1. 都市とポップ
  2. 配信360:鉄砲伝来の影にある..
配信360:鉄砲伝来の影にある日本初の国際結婚伝説【科学系ポッドキャストの日】
2026-04-09 15:35

配信360:鉄砲伝来の影にある日本初の国際結婚伝説【科学系ポッドキャストの日】

1 Comment
spotify apple_podcasts

かつて、戦国時代を大きく変えた外来のテクノロジー「鉄砲」。この、鉄砲伝来の物語を歌った種子島民謡「鉄砲伝来数え唄」とともに、技術習得の裏にあったとされる伝説に迫ります。

▼科学系ポッドキャストの日

今回の配信は、共通テーマに沿って配信するポッドキャスト企画 「#科学系ポッドキャストの日」の参加エピソードです。 

2026年4月のトークテーマ「社会」、ホストは 「佐々木亮の宇宙ばなし」です!

科学系ポッドキャストの日とは?

2026年4月のSpotifyプレイリスト

▼今回の一曲

種子島カモネ音頭/天童よしみ


▼番組紹介

昔から伝わる民謡から、最新ロックやアイドルソングまで、 古今東西・日本中のご当地ソングを集めているワタンドが、 日本各地を描いた音楽を通じて、都市や地域の面白さをポップに語ります。

▼おたより

番組へのメッセージはこちらからお寄せください。

▼こんな人におすすめ!

都市・地域・街が好き/音楽が好き/ 日本の文化が好き/不動産開発・まちづくり・鉄道が好き

▼パーソナリティのプロフィール

ワタンド

「ご当地ソング」や「地名が出てくる歌」のコレクター|2児の父|仕事はまちづくり|東京・府中にいます|よさこいの踊り子|推している日本酒は「喜正(東京)」「伯楽星(宮城)」

TwitternoteLISTEN

▼コミュニティラジオ局でDJもしています

FM番組「ご当地ソング捜索隊」(コミュニティFM・ラジオTAMAリバー)のバックナンバーも月イチでお届けします。ちなみにラジオ放送は、毎月第4土曜日 ~で放送中、聞いてね。

▼参考情報

鉄砲伝来数え唄

「鉄砲伝来数え歌」に秘められた「若狭伝説」

鹿児島県ホームページ「鉄砲伝来

大河ドラマから見る日本貨幣史2『鉄砲の値段を自分で計算してみよう!

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

本エピソードでは、種子島に伝わる民謡「鉄砲伝来数え歌」を紐解きながら、1543年の鉄砲伝来という歴史的出来事と、それにまつわる伝説に迫ります。歌は、ポルトガル船の漂着から鉄砲の購入、そして国産銃の完成に至るまでの経緯を数え歌形式で歌っています。特に、鉄砲の仕組みを解明するために鍛冶職人が娘をポルトガル人に差し出したという伝説は、日本初の国際結婚の可能性を示唆しており、技術習得のために払われた犠牲や当時の価値観に思いを馳せます。また、種子島が鉄砲伝来だけでなく宇宙開発の地でもあることに触れ、イノベーションの島としての側面も紹介しています。

オープニングと企画説明
お晩です。ご当地ソングコレクター、ワタンドです。 Podcast 都市とポップでは、日本各地に散らばるご当地ソングを入り口に、 全国つつうらうら都市や地域の魅力をポップに話していきます。
今回の配信は、科学系ポッドキャストの日の参加エピソードです。 科学系ポッドキャストの日は、様々なポッドキャスト番組が毎月共通テーマに沿って配信する、ポッドキャスト内での企画となっています。
科学系とついてはいるんですけども、誰でも参加していいということなので、ありがたい。 優しさをかみしめながら、科学というよりは技術的な話をちょっとフックにお話をしようかなと思っています。
毎月、ホスト番組とテーマが決まっていまして、2026年4月のホストは、佐々木亮の宇宙話、こちらがホスト番組。 そして、共通テーマは、社会を変えた科学というふうになっています。
この番組では、いつも地域と音楽をテーマにお話をしています。 なので、社会を変えたものというところで、戦国時代、すげー遡るんですけども、その時代に社会を変えたテクノロジー、鉄砲伝来、これにまつわる歌の話をしようかなと思っています。
いきましょう。どうぞ。 今回扱おうと思っている歌が、鉄砲伝来数え歌という歌です。 これは鹿児島県種ヶ島に伝わる民謡ですね。昔から歌われている歌になっています。
「鉄砲伝来数え歌」の紹介と種子島の歴史
作詞作曲者は不明という曲になっています。 これね、あんまり情報がネット上にはなくて、NHKの出版物とかには記録があるようなんですけども、それを見た方の記述だとか、あとはyoutube上で市民の方とかが歌っている内容とかがあるので、ちょっとそういったところも踏まえてね、ちょっと今回お話ししています。
ちょっとね、詳細が不明なところが多い。昔からの歌だからそういうものが多いんですけども、そんな感じの歌になっています。 ちょっと前提的な話をすると、種ヶ島、この場所なんですけども、聞いたことはありますかね。鹿児島県の南側にある県の島という感じになっています。
九州の本土から約40キロメートルの海上にあって、東京からは鹿児島まで飛行機行って、そこから乗り継ぐか船に乗り換えるかみたいな生き方があります。 面積は横浜市とほぼ同じぐらいということで、人口も2万6千人います。まあまあいますよね。
で、ここがかつて鉄砲伝来の地になったということで、歴史の教科書にも出てくるような場所になっています。僕もね、授業で習ったなというところがやっぱりこの種ヶ島の最初の接点だなというところです。
この鉄砲伝来については鹿児島県のホームページの記載を噛み砕いて紹介すると、1543年、天文12年ですね。この時に種ヶ島に一隻の中国船が漂着して、この船に乗っていたポルトガル人によってひなわしき鉄砲が伝えられたということです。
その当時の島の主である種ヶ島時高さん。種ヶ島って苗字なんですね。この方がめっちゃ金出して鉄砲を2丁購入しまして、鍛冶職人である八板錦兵衛清沙田さん、この方に鉄砲の模倣を命じたというところです。
これを量産できるようにどうやってできてんだみたいなことを調べさせたんでしょうね。その時に重心と重体を塞ぐねじ切り、ここがわかるのが大変だったそうなんですけども、翌年来刀をしたポルトガル人によってこれらの技術を習得して伝来後から8ヶ月後に国産銃が完成したということで言われています。
その後鉄砲は新しい武器として急速に国内に広がって戦国時代を大きく変えた技術になったというところです。当時は種ヶ島からやってきた銃というところもありますので銃自体が種ヶ島と呼ばれていたそうです。
こんな種ヶ島と鉄砲伝来の背景、歴史的な出来事について歌が残されているわけなんですよね。これが鉄砲伝来数え歌というものです。まさにこの鉄砲がやってきたことを歌にして残しているというものになっています。
数え歌というのがあって、1つ2つ3つみたいなところに合わせて歌詞を展開する曲になっています。数え歌と聞いて僕が思い出すのは桃太郎侍ですね。
一つ人世の生き血をすすり、二つ不埒な悪行三昧っていう決め台詞があるんですけども、これなんかは一つに合わせて一つ人世の二つ不埒なってことで、ああいう絵を作文的な感じですかね。
こういった展開の歌って結構ちらちらあるんですけども、こういったものを数え歌と呼んだりします。
鉄砲伝来数え歌は1つから始まって10まであります。そんな感じで順を追ってですね、この鉄砲伝来について歌った歌という感じになっています。
今回ちょっと歌詞を紹介しながらどういったものが歌われているのかというところをちょっと見てみたいなと思っています。
一つひいずる国の守りなる鉄砲の駆毒の数え歌歌うわいなという感じです。導入ですね。数え歌を歌うよという感じになっています。
2番から4番まで一気にいきましょう。
二つ不思議な船が種が島西の濃厚裏の海岸に参りたわいな。
数え歌の歌詞解説(1番~6番)
三つ見知らぬ人にも親切なオリベの女王が赤尾着へ上がらせたわいな。
四つよその国々商用でポルトガルから来た船を明かしたわいな。
という感じで2番から4番では謎の船が漂着して、地元民の方がポルトガル人を迎え入れた様子、漂着した様子なんかが描かれている歌になっています。
続いて5番6番まとめて紹介しましょう。
五ついかなるものでも狙うたら外さず射止める鉄砲をお持ちじゃわいな。
六つ無理に頼んでこの利器を時高公が二千両でお買いじゃわいな。
五六番では鉄砲という外さない道具を当時の主である時高公が二千両という大金を積んで買い取ったという事でした。
この二千両が大金なのは大金そうだなって感じなんだけど
これについて解読しているノートがありまして
それ見ると金二千両か銀二千両かで結構オーダーが違うんだけど
オクターン位の金になりそうだということが書いてありました。
金と銀は10倍くらい違いそうな記述でしたね。
これいくと海外からやってきた未知のテクノロジーを1億円で買い取る
物価にもよるんだろうけど
あるんであれば安い買い物な気がしますよね。
人を殺傷する新しいテクノロジーというものはめちゃめちゃ欲しかったんじゃないかなという気がして
そう考えるとこの金額で買い取って複製しようという思いは
お殿様だったら思うんじゃないかなというところで
なるほどなというふうにちょっと思いました。
続いて7番8番
その二千両で買い取った鉄砲をどうしたのかというところですね。
7番8番紹介しましょう。
7つ
習うは製法狙い方
時は天文12年8月じゃわいな
8つ
焼いた金兵器を定に
歌詞解説(7番~10番)と若狭伝説
新規に製法
殿様の大瀬じゃわいな
というわけで7番8番では
この職人鍛冶屋の焼田錦兵衛さんが
これを複製せいという形で何とかコピーしろという形で
殿様から命令が下ったというところが歌われています。
そして続いて9番
9つ
心も砕く甲斐もなく
つつそこを塞ぐの術知れず
無念じゃわいな
という感じで県のホームページでも書いてあったように
このつつそこの技術がわからない
当時の日本にはネジの概念がなかったそうで
錦兵衛さん鍛冶職人もどうしていいのかと
どうやってこれできてるのというところで
困っちゃったというところになってます。
そして最後10番なんですけども
ここがさっきの鹿児島県のホームページでも
記述がなかった展開が描かれます。
最後の歌の最後になります。
10番
とう
とうとう娘の若さをば
偉人にくれてその術を習うわいな
という内容です。
いやーこれ結構驚きで
ここで書かれてることっていうのが
鹿児島県のホームページでは
そこまで書かれていなかった内容になってます。
この錦兵衛さん
鍛冶屋の錦兵衛さんが
どうにもわからんと
ネジどうすりゃいいねんという中で
結局教えてもらうために
民謡に込められた歴史と魅力
自分の娘である若ささんという娘を
ポルトガル人に訪がせることで
どういう仕組みか教えてもらった
ということのようです。
ここがあんまりちゃんとした記述がないそうで
そういう意味で鹿児島県のホームページとかは
ちゃんと記してないのかもしれないけれども
伝承などではいくつか残っているそうです。
焼田錦兵衛さんの家計図みたいなところにも
そういった記述があるそうで
この歌でも記されているように
娘を訪がせることで技術を得たという
ことが可能性としてあるそうです。
他の史実とかと付き合わせると
この当時日本人が西洋人に
嫁いだというところは
これまで記録がないそうで
場合によっては
日本初の国際結婚という可能性があるそうです。
今回この歌を話しようかなというところで
いくつか鉄砲伝来の技術を調べました。
そういった中で結構グラデーションがあるんですよね。
伝来したって書かれていて
あたかも何かやってきてもらっちゃったぐらいな
軽めの書き方をしている場合もあれば
書いとりましたと
模倣しましたということで
自分たちで頑張って技術を得得した
みたいな書き方もあったりします。
全然この辺で印象が違うんですよね。
けどこの歌のような内容が事実だとすれば
教えてもらったわけでも
自分たちでクリエイトをゼロからしたわけでもなくて
実際は大金を積んでめちゃめちゃ金かけて書いとって
さらにわからなくて
結果人を提供してまで技術を手に入れた
という可能性があることになります。
当時の価値観なんかも全然違うでしょうけど
種子島と宇宙、そして楽曲紹介
技術を手に入れるために
人見悟空的な側面があった可能性もあるのかな
というところもちょっと思いを馳せてしまう
技術になっていました。
このこと痛みと言っていいのかちょっとわからないんだけども
そういった当時のことをですね
数え歌という形で誰もが口ずさめる形にして
忘れられないように残してきたのかな
なんてことも少し考えてしまいます。
ちょっと本当に史実に合ってるのかどうかわからないんだけども
民謡ってこの手の伝説地味たエピソードが
記されてたりするんですよね。
七五条で短い節の中にメッセージを込めてたりするから
めちゃめちゃシンプルな表現になってたり
研ぎ澄まれされた言語表現になってるんだけども
その中に本当みたいな歴史の欠片が隠れてるっていうところもあって
そういうのは非常に歌の魅力だなというふうに思います。
あと伝説じゃなくて
どしもねたじゃんみたいな感じの歌も時々あるんですよね。
植物に例えてるけどこれこういうことでしょみたいな歌もあったりするので
結構そういった意味で民謡は不思議な魔力があるなと
短い言葉の中にいろんなエッセンスが散りばめられてたりするので
結構面白いのでちょっと機会あったら見てみてください。
最後ちょっと余談的な話になるんですけども
今回科学系ポッドキャストのリヒレ
社会をテーマに何の話しようかなというふうに思っていたんですよね。
その中でホストが宇宙話さんというふうな聞く中で
宇宙ってやっぱテクノロジーというか科学だよなと思って
宇宙の街とかどっかあんのかなということで
エンディングとリスナーへの呼びかけ
普段地域の話とか街の話をすることが多いなって考えた時に
やっぱり種ヶ島ってそういえば宇宙だよなと思って
種ヶ島って過去にも鉄砲もあったし
結構テクノロジーの街なんじゃねみたいなことをちょっと思う中で
種ヶ島の鉄砲の歌あったなということで
ちょっと連想的に思い出してこの歌をテーマとして設定してみました。
結構だから鉄砲も来たし宇宙の出発点ともあるし
そういったところで非常にイノベーションの島だなというところを少し思ったとこです。
番組では最後に1曲紹介してます。
今回このテーマ自体が鉄砲伝来数え歌の紹介になってるんだけども
あんまり音声配信サービスとかで聞けない曲でもあるので
ちょっと別にも1曲紹介しようかなと思います。
今回種ヶ島の話をしたので種ヶ島が舞台のご同地ソングを紹介しようかと思います。
天道義美さんの種ヶ島カモネ音土という曲です。
これは本当種ヶ島のいろんな要素を歌っているので
結構楽しげな曲です。
今回話した鉄砲伝来もそうだし宇宙の話もそうだし
あとグルメとか地域の自然とかそういったところもいろいろ語られていて
ぎゅっと詰まった歌なんで
よかったらこのポッドキャストの後に合わせて曲も聞いてみてください。
そんなわけで天道義美の種ヶ島カモネ音土です。
としとポップでした。
この番組はリスン、スポティファイ、アップルポッドキャスト、YouTubeなどで配信されています。
各プラットフォームからぜひ番組のフォローもお待ちしています。
高評価、コメントなんかも残していただけると泣いて喜びます。
そして番組宛のご意見、感想ありましたら
番組概要欄にGoogleフォームから何でもお寄せください。
そしてポッドキャストの他にもXnoteでも情報発信しています。
地域、音楽、ご当地ソングなんかについて書いているので
よかったら覗いてみてください。
はい、そんなわけで今回科学系ポッドキャストの日の参加という形で
鉄砲伝来数え歌を元に当時の日本にテクノロジーがやってきた時の話をしてみました。
ちょっとこういった民謡とか数え歌の中で
昔のことが記されているというのは非常に面白かったりするし
歴史の本当かどうかわからない側面みたいなのもちょっと思いを馳せられるので
激おすすめというところでちょっと話をしてみました。
いいね、科学系ポッドキャストの日素敵ですね。
ちょっと僕、3月から続いて2回目の参加なんですけども
なんかちょっと普段考えないテーマで話すきっかけにもなったりするし
他の番組さんでいい話もあるんだということで
番組の視点も広がるなというところでめちゃめちゃおすすめな企画なので
ぜひ他の科学系ポッドキャストの日の番組も聞き回りしてみると
めちゃめちゃ面白いと思うのでぜひぜひ聞いてみてください。
そんなわけでまた次回お会いいたしましょう。
ほうばんでした。
15:35

コメント

種子島、昔の時代ものゲームで小銃のことを「ポケットたねがしま」と称していたのでそれで知りましたねー、母がその意味を解説してくれたので良く覚えてます

スクロール