居酒屋時代の始まり
夕焼けひとりきり、始まりました。
昭和、二桁生まれのパーソナリティ、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ、今は懐かしい思い出、明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代、
暖かく優しい昭和の情景、心のままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。
今日は居酒屋時代。
素敵な名前のこの店。
暖かく柔らかな明かりが店内を灯す。
カウンターの奥には、お酒をしみじみと味わう。
彼の名はホグ。
希望の人。
また会えました。
カウンターの中には上品な和服の入れ立ちのお上さん。
菩薩のような微笑みをたたえて。
人々に慈愛と慈悲の心で癒しを与え続ける。
私ミッキーに今日はどんな癒しで包んでくれるのでしょう。
そばにいてお酒を組み交わしたいと思います。
お付き合いください。
ホグさん。
こんばんは。
そばにいてよいですか。
やあミッキー。
また会えたね。
どうぞ。
何考えてたって。
運の良さ。
人にもたらすその運の意味について考えていたんだ。
語ってみよう。
人は長い年月を経て大人になった。
あらゆる歴史を刻む中で。
多くの人は自分が運が良い。
運が悪い。
時としてそんな意識を持ったことだろう。
そして心の持ちようではあるのだけれど。
運。運が良くてその状態に心地良さを感じる。
運と努力の意義
そして時には運の悪さに嘆いたり苦しんで心を痛めたりもする。
そして偶然かのように思う。
実はその運というのは必然性のあるものを含んでいる。そんな気がする。
必ず理由がある。
何もない状態でその人にまさに宝石かのように運が転がり込む。
それは実は目に見えない部分、気づかない部分が起用している気がする。
例えばビジネスでも成功されたものがあったとしよう。
いわゆる誰かが成功したりする。
成功の前には実は目に見えない、人に気づかないところでその者が努力をしていたり、
種を蒔いていたかもしれない。
例えば人脈を広げること、そして自分のスキルを上げるために日々努力している。
人が見えないところで努力をして、なかなか報われない日々が続いて、
まるでお湯がそれまでの状態からいきなり沸騰するかのような沸点を木に沸騰し出す。
そんなイメージかもしれない。
下積みが長くて一曲を生み出す人もいる。
必ずそれは多岐に渡って何か一つだけの後手式があって原因があって結果があるものでなく、
様々な努力、他方面からの礎を積み上げていった土台作り、それが結ばれる。
そうだ果実になるような、そんなイメージなものかもしれない。
だから運が良い、運が悪いというのは神様のうたずらのような気もするけれども、
その解釈では人は成功したものを常に自分が誰かと比べてみたり、
自分が届かぬものに自分がかけ離れている自分を痛みつけてできることも手をつけない。
まさに表現は悪いかもしれないけど運が良い運が悪いということで片付けてはいけない気がするんだ。
ホブさんありがとうございます。
人はついつい物事を日常の中で現在までの間運で片付ける部分が多いかのように思う。
でもそれはいつもすぐ結果が出ないということを誰かと比べることであったり、社会のせいにしたり、
そして自分自身が今のスタートラインに立つような状態から抜け出し、駆け出してもいない、そんなような話ですね。
オカミさんホブさん乾杯してください。
居酒屋時代、強運、そんな言葉で片付けるかもしれないけれども、本来は人は成功の裏には目に見えないところで努力していたり、
その者自身がその導きによる道のりを歩んでいる。
そこを目に見えないところで、それよりも本来目に見えないところで努力しているからこそ、そこを導き出したのではないだろうか。
つまり、運が良いこと悪いことというのは、自分のポイントを貯めていく、そしてそこを還元する、そんな作業のような気がする。
そして大きくそのポイントを使う人、小刻みにポイントを使う人、そんな別れ道なんだ、そんなホブさんの言葉は印象的でした。
居酒屋時代、愛が欲しい時、自分の運の無さをついつい自分で心痛めてしまうけれども、それは誰かと比べる場所でもなく、自分自身が心を癒し、それは社会にとってその人が良いものをもたらすもの、そんな人たちの集まる場所かもしれない。
お立ち寄りください。夕焼け一人きりこの辺りで終わります。お付き合いしていただきありがとうございます。次回の番組、お楽しみに。
