居酒屋での対話
夕焼けひとりきり、始まりました。昭和。二桁生まれのパーソナリティー、ミッキーロンリーがご案内します。昭和レトロ。今は懐かしい思い出。明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代。温かく優しい昭和の情景。心を思うままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。今日は居酒屋 時代 。素敵な名前のこの店。温かく柔らかな明かりが店内を灯す。カウンターの奥に味わい深くしみじみとお酒をたしな。彼の名はホープ。希望の人。
また会えました。カウンターの中には上品な和服の出立ちのおかみさん。菩薩のような微笑みをたたえて人々に慈愛と慈悲の心で癒しを与え続ける。私ミッキーに今日はどんな癒しで包んでくれるのでしょう。
そばにいてお酒を組み交わしたいと思います。どうぞお付き合いください。ホープさん、こんばんは。
そばにいてよいですか。やあミッキー。また会えたね。どうぞ。
何を考えていたのですか。社会の成熟。
そんな希望の物語について考えていたのです。
人は様々な日常生活で環境に囲まれている。社会の成熟。
それは経済的な基盤。自分の仕事の基盤。体調の基盤。それがいずれにしても健やかであり安定した身体精神の状態ともすればそれは健康的な生活を送れることであろう。
そして、そんな人たちが
社会に多く
構成されているならば、それはストレスのない非常に良い環境とも言える。
合わせて成熟した社会とも言えるのではないだろうか。そして人々は
様々な局面において
その基盤が安定している部分とそうではない部分を抱えている。
経済的な基盤が安定していたとしても
例えば、人間関係に
また家族間の間で
問題を抱えていたり、何らかの悩みを抱えていることだろう。
いずれにしても自分がその基盤に属しているときは
その安定しているからこそ
自分がそこに所属されていないときのことをイメージすることは人はない。
分かりやすいのが体調、病気の面かもしれない。
我々は大人になってもちろん若い時のように
体は確実に老いていく。
そして今までに経験したことのないような疲れや病にもかかることがある。
そして時には病院で入院する人を手術することがあるかもしれない。
そして初めての精神的な基盤が自分が
そこを渡すことを感じるケースも多いということだ。
そして同時に自分が良かったときとの対比にあらためて
そのギャップを感じるものだろう。
良い時には気づかなかったことが今
病気になったときに初めて気づくし
先に自分よりもその状況にあった人たちの苦しみ
その向き合った局面に対して戦いをしていたことに対して
リスペクトを持つこともある。
そして人はその苦しみに
例えば世の中で多くの病気で苦しんでいる人もいるし
経済的な問題にしても苦しんで戦っている人がいる。
そしてその状況になって分かり得たこと
おそらく自分の場合も経験したことがあるのだけれども
その気持ちは負けそうになる。
何くそ
よしと思っても
ついつい気が伏せてしまって
その惨めな気持ちに味わった人もいるかもしれない。
ある時に聞いたことがある。
お寺の話だ。
そして自分がその法案を受けた時の話。
そのお寺の門を出たところで
掲示板に書かれてあったその一句とは
人が一番惨めな時
思う時が一番尊い時であるということ。
何か救われたような言葉でもあった。
人は生きていく時に
強くならなくてはいけない。
優しくなりたい。そんな願いを持って生きてきた。
そしてありがたくも人は様々な経験を
憂いをもたらしてくれるものは
その経験は
おそらく自分の心を受け止めれるような
広さを持ったという証でもないだろうか。
そしてその分だけ人がなった時に
その気持ちも受け入れることができるかもしれないし
自分には話してくれる。
そして自分もそんな人に話を聞いてもらいたいと思える。
そんな人になりたいなって思うんだ。
ホープさんありがとうございます。
居酒屋時代
社会の成熟
様々な人々は基盤によって支えられているし
その基盤が揺らいでいるような状況を抱えているのが
背中合わせだと思う。
そして昨今では
非常に多くの情報スピード感がある。
ついていける人とついていけない人
様々な部分で工作する。
そして自分のことで精一杯というのが
実際多くの人々の印象だと思う。
だからこそ
様々自分が所属していない時のこと
それを多くの人が分かり合えることによって社会の成熟
近づくと思うんだ。
そんなホープさんの言葉が印象的でした。
私ミッキーも改めて考えたいと思います。
居酒屋時代
愛が欲しい時、温もりが欲しい時
お立ち寄りください。
夕焼け一人きり、この辺りで終わります。
お付き合いしていただきありがとうございます。
次回の番組お楽しみに!
