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夕焼けひとりきり、始まりました。
昭和。二桁生まれのパーソナント、ミッキーロネがご案内します。
昭和レトロ。今は懐かしい思い出。
明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代。
温かく優しい昭和の情景。
心思うままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。
今日は、ジャズバースチョー。
素敵なピアノの流れるこの店。
カウンターの奥にグラスの氷を回しながらお酒をたしなむ。
彼の名はジェイ。また会えました。
今日は、ブラッディ・マリン。
私、ミッキーがそばにいてお話をお伺いしたいと思います。
どうぞお付き合いください。
ジェイさん、こんばんは。
そばにいてよいですか?
やあ、ミッキー。また会えたね。
どうぞ。
何考えてたって?
戦略的な思考。
されどシンプル。
そんなキーワードについて考えていたんだ。
人々は人間関係、社会生活の中で、さまざまな真において、
情報の中、自分の思考を巡らせる。
そして時には意見を自分から発信しなくてはいけない。
そして人の意見。
それは社会の面においても、時折メディアの中で、
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例えば思想家、政治家、また学者もさまざまな意見を持つ。
そしてビジネスの面でも、
何か例えば企業のCMにしてもそうだ。
提案事項にしてもそうだ。
もちろんビジネスにおいては、そのCMにおいても言えること。
その役割が自分に対してどんなメリットをもたらしてくるのだろう。
そして前者。
例えば社会の思想家、学者、テレビでのコメンテーターの話にしてもそうだ。
誰かの意見があって賛同する部分とそうでない部分。
どうしても自分の思考的に似たタイプの人を好む傾向にある。
その時に自分がいつも気をつけていることがあるんだ。
それがシンプルな思考だ。
話を戻そう。
人は未解決、未開拓の部分で、
あらゆる提案家的な思考、それはプラス掛け算の思考といったことだろうか。
これもできる。
こんなものを手に入れると、こんな素晴らしい世界が待っている。
そして循環の中で良いものが残る、悪いものがお見通しされていく。
それも確かに要素としては重要な思考だけれども、
気をつけたいことがある。
それは、見落としていないかということ。
まさに東大元暮らし。
話を戻そう。
新商品。
例えば人々の生活のサイクルでも新たな提案。
これはデジタルの面ばかりが強調されるわけでもないけれども、アナログの部分もそうだ。
人々はゲグをして、今までの良い習慣を悪いもの、古いものとして新しいものに切り替わる。
そういう根を感じてしまう。
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そしていつも入れ替わって気がすると、何にしても経済的な金銭の部分と、
時間的なコスト。
そして何かを売ることと同時に、失うことがあるということ。
ひとつ手に入れて、それ以上の価値を失っていてはいけない。
そのほどに気づいているか、そんな自問自答しなければならない。
最近の話でもあることなんだけれども、
ヒット商品の共通点、それはまさにあの時、あの頃、流行っていたもの。
大事にされていたもの、失っていたものを呼び戻す。
新たに、あの頃のものが良さが見直されている。
そんな商品がヒットするということが目立つ。
手前味噌の話だけれども、カプセルコインの店を覗くといわゆる、
様々なローテーションがあるけれども、何か中で陳列されているものはレトロのものばかり。
音が鳴るもの、あの頃自分たちが欲しくても手に入れることができなかった。
輝いていた昭和の世代のヒーローやテレビ、アニメ、生活雑貨、そのものだけが逆に数を増やしている。
どうだろう。本当に我々心の中というものは、
自分の今に疑問を抱くことで新しいものへ目をついつい向けてしまうのだけれども、
本当は自分が不安な部分というのがその根拠になっていて、
過去の歴史からの流れ、自分の中にDNAとして脈々と生き続いているものもあるのかもしれない。
それがついつい懐かしくなったり、嬉しくなったりする。
そして、教育化したときに気がつかないときに、
微笑んでいたり温かく心が揺れ動いたのを気づくのはなぜだろう。
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Jさん、ありがとうございます。
戦略的な思考、すなわちシンプルに、
出し算、掛け算が良いものとは限らない。
逆に無駄なものを削っていく。
割っていくことによって本当の大事なものが見えてくる。
そして、いつもヒット商品、フラッグシップな商品というのは変わらぬ良いものが残り続けている。
そして、人はそこに、
ふと気がつくと、そんな自分に気づいたことに嬉しくなってしまう。
そんな意味ですよね。
Jさん、乾杯しましょう。
乾杯!
今日は、ジャズバーショーは、
戦略的な思考、すなわちシンプル。
人は、入れ替わる新たな提案の時に新しいもの。
そして、最初は良いものとして移るのだけれども、
気がつくと、時間のサイクルとともに大半のものが姿を消していく。
そのレロテーション、
ここ数年で幾度となく目にしたことだろう。
それは今後も続く。
ゆえに、人、商品、本当の大事なものは変わらないものではないだろうか。
それは本当に無駄なく、
オーバーな話かもしれないけれども、
10年、50年、100年、
そんなに長く続くのも頷けてしまうような商品が時としてある。
みんな忘れてはいけないよね。
そんなことをJさんが言っていたのが印象的でした。
私、ミッキーもあやかりたいと思います。
夕焼けひとりきり、ジャズバーショー。
人々が多忙な中、
すごい再発見をする、気づける場所かもしれない。
皆さんもコーヒー、お酒片手にくすりましょう。
お立ち寄りくださいませ。
夕焼けひとりきり、この辺りで。