1. ローカルでお仕事な本づくり
  2. 今更ながら「取材とインタビュ..
2025-04-24 18:00

今更ながら「取材とインタビューって違う」の!?#5

spotify apple_podcasts

佐野さんによれば、取材とインタビューは「全体と部分」の関係。取材の中にインタビューが含まれるのだそう。下調べから始まり、取材主意書作成、現地訪問を経てインタビューに至るプロセスを楽しむ佐野さんは「プロセス愛好家」かもしれません。「相手をちょっとずつ理解していく過程が好き」と語ってくれました。

話している人たち

広報:20代向け 茨城の『人』を伝えるメディアSETTENの戸板咲紀さん

編集長:茨城を中心に取材をやっていた佐野匠さん

local_work_bookのSNS

instagramはこちらから

Summary

このエピソードでは、佐野さんと豊田さんが取材とインタビューの違いについて、それぞれの視点から議論しています。取材のプロセスや事前の準備の重要性、情報収集がインタビューに与える影響について深掘りしています。取材とインタビューの違いに関する考察を通じて、プロセスとコミュニケーションの重要性が強調されています。特に、作品を作る過程での相手への理解や、夢を共有することの大切さが語られています。

取材とインタビューの違い
はい、編集長佐野と、
コウホーの豊田が、本作りのプロセスをみんなと共有するポッドキャストです。
よろしくお願いします。
前回はですね、こんな編集長になりたいということで、キャリアアップしたいという話から、編集ってなんだろうみたいな話をしてきたんですけども、
今回は、そもそもですよ、取材ってなんだ、インタビューとは何が違うのかというのを、佐野さん的視点で教えてほしいなって思うんです。
はい。
ちょっと一旦ライターに戻っていただいて、
そうですね。
すいません、戻らせてしまって申し訳ないんですけど、
大丈夫です。
一旦ね、気持ちはライターに戻っていただいて、今までいっぱいやってきたわけじゃないですか。
苦しくなったら苦しいって言っていいですか。
いや、話してください。
この15分は頑張ってもらって、
後で聞くんで、苦しい話は。
一回ね、記憶をいろいろたどってもらって、
結構やってきてるわけじゃないですか、佐野さんはあんまり、いや俺なんてっていつも言いますけど、
でも量はやってるって思うんですよ。
ある程度はね。
で、結構私もメディアをやりたいって思って、
セッテンっていうプロジェクトを立ち上げて、
メディアの運営だけじゃなくてイベント企画とかもやってるんですけど、
そういうのをやってはいます。
で、もちろんインタビューもやりました。
で、ノートにインタビュー記事をあげて、みたいなのを3、4人やらせていただいたんですよ。
感想を、大変っていう。
ただ一言大変だと。
でも取材から執筆までをやって、写真は違う人に頼んだんです、私の場合は。
でも、下調べとか、実際に話を聞くシーンとか、
ファクトチェックするとか、書いて構成おかしくないか考えるとか、
全部やりましたけど、全部大変なんですけど、
結局その当日何を聞くかとかは、結構大変だったかと思って。
大変って言うと簡単ですけど。
結構悩みどころ、質問リストみたいなのを作るのが意外と大変だったみたいな。
それはできるんですけど、
コミュニケーションとしておかしくない形をやりたいと思っちゃうんですよ。
淡々と質問してくるんじゃなくて、話してる中で聞いちゃったよ、みたいなのって理想じゃないですか。
分かる。自分もそれを目指したいタイプです。
じゃないですか。
それがすごく自分の中で、慣れなんだろうけど、慣れるまでやれなかったっていう部分もあったり、
マンパワー的に逆らえすぎちゃったりして、
それを総称して私は大変って言ったんですけど、
私がやってきたことって取材なのか、インタビューなのか、そのどっちもなのか、みたいに思うんです。
佐野さんはインタビューと取材には明確な違いがあって使ってるんだなっていうのを、
ポッドキャスト通してとか、このいつも収録の前に話題整理みたいな時間があるんですよね。
その時に話してる中で、取材とインタビューっていう言葉自体を使い分けてる感じがしたんですけど、
そこに明確な言語化してる違いはあるんですか?
佐野さん的にでいいですよ。いろいろ考え方あると思うんで。
でも自分的には分けていて明確に、単的に言っちゃうと全体と部分みたいな感じ。
取材プロセスの重要性
含まれてる的な。
取材ということの中の一作業として役割としてインタビューがあるよっていう感じではある。
ちょっと私はやったことあるんで、素人なんですけど、やったことあって、
必要に応じてこれをやらなきゃいけなかったんだみたいなのを繰り返して、
なんとなくやってたんであれなんですけど、
あるよね。
佐野さんがもうそれの何倍も多くやってきてる中で、こうやってるんだよね、俺はみたいなのあります。
そしたら取材をする時だよね。
まず取材の中にインタビューがあるってことですか?
取材の中にインタビューがある。ないものも時々あるけど、取材っていうものの中にインタビューっていうパートがあって、
じゃああれか、取材で大体どんなことやってるんだ、佐野の場合みたいなそんな話?
そうですね、取材があって執筆までやるってことです。やってきたってことですよね、割と。
じゃあその執筆の直前。
直前まで。
いいです、執筆入っちゃってもいいですけど、納品までを言ってもらっていいですか?
そうすると企画がまず立つじゃないですか。
インタビューしましょうみたいな。
とりあえず誰々さんを取材しますっていうのは決まっている前提で、
そしたら、ここも取材って言っていいのかどうかわかんないんだけど、その対象となる方のことを下調べします。
それですね。
ホームページとか見たりとか、実績メディアに載っているの見たりとかね。
余裕があったらその人が属している業界の本とかもちょっと読んだりとかする、
これは意外と楽しいんですけど、読むでしょ。
それをもとに取材手衣書っていうのを作ります。
これね、戸田さんも作ったかもだけど、
どんな目的があって、今回取材しようと思ったのかっていうのとか、
あとどういう人に読んでもらって、
どういう人にどういうことを伝えたいっていうこととか、
どういう人に読んでもらいたいっていうこととか、
読んでもらった結果、こういうアクションが起きたらすごくいいなっていうこととかね、
取材手衣書をまとめてたり、質問リストをまとめたりして、
当日何人伺いますとか、取材日時は何月何日の何時から何時まで、
1時間半程度を想定しておりますとか、
こういうシーンを撮らせていただけたら幸いですとか、
をまとめた取材手衣書というのを作ります。
取材があって、ちゃんと自分たちの取材チームと、
取材を依頼されたクライアントさんと、取材先の方々にOKですという許可を取ってもらって、
それで初めて当日現地に行く。
そこでよろしくお願いしますってあって、
初めてそこでインタビューっていうのが行われるっていう感じ。
一旦先進みますか?
もうちょっとじゃあ行きます。
執筆まで行っちゃいましょうか。
執筆まで行きましょうか。
そしたらインタビューします。
で、終わりました。
そこで写真も撮ったりもするし、
大体、記事上がるのいつ頃ですかねとかって話したりとか、
このお写真ご提供しますよみたいな話とかもして。
やるやる。
そうそうそうそう。
やって、そこで持ち帰って、
大体の全体の記事構成とかを一旦整理して、
初めて執筆が始まるみたいな、
意外とプロセスが多いんですけれども、
執筆まではそれくらいのことをいろいろやっていたりするかな。
情報収集の意義
取材するお相手によってはもうちょっとプロセス踏んだりもするけど、
っていう感じ。
下調べ結構じっくりですって思いました。
その業界本まで読むんだって思っちゃいました。
いつもいつもじゃないんだけど、なるべく読みたいっていう感じ。
ありますからね、その業界の常識、ルールとかね。
とか、あとほら、そもそも全然知らないジャンルの話だと、
なんか、どんな世界なのかがわからなくて、
質問、何を聞いたらいいんだろうっていうのが思いつかないこともある。
そもそも質問立てられないっていう。
確かに。
あのね、なんか印象的なのあったかな。
あとね、これは質問立てられるかどうかっていうのがあるのと、
これはちょっと自己満足かもしれないんだけど、
理解したいなって気持ちがあるんです、相手のこと。
そうですね。
だからといってすぐすぐよく理解できるわけではないけど、
ちょっとでも理解するために本を読むし、
前、実はね、耳が聞こえない方のことを取材する機会が実はあったんですよ。
の時に、やっぱりずっと自分は生まれてこの方聞こえる状態だから、
やっぱりわかんないんですよ。
どういう感覚で生きているのかとか、苦労は何かとか、わからなくて、
で、どうしようって思ってその時読んだのが、
耳聞こえないんだけど、テレビのディレクターか何かの仕事をずっとされてる方がいて、
その方が書いた本があったんです。
それを読みながら、ちょっとこの知識を蓄えるっていうよりかは、
世界観、こういうことを気にしてるんだなとか、
確かに。
を学んだりとかはしたかな。
それもちょっと取材集書作りのヒントとかにもなったりもしたけど、
なんかね、面倒くさいことやってんのかなって自分で思っちゃうんだけど。
いやいやいや。でもやっぱりわかるためには、情報がいっぱいないといけないってところですもんね。
自分で集められる情報は集めた状態で聞きたいじゃないですか。せっかく時間ももらうわけだし。
そうだし、例えばさ、ネット見ればすぐにわかるような情報って、
わざわざ時間いただいたのに聞かなくていいじゃないですか。
わかっちゃいますもんね。もうめっちゃ転がってるって言ったんですけど、
みんな伝えたくて出してるから、調べれば出てきちゃうし。
そこをちょっとすっ飛ばして、その人しか語れないところに、なるべく早く行くためにもっていうのもちょっとあるかな。
いやでもね、いつも話聞きすぎちゃってうまくいかなかったりもするんだけど。
そこがね、好きなんですよね。そこって逆に取材が好きなのか、インタビューが好きなのかで言うと、
どっちもある、切り離せないっていうか、直線では分けられないと思うんですけど、
歪みながら絡み合ってると思うんですけど。
そもそもインタビューは好きなんだけど、得意っていうわけではないし、
そうだな、多分なんだけど、相手のことをちょっとずつ理解していっているプロセスが好きなのかもしれない。
近づいてきたぞみたいな。
そうそう。だからといって、自分に何かメリットがあるわけじゃないんだけど、
プロセス重視のコミュニケーション
なんか、この人ってこういうことを考えて買ってたんだなって見えてくる感じとか、
これってめっちゃ大変だよなみたいな、見えてくる感じは好きかな。
佐野さん結構よく言う言葉として、私が記憶しているのは、理解しようとするみたいな。
理解するの完全に難しくても、しようとするのが大事だよね、みたいな感じじゃないですか。
そうだね、そうだね、そうかも。
それが結構プロセスが好きっていうのと近いなって聞いてました。
そうかもな、多分、そういう感じが好きだから、結論だけさっさと集めてくるっていうのができないんだと思う。
写真もそうですよね、佐野さんって言うと広がっちゃうけど、
突然行って、突然人の写真撮るの苦手って言ってるじゃないですか。
すごい苦手。
多分それもプロセスじゃないですか、相手の写真を撮るって思い切ったことっていうか、
勇気のいることかなって私ちょっと思ってて、私風景しか撮らないから。
特に初対面の人とかはそうだよね。
そこにいきなり踏み込まないみたいなところが、佐野さんっぽさだなと思います。
そうかね、確かにコミュニケーションを取れてない相手に対して、いきなりカメラ向けるのって本当に抵抗がある。
イベント写真とかだったらやるけど。
仕事だったりすると、そうだよね、仕事だしな、みたいなあります。
最低限というか、時間とかその場に余裕があるときなんかは、
例えば出展している人とかに、この感じ撮っていいですか、みたいな感じで。
ちょっと話すみたいな。
そうなんならちょっと持ってきたら、じゃあちょっといい感じのポーズやってくださいとかね、やるけど。
一旦ね、ちょっとコミュニケーション取ってみるとか。
そういうなんか、理解したい気持ちもあるし、楽しく話している時間空間が好きなんだろうな、俺はみたいな。
プロセス愛好家ですね。
プロセス愛好家ですね。
そんな言葉初めて言ったんですけど。
初めて来ましたよ。
初めて言っちゃったんですけど、なんか見えてきましたね、こう。
そうね、そうかもね。
佐野さんのパーソナリティ的なあれが。
うんうん。
あれが、言い隠れしている感じがしました。
でもなんかね、その感じがね、今回の本作りにどれくらい良いように働いているのか、ちょっとまだ未知数なところがあって。
まだまだあれですかね。
だしね、もしかしたら、自分がこういうプロセス大事にしちゃうせいで、ライターさんがものすごく苦労するかもしれないっていうこともあって、
そこちょっとマジで申し訳ないと思いながら、お願いしますってやってるんですけど。
まだ謝るの早いですね。
早いんですけど。
早いです、全然。
とかね。
なるほど、ありがとうございます。
そこら辺はね、不安になりながらやってます。
今日はすごいライター佐野としてお話いただきましたけど、
はい。
どうでした?ライターの頃のちょっと思い出して。
そうね。
ライターなんですけど、今も全然。
でもね、まあね、文章書くのはそれは大変なんだけど、
なんかね、でも、はっと思い出したのが、文章書いてる時って書き出しとか特につらいんだけど、
確かに。
出来上がってきて、形になってきて、相手のことが見えてきたなと。
なんかこれだったら、読んだ人ちょっとキャッチしてくれるかなっていう状態になってくると、
なんか嬉しいなみたいな、なるかな。
プロセス愛好家ですよ、それも。
プロセス愛好家ですよ。
なんかね、でもほら、いかんせん、プロセスにはあんまりお金払ってもらえないというのは仕事なのでね。
さっきも話してましたね、この直前に。
ね。
この話も確かにしたいな。
うんうんうん。
なんかどうしたらこの価値を感じてもらえるかみたいな。
そうなんだよね。
プロセス。プロセスなくて何もできないんですけどね。
そう。
とはいえ、とはいえですよね。
とはいえ、とはいえ。
私なんか、最近ね、なんかチーム作りとかそういうのとかも含めてのことだと思うんですけど、
そのプロセスもそうだし、思いみたいなところ。
うんうんうん。
今回だったら本を作りますっていうゴールだけじゃなくて、
はい。
作った先どうしたいかみたいな。
そうですね。
そういうちょっと夢の話みたいなのも、するのが必要なんだなっていうのがちょっと実感を持ってわかってきたので、
なんかね、頑張らないとってか、そこもちゃんと伝えることを、
そうですね。
なんか口だけ見たら嫌だなとかって思わずに、なんかやらないとなって思ってます。
言うことは言ったほうがいいですもんね。
ね。ただだから。
ただ、そうただだから。ただだから言っていきましょう、どんどん。
ね。はい。
はい。
ということで、
はい。
今日はライターの佐野隆さんに、取材とインタビューって何が違うの?みたいな、
めっちゃ素人みたいな質問をしちゃったんですけど、
次回は、ちょっとここまで佐野さんのキャリアアップしたいっていうところを深掘りしている回が続いてたと思うんですけど、
作品作りの重要性
次回改めてもう一回、今進捗どうですかっていうのに立ち戻りたいなっていうところがあるので、
そうですね。進捗いかがですかっていう怖い言葉です。
いやー、聞かせてください。
はい。でもちゃんと進んでますからね。
そうそうですよ。進んでるんですかって言われるの、結構なんか、進んでるよって思いません?
まあそうだけど、予定は狂いつつあるけど、進んでますよ、ちゃんと。
はい。一歩ずつっていうのがね、私たちチームのテーマですから、
大事なことです。
はい。一歩ずつ進んでおりますので、
一歩ずつ健康第一で。
はい。健康第一、一歩ずつ頑張ってほしい、応援してくれる方はね、このポッドキャスト共有していただいたりとか、
はい。
インスタでも散々言ってますけども、いいね、フォロー、シェアでございますので、
はい。
何卒引き続きよろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
応援してください。
運転がてら、聞いていただいたらよいかなとかね、車の運転とか。
とか、家事とかね、やってる時にいいと思います。
はい。
私は家事の時間がおすすめなので、
いいと思います。
よし、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
それでは、また。
また。
18:00

Comments

Scroll