもなんでもない。
ただの事実、ただの事実なんだぜ。
オレは女子高生。
とりあえずスマホを見てみるか。
スマートフォンの写真フォルダを確認してみるが、元の自分の写真や動画は一つもなかった。
代わりによくわからないキツネのアイコンのアプリがインストールされていた。
これなんだ?
そういえば、キツネのお面をかぶった女子高生に最後に会ったような気がする。
知らんけど、そんな気がする。
ダメだ。連絡先もアプリも全部消えてるわ。
スマホがないと何もできねえという事実に打ちのめされた。
これでも現役高校生。
03:02
もちろん男子高校生の頃はやっとスマートフォンが出てきたあたりだったので、電子端末への依存度合いは少なかったと思う。
でもその後の数十年で自分のアイデンティティーはあれよあれよと、この小さな端末に乗っ取られちまったのかと少し悲しくなった。
えっと、俺は32歳、独身男性、お笑い芸人をやってたんだぜ。
そう、高校の同級生たちと3人でトリアを組んでいた。
平成のダチョウ比べになってやろうぜと意気込むも全然目が出ず、あっという間に令和に突入。
その後すぐに感染症が流行りだしたっていうわけなんだぜ。
人生ゲームオーバーにしてここに飛ばされたってことかな。
劇場でのコントは感染症の影響で全くできなくなったが、幸い人には恵まれていた。
身近な人に好かれる素質だけあったってわけ。
芸人の先輩にご飯や居酒屋にこっそり誘ってもらい、日々食いつないでいたってわけ。
とりあえず立ち止まっていても仕方がねえな。
近隣にお笑いの聖地的なホールがあったはずだ。
とりあえずそこを目指してみよう。
嘘だろ?
ホールがあるはずの場所に着いた。
しかし記憶の中の聖地は跡形もなく、代わりに空高く石のようなものが延々と積み上げられていた。
どういう物理法則なのかわからねえが、子供が重ねた積み木よろしく絶妙なアンバランスか思って、石の集合体は形を保っている。
知り合いも誰もいなさそうだぜ。
正直何かのドッキリ番組なんじゃないか?
ドッキリの企画なんじゃないか?と期待している自分がいる。
だって石の周りにはエジプトの王様みたいな奴らがわらわらいるし、通ってきた道にはパンダとかヘビとかウサギとかがいて、人間とも普通に会話していたんだぜ。
こんなのドッキリじゃなかったらなんなんだの?なんなんだの?知らんけど。
グー!大きな音があたりに響き渡る。
ああ、自分の腹の虫か。飯でも食うかな?食いたいんだぜ。だって俺、腹が減ってるんだぜ。
06:04
確か少し歩いたところに打ち上げで連れて行ってもらったラーメン屋があったぜ。
ラーメン屋も潰れてたらへこむよな。
はじいろ。元のラーメン屋はなかったが、新たなラーメン屋っていうのがオープンしていたってわけ。
美味しそうな匂いが店先にも漂ってるってわけ。
なけなしの金で食券を買って列に並ぶ。
なんかクレーピー屋並みに女子高生いるんだけど、ラーメン屋で合ってるよなと思いながら最高尾に着く。
もっと前の方にはさっきのエジプト王がいる。
なんだあいつら。あいつらも連れたって?あいつらも連れたって?
ラーメンを?ラーメンを?ラーメンを食べに来るんだな?
先輩後輩とかあるのかな?みたいな感じ。そんな概念はなさそう。
みたいな感じじゃねえぜ。見た感じだった。すまねえな。見た感じそんな概念はなさそう。
食券見せてください。ラーメン小で。
あいや、店員はクールな黒ギャル風のお姉さんだ。
おせる。そう思った。
昔はラーメン大を食べることもあったが、三十を過ぎてから食が細くなった。
よほどコンディションが良くない限りはラーメン小を頼むことにしていた。
健康診断に行く。金すら欲しい。というじじじじじじじじじじ、事情だぜ。事情もあるって訳。
にんにく入れますか?にんにくで。
お部屋のかわいい女性店員にコールを返せ。
店員はふんわりと可愛らしい見た目であるが、
が厨房を切り盛りしている どうやらこの店の店長のようだった
この子も押せるぜ どうぞ
すごい速さでラーメンが運ばれて きた
湯気がふわっと鼻に入る 旨味の暴力はすでに始まっている
これは楽しみそうだぜ 極太の麺をもやしの隙間から引き
上げ一口目を頬張る おーこれこれ
しばらく食べてないものを食べる 時ってなんでこんなに美味いんだろう
か お腹とともに心が満たされて
いくんだぞ ラーメンの半分は美味しさでできて
いてもう半分は幸せでできている それに間違いないってわけ
09:07
一口目をもぐもぐ もぐもぐじゃねえぜもぐもぐ
だぜ 一口目をもぐもぐ噛みしめつつ
にんにくをといて全体に行き渡る 行き渡らせる
もやしをスープに潜め沈め本格的に 麺を上部に引き上げるってわけ
ここからはもうアクセル全開ってわけ 全開だぜ
脳を溶かしなら 今ここを楽しむことができる
この系のラーメン屋のラーメンの 良さだと思うぜ
俺ちょっと間違ってたね脳を溶かしながら 今ここを楽しむことができるのがこの
系統のラーメン屋の良さだと思うぜ 血糖値が急に上がるので
健康に良くねえって言われることはある けど精神的な健康にはひと役勝っている
そんなはずだ ごちそうさまでしたあっという間に
完食して席から立とうとした時だった ここで働かせてください
数人離れた席の女子高生が突然立ち上がり 叫び出したってわけ
はーびっくりしたぜ 賄いとかあるのかな
うめえ店だし俺も働かせてもらおうかな というわけで本日はベノタイちゃんの
二次創作小説を読ませてもらったってわけ 楽しんでもらえたかな
それでは聞いてくれてありがとうミキサックでした
Just do it!
11:11

コメント

スクロール