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2025-02-06 11:58

SHIHO 神輿の後で/輝きの章  from Radiotalk

00:11
スピーカー 1
夕焼けひとりきり、始まりました。
昭和、双桁生まれのパーソナリティ。
ミッキーロンリーが、ご案内します。
昭和レトル。
スピーカー 1
今は懐かしい思い出。
明日の心配もせず、駆け抜けた昭和の時代。
温かく、優しい昭和の情景。
心思うままに、お話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。
今日は、昭和レトロのお話。
皆さんは、神社のお祭り。
思い出と記憶、ございますでしょうか。
ある春の神社のお祭り。
それは、いつもの違う子供みこし。
普段、表に出ることが少ない、子供たちの子供みこし。
一段と輝きを放って、神社を出て、鳥をくぐり、
そして、わっしょい!わっしょい!
スピーカー 1
発表来た青年。
曲がり角では笛を吹いて、みんなを扇動する。
その彼は、秋風くん。
一段と輝きを放つ、その子供みこし。
一人の少女も関わっていた。
祭り、そんな大きな上りを持つ子供。
03:06
スピーカー 1
盛り上げている。
上、下、上、下、リズムをとりながら、
スピーカー 2
リズムよく。
スピーカー 1
その子供たちは、施設の子だ。
ある高校生、秋風同様。
その施設に誘いをした少女の名前は、朝日菜時代だ。
間もなく彼女は、高校を卒業すると同時に、
カナダへ留学する予定だということ。
自分が生まれ育った、この地。
幼馴染の秋風くんは、みこしの先導役。
そして時を、また二人の大人も主催者として関わっていた、
Jさん、コープさんだ。
子供みこしに関わる、その幼い子供は、
引っ込み事案の泣き虫であった。
事情があって。
そして、このみこし、何よりも人生で、こんな嬉しいことはなかった。
自分の力で周りの人が、幸せそうな笑顔を作っている。
自分のことのように喜ぶことをしてくれている。
自分もそんな力があるんだ、ということを初めて気づかせてくれた。
それが、子供みこし。
そんな集会を終えて、その終わりには、
あのライダーがいた。
06:02
スピーカー 1
影からそっと見ていた。
それは、北海道だ。
彼女は、悲しく泣き虫だった。
その表情は、すっかり薄れていた。
塩ちゃん、よかったよ。
そして、北海道はそっと声をかける。
塩ちゃん、おばん焼き食べに行こうか。
ご馳走するよ。
そして、解散した後、神社から。
ゆり屋から上り坂を登って、
小さなスーパー。
そこの店頭にある、お好み焼き焼きそば。
おばん焼きを売っているショップへ。
北海道は、しほと手をつないで、
そのみこしが祭りが終わった後、
手をつないで歩いていた。
それは、初めてしほと会った、あの日のように。
二人の後ろには長い、
あの影踏みをしていた時のように、影が長くなっている。
でも、今日はゆっくりその上り坂を登る。
二人は夕焼けに頬が染まって、
とても、そのしほんの表情は満足げだ。
何か、自分の夕日に見たその思いを確信しているようだ。
あの飛行機のアプリをつけたトレーナーは、今日も来ている。
そして、スーパーの前にあるショップに着いた。
二人でおばあ焼きを買って、白い紙袋に小さく、
09:06
スピーカー 1
袋の中に入ったおばあ焼きは、もぐもぐ二人でベンチに並んで食べている。
スピーカー 2
しほちゃん、おいしいだろう。
スピーカー 1
しほは答える。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そして、しほに聞いてみた。
おみこしの後に、秋和時代から話しかけられていたねぎらいの言葉。
なんて話をしていたの、しほちゃん。
実は、時代さんってお姉さんが言ってたんだけども、
飛行機に関わる仕事に就きたいんだって。
そして、秋和さんは、少しその時に複雑な心境。
ちょっぴり寂しそうな顔もしてたけど、でも、
時矢ちゃんの夢を応援してるってことを後で私に教えてくれたんだ。
しほちゃんは、何か夕焼けの中に飛行機がまた飛んでいる。
その光景を見ていた。
彼女の目には何が見えたんだろう。
夕焼け一人きり、今日はしほが子供みこしに関わりました。
そして、北海道とおまん焼きを食べながら、自分に夕日に見たもの。
その秘密は教えてくれませんでした。
秋和、時代の夢が繋がる。
そんなことを感じたのはみきだけでしょうか。
夕焼け一人きり、本日このあたりで終わりたいと思います。
お付き合いしていただき、本当にありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。
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