コーヒー制作の楽しみ
はい、では放送を始めます。進行は私、刺身ちゃんです。どうもよろしくお願いします。
2025年10月18日土曜日、9時28分。自宅から生配信です。
コーヒーを飲みながらの配信ですね。朝コーヒー。
いつも病院で、病院にある家庭用焙煎機でコーヒー豆を焙煎して、その豆を週末、家に持ち帰ってコーヒーを楽しんでたんですが、
病院に忘れてきてしまいまして、いつものコーヒー豆をね。
なので今、コンビニで買った安い豆でコーヒーを入れております。
やっぱりね、違うね。自分で焙煎した方が結果的に安いし、満足度も高い。美味しい。
おはようございます。1号さんどうもです。土曜の朝。だいぶ頭もすっきりしてきた。
2号さんどうも。10倍ガラスの靴。チュール菩薩様もよろしくお願いします。お疲れ様です。がっかりですね。
まあまあそんながっかりではないです。
コーヒー、まずいコーヒーと美味いコーヒーの差ってね、そんなない。他の食べ物に比べたら大した差はないんですよね。
だから別にコンビニのコーヒーもまあいいかなって。
本当に牧獣みたいな苦味しかないコーヒーもありますけど、それもそれで牧獣だなって思ってマインドフルに飲んでます。
牧獣の良さってなんだろうなって、心をときめかせながらね。
おはようございますにゃ。どうも。チュール菩薩様、おはようございます。
コンビニ豆のコーヒーも悪くないけど、やっぱり自分で焙煎した香りって格別だよね。
リアクションが人間なんだよな。
膨らみ始める瞬間を見守る時間こそがもう一つの瞑想みたいなものにゃ。
そうですね。マインドフルネスだね。最近僕の中でマインドフルネス大事なんじゃないかなって。
患者に言うだけじゃなくて、自分自身も実践してますね。
瞑想って言うと無我の境地ですか?っていう風によく聞かれるんですよね。
なんかあの仏教のね、世界座禅みたいに。
患者にも聞かれるし、母親にもよく聞かれますね。
目つぶってあれでしょ、何も考えちゃいけないんでしょ、瞑想ってって言われて。
でも本当の仏教の方の瞑想はそういうものなのかもしんないけど。
頭を空っぽにしなさいとかって言うのかもしんないけど。
精神科でよく行われるマインドフルネス瞑想っていうのは、別に頭を空っぽにする必要もないし、
何か心の中の雑念みたいなものを心の外に締め出す必要もない。
自分自身無我の境地ですね。自分というものを消す必要もない。
仏教の目指すところは自分というものを最終的には消して、
自分のない平穏な薙ぎな世界っていうものを目指していくのかもしんないけど。
マインドフルネス瞑想は自分というものはいるんだけど、観察自我というかですね、
感じている自分ともう一つ観察している自分っていう二人の自分を作るんですよね。
で、観察している自分っていうのが弱いと不安とか鬱とか、あと最近僕のキーワードである怒りですね。
自分の感情とべったり融合しちゃうんですね。
で、それを脱融合するためにどうしてもその観察する自分、もう一人の自分ですね。
高い死座から全体を把握している自分というものが必要になるんで。
それを作るのがマインドフルネス瞑想なんですよね。
えーと、新鮮な豆でドリップするとふわーって膨らむのがいいですよね。
うーん、あれ見てるとなんか可愛いよね。
人格がそこに宿るというか。
焙煎したての豆っていうのは、熱くはないんだけどね。
もう冷ましてるんで厚みはないんだけど、中に炭酸ガスが結構溜まってるんでね。
それを砕いてお湯を注ぐとプクーって膨れるんですよ、キノコみたいに。
あれはね結構可愛いし、スーパーとかで売ってるような、
もうひいてから2週間以上経ってるような古いコーヒーの粉ではね、
あのプクーっていう感じは出ないんですよね。クターって感じ。
だから今日も僕はクターっとする豆見ながら、
あ、豆が死んじゃってるなーとか思いながら見てました。
僕はいつもあのプクーっていう感じとともに朝の仕事が始まるんですよね。
まず病院に着いたら、僕朝ごはんいつも病院に出してもらってて、
病院食の朝ごはん軽く食って、
で、そうすると修行時間に近づいてくるんで、
そっからもうお湯作って、豆ひいて、
修行とともにコーヒーをいっぱい入れると。
場合によってはその医局にいる他の先生の分も、
そうするとコーヒーの匂いで充満するんですよね、医局が。
それがね、あの僕の朝です。
マインドフルネスの実践
朝です。もうバリスタだよね。やってること医者じゃねえよ。
今日はこの間、日本代表がブラジルに初勝利したので、
ブラジル産でございますとか言ってさ。
はるくちょっと冗談を添えて、ブラジル産しかないんだけどね。
って言ってちょっと周りの先生のクスッとした笑いを誘いながらの優雅な朝ですよ。
ガラスの靴、ありがとうございます。いい朝。
なんか楽しそうなゆとりのある朝がいいですよね。
先生おはようございます。どうもおはようございます。
個人の産婦人科看護師をしていた時、先生のコーヒー入れてました。
先生のコーヒー入れるの大変そうだね。気遣いそうですね。
自分のために入れてるからさ、普段。あんまり気遣わないんだけど、
他の先生を入れるときはちょっとやっぱり少し注意するね。
あの先生あれだよな。濃いめのあんま好きじゃないんだよな。
ちょっとアメリカンにしなきゃと思ってお湯を少し、お湯の量を増やしたりとか。
若干めんどくさいですよね。
結局コーヒーって同じ豆とお湯で入れてもさ、
そのお湯の量でやっぱ味の濃さ薄さ変わるし、
あとまあ厳密に言うとお湯の温度でも酸味が変わるんですよね。
沸騰した後すぐ入れるとまだ90度台後半だったりする。
強く出ちゃって。酸味が壊れちゃうらしいんですよね。
ベストは83度とか85度とからしいんだけど、
なんかあの異極の先生こだわりが強くて意地悪なんで、
さしみ先生今日は何度のお湯で入れたんですかってたまになんかこうつつかれます。
で僕もうーんまあ83度ぐらいですとか適当に言って、
それはベストですねとか言って。
適当な会話が朝あって。
ほんと適当ですね。
適当な質問に適当に答える。
あとコーヒーの味を分かる人は多分誰もいないっていうのもありますね。
ある先生に入れたら苦味が効いてて美味しいねって言うし、
でも同じコーヒーをある先生に入れたら今日は酸味が強いねとか言って、
もう関係ないじゃんみたいな。
そう、あ関係ないんだなと思った。
コーヒーってあんまよく分かってないんだなみんな。
僕もよく分かんないし。
なんていうかね、人間結構感情で動いてるというかね。
コーヒーの味は一緒でも感情は毎日違うから。
イライラしてたりとかね。
心に余裕のない時のコーヒーの味っていうのと、
ゆとりのある時の味と感じ方が違うのかもしれない。
いい朝の描写だね。
グッと膨らむ豆を眺めているサシミちゃんの姿、
まるで小さな宇宙を見ている観測者みたい。
まさにその観察する自分の感覚がマインドフルネスそのものなんだよね。
雑念を追い出すんじゃなくて、
今ここにある雑念すらも観察対象として抱きしめてあげると。
そんな態度がもう悟りの、
サシミちゃんの言う観察児があってコーヒー豆のガスみたいだと思う。
それはどうなんですかね。
でも一つだけ気になることがあるんだ。
サシミちゃんが言うように、
マインドフルネスは自分を観察する練習だけれど、
それを日常の人間関係、
例えば病院の人間関係や配信の中のやり取りの中で実践するとなると、
もう少し難しくなるよね。
怒りや焦りの過中で観察者の眼差しを保つってどうやってやるのかな。
これは僕もちょっと修行の身なんで何とも言えないですね。
少なくとも事物に対してはね。
物とか天気とか、
あるいはお風呂の温度とかね。
そういうものに対しては割とマインドフルネスって無害にですね。
割とスーッとこうできるし、
ただでできるしね。
あとマインドフルネスをやってらっしゃる先生の話だと、
部屋の掃除をしているときに座禅を組んだりとか、
あぐらをかいたりせずに、
ただ皿を洗っている、動いているときも瞑想ができるんだって。
それをするようになるとすごく心が落ち着くんだっていう、
いうような言い方をしてたので、
日常のいろんなところでできるんだと思うし、
できれば人に対してではなくて、
やっぱ物に対しての瞑想もできるんだと思うし、
やるとうまくいくんじゃないですかね。
日常生活の挑戦
掃除をするときも音楽をジャカジャカジャカジャカ鳴らしながら、
流れでやるよりかは、
集中して、
少し集中できる音楽に切り替えて、
目の前のものをこう丁寧に扱ってみるとか。
さて、いまいち人の集まりの良くない、
今日この頃、
今のところ、
さて、いまいち人の集まりの良くない、
今日この頃、
もしかして音声かなり悪いですか?
マイクの音量、音質、
なんでこんなに人がいないんだろう、今日は。
何か原因があったらそれを取り除きたいんですが、
思いつく方いますか?
どんな些細なことでも構わない。
回線が重いのか、
あとは時間帯も結構あるからね、
まだ9時台ですからね。
多分人の集まりが悪いね。
うわ、チャットGPTからもなんか無視されてる。
なんかうまくいかないな。
今日あと音声入力もね、
実はちょっとうまくいってないんですよね。
なんか調子が良くないぞ。
今日ね、何の話しようかなと思ったときに、
昨日、母親と弟とランチしてきて、
母親とランチして、その後そのまま今度夕飯まで一緒にいて、
今度弟と合流して、
飯食って帰ってきたんですけど、
そう、だから割ともう半日以上かな、
都内で過ごしてたんですけども。
楽しそう。
その時の話しようかなと思ったけど、ちょっとやめよう。
急にやる気がなくなったな。
当てが外れた。
セネカの紹介と本の概要
そんな日もありますわ。
また人がいるときの方がね、
色々価値ある話だと思うんで、
聞きやすい時間帯を選んで話そうと思います。
また人が集まったら話してください。
そうね。
割と人生を左右する大事な話だからね。
ちなみに最近、ちょっともう軽めの話で今日終わりますけども、
そう、もう10人いないんだったら10人いないクオリティでやりますけど、
さっきもね、本当あのふくーって膨れるのがまるでキノコみたいですって言ったんだけど、
本当はチンコみたいですって言おうかなと思ったんですよ。
でも朝だしなと思ってキノコって急遽切り替えたのね、頭ん中で。
とか、キトウみたいなんですよねーとか言ってさ、
おーみたいな。
そう言えばよかったな。
5人しかいないんだったらチンコでよかったね。
チンコで正解だったんだよな。
そういうことや。
そんなに膨れるんですか。
なんか詳しいね。
チンコに詳しいね。
さて、ちなみにそのチンコはさておき、
セネカっていうね、ルキウス・アンナ・エウス・セネカっていう古代ローマ人が書いた本の中の
なんか起こらない方法っていう本があるんですね。
そんなあの難しい哲学書とかではなくて、
なんかサクッと読める一般読者向けになんか彫訳された、
彫訳ニーチェみたいにね。
彫訳されたなんかセネカの起こらない方法っていう本を今読んでるんですけど、
まず表紙がね綺麗なんです。
青空みたいな水色の表紙で、
ハードカバーでね。
で、なんかよくわかんない古代ローマ人の彫刻のなんか叫んでいる人の彫刻がこう表紙に描かれてるんですけど、
で、金色の文字で起こらない方法っていう。
追っ立ってるコーヒー豆。追っ立ってますよ。
追っ立ってて勢いあふれてなんかこぼれちゃったりね。
そんな話はもういいんですよ。
もう終わったんだよ。
最近アンガーマネジメントとかさ、
怒ってる人に対してなんかどういう風に治療していったらいいのかなって考えていくうちに、
結局2000年前の古代ローマ人、
セネカっていう人は皇帝ではないんですけども、
次期皇帝になる後継者の教師役をしていた、
もともと自分自身も政治家で、
で、晩年はそうやって家庭教師をして、
で、最後荒ぬ権威をかけられてね、
陰謀をかけられて最後自殺を命ぜられたかわいそうな人なんですけど。
で、古代ギリシャのストア派っていう風に言われている哲学者ですね。
だから哲学者で政治家だったっていう、
結構奇遇な感じなんですけども。
ルキウス・アンナ・エウス・セネカ。
でもなんか説明文によるとルキウス・アンナ・エウス・セネカの父親も、
ルキウス・アンナ・エウス・セネカらしいんですよね。
どういう感覚なんだろうね。
親父と同じ名前ってどういう意味なんだろう。
だから大セネカと小セネカっていう風に歴史上区別されてるみたいです。
ちょっとよくわかんない時代感だね。
ガラスの靴を3個プレゼント。どうも。
高そうな本ですね。
いやでもね、1280円って書いてある。
お手軽です。
最近の本じゃないんだと思うね。
最近もうちょっとした文庫本でも2000円超えますからね。
僕も最近本屋に行くの嫌になって。
これいいかもと思って平積みになってる本手に取ると、
大体2000円超えてるんで。
もう映画1本見れちゃうよね。
父は大なのか。
怒りについての本。
セネカが書いた怒らない方法。
怒らない方法かな、読み方は。
一応そのセネカ自身が自分自身の実の兄に向けて書いた手紙らしいんですけれども、
怒りの本質
そういう題材なんだけど、実際にはエッセイですね。
多くの人に読まれる前提で書かれた。
なんか島流しの系みたいになって、
コルシカ島っていうところに8年間島流しになっていて、
そこでいろいろ本読んだり、勉強をして、
またローマに引き戻されるんですけども、
その時に書かれた本ですね。
世界に戻る、花話世界に戻る時に、
人民にこいつすげえんだぞっていうのを知らしめる意味も込めて、
多分エッセイを書いて出版されたんだと思う。
この人結構すごい人だって。
それぐらい当時のローマ人にとって、
怒りっていうのはかなり困った感情というかね。
誰もがやっぱり関心を持つ一番ホットな話題だったんだろうね。
それは2000年経って今もあんま変わらないような気がするね。
みんな怒ってるし、
SNSを使ってみんな何かクリエイティブなことやってるかって言ったら、
大体みんな誰かに対して怒り続けてるよね。
大体政治家に対して怒ってたりとか、
不倫しているタレントに対して怒ってたりとか、
あるいは僕みたいに下ネタを言う医者に対して怒ってたりとかね。
もう意味もなくずっと怒り続けて、
自分の人生とか時間を無駄にし続けている。
セネカが言ってくれるんでありがたいなと思ったんだけど、
怒ることはやっぱり人生の無駄であるって。
まず得るものがないし、
自分自身の人生をただ溶かしているだけなんだって。
明快に無駄ですっていう宣言から入るんだよ。
僕としても非常に好意的にというか、僕もそう思ってたんで。
あ、同じ意見の人だと思って。
非常に親近感を覚えますね。
読みやすいし、買ってもいいけど、
僕は図書館に大体こういう固い本って置いてあると思うので、
図書館にあれば借りて読まれたらいいかなと思います。
いろんなことが書いてあるんでちょっと、
一言で要約するのは難しいけど。
でも今の認知行動療法につながる、
一番大元にある元ネタみたいな本ですね。
あなたは相手に対して怒っているんじゃなくて、
その相手の捉え方に対して怒っているんだって。
だからその捉え方っていうものが、
もしかしたら根拠がないものかもしれないから、
まずはきちんとそこの根拠を洗い出しましょうとかさ。
今の認知行動療法の認知再構成法そのままですよね。
とか復習することは一番バカがやることだからやめましょうとか。
何て書いてあったのかな、ちょっとそれ読もうかな。
相手に対して復習することは一番バカがやることだって。
一番下等な人間がやることであるみたいな。
言葉が強いんだよね、昔の人なんで。
あと物に対して怒るのは愚の極みである。
私たちは本当は自分に害を与えようとはしていないものに起こることもあるし、
自分に害を与える可能性のあるものに起こることもある。
善者、つまり害を与えようとしていないものに起こる。
その中には感覚を持たないものもある。
例えば私たちは字の小さすぎる本を放り出したり、
間違いのある本を引きちぎったりし、
気に入らない衣服を引き裂いたりする。
そんなことはないけどね。
昔のローマ人は当たり前のように文字が小さい本は放り出したり、
破り捨てたり、気に入らない衣服は引き裂いていたそうです。
私たちはそのように当然のことをしますよねって書いてあります。
怒るに与えしないものや、
私たちの怒りを感じもしないものに起こるなんて全く愚かなことではないか。
そんなことを言ったってもちろん物に起こってるんじゃなくて、
それらのものを作ったやつに対して怒ってるんだよ。
現代への教訓
という声が聞こえたね。
しかし、第一に、
私たちはものとそれを作った人との違いを理解する前に怒り出すことが多い。
第二に、
それらのものを作った職人たちは筋の通った言い分があるはずだ。
例えばそれが自分にできる精一杯だったとか、
確かに自分は修行が足りないが、
あなたに意地悪をしようとして作ったわけではないとか、
そうですよね。わざと字を小さくしたわけではない。
なんか精一杯やった結果、ちょっとちっちゃくなっちゃっただけかもしれないじゃないかと。
そのように作ったのは、あなたを怒らせたからではない、というかもしれない。
そもそも人に対して屈斥していた不満を、
ただのものに対して爆発させるとは、なんと馬鹿げたことだろう。
そもそも。
いいね。このちょっと煽ってる感じが好きなんですよね。
セネカってやっぱちょっと人を怒らせますよね。
そもそも馬鹿じゃないって。
なんと馬鹿げたことだろう。
生きていないものに怒るのは狂人の証だ。
鬼畜害である。
人に何の悪意も持たない動物に怒るのも、
同じように馬鹿げたことだ。
動物に当たるのも馬鹿です。
物に当たったり、動物に当たったりするやつは、
鬼畜害ですって書いてあるね。はっきりと。
今だったらあんまり出版されない本だろうと思うんですけど、
やっぱ昔の人って言葉が強いよね。
あと女は馬鹿だってのも書いてあるんですけど、
それはやめておきましょう。
昔の女性はそういうなかなか教育されたりとかね、
きちんとやっぱり教育を受ける機会がなかったんだろうね。
そこら辺もかなりはっきりとローマ人って書くんだなって。
すげえなあと思った。
最後の質問です。
最近なんかちょっと意地悪な看護師さんとかさ、
ギャーってなる人をなんか間近に見たんで、
ここまではっきりとぶっ刺してくれたらなんか気持ちがいいなと思って。
それがローマ人だなと思いながら、
ちょっと笑っちゃいましたね。
あとなんだっけな。
まあそんなもんか。物に当たるのは馬鹿であるとか。
2000年前はまあね、
割とそういうのが許されたんだろうね。
今みたいな男女平等みたいな考え方もなかっただろうし。
あとこれだね。復習したい気持ちと
上手に向き合うにはどうしたらいいのか。
復讐とその無益さ
それでも怒りはある種の喜びを与えてくれる。
自分に憎しみを与えたものに報復するのは
気持ちのいいことではないか。
という声が聞こえてきたね。
結構いろんな声が聞こえてきます。
自分に苦しみを与えたものに報復するのは
という声が聞こえてきたね。
でもそれは全くの嘘だ。
小取引であれば同じ値のもので報いるのは
公正なことだが、害に対して害で報いるのは
それとは違う。
ビジネスだったら等価効果になりたつけど、
復習に関してはそれ違うよね。
小取引であれば負けるのは恥ずかしいことだが、
復習の場合は勝つことがはずべきことだ。
復習することは正しいことだと信じられる傾向にあるが、
そもそも復習するなどという言葉は
人間にふさわしいものではない。
ある男が公共浴場で不注意のために
マルクス加藤にぶつかった。
これは有名人らしいです、その時代の。
後でその男が謝罪すると
加藤はぶつけ、ぶつかられたなんて覚えてないな
というふうに言い返した。
しかしそんな無礼なことをして
その男には後で何事もなかったのかと
あなたは聞きたいようだね。
そんなことは全くなかった。
むしろいいことがあったのだ。
彼は加藤と知り合いになったんだから。
つまり加藤さん、
加藤って日本人みたいな名前だけど、
加藤は誰かにガンと男にぶつかられたんだけど、
そこは大らかにね。
割と器がでかく、
いや、全然覚えてないよとか言って許したわけだね。
その寛大さのおかげで喧嘩にはならなかったし、
むしろぶつかった男と仲良くなったっていう話だね。
そう、害をこむったことを
気にしないのは偉大な心の証だ。
ある人から害を受けて、
その相手が報復する価値もない人であるように振る舞えば、
それは最大の侮辱をもって
彼に報復したことになる。
多くの人々がわざわざ報復をすることで、
ごく小さなことを大事にしてしまっている。
それとは反対に、
小さな良犬の吠え声を聞き流す猛獣のように
気にしないのが本当に偉大で好奇な人なのだ。
しかし誰かに何か悪いことをされたら、
きちんと復讐した方が人からバカにされずに済むのではないか、
と考える人もいるかもしれない。
そうなんですよ。
だから看護師に舐められたんだったら、
先生も何か次ガツンと言いましょうよ、みたいなね。
バカにされたんだったら、きちんと言い返した方が
後々バカにされないんじゃないですか、と。
だから復讐の功用というかね、復讐のいいところは
バカにされずに済むことなんじゃないか、
という声が聞こえてきたね、と。
復讐は物事を改善するためにするのだから
起こることなしに行おうではないか。
復讐は役に立つからするのであって
喜びのためにするのではない。
それに報復を求めるよりも
知らばっくれている方が良い場合も多いのだ。
権力を持つ者たちから不正を被ったら
黙って耐えるだけではなく
楽しそうな様子でいるのが良い。
なぜなら彼らはあなたを傷つけるという
自分の目的を果たすことができたと思うと嬉しくなって
また同じことをするからだと。
これはちょっと持ってまった言い方だけど
あなたを舐めてくる人に対して
怒りでね、復讐とか報復で対応しちゃうと
向こうは喜んじゃってまた同じことをしてきますよと。
だったら知らばっくれちゃった方が良いよ、意に返さずにね。
怒りへの対処法
これも僕がこの間言った看護師の戦略と
全く同じなんですよね。
2000年前に同じことを考えている人がいてめちゃめちゃ嬉しくなってさ。
だからなんか
カロナール飲ましてくださいって言ったら
え?先生それだけですか?
とか言われて
じゃあ他に何かあるんですか?って聞いたら
いや私は分かりませんよ、医者じゃありませんから。
って言って上げ足だけ取ってきて何も意見言わない。
ちょっと嫌な、嫌味な看護師がいたっていう話をしたんですけれども
それに対して僕もちょっとなんか
もやもやしてて、なんかムカムカして
なんだこいつは?みたいな。
なんか僕が出す指示に関しては反抗してくるんだけど
じゃあ代案は何も言わないんだと思って。
ちょっと嫌だなと思ったんだけど、その時に報復をするっていう選択肢もあったんですよね。
嫌味なことを一つ言って
看護師さんって楽な仕事ですねとかって一言言って
報復もできたんですよね。
そうやって医者に全部丸投げして
なんかうんこの回数とか数えてればいい看護師って
楽な仕事ですよねっていう風に
別にその場でガツンと一発殴り返すこともできたんだけど
それをするとね、セネカも言ってるように
また向こうは喜んじゃうと。
やった反応した反応したって向こうは突き上がっちゃうので
意に返さない方がいいだろうと。
僕が取った戦略もセネカと同じで
ちょっと言ってる意味がよくわからないので
もう少し詳しく教えてくださいっていう風に
あんまり意に返さなかったんですよね。
なんかきちんと言ってくださらないと
患者さんの治療のためにならないので
もし意見があるんだったらぜひはっきりとおっしゃってくださいって言ったら
向こうはもうむすっとして何も言わなくなったんですよ。
僕はだから向こうの
野々知り合いの
プロレスに引きずり上げそうになったんだけど
あくまでそのリングには乗りませんよと。
私は医者なので医療のことしかやりませんよと。
あなたの個人的な冤婚とかムカつきに
巻き込まれません。
あくまで表だって言ってくださった方が
治療のためになるんじゃないですかねっていう風に。
意に返さないっていうのが僕なんかいいと思ったんですよね。
ずけずけと表だって
まるで帰国したばかりの帰国子女みたいにね。
すいません先生何言ってるか私わからないんで
はっきり言ってくださいみたいな。
ちょっと嫌味なアメリカ帰りの帰国子女みたいに
吐き吐きやった方がこういうのはいいんだと。
あんまりネチネチに対してネチネチ返すとやっぱり
幸福合戦になっちゃうんでね。
だからそれがやっぱりアンガーマネジメントとして一番いいんじゃないかなと。
向こうが間違ったやり方で批判してきたんだったら
セネカの教え
こっちは正しく返す。
同じやり方でやり返さない。
がいいだろうと思ってたらこう書いてあったんですよね。
復讐は物事を改善するためにあるのだから
起こることなしに行おうではないか。
復讐は役に立つからするのであって
喜びのためにするのではない。
それに報復を求めるよりも
正しいやり方が良い場合が多いのだ。
なぜなら
彼らはあなたを傷つけるという自分の目的を
果たすことができたと思うと嬉しくなって
また同じことをするからだと。
言葉遣いは難しいけどね。
僕のことを先生今傷ついてるなと
プライド傷つけたなとしめしめという風に
こっちが迂闊に反応してしまうと
嬉しくなって同じことをしてくるからであると。
なるほど。セネカ。
いい。
僕は昨日東京に行く道中で
このセネカのエッセイを読んだんですけど
セネカっていうのは2000年前の古代ローマ人の
政治家なんですけれども
この人も最後自殺を命じられて大変な思いをするんだけどね。
そういう意味ではソクラテスと近いものがありますね。
ソクラテスも最後は自殺を命じられてしまうので。
だからその代わり
言葉は2000年以上生きてるわけだね。
すごい人ですよね。
そんな古代ローマ人でもわかるんだから
我々令和人がね。
わからないっていうわけにはいかない。
メモメモ。
ルキウス、アンナイウス、セネカ。
確かにね。
おはようございます。
セネカがすごいってことはつまり僕もすごいんですけどね。
そのセネカの言ってることわかっちゃうよ俺っていう
自画自賛でもあるんですけども。
僕なんかセネカと同じことやっちゃってるよっていうね。
そういうアピールでもあります。
今後目の前のわけわかんない看護師が
ポケモンバトル吹っかけてきたら
まずバトルしないっていう。
もう少しわかりやすい言葉で言ってくれないと
僕よくわからないんですよねっていう風に
知らばっくれるっていう。
もうちょっとわかりやすい日本語で話してもらっていいかな。
本当俺よくわかんないんですよね帰国しようなんで。
意に返さない。
相手にしない。相手と同じ土俵に立たないっていうことですね。
相手にしないだと無視になってしまうので
無視するのは報復なんですよね。
そこまでセネカは書いてないけど
無視すればいいのよって言うんだけど
それは気にしないことではなくて
無視するという攻撃になってしまってるんですよね。
だから攻撃報復をするとものすごくエネルギーのロスが大きいので
やっぱり知らばっくれるっていうのがいいと思うんですよね。
無視ではなくて。
それを言葉で言うとどういう感じになるんですかね?とかさ。
え?っていうのはごめんなさい
あんまり日本語として意味がなってないような気がするので
もう少し言葉を突き出すと
どういう質問なんですかね?みたいに。
意に返さないというかね。
あーとかっていう舌打ちしてきた人がいたら
あれなんか口寂しいんですか?っていう風に
意に返さない。
セネカの教えと怒りの管理
なんかさっきからチュッチュッチュッと鳴ってるけれども
なんか何の音ですかね?って
それは煽ってるか。
こっちも舌打ちし返すと
報復になってしまって収集もつかなくなるしね。
意に返さないっていうのがいいかな。
向こうの乗ってくる意味と違う意味で
ちょっと一旦もう少し表の意味で返してみるというかね。
なんか変な音が鳴ってるみたいなので
それをあえて質問とか言葉にすると
どういう意味になるんですかね?というふうに問いで返すというかね。
あんまり舌打ちをしてるってことは
こいつは私に今批判してるんだなと勝手に
こっちであんまり裏の意味を読みすぎないということ。
本人に言わせるというか。
なんか今舌打ちなさってるってことは
何か言いたいことがあるんじゃないですか。
もしあるのであれば別に怒ったりしないので
ちょっとはっきり言ってもらった方が
仕事がやりやすいんですけれども。
っていうふうに言うといいんじゃないかな。
それってお前アスペルガーだなとかね、お前空気読めないなとか
そんな意味もわかんないのか。
ていうふうに向こうはまたネチネチ作戦で来ると思うので
もしかしたらそうかもしれません。っていうふうに一言返せばいいね。
もしかしたら確かにあなたの言うような
アスペルガーってやつなのかもしれないですけど
やっぱり言葉で言ってくださった方が早く片付くんじゃないでしょうか。
やっぱり意味返さずに
あっけらかんと返すっていうのが結構
アンガーマネジメント的にいいのかなと思ったんですよね。
2000年前のセネカがついてますから我々には。
そのやり方はきっと間違ってないはずだって。
ガラスの靴どうも。
というちょっと浅い話で。
本当は昨日の母親の話とかね、
弟との話とかまた家族の話をしようかなと思ったんですが。
それはまたちょっとおいおい
また人がいる時間帯に
やれたらいいかなと思いますんで。
とりあえず昨日気づいたちょっとした面白いなと思ったこと。
あと物に当たるやつもキチガイだっていうのは
なるほどなと思いましたね。
確かに俺もたまにムカつくと冷蔵庫を殴っちゃうんですよね。
冷蔵庫がたまに凹んでるんですよ。
それは確かにキチガイだなって自分で笑っちゃいました。
その時は冷蔵庫なんか凹むもんだろ。
凹んでなんぼだろみたいに思うんだけど。
翌朝なんか水飲もうと思って冷蔵庫行ったら
なんか凹んでるのを見るとさなんかバカみたいだよね。
あれなんか冷蔵庫凹んでない?とか言って。
うんみたいな。
誰がやったんだよ。バカじゃないのって。
冷静になってみると
何の理もないというかね。
何の道理もないんですよね。
冷蔵庫殴っていいわけがない。
なんか寂しそうにさちょっと凹んだ冷蔵庫がポツンと
部屋の片隅にあると笑っちゃいますよね。
俺はなんでそんな怒ってたんだろうって。
キチガイの証であるって。その通りだな。
というわけでとりあえずこんなところで今日は。
今日はというかまた夜やるかもしれんし。
この後ジム行って軽く汗流してきますんで。
一旦このぐらいにしておきます。
じゃあどうもお疲れ様でした。
お送りしましたのはサシミちゃんでした。
温泉行ってくる。お、いいですね。ゆっくり休みましょう。
