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この時間は、松尾潔氏のCatchUpです。
さあ、松尾さん、お願いします。
はい。話は急にですが、6年前に遡ります。
6年前と言いますと、何年だ?2017年だ。
2017年の7月3日、この日。
僕は、東京に神楽坂という古い街並みがありました。
そこにいました。その近くに新庁舎という出版社があって、
その頃、僕は小説を書いていたので、よく打ち合わせに行っていたんです。
そこの編集者と一緒に、打ち合わせの後、何かを食事しようと。
食事しながら打ち合わせに行ったということで。
神楽坂というのは、割とフレンチレストランが多いんですね。
フランスにお住まいで。
その手頃なビストロに入ったところ、
隣のテーブルに、
白いフレームのサングラスをかけた4人組の女性がいたんです。
白いフレームのサングラスを揃いも揃ってかけた4人組の女性が座って、
楽しそうにキャッキャ言ってるんですよ。
年の頃なら僕より上ぐらいかな。
5,60代って失礼な言い方になっちゃいますけど、それぐらいの女性方でしたね。
ちょっとご興味本位で覗いてみたら、
誕生日を祝ってるっぽかったんです。絵皿に。
チョコをイラスト風に描いたり。
この中のどなたの誕生日ですかと。
そこにはチョコで描かれたサングラスの人があったから、
この中のどなたですかって言ったら、どなたでもないと。
我々ミシェル・ポレナルフのファンなんです。ご存知ですかって言われたんです。
長い前振りでした。ミシェル・ポレナルフという、
フランスの国民的な人気スターなんですね。
この方、白いサングラスがトレードマークなんですよ。
ミシェル・ポレナルフさんが当時73歳の誕生日で、
それを私たちお祝いしてるんです。
日本の購入ファンクラブの首脳会談。
たまたまその隣の席に座った。
実際には楽しく4人で飲んでらっしゃったんですけど。
僕はその時のことを楽しい思い出だったんで、
ツイッターに写真撮らせていただいていいですかって。
しばらく皆さんと交流があったりしてたんですが。
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毎年それから僕も7月3日になるとミシェル・ポレナルフを聴いてるんですが、
今年は月曜日に重なりましたんで。
皆さんと彼の音楽をシェアできたらなと思うんですが。
このバックで流れてるシェリーにくしづけっていう曲は、
さすがにどこかで聴いたことあるんじゃないですか。
今でも使われてますもんね。CMなど。
これはウォーターボーイズでね。
これでみんなで。若木、椿、佐藤さん。
これで踊ったシーンありましたね。
これ1971年の大ヒットなんですよ。
もう50年もぐらい前ですね。
ですからもう50年ぐらいスタンダードの位置にいるってことなんですが。
我々フレンチポップスのスター、ミシェル・ポレナルフって言いますけど、
ポルタリフっていう名前はフランス的ではないですよ、響きはね。
というのは、お父さんはウクライナからの移民なんですね。
まさに世界的に関心の高い。
フランスってのは本当に移民国家って言われますけれども、
ウクライナからの移民であるお父様。
このお父様が音楽家でジャズピアニストでもあった。
それこそエリットピアフとかイブ・モンタンという、
やはりフランスの血残るようなシンガーたちに提供していた作曲家。
その息子なんですね。
このミシェルは本当に英才教育を受けてまして、
1944年生まれなんですが、
49年、5歳の時にはパリ音楽院、コンサルバトワールに入って、
56年、11歳、12歳の時にはソルフェージュという、
いわゆる譜面を読んだりする独譜の能力のことをソルフェージュと言いますが、
そのコンテストで優勝したという。
ただそこでエルビス・プレスリーの歌を聴いてロックンロールに傾倒していって、
クラシック音楽から離れていくというね。
これイギリスにおけるエル・トン・ジョンの話によく似てますよ。
ロケットマンという映画でこういうシーンが描かれています。
ミシェル・ポルナルフとは言っても、
フランス音楽協会のサラブレットを見える人でありまして、
成り物入りのデビューのような形になるんですね。
バックで流れています、ノンラン人形っていう曲。
これ彼の最初のヒットと言われてるんですが、
これイギリスで、ロンドンでレコーディングしてまして、
後のミシェル・ポルナルフのイメージとはちょっと違うんですが、
ギターはジミー・ペイジ、ベースはジョン・ポール・ジョーンズ、
つまりレッド・セプリンのメンバーがミシェル・ポルナルフの曲のバッキングをやってまして、
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ドラムはセプリン名物のジョン・ボーナムっていう人ではないんですね。
セプリン以前の参加作品なんで。
だけどよく聴いてみると、ジミー・ペイジ、武士とも言えるようなギターが聴けて、
こういうバックグラウンドなんだなと、
初めは割とロック的なテイストが強かったんだなと今は思うんですが、
ちなみにこのノンラン人形っていう、高台はノンラン人形ですか、
この同じタイトルでシーナンダロケッツ、
同じタイトルのレパートリーがあります。
ミシェル・ポルナルフはポップな曲、
ラップテンポであれバラードであれポップなものを歌わせると、
本当に魅力的な人でございまして、
中でもバラード路線で有名なものは愛の願いという曲です。
今バックで流せるかな。
ちょっと今準備してます。
Love Me, Please Love Meって曲なんですが、
これ聴いたことありません?このピアノのイントロ。
あります。
紅茶のおいしい喫茶店で流れてそうな。
柏原芳恵さんみたいな。
この曲、
歌が出てこないな。
これ1966年に出した、
ファーストアレブの兄弟曲なんですけど、
このバラードを歌っても、
シェリー・ニックス付けのようなアップテンポの曲を歌っても、
常にポップっていうのが担保にあるっていうか、
声質が万人の好みに近い、
多少濡れてでも声域が広くて、
非常にリズミックであるという、
シンガーとして屈出しているっていうのがあると思うんですが、
あとやっぱり、
ぜひ後で写真で見ていただきたいんですが、
洋紙も大変魅力的ですよ。
プレードマークの白のサングラスもそうですし、
カーリーなロングヘアとかね。
これこそ、僕の隣に6年前に集っていた4人の方々。
4人のうち2人ぐらいは髪型もちょっとコピーしてらっしゃったような。
歌にしても、洋紙にしても真似したくなるような、
フランスを代表するポップスター、
ミシェル・ポルナレットさんが、
今日70歳の誕生日を祝いになったという。
最後にもう一回シェリーに口づけを聞きながら、
お別れしてみたいなというふうに思いますが。
今日はこれを口ずさみながら、
一日過ごしていただければと思います。
改めてこれを機に、
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ミシェル・ポルナレットさんの音楽に触れてみるのもいいかもしれません。
面白い人生の方ですよ。
松本さんありがとうございました。
こちらこそありがとうございます。
松本清志のキャッチアップでした。
聞きたいラジオ番組何にもない。
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