1. マレブルの言葉日記「イエスか農家!」
  2. #89 自分達のサッカーの正体
2023-03-16 22:14

#89 自分達のサッカーの正体

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最近流行りのポゼショナルサッカー(チームとして志向するサッカー)は4つの優位性に分解してどのエリア、どの局面において優位性を発揮させようとするかを検討していくようです。
①数的優位性
②質的優位性
③位置的優位性
④社会情緒的優位性

自分達のサッカーとは上記4つの組み合わせを「ピッチ上で表現する」ことです。言葉で発して掲げる必要はございません。インタビューでいちいち言わなくて結構。
これが見えないときに「つまらないサッカー」と批判されることになり、これが存分に発揮されたときには負けても「良いサッカー」してるとなります。最近のバルサは勝ってますが(自主規制)

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今日はサッカーについて久しぶりにお話をしたいと思います ミトマ選手がですねブンデスリーグ
ブライトンでいい活躍をしております ブライトンって僕最初あんまり詳しくないんでブンデスリーグ
選手の名前と思って試合見てて ブライトンカウンターとかですね実況が言うから選手の名前やと思ってたらチームの
名前で まあ結構面白いチームで
リバプールとの試合も見たんですけど リバプールはですね結構チャンピオンズリーグとかでは他の国
ドイツとかフランスとか イタリアのチームに対してすごい前目のプレスをかけて混乱させてボールを奪っていく
でショートカウンターでって感じだったんですけど まあブライトン慣れているのかあんまり
あの結構ねリスキーなビルドアップボール回ししてながらもリバプールの選手が奪えないと でミトマ選手の1対1の場面を作るということで
ミトマ選手被害者の回 がね結束されてまして
あの 一番手がアレクサンダーアーノルドというリバプールの右サイドバックなんですけど
まあ世界最高峰のサイドバックと呼ばれておりましたが あの
ミトマ選手にチンチンにされてですね 試合中に泣き出すんじゃないかっていうぐらいチンチンにされてました
あのチンチンにされてましたというのは 方言
静岡の方言かな 下ネタではありません
お湯がですねチンチンに湧いているみたいな使い方をするらしく まあ静岡ってサッカー王国ですので
サッカー用語として湯が湧く様をですねボコボコと湧く様 ボコボコにするから転じてチンチンにするという
今日あいつあのサイドバックチンチンにしとるなとかですね チンチンにされて負けましたみたいなことで
使うことがあります 発音にはお気をつけいただきたいと思います
ミトマ選手がチンチンにした人たちを総称してミトマ選手被害者の会ということで あのサポーターがですね
あれこいつ普通の選手やったなぁみたいな ミトマに抜かれまくる
普通の選手やったんやーって気づき出すというか まあそんなことはないんですけどミトマ選手がまあ
上手いということでレベルが違うんだということで まあそんな感じで
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評価が爆下がりするミトマ選手の評価が上がるんじゃなくてその対戦相手の評価が 下がるというですね
面白い構図になっております 今日はですね
自分たちのサッカーってよく言うじゃないですか なんか自分たちのサッカーができなかったんで負けましたみたいなことを言うと
思うんですけどその自分たちのサッカーって何なのか 僕はあんまり自分たちのサッカーがあるとも思っていませんけど自分たちの
サッカーのことについてですね 話したいと思います
ポジショナルプレイということで
4つにですね分解をして います
で ポジショナルプレイによって重要となる優位性が4つありますということで数的優位性ですね
一つ目 これはもうシンプルに
特定のエリアにおいて 数的に優位性を作っていると
まあ攻撃の局面であれば 2人のフォワードに対して1人のディフェンダーみたいなですね2対1の場面
であれば数的優位性が作れる まあ守備も5人のディフェンダーに対して2人で攻め込んできたら
守備的には数的優位性を保てているということで 基本的にはピッチ上全部では動数がプレイしているんですけどある局面エリアにおいて
数的優位性を作るということでこれもサイドに作るのか 中央に作るのかまあ中央ってのは数的優位性生まれづらいですけど
どこに優位性を作るかっていうのを一つ考えるポイント
2つ目は質的優位性です 質的優位性については
選手の能力ですね まあ1対1というか個々の能力
これはですねまぁ選手の特性に依存しているもので相手の能力を上回っているということ です
まあ三島選手の被害者の回ということで1対1の局面において三島選手の方が 質的優位性が高いということでこれもどのエリアで作り出すかというのが
一つポイントまあどこのポジションの選手が 質的優位性
に優れているかとか交代の場面だったりするとサイドバックが疲れてきたのでサイドに フレッシュなセンスを入れて
質的優位性を出してサイドから攻撃を活性化させるみたいなことをやっている と思います
3つ目がですね位置的優位性です これはですね
ポジショニングと言ってしまえばあれなんですけど 例えば
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スピードが武器の選手であれば
裏を取るみたいなんですね よりゴールに近い
位置でのプレーができる もしくはディフェンスの四角に入り込むあのセンタリングの時なんかに後ろから急に飛び出して
きて前を取ってヘディングシュートをするみたいなんですね
ディフェンスラインの前を取る ことで
位置的な優位性を確保する スペースの攻略をするための
こういう位置的な優位性があれば例えば質的に劣っていても能力が劣っていても ほぼフリーになれる
状態であればよりゴールに直結するプレーをできるし守備においても 位置的優位性があればですね
四角からボールを奪うとか 決まったと思ってシュートを打ったけど
足が伸びてきたみたいなことが起きるということで
これは3つ目の優位性です 4つ目の優位性は社会情緒的優位性ということでコミュニケーションとか
コンビネーションチームワークみたいなことを指しています 選手たちの連携が相手よりも優れているかという部分ですね
シャビとイニエスタなんてのはもう ユースの頃からずっと一緒にプレーしていて
クラブチームの メンバーとかに特に現れる
社会情緒的優位性です よく言うのがノンアサーティブコミュニケーションとか
アサーティブコミュニケーションとかですね 日本人はあんまりアサーティブコミュニケーション
が苦手ということで
コミュニティの輪を重視するため ノンアサーティブコミュニケーションが多いということで
主張をあまりしない 彼ならここに飛び込んでくるだろうと思って
パスを送るとか あいつならここにパスを出してくれるだろうと思ってそこに飛び込むみたいなことを
社会情緒的優位性を使って 使えるということみたいです
でこの4つをですね組み合わせるなり 4つの中から2つ3つをピックアップしてどこでどのエリアでこの
質的優位性 数的優位性
位置的優位性社会情緒的優位性を 発揮するかっていうところを
考えていかないといけないということでそれが自分たちの作家につながっていく と思っています
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例えばスペイン代表でしたら まああのクライフから始まった
クライフはオランダの人なんですけどバルセロナから始まった 全員攻撃全員守備みたいですねポジションを確保して
ポジションというのはボールの保持ですねボール保持率を確保しながら 勝つという美しく勝つみたいなことを
まあ標榜しているんですけど 基本的には位置的優位性ですよね
裏を取るというよりは よく言われるのがディフェンスの三角形の重心の部分にポジショニングをとって誰からも
詰められないマークされない状態を作ったりとか パスを連続していくことによって裏のスペースを作ってそこに走り込むとか
社会情緒的優位性も必要な部分があって ユースの時代からですねアンダー世代から代表にいたりしたりするので
よりコミュニケーションが取れているし どういう足元で受けたいのか裏で受けたいのかっていうのもある程度把握しているとか
いうのもあるので 結構スペインは社会情緒的優位性と位置的優位性を重視したサッカーをしている印象です
例えばほぼバルサなスペイン代表とかほぼACミランなイタリア代表というのは 社会情緒的優位性も高くなるでしょうということで
毎日練習しているメンバーですのでね
フランス代表なんかも昔はアンダー世代からずっと442で戦術的な方針も変えずにですね A代表まで一気通貫したシステムをとってて
選ばれるメンバーもほとんど各世代のカテゴリーの代表って同じなんで A代表に彼らが成人して20代になって上がってきた頃には
社会情緒的優位性 質的優位性もそうなんでしょうけど保てている状態でA代表が完成するみたいなんですね
そういうやり方をとっている国もあります イタリアはどうかっていうと
カテナチオに代表される守り勝つと一点取って守り勝つみたいな ひどい時にはもう自陣に11人全員引きこもって守備をするということで
数的優位性ですかね 数で勝つ相手は10人フィールドプレイヤー
こっちは11人で守るということで数的優位性がピッチ全体でも確保できるということと
ハーフウェイライン超えなければオフサイド取られませんので
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そういうところでロングカウンターで一時的優位性も確保できるということももしかしたらあるのかな
あとはイタリアは2人のフォワードで一定点取ってこいみたいなカウンターも多いというのもあって
そこの1対1の局面なり数的優位性をつくった2対1の局面で質的優位性を発揮してファンタジスタと呼ばれる人間が
質的優位性を確保して1対1で抜き去ってゴールを奪う ゴールしたらあとは数的優位性を発揮してひたすら守って勝つっていうですね
弱者の戦術 弱いチームのやる戦術なんでイタリアサッカーって
これを強いチームがやるんでまた嫌われるんですよね
実際は弱者のサッカー亀のように引きこもってカウンター一発で試合の情勢をひっくり返してあとはまた守り続けるみたいなですね
それをACミランダのユベントスだのよインテルだのがやっちゃうんで嫌われてるんですけどイタリア代表も漏れずにですね
やっているということで勝てなちを これがですね社会情緒的優位性がほとんど必要ない
コンビネーションというよりは 守備の面でのコンビネーションが非常に必要になってきますがこれはですね勝てなちをという伝統的なサッカーの中で
イタリア人のDNAに刷り込まれているような 勝てなちをで守り勝つというのは刷り込まれているようなもんなんで
カウンターはですね行ってこーいっていうロングボールで勝負する 出的優位性ですよねドリブルかスルーパス1本でパス2本ぐらいで勝負するので
社会情緒的優位性をほとんど必要としないサッカーでもあるということで この部分がスペインとイタリアがいがみ合う
お互いに嫌い合うというか 相入れないですね
部分なのかなというふうに思っています ドイツなんかはですねゲーゲンプレスということで最近流行りのゲーゲンプレスですけど
前線で数的優位性をつくって前線からプレッシャーで追い込んでいって センターバックとかキーパーまで追い回してそこでミスを誘って
こぼれ玉をワーッと前線の選手で拾ってショートカウンターみたいなですねここはもう 前で数的優位性をつくって攻撃につなげていくと
これ突破されたらですねそれこそリバプールとブライトンみたいな感じで ブライトンの選手はリバプールが詰めてきても全然冷静にかわして中盤つないで
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で見止まりにつなぐということでやっぱり ゲーゲンプレス失敗すると失敗するとその自分の陣地では数的不利が生まれますんで
そこを質的なとか社会情緒的な優位性でディフェンス面ではそっちを担保して何とかしのぐと
で相手ボールになった時にはゲーゲンプレスで攻撃につなげるということをやっているみたいです
イタリアのカテナチオも相手にボールを持たせることによって相手の守備陣形を崩していく みたいなイメージ
スペインはですね自分たちがボールを持つことによって 相手にボールを触らせないんで相手が攻撃できないっていうのと
ボールを動かすことによって主体的に相手の守備陣形を崩していくということで こちらも真逆のサッカーをしています
はいで昼帰って日本のサッカーどうなのっていうところであのですね インタビューでいちいち言わなくていいと思うんですね
自分たちのサッカーができなかったから 負けましたみたいなね
自分たちのサッカーってその今言ったですね 質的優位性数的優位性
位置的優位性社会的優位性をやっぱりピッチ上で表現しないといけないと思うんですね 何を狙っているのかどのサイドで質的優位性を生み出そうとしててどのサイドで
数的優位性をどの局面で社会情緒的優位性を生み出して 相手より上回ろうとしているのかこれがポジショナルサッカーの考え方
と言われているんですけど あの標榜してないけどみんな
トップの トップは欧州で活躍している監督たちはこれを考えてるんですよね
例えばレアルマドリードだったら左サイドのビニシュースで質的優位性 もしくは数的優位性2人ぐらいを交わしてもらって真ん中のベンゼまで仕留める
みたいなんですね いちいち言ってないですよ左サイドでうちは絶対攻めますみたいなことは言ってないけどそういう
サッカーを表現している アンチェロッティはイタリアの監督なのでイタリア人の監督なので
イタリア的な まあレアルも伝統的にはカウンターサッカーでカウンターも代名詞みたいなもんなんで
ディフェンス の局面では両的優位性を担保してしっかり守ってカウンターにつなげて
あそこはタレントぞろいですんで銀河系軍団なんで 攻撃の局面では質的優位性を重視しながら攻めていくということをやっている
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まあそういう感じであのいちいち言わなくていいんで いちいち言葉にしなくていいので
どういうサッカーをどういう優位性を重視したサッカーをやるのかと
いうところを示していかないといけないと思うんですね サッカー協会全体として例えば
昔から言われてますが日本人選手は海外の選手に比べて アジリティに優れていると便称性ですね
短い距離でのダッシュとか 本当一瞬のスピード
便称性に優れていると言われているのでその部分でじゃあ一的優位性を 確保できないのかとかですね
数的優位性を作ることができるんじゃないのかとか まあそういうところを考えながら
さっきの4つの優位性を組み合わせたり 諦めたりして
自分たちのサッカーを作っていかないといけない まあ水戸真さんがですね一生懸命頑張ってるんでそこでの質的優位性は担保できる
じゃあ水戸真選手にどういう風に有利な状況を作り出すサッカーをするのかとかですね
アルゼンチンがワールドカップで見せたように1対1に強い選手が揃っているので そこの数的というか質的優位性を保ちながら
メッシュにボールを集めて攻撃する であれをやれと言っているわけじゃなくて
例えば ちょっとコが弱いよねと当てはめるコが弱いよね
じゃあ質的優位性は捨てて数的優位性を生み出すような戦術を取る ディフェンスは特に
社会情緒的優位性を 発揮するような
組み合わせ センターバックサイドバック ボランチの組み合わせを取るみたいなことを
やっぱこう真剣に考えてやっていかないと インタビューで自分たちのサッカーがですねって言ってるだけじゃですね自分たちの
サッカーって生まれてこないと思うんですよね まあその
ブラジル代表なんてそんなのを気にしなくても しっかり数的優位性を真ん中でもサイドでも作って
質的優位性が高いので個人で突破してっていうのをやれてるんですけど それも長い年月の中で確立されてきた
自分たちのサッカーだと思うので 日本代表もですね
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そろそろあの思い腰を上げて 2050年にワールドカップを優勝するという目標があるんですから
さっきの4つですね 質的優位性 数的優位性 位置的優位性
社会情緒的優位性をうまいことミックスするなり 何かを捨てるなりして
世界と戦っていかないといけない自分たちのサッカーを確立 していかないといけないんじゃないかなというふうに
思う次第です 君の声を届けようアンカー
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合言葉はイエスかノーか
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