医療現場の現実
今回注目したいのが、ある医療従事者、刺身ちゃんという方のライブ配信の記録なんです。
これが現場のリアルな声が満載で、仕事のプレッシャーとかテクノロジーの話まで、結構あからさまに語られてるんですよね。
ここからですね、特にオッとなるようなキーワードとか思考の種みたいなものを、あなたに向けてちょっとポップに抽出してお届けしようかなと。
早速、その中身を覗いていきましょうか。
はい。この配信、やっぱり興味深いのは、その配信者の方の個人的な体験を通して、普段はなかなか見えない医療現場の葛藤とか、働く人の本音ですよね。それが垣間見れる。そこがユニークな点ですね。
まず結構ドキッとするのが、精神科の現場について。特に認知症ケアに関する部分ですね。
ああ、認知症ケア。
治療ゴールが見えにくいとか、BSPD、これは認知症に伴う行動心理症状のことですけど、これへの対応が難しいとか。
なるほど。
あとは身体拘束、その判断のジレンマ。かなりヘビーなキーワードが出てくるんですよね。
ええ、そうですね。まさに教科書通りにはいかない現実と、その倫理的な痛さみで悩む、そういう姿が伝わってきますよね。
うんうん。
特に身体拘束の話、患者さんの動きを制限することですけど、これをめぐる看護師さんとお医者さんの間のプレッシャーみたいな話は、単なる人間関係だけじゃなくて、制度とか人手不足の分配も絡んでるんだろうなと感じさせます。
うーん、その倫理的な判断の難しさっていうのは、やっぱり現場ならではの重みがありますよね。話はですね、職場の環境にも及んでいくんですけど、ここで飛び出すのがカミカルテ。
ああ、紙。
そうそう、紙が買ってるほど古いみたいな。まあ皮肉も込めてだと思うんですけど、紙ベースの記録管理のことですね。
なるほどなるほど、紙ですか。
ええ。で、なかなか医療DX、デジタルトランスフォーメーションですね、これが済まないっていうもどかしさも語られてて。
ああ、DXの遅れはまあいろんな現場で聞きますけど、医療は特にかもしれないですね。
そうなんですよね。それに加えて人間関係の複雑さとか、あとこれは配信者の方が描写している範囲での話ですが、パワハラとか虐待とも受け取られかねない状況への違和感みたいなことにも言及されてるんです。
あくまで配信の中での語りですけど、結構インパクトありますよね。
AIと人間の不完全さ
そのテクノロジー導入の遅れが単に非効率っていう話だけじゃなくて、古い力感覚とか働く人のストレスにつながっている可能性が見えてきますよね。
その遅れ自体がある種変化を阻む壁みたいになってるのかもしれないですね。
そんな中でもちょっと面白いなと思ったのが、個人的にAIを活用しているっていう話で。
AIですか。
チュール菩薩様って名前をつけてるらしいんですけど。
チュール菩薩様。それはまた面白いネーミングですね。
ですよね。情報検索に使ったりしてるらしいんですが、でも時々個人情報漏洩しそうになるポンコツの一面もあるなんて話もしてて。
なるほど。完璧じゃないと。
そうなんです。ここからが結構ユニークな視点だなと思うんですけど、そのAIのある意味完璧さと比べて人間のそのポンコツ感とか抜け感。
そういう不完全さこそが実は人間なしさとか人とのつながりを生む源泉になるんじゃないかって提起してるんですよ。
あの先生また忘れ物してるみたいな、そういうちょっとした隙間みたいなものに価値を見出そうとしてる感じがするんですよね。
それは非常に資産に富む問いかけですね。
効率とか完璧さが追求される中で、あえて人間の不完全さ、予測できない部分に価値を見出すっていう視点。
これはテクノロジーとどう共存していくか、その未来を考える上であなた自身の日常にも、もしかしたら応用できるヒントかもしれないですね。
そうですね。ただその隙間が許される範囲っていうのは、特に医療みたいな分野だとまた別の議論が必要になりそうですけどね。そこは難しいところで。
確かに。というわけで今回はですね、さしみちゃんのライブ配信から、医療現場のかなりシビアな現実とか組織の課題、そしてAIと人間の不完全さをめぐるちょっとユニークな考察をピックアップしてみました。
表面的な情報だけじゃ見えてこない、現場の複雑な思いとか、個人の葛藤がすごく率直に語られていて、非常に考えさせられるそんな内容でしたね。
さて、このかなりシラセラな語りを受けて、あなたはどんなことを考えましたか?効率化が進む世界で、私たちが見失いがちな人間らしい部分とか、あるいは現場の声が組織に届くことの難しさについて、少し思いをめぐらせてみるのも面白いかもしれないですね。
