昭和の思い出と紙芝居の始まり
夕焼けひとりきり。 始まりました。昭和。
二桁生まれのパーソナリティ。 ミッキーロンリーがご案内します。昭和レトロ。
今は懐かしい思い出。明日の心配もせず、駆け抜けた昭和の時代。 優しい昭和の情景。
心のままにお話しできればと思います。 どうぞお付き合いください。
今日は大きな滑り台がシンボル富士山公園の物語。 子供たちがその頂きを目指して、
小岩につかまり、鎖をたどって、少女を目指す。 万歳をし、
小山の大将。そんな気分だ。 遊びを終えて広場に子供たちが集まってきた。
体育座りをして誰かを待っている様子だ。 ワイワイ。私ミッキーが様子をお伺いしたいと思います。
お付き合いください。 大きな富士山の
滑り台がシンボル。 滑り台が子供たちが降りている。
仲良く。 そして広場で誰かを待っている様子の子供たち。
黒い大きな自転車。荷台には紙芝居のヨイクが乗っている。
ジェウスさんがやってきた。 ジャンプしている子供たちもいる。
ハイタッチしている。 みんな待ってたかい?
元気にしてたかい? ジェウスさんもとても嬉しそうだ。
用意を終え、幕を開けます。 社長のパチパチパチパチ。
サラリーマンの成長と定食への憧れ
あるサラリーマン。彼は苦労して育ったんだ。
幼い時に両親が別れてね。
お父さん育ててくれたんだけれども、
彼は学校でいじめられたりもしてたんだよね。
そして、何くそと思って
報われて、サラリーマンになりました。
よし、頑張るぞ。
彼は誰よりも仕事に前向きに、
そんな彼を知っている人がいたのです。
ジェウスさん、壁芝居めくります。
彼が勤務する会社のすぐ近くに、
大衆食堂がありました。 そこのおばさんが、
いらっしゃい。 彼はお腹ペコペコだ。
おばさん食べさせて。 そこにはメニューの品書きがあり、
なぜか係長弁当、課長定食、部長定食、
そして社長定食と、なぜか差をつけた
お品書きが入らされていたのです。
おばさん、僕も係長定食食べたいな。
彼はいつもお腹ペコペコ。
ダメだよ。君が出世したら、
頼んでもいいんだよ。
お名刺が持ってきなさい。
引き換え条件4。
おばさんは丁寧に、優しく断ります。
そして彼は励みに、
そんな定食を食べたいと思い、懸命に頑張ります。
純粋な噛みしめをめくります。
昇進と社長への道
好き好きが流れ、
彼は風格も徐々にできています。
先輩として、後輩の面倒を見て、次第に人望を備えていきます。
そして、課長定食、部長定食。
おかずは一つずつ増えて、
シンプルなものが役が上がると同時に、
おかずも豪華に。
おばさんも嬉しそうに、よかったね。
昇進おめでとう。
やっぱりおいしいやん。ごちそうさま。
よし、頑張るぞ。
そう言って、彼は最終的な目標である、
社長定食をいつの日か食べたいと思い、
懸命に会社の売上アップのために、
同等に取り組みます。
13噛みしめをめくります。
そして、いつしか彼は風格もあり、
社長となる日がやってきました。
そして、おばさんも同様に年月の経つのと同時に、
おばさんとも言えるような年齢になっていました。
社長定食の真意と母親の教え
社長定食ください。
自慢げに彼はおめいしを出します。
そして、いいや、おばさんは優しく彼の前に、
はい、どうぞって出した定食は、
シンプルな小魚一つとお味噌汁と漬物、
ただそれだけでした。
13噛みしめをめくります。
彼は驚き、社長になりながら、
どうしてこんなおかずが少ないのですか?
おばさんに聞きます。
おばさんはそれはね、社長になったら、
新入社員も含めてその人たちの気持ちに立ち帰りなさい。
その苦労をわかってこそ社長になれるのだよ、
と彼に説きます。
彼は思わずそのステッカーのように気が付き、
おばさんを見据えました。
13噛みしめをめきます。
それはまさしく、
そのおばさんは自分の母親に似ているということが、
フラッシュバックのように母親の姿を思い出させました。
母親だったのです。
13噛みしめをめくります。
おしまい。
紙芝居の教訓と番組の終わり
パチパチ、パチパチ。
みんな、出世して豪華になるおかずが、
社長になったらシンプルな食事になった。
それは、お母さんの気持ちが初心に帰りなさいということだったんだよね。
みんなも覚えとこうね。
富士山公園がいい焼きに染まりました。
みんな気をつけて帰るんだよ。
本日このあたりで終わります。
お付き合いしていただきありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。