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夕焼けひとりきり、始まりました。昭和二桁生まれのパーソナリティー、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ、今は懐かしい思い出、明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代、温かく優しい昭和の情景、心の思うままにお話できればと思っております。
どうぞお付き合いください。
今日は、昭和レトロのお話。
テーマは、なごり雪。
今の季節、雪がしらつく、そんな年もありました。
皆さんも、そんな冬の終わり、春の始まり、そんな時期に特別な思い出があったかもしれません。
私の場合、一時期、大阪に住んでおりました。
そんな、当時大阪に住み出した頃には、知人もゼロと言っても、家族ではありません。
ただ、5年間住んだその町を離れる時には、別れもありました。
そんな思い出のエピソードをお話したいと思います。
お付き合いください。
自分の場合は、学生生活の光。
アルバイトも、社会人の人との交わり。
自分が背伸びもしたくて、仲間に入りたかった。
そして、嬉しいことに恋愛も経験できた。
ただ、若気のいたりといっては、今は言い過ぎではないかもしれません。
そんなふうに、当時は本気だったことが結構あります。
自分が名古屋に戻ってくる時に、その関わりのあった人も、名古屋に来てくれると勘違いしたり。
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今では、普通に考えてわかること。
その人生が、みんなそれぞれに自分の目標があって、夢を求めて頑張っている人。
誰でも、今はわかるのですが、
若い時には、人よりも、恋愛に対しては、おまっせな状況というのでしょうか。
早い結婚を夢見たり、そんな幼い時もありましたね。
当然、その時の相手は女性なんですが、
そんな、こちらの気持ちというのは、流行る気持ちというのは、お見通しで、
出会った時から、別れはわかっていたのかもしれません。
皆さん、自分はいつも、今のことしか見ていない。
必死に、その時を頑張っているつもりなんだけれども、
大人になるたびに、周りのこと、先のことが見えてくる。
そんなことは、当時の自分は、未熟すぎました。
自分の感情、思いの丈というのを優先して、
自分では、周りの人、もちろんアルバイトといった、
そして、学生生活での関わりのあった人、
また、恋愛においても、ありがたいことに経験させていただいた、
その人たちとも、一生懸命付き合ってきたつもりだったんだけれども、
結果、自分は出会って、恩返しもすることもできずに、
自分の生まれ故郷である名古屋に戻ってきた。
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何か、ボタンの掛け違いというか、
その後、社会人となり、また忙しい生活の中に組み込まれた自分がいて、
いろんな人たちから受けた優しさや恩をすぐに忘れてしまって、
今日まで来ました。
ただ、自分が人生の折り返しを過ぎて、
今になって、自分に対して厳しかったり、教えてくれた人、
一生懸命付き合ってくれた人、
その人たちのことを思い出すことが増えるようになりました。
何か、年をその分取って余裕ができたのか、
宿命というのか、
人生まだ残っている。
神様が思い出して感謝しなさい。
そんな風に言っているように感じます。
大阪から帰ってくる時にも名残ゆきがありました。
本部で思いっきりそれぞれの電車に乗って、
窓から姿が消えるまで手を思いっきり振って、
また会おう。
私は、昔からさよならという言葉が嫌いです。
言ったことはおそらくない。
そう思います。
また、みんなにいつか会いたいですね。
今日は、昭和レトロのお話。
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名残ゆき。そんな思いでテーマで取り上げてみました。
みんなも、失礼いたしました。
みなさんも出会いと別れ、限りなく大事にしたい。
言葉では言い尽くせない。
そんな一瞬、大事にしたいですね。
さよならだけは言わないで。
そんな思いを取り上げてみました。
夕焼け一人きり、このあたりでお話を終わりたいと思います。
お付き合いしていただき、本当にありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。