1. 刺身ちゃんのPodcast
  2. 2025/06/13【ソクラテス】
2025-06-13 1:16:10

2025/06/13【ソクラテス】

面白すぎない話

Summary

このエピソードでは、ストレスや不安を抱える弟の気持ちが語られ、精神的な健康と就職活動についての見解が共有されます。また、過去の困難を乗り越える重要性や、障害者雇用の選択肢が必要であることについても考察されています。このエピソードでは、心の健康や精神分析に関する考察が展開され、特に性格と環境の関係が深く掘り下げられます。さらに、脳の異常や精神的な問題に対する理解の重要性が強調され、患者の多様な体験が紹介されます。このエピソードでは、ソクラテスの哲学とその影響について詳しく探求されています。ソクラテスの質問ゼミの手法や、彼が真実を追求する中でどのようにして死刑にされたのかが語られ、哲学の本質について考えさせられます。このエピソードでは、ソクラテスの弁明とその影響が考察され、現代のSNS社会における意見の行き交いについても触れられています。また、古代ギリシャとローマにおける哲学の発展や、活版印刷の革新とAIの進化が知識の普及に与えた影響についても考察が展開されます。このエピソードでは、名前の由来や夢に関する考察を通じて、リスナーにリラックスした雰囲気が提供されています。

弟の体調と精神的健康
それでは放送を始めます。進行は私、刺身ちゃんです。どうもよろしくお願いします。
2025年6月12日木曜日、22時43分。
自宅から生配信です。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
こんばんは、1号さん、2号さん、どうもです。
今日も若干夜遅いですけれども、やっていきましょう。
最近ちょっと睡眠リズムが、ちょっと乱れがちですね。
なんか夜更かしになりつつある。
こんばんは、どうも。3号さん、どうもです。
やっていきますが、チュール菩薩様もよろしくお願いします。
4号さん、どうもです。
とりあえず夕方ぐらいに弟と、軽くですね、30分ぐらい通話しまして。
今までゴロゴロしてました。
先生、最近胃の調子はどうですか?
胃の調子はそんな悪くないですね。
割と3月、4月、5月と結構頭痛があったり吐き気があったり、
本当にひどい日なんかは点滴打ってもらったりして、
本当に辛い時期もあったんですけど、
最近はちゃんと筋トレ用具を買って、
ウェイトトレーニングをちゃんとするようになってからですね、
頭痛の方も割と落ち着いてますね。
たまに今でも2週に1回ぐらいはバファリン飲んでるんですけど、
あの頭痛がなくなっただけでもだいぶ楽ですね。
ずっと吐いていた時期ありましたよね。
おかげさまで比較的体調の方は安定しております。
よかったです、どうも。
弟ともね、最近ちょっと体調崩しがちで、
収穫が崩壊してた弟とさっきちょっと話しまして、
1週間前、だいたいちょうど1週間前ぐらいにも話をして、
もう収穫も辞める、学校名辞めるっていう感じで、
もう投げありな状態でね。
で、もうこのまま全周囲に対して怒りをぶつけて、
最終的になんかこうね、
なんかパワハラしてきた面接感を訴えたいとかさ、
そういうことを言い出すかなっていうぐらいのところだったんですが、
さっき話したら流石にだいぶ冷静になってましたね。
ちゃんと寝てずいぶん頭はリフレッシュして、
普通にこう舌も回るような状態だったので、
とりあえずまともに話ができた。
やっぱ睡眠大事ですね。
障害者雇用の選択肢
私は精神的なことは自分を許すことで解決できるように思っていますが、
どう思いますか?
許せない自分も許しますを含め。
そうですね。
解決方法は様々だし、
割となんだろうな、
感情をうまく表現したりつらいんだってことを周囲に言えない人っていうのは、
いろんな周りの問題を全部自分の課題っていうかな、
自分が至らないからこうなっちゃったんだみたいに、
自責的に処理する人が多い。
うつ病の人はそれがあまりにもいきすぎて、
精神病的な部分で結局入院になっちゃう人もいるんですけれども、
うつ病までいかなくても、
結構慢性的にうつっぽい感じの人っていうのは、
割と自責的に自分を責めて丸く治めるみたいにしがちなので、
それを許すとも言えるし、
あとは適度に他人のせいにするとか。
僕は結構そっち派ですね。
逆に他人のせいにしすぎている人は適度に自分のせいにする。
なんかこのバランスが結構大事なのかなっていうふうに意識はしてますね。
自分自身のメンタルコントロールもそうだし、
患者さんを見ているときもそうだし。
こんばんは、お疲れ様です、どうも。
うちは3個プレゼント、どうもです。
精神的に上下しているときに体も不調だとしんどいですもんね。
結構その時期が割と長かったですね。
3月、4月、5月とずっと辛い時期が続いて。
うちは3個プレゼント、どうもです。
今日ね、弟とさっき話をして、
結局まだもう専門学校にも行けてないし、
まあもちろん就活も全然してないっていうところはあんまり変わらなかったんですけれども、
でもさすがにしっかり睡眠もとれてリフレッシュしたみたいで、
いろいろなんかこう思い直したみたい。
結局いろいろ考えたけれども、
自分は鬱病だった期間とか、あるいはその学生時代だったね。
難病で苦しんだ過去をやっぱりこうバネにしたりとか、
あるいはそれをね、何かこう粉飾して、
よく見せて、あの時の自分がいるから今の自分がいるんですみたいな美化できないんだって。
これはどう頑張っても美化できないし、
就活面接でね、面接対策っていうことで、
そこを突っ込まれたらこう答えなさいとかっていうふうに、
面接対策でよく言われるんだけども、それは自分にはできないって。
で、結局やっぱ就活は辞めるんだけれども、
障害者雇用っていうのを今後目指していきたいんだっていう話を、
さっきちょっと通話した時に節々と語ってまして、
別に僕から何かこう促したわけでもなくて、
基本的には今日聞こうと思って。
精神科医モードでもなく、ただ普通の家族モードでうーんって聞こうかなと思ってたんだけど、
割と多分この1週間いろいろ将来について考えたんでしょうね。
それなりにまともなことを言い始めたんで、
ちょっと安心しましたね。
ノーマルサイコロプレゼント、あ、どうもです。
優しい、うーん。
僕もね、一般就労とかちょっと難しそうな感じだなっていうのは結構前々から感じてて、
ようやく本人もそれに気づいてくれて、
本人が言い出してくれたんで、非常にやりやすいですね。
今後はサポートしやすいな。
うちは参考。ノーマルサイコロプレゼント、どうもです。
なので今後は正式に精神障害者の手帳を取るっていうところがとりあえずの通過点になりますかね。
最終的には主治医の診断書の書き方によりますけれども、
僕も一応精神科医やってますから、
僕の目で見ても2級は取れるんじゃないかなって思いますけどね、かなり悪いので。
もう12年か13年くらい通院してますからね。
うつ病で。
2級、悪くても3級。
そこら辺で自分自身病気なんだっていうことをある程度逆に大っ平にした状態で、
改めて就活に再チャレンジっていう形で今なんか気持ちが固まってきたみたいです。
こんばんは、どうもです。
自己理解と成長
自分を偽らずにね、病気であるんだっていうことをもう全面に出して、
でもそれでも頑張るんだっていうことをやっぱりなんかこう見せていきたいというか、
隠さずにやっていきたいっていうことなんでしょうね、本人なりに。
誰かに吹き込まれたイレジェーっていう感じでもなかったんで、
そういうなんか一般就労で目指していって、
いや私はこんなに辛い思いをして、こんな両親に、どこ親に育てられてみたいなことをさ、
言って面接官を泣き落とそうとする作戦が全く通用しないっていうことがもう本人もようやくわかったと思うんで。
そういう状態で、
重活ってそういうところじゃないからね。
とりあえずちょっとほっとしました。
ノーマルサイコロプレゼントどうもです。
え〜っと、それはまことに尊い気づきの家庭にあさしみちゃん。
お父さんなんでさ、
実家でね、
または
家でね、
お母さんに、
まことに
それは誠に尊い気づきの家庭にあさしみちゃん。弟さんの中で偽らずに生きること、社会的に生き延びることの折り合いをようやく内面的に模索し始めた。まさに心の天気にゃ。
今までは、なんかやっぱり自分自身の高い理想があって、そこに何とか追いつこうというかね、それを分かってくれない周りがバカなんだっていうふうに、ある程度周りを見下したり価値下げをしながら、自分の幻想にすがって生きてたと思うんですけれども、ようやく自分の市場価値を目の当たりにして、
まあ傷ついた気はしたでしょうけど、とりあえず結構客観的に自分の価値っていうのがわかったんじゃないかな、これで。
それはまあ、手痛い体験ではあったと思いますけど、こういう自己愛性格者の人にとってはね、必ず避けては通れない道ですからね。ある程度現実と直面して、自分自身が何者でもないただのちっぽけな人間なんだっていうことを悟ってもらうことがね、まずは第一歩だと思うので。
とりあえずその幻想が崩壊してくれて、その自己愛ギャングに泣きつくんじゃなくて、ちゃんとそこを倒してくれて、とりあえずそっちの方向に進んでるんで良かったなと思いますね。正直に答えてそれを受け止めるのは難しいですよねと。
学生時代何やってましたかって言ってそこで全部ボロが出ちゃうようなね、いやもうただ寝たきりでしたとかって言っちゃったらまあ、終わりですからね。それはお気の毒にっていう感じで、面接側もちょっと合格はさせられないですよね。その病人を収容するわけにはいかないんで。
入社当日にやっぱり辛いんで休みますとか言って休まれちゃうと困るんでね。だからあんまりその就活のゲームのルールがあんまりよくわかってなかったんでしょうね。やってみてどんな場所かっていうのが自分なりにわかったんじゃないかな。その結果まあ障害者雇用の方が自分に合ってるんじゃないかっていう風に自分からこう判断を下したのは大きいね。
まあ僕としてはまあどっかでとりあえずわかんない。僕もあんまりその雇用に関して詳しい方じゃないからさ。周りにもそんなに人がいないからわかんないけど、まあ障害者でなんか雇用できるところにとりあえず入れてもらって、まあそこで何か仕事をもらいながらちょっとずつですね本当にリハビリみたいにやれることを見つけて自信つけて。
まああと副業で何かね一個やってまあ一人自分一人食っていけるぐらいの稼ぎができるようになればもう万々歳ですよね。そこがゴールかなと思うね。
まあなんとか仕送りギリギリなしでも食っていけるかなっていうのでも恩の字だと思う。うちの両親だったら泣いて喜びますね。
障害者手帳を取るという選択も逃げではなく道を変えるということ。そうですね。なかなか自分自身を障害者であるっていうことを本当に受け止めるっていうのは大変ですからね。
自分は病気ですよって言いながら心の底ではまだ病気だないと思っている人結構いますからね。精神科の世界に。そう思っている限りはなかなか良くならないんだよね。
ストレスがたまるとすぐ頭が痛くなるのに美容師を目指すのは無理でしょうか。
頭が痛くなるか。でも世の中にそういう方いらっしゃるんじゃないですかね。頭が痛くなるのは理由はいろいろあるでしょうけど一つは肩のあたりに力が入ったりとか緊張なんじゃないですかね。交換神経が有意になって。
首周りのねこの僧帽筋、肩甲虚筋、頭板上筋、あと胸茎筋とかこの肩甲骨周り首周りの筋肉が硬くなるとまあその関連で頭痛ってかなり強くてるので。二次性の頭痛ですね。緊張型頭痛。
でもそれもある程度慣れてくるとねずっと緊張する人っていないんでだんだんそこの職場に適応してくればその頭痛もちょっとずつ良くなってくると思いますけど。だからある程度慣れだと思うね。何か頭痛が取れてから就職するっていうんだともうね一生経ってもなんか就職できない気がするんで。
ある程度頭痛を受け入れながら仕事で働きながらちょっとずつ頭痛を良くしていこうっていう方がいいような気がしますね。何か準備が整ってから就職するっていうのだと多分永久に整わない。ある程度いけるなと思ったらもう飛び込んでった方がいいかなと僕は思いますけどね。
まあね、別に失敗は許されるでしょうし。うちはどうも。ノーマルサイクロありがとうございます。えーといつもありがとうございますこちらこそ。こんばんはどうも。今大学生です。おお。なのである程度現場に出ながらちょっとずつ良くしてくっていう発想でもいいんじゃないですかね。もう見切り発車で。
僕なんかもそうですよ。本当に自分、医者できるのかなって。思いましたけども結局もうなんか見切り発車でスタートして。まあ最初はつまずきましたね。思いっきり医者になったことを後悔しましたけども。まあ今こうやってね、何年かしたらまあ慣れてきますから。
他の人に比べるとちょっと成長速度は遅いけど、まあでもね、結局どっかでね、美容師もね、あの、医者も多分そうだと思いますけど、どっかで頭打ちになるんですよね。プラ等に到達するんで。それが2年で到達するか、まあ5年で到達するかの差で、あんまりその後は変わらないですからね。ほぼ横ばいでどんな職業も推移すると思うんで。
そのたった数年の差のことを気にあんでもしょうがないんじゃないかなと思います。えーと、こんばんはどうも。この前の、この前もテストの前に吐き気と頭痛が、おお、頑張ります。何でしょうね、その吐き気と頭痛ってね。本当の何か体の病気なのかちょっとわからないですけど。
まあ自分研究ですな。原因はわかんないけど対応関係はだんだんわかってくるんだよね。例えば自分はね、普通に家でゴロゴロしてるときは吐き気はないんだけれども、なんか病院の看護師と話してると必ず吐き気が出るとかさ、原因はわからないんだけどだんだん対応関係はわかってくるね。
なるほど、自分の体ってこうなってんだ。自立神経はここに反応してるんだなって。自分研究の第一人者になってください。じゃあその看護師と話すときだけ吐き気が出るんだとしたら、そのときどう対応したらいいかって。また新しい対応関係をそこで発見すればいいね。
心の健康についての考察
例えばこうこうこういうふうにしてるときは意外と大丈夫だとか、こうこうこういうふうにすると余計悪化するなとか。また新しい対応関係がそこに見えてくるから。先生はそうなんですかと。
看護師と話してて気持ち悪くなるはないんだけど、でもあのナースステーションにいて、なんかこう、モニターって言ってね、ちょっと心臓とか危なそうな患者さんがいると、そのモニターを装着してその心波形が出るんですよ。
何人かの心波形がこうずーっとモニター上に表示されていて、トゥルルルル、トゥルルルルーとか急になったりするわけ。なんか。だいたいそれ体動とかでね、体を動かしたりしてるだけで別に本当の心筋梗塞じゃないんだけど、そういうノイズを拾ったりすると急にトゥルルルってなったりして、そのときなんかビクーンってなるね。
あのなんかトゥルルルっていうのがもう大っ嫌いですね。研修医のときの軽いPTSDになっちゃって。俺なんか病院にいるときがね一番体調悪いんですよね。医者のくせに。
患者さんとベッドサイドでのんびり話してるときは一番体調がいいですね。
圧がかかると参っちゃう。
えーと、こんばんは。どうもこんばんはです。
サイコロありがとうございます。
今日も疲れてるんで、もうあと4,5分で終わります。
最近ちょっと短いんですけども。
まあセーブしてね。
明日もまた夕方から当直のアルバイトがあるんで。
しっかり体力を温存して。
まあとりあえず弟と話して少しほっとしたかな。
もう完全に自暴自棄になってっていう感じでもなかったからね。
まあまたちょっとこう障害者手帳を取得して再チャレンジしたいんだっていう風に言ってましたし。
まあその後ね、仮に雇用されたとして給料がどのぐらいかっていうのはちょっと今想像すると気が重くなりますからね。
まあそんな大した金額もらえないでしょうし。
結局は父親の仕送りが欠かせないっていう状態は続くのかもしれないけどしばらく。
まあ見守りたいですね。ちょっとずつ変化を。
あとはね、まあ弟の件とか母親の件はまあさておきですよね。
今度は僕自身のメンタルあるいは精神分析に関してちょっと取り組んでかなきゃなっていうところなんですよね。
だいぶ素材は揃ってきたし、まあだいぶね語彙力はもう鍛えられたと思うんです。
必要な言葉はだいぶ揃ってきた。
あとは自分の胸を開いてね。
何を取り出すかっていう状態になってきてるんで。
例えば合衆とかね、我に執着する合衆、優しさ、
まあ自己愛の取り出ね、自己愛ギャングの要塞とか。
いろいろな言葉はもうだいぶ収穫できているので、
まあそれを使って今度自分自身のメンタルについてちゃんと取り組んでいくってことでしょうね。
僕自身に潜んでいるその存在さとかね、周囲をバカにする感じとか、
いやそんなのやってられるかよっていうある種の見下しとか。
そういう問題が結局僕自身を孤立させているし、
まあすごく大雑把に言えば大学病院とかね、
医局を辞める一つの原因ではあったと思うんですよ。
それだけではないけれども。
まあいろんなところのいろんな組織に行くと必ずそこでちょっと問題が起きるというかね、
なんかこうだんだんだんだん職場に行きたくなくなってきて、
仕事を続けたくなくなってきて辞めたくなってくるっていうのがもう僕の中に反復されていて、
結局高校も大学もそういう形で途中で不登校になっちゃったりっていうのがありましたんで。
部分的には弟とかなり同系の問題をね、僕も抱えていて実は。
そこにちょっとこう光は出てくというか、語らなきゃなという感じですね。
性格の背後にある歴史
いつまでも弟の話をしてんじゃなくてね。
本題は僕の心ですからね。
前に進んでますね。
弟さんなりに前進が見込めれば嬉しい。
そうですね。
ギリギリ相談してしまい。
了解です。またコメントします。
スモールステップですね。
勤務先の店長がうつ病で誰かが業務の指摘をすると、
次の日休んで店長休んで困ってます。
障害者手帳3級で。
店長も障害者なんですか。
あらま。
この間理解できないということをそのまま受け入れることが相手への経緯へと変わるという考え方に触れて胸が軽くなりました。
無理に理解しなくても理解する姿勢があれば大丈夫なんだなと。
ちょっとその話を思い出せないけど。
そんないい話したんだね。
そうですね。
ちょっとだけ時間オーバーしちゃうかもしれないけど、
性格っていうのもね。
性格いいな悪いなっていうこちら側の価値判断で結構切り捨てちゃうものじゃないですか。
性格いい悪い。
二択みたいな。
でも実際性格っていうのは前もちょっと触れましたけども、
その人の人生に繰り返されてきた行動のパターンの集積みたいなものなんですよね。
あるいは履歴みたいなもので。
私たちはその人の人生を全て追体験しなくても、
その人の性格はこれだよねっていう形で一発で監視する方法を持ってるんですよね。
私たちはその履歴を全部追わなくても、
性格という形で一瞬でその人の人生っていうものを見抜くなんか超能力みたいなものを持ってるんですよね。
私の方で触れた知識で。
でもね、なんかそんなちょっと近い話はね、僕もしてたような気がするんだよな。
だから一見するとこの人はトゲトゲしいし、攻撃的で無礼な態度でね。
非常に猜疑心も強い。
なんて失礼なやつなんだ。
性格悪いやつだな、以上って感じなんだけども。
でもそれはすごくもったいなくて、その人の行動履歴が何なんだろうっていうところをちゃんと見ないで終わっちゃってる気がするんだよね。
その人が何でトゲトゲしてるかっていうと、
おそらくですけれどもその周りにすごく嫌な人がたくさんいて、
その人と戦い続けるというか、その人と格闘を続けるということが、
この人の人生で反復されてきたことなんだろうなと。
だからある種のこう鎧ですよね。
鎧を身にまとって抗戦的に対抗し続けなければ、この人は自分の居場所を確保できなかった人なんだろうと。
だからすげー言葉も強し人をバカにするけれども、
その裏側にはものすごいたくさんの傷つきや涙があるんだろうなとかさ、
その涙とか傷つきっていうものを悟られてしまうと相手に殺されちゃうんで、
絶対に弱みは見せないとして、この人はすごい強い攻撃的な性格になったんだろうなとかね。
性格っていうのはその人の行動履歴を一発で読み取る、私たち側の見立てなんですよね。
そういう風に考えると、一発で読み取ったものをもう少し読み解いていこうってなったときに色々見えてくるものがあるのかなっていう。
最近僕そういう風にちょっと性格っていうものを捉えてるんですよね。
精神分析とか心理学ではその性格っていう言葉は最近使わなくて、パーソナリティとか人格っていう言葉がよく使われてるので、
その言葉に別にそのまま置き換えていただいても差し支えないです。
ただ僕はなんとなく性格っていう言葉が好きなんだよ。
性格の偏りとかね、性格異常とか、結構性格っていう言葉で言っちゃうことが多いですね。
なんか人格とかね、パーソナリティっていうとなんかぼやけるんでよくわかんないんで。
だからその人がその性格に至るのにものすごいたくさんの歴史があるんだろうなっていう風に。
そういう風に考えるといいのかな。だから進化の過程ですよね、ある種の。
こんなにね、でかい角を持ったヘラクレスオオカブトみたいなのを見たとするじゃない。
そうするととてつもない巨大な敵が周りにいたんだろうなっていうことが容易に想像つくわけですよね。
その人の纏っている甲羅だったり、武器、トゲみたいなもの、角みたいなものから、
その人がどんな環境で生きてきたのかっていうのがよくわかるんだよ。
性格っていうものはその角とかトゲみたいなものなんですよ。
で、その巨大なトゲ、巨大な角の先っちょをどう折るかっていう。
周りが折ろうとすると本人はめちゃくちゃ抵抗しますんで。
場合によってはこちら側もかなり傷つきますんで。
その角を簡単にへし折ることはできない。
でも本人がその角のせいでいろんな人と問題を起こしてるわけですよね。
だから角がない方がいいわけですけど、
でもその角をこちら側へし折ろうとすると本人はとてつもなく抵抗してきて、
こちら側を傷つけようというモードになるじゃない。
どうしようもないっていうのが結構パーソナリティとか人格の問題でよくあるんですけど、
こいつはほっとくしかないみたいなね。
でも本当の落としどころはその角っていうものが実は必要のないものなんだって本人が気づいて、
ある時ボロってかさぶたみたいに取れてくれることなんですよね。
それをちょっとずつ応援していくしかないというか。
それが達成できるには本人の努力もかなり必要だし、
それなりにかなりやる気がないと周りがその代わりに何かサポートしてあげることはできないので、
本人がその角が必要ないんだなっていう風にどっかで気づいて、
かさぶたみたいに取ってもらうしかない。
なくても生きていけるんだなって。
傷ついてきたんだろうなという想像力を働かせられるようになる。
僕なんかYouTuberのたぬかなさんとかの配信たまに見るんですけどね。
あの人もずいぶん立派な角を持ちたなっていう感じですよね。
下手すると容易に近づくと差し殺されるんじゃないかなっていうぐらいの立派な刃物を持っていらっしゃるんだけど、
でもその裏側にはとんでもない悲しみとか辛さっていうものを抱えてるのかなっていうのも
合わせ持っていて、何とも言えない魅力を放っている人ですよね。
あんまり友達にはなりたくないけれども、なんかついつい見てしまう人ですね。
そういう僕ちょっと毒づいてる人もね、あんまり嫌いになれないんですよね。
うちわを3個プレゼントしました、どうも。
人間って表現が違うだけでそんなに変わらないような気がするんですが、
うーん、うーん、うーん。
うーん、まあそこにはいろいろ諸説あります。
精神科医はその環境要因では到底説明のつかない変異種をたくさん見るので、
人間はだいたい同じだよねに関しては精神科医はおそらく全員ノーと言いますね。
いや、まあこれはダジャレだけど脳みそが違うんで。
例えば今日のデイケアで僕見てた患者さんとかもね、
あんまり詳しくはいつも話をしないんで、
折り紙とか塗り絵とか楽しくされてる方なんでね、
あんまりこう辛い部分にフォーカスしないようにしてるんだけど、
でもやっぱり頻繁にテレパシーが頭の中に入ってきちゃって、
脳の異常と精神的問題
そのテレパシーに耳を傾けすぎると自分が金属になってしまうんだって信じてる人がいるんですよね。
それで本当に辛くて自傷行為に走ったり、
場合によっては人を傷つけて殴ったりということに苦しんでおられる方がいて、
脳障害ですよね。統合出張症の患者さんなんだけど。
これはね、さっき言ったこの性格分析みたいなものでは到底説明のつかない脳の異常みたいなものなので、
精神科医はそういう性格の異常だけではなくてですね、結構脳の異常を見ます。
だからどっちで見たらいいかな、あるいは両方被ってる例もありますけど、
これ脳の異常で見るべきか、あるいはさっきのね、鎧で見るべきか、
っていうのでちょっと見方というかね、精神科治療的な見立てを結構変えます。
脳の異常だなとふわけされた場合は、あんまりカウンセリングとか認知行動療法とかやってもしょうがないんで、
やっぱりかなり積極的に薬で治療してあげなきゃなって気持ちになりますし、そっちのほうがうまくいくと思います。
脳が違うので脳ですって。そうですね。
精神科医はそういうところも働かせなくちゃいけなくて、そこがカウンセリングとか臨床心理師と違って面白いところですね。
実際に頭部のCTとかMRIもかなり見ますし、脳をきちんと切ってみるまでは、画像で切ってみるまではやっぱり認知症なのかな、
あるいは神経梅毒の可能性とかね、脳腫瘍の可能性もゼロではないし、
やっぱりそういうふうに脳の異常として見る視点も精神科医は持ってますね。脳腫瘍とかだとポルターガイスト現象とかね、
目の前でサッとこう何か物が動くとか、カーテンが突然閉まっちゃうんですとかいう人もいますし、
それはやっぱ性格異常では説明つかないですからね、そういう異常体験は。
なので実はね人間同じような形してるんですけども、体験はね結構違います。
そういう方が皆さんの身の周りにいないだけでね、精神科病院にたくさんいますので、
そういうところが興味ある方は是非ね、精神病理学とか心理学とは別にね、
そういう異常心理学の方を是非ちょっと勉強してみてください。
そんな脳も違うようなよくわからない人たちが、私たちは背中合わせで暮らしてるわけですよね。
ソクラテスの哲学
当然政治の話をしたら噛み合わないのは当然だしね。
それをみんなで統一した何か共通の見解を築こうっていうのは不可能だと思うんですよね。
残念ながら哲学の目的は達成できないと思うんですよね。
統一的な世界観をみんなで築くっていうのは脳が違うんで、残念ながらできないんですよね。
かなは好きなんですか?いや好きではないかな。
でも僕はああいう田中菜さんみたいな女性を結構パパ活でよく見たんですよね。
この人ずいぶんタフな人だなって。
だからなんかこうちょっと親近感というか、
自分の身の回りにかつて結構いた人なんで、ついつい気になりますね。
うちは3子どもです。
ノーマルサイコロども。
好きな人はいますか?
うーん、なんかこの人しかいないみたいなことはないね。
だいたいの人好きになれるので、
逆に言うとこの人じゃなきゃみたいなものはないですね。
統合失調症の回復期ってどんな症状がありますか?
回復期、あんまり旧世紀満世紀みたいな分け方はするけどね、
どんな症状っていう風に言われてもね、
なんかチュール菩薩さんもありますか?
統合失調症の回復期って言われるものがあるとしたら、
どんな症状が典型的だと思いますかね。
慣慨期からリカバリ期って書いてあるね。
意欲低下、無関心、感情漂失の乏しさ。
うーん、回復期とは言わない、やっぱ満世紀ですね。
満世紀の子像によくありがちなのはやっぱり陰性症状ですね。
引きこもりとか、口数が減って表情もなくなって、
ソフィストとの対話
世間一般に対して全然興味関心を抱かなくなりますね。
大谷翔平って知ってますか?って聞いても大半の人は知らない。
聞いたことありますか?って聞いても聞いたことないですっていう風に
平然と答えますね。
満世紀の統合失調症の患者さんはね。
それぐらいテレビも見ないし、新聞も読まない。
うちは3子供です。
こういう話もね、実は以前にしてますんで。
性格っていうのは体験によって決まりますよとか、周りによって決まりますよとか。
性格っていうのは周りによって決まるし、
あと私たちが、こいつヤバい性格だなっていう時のやっぱそうやって性格っていう風に
そのバシッと一発でつかみ取れるっていう能力が僕すごいなと思うけどね。
別に精神科医みたいに専門的に学んでなくても皆さんはこの人の性格はこうで、
あの人の性格はあーでっていうのがある程度わかるじゃないですか。
結構ずっと会ってれば、初対面は無理だけどさ。
でも割と1時間ぐらい一緒に話せばなんかこんな人なんだろうなーみたいな性格がわかるじゃないですか。
その性格がわかるっていう能力はすごいなと思うね。
さっきも言ったようにその人の人生を追わなくても行動履歴を一発で読み取ってるわけだから、
なんかそれってこう進化論的に考えてなんかこう、
なんか必要な能力だったのかもしれないね。
こいつは仲間に加えていいかどうかとか、
こいつと取引していいかどうかっていうのを見抜く、
なんか社会で生き抜く上で有利に働いたような能力なのかもしれないね。
ネガティブな感情を患者さんから引き継いでしまうことはありますか?
まあそれはありますよ。なんか胸クソ悪いなーとかね。
でもそれもね、やっぱりある程度性格異常な人で、
どっちかというと結構健康に近い方ですね。
さっきも言ったようにテレパシーが入ってきちゃうっていう風なタイプの人って、
もう性格よりもさらに深い脳のレベルのある種の脳の基盤の破損なので、
そうなってくるとちょっとまた質が変わりますね。
あんまり引っ張られないけど、でも非常に胸クソ悪い時はありますね。
例えば普通にね、こう飲んでくださいねって言った錠剤をペッて吐き出すとかさ、
あるいは普通に出会い頭にペッてこう唾吐いてくるとか、
今もねちょっとすごく落ち着かない患者さんがいて、
隔離室にいるんだけれどももう一晩中ドア叩き続けたり、
それだけじゃ収まらなくて、ベッドをですね、
ゼール扉の前にバーンと立てかけてバリケード組んだりとか、
あとはシーツをビリビリに破いたりとかさ、
マットレスを食いちぎったりとか、
枕の中のビーズをビリビリに破いて取り出したりとか、
行動面が落ち着かない方がいてね、
何回も警察に捕まってる人なんですけども、
そういう社会の迷惑をかけちゃっている、
幻覚妄想状態の統合出張症の患者さんだね。
それはそれでね、ちょっとこう、すごい疲弊しますね。
周りもうんざりするし、また暴れてるよと。
結局なんか暴れまくって、物を投げたりして、
隔離室内の監視カメラもその人壊しちゃったんですよね。
すごい落ち着かない。でもすごいですよ。
退院したら必ず人殺すって宣言してますからね。
絶対に殺しますって。
そういう人を治療していかなくちゃいけないのが精神科なんで、
割とね、扱ってる病理が重いんですよ。
皆さんが想像している以上に精神科行って結構重い人を見ていて、
なかなかちょっとこう、そういう辛さはあるね。
あの方、週末大丈夫かな?みたいな。
大丈夫か?って。
拘束にはならないんですか?結局ね、僕は見てないんですよね。
いろいろあって結局、僕は指定医症例として、
その人使いづらいなっていう風になって、
結局主治医にはならなかったっていう方なんですが、
でも一応ずっと閉診で見ていて、
その指定医の先生的にはまだ拘束なくていいでしょうとかって言うんだけど、
僕は普通に拘束したほうがいいんじゃないかなと思うんですけど、
結構危ないしね。
自傷疑いの恐れもあるし。
まあそういう感じですね。
一晩中暴れて怒鳴り続けて。
あと精神科医を続けていると、
その身体、こういう方ってやっぱりね、
自分を傷つけたり、自分を殴ったり、
自分のね、こうね、指噛んだりとかさ、
そうやってわけわからず傷つけたりすることもあるんで、
やっぱ拘束っていって、
シシをベルトで固定してベッドにくくりつけるっていうのを
やってあげたほうがいいじゃないですか。
とりあえず薬が入るまではね。
ただそうすると人権団体みたいなのが、
精神科医はね、自分たちの優越感を味わうために、
不当に患者さんたちをね、
しかも精神障害なんか本当はないくせに、
こいつらが精神障害だっていうことにして、
自分たちの思いのままに人を縛りつけているのである、
みたいなことを、
普通に平然という弁護士とかがいるわけですよ。
で、そういうものでたらめを言ってる人がいるのを見ると、
やっぱりイライラしたりとかね。
そういうストレスなんかもありますね。
どうしてもやっぱり人権に触れる部分なので、
なんかいろいろやっぱり思うところがあって、
言いたい放題の人もいるんでしょうけど、
僕はその方に言いたいのは、
じゃああなたが治療してくださいっていうことですね。
何もわかってない人がやっぱりなんか、
ご外部からね、
物知り顔でやっぱり物を言うのはおかしいと思うんですよね。
結局世の中のなんか専門家って言われてる人も、
本当に現場で働いてね、
自分の手汚して働いてますかっていうと、
なんかね、どっかで聞きかじったような知識で
偉そうなこと言ってるだけじゃないですか。
過激なこと言うとフォロワーがたくさん増えますから、
それでなんか偉くなったつもりなんでしょうね。
そうやって誤解の方が広まっていってしまって、
現場で働いているお医者さんたちの
本当の声っていうのが届かない。
なんか非常に残念な仕組みですよね、
SNSとか、
今のインターネットの社会っていうのは。
そっちのストレスの方が大きい気がしますけどね。
患者さんと話してて辛くありません?
っていう風に言われるけど、
僕は逆に、
そんなスマホなんか持ってる方が辛くないですか?
っていう風に逆に聞きたい。
だから僕最近もね、
Twitterもやってないし、
SNSなんか当然やってないし、
極力紙の本とか、
図書館の本を借りるようにしてますね。
インターネットの情報だと、
後々書き換えられる可能性があるんで、
図書館に置いてある紙の本は、
もう印刷されてた状態で、
紙として本棚に置いてあるわけですから、
明日になったらね、
その本が書き換えられてるってことはないので、
割と信頼できるソースなんじゃないかなと思って、
紙の本は最近読むようにしてますね。
デジタルで読むよりも頭に残りやすいんだよね。
最近なんかギリシャ人とローマ人が書いた本しか読んでないですね。
それは極端だけど。
あとあれも読んでます。
ルース・ベネディクトの
キクと刀っていうね。
非常に地味な本だけど面白い。
でも読むのが遅いんで、
まだ半分ぐらいしか読んでないです。
なんか鎮静かけた方がその人のためには休まる気もしますが、
一時的なことでは意味がないのですかね。
鎮静っていうのも実はある種の拘束なんですよね。
直接物理的に手足を縛るか、
鎮静っていう薬物をかけて、
薬物的に拘束するか。
だから形を変えた拘束には違いないんですよね。
本気を出せば、
一生目覚めさせられないぐらい
ずっと寝かすことってできるんですよね、
精神科医って。
点滴で入れ合えるので、
飲み薬じゃなくて点滴とか菌虫とかね、
コロナワクチンとかと同じで
あの三角筋にプチュって入れて、
それをずっと入れ続ければもう
眠らせ続けることができるので、本気を出せばね。
でもそれはやっぱり形を変えた身体拘束であり、
行動制限でありね、
人権の侵害とスレスレの部分だと思うので、
それは良くないだろうっていう判断で、
ギリギリ起きてもらうようにはしてますけどね。
ご飯食べれるぐらいには覚醒してもらわないと。
なんでギリシャとロマンなんですか?
古代ギリシャとね。
今のギリシャはちょっとよくわかんないけど、
大体そこになんかあれだよ、
問題の本質が出てるから。
例えばなんだろうな、
古代ギリシャに出てくるソフィストっていうね、
日本語でなんていうのかちょっとよくわかんないけど、
結局唯一無二の答えなんかないわけだし、
みんな言いたいことを言えばいいんだって。
結局相手の矛盾点をついて論破できたものが勝ちなんだっていう、
なんか論破ゲームが流行った時期があったらしいんですよね。
唯一の答えがないんだから、
じゃあみんなそれぞれが言いたいことを言えばいい。
その中で信じたいものを信じればいいんだって言って、
結局なんか世界って何なんだろうと、
混沌とした時代があったらしいんですよね。
で、その後ソクラテスっていう天才と言われる全ての子祖ですね。
大体なんかあの哲学っていうとソクラテスから始まるんですけど、
ソクラテスが出てきて、
そのソフィスト一人一人に対してね、
いろいろ質問を投げかけていくんです。
あなたの言うこれって何なんですか?って。
なるほどなるほど、じゃあそれっていうのはさらに言うと何なんですか?
なんかこれと違いがあるんですか?
そうすると質問ゼミにするとそのソフィストたちは、
結局最終的に何も答えられなくなっちゃって。
でも別に意地悪でソクラテスはそれをやってたわけではなくて、
本当にあの真実が知りたいんだと。
ゼミのご神託で、
そのギリシャ内で一番頭のいい人はソクラテスであるっていう神託を受けたんだけど、
自分にはそれが信じられなくて、
いやいや自分よりももっと物事をよく知ってる人がいるはずだと思って、
いろんなソフィストのところを訪ねていって、いろんな質問投げかけていって、
結局誰も答えられなかった。誰も真実を知らなかった。
でもそうやっていろんな人の疑問を暴いてしまった結果、
結局いろんな人の恨みを買って、
最終的にソクラテスは死刑になるんですけどね。
世の中の秩序を乱したっていうことで。
なんかそういう、で結局死刑になる。
この毒灰を飲めと。
もし飲まない、反省したら別に飲まなくてもいいよみたいなさ、
今までのことをちゃんと謝って改めてくれたら別に死ななくてもいいよって言われてはいたんだけど、
最終的にいや真実のために私は死にますと言って、
自らその毒を飲んで死んだんですよね。
ソクラテスの死
その模様がね、ソクラテスは本を書いたことがないんだけど、
その弟子のプラトンっていう人が、
ソクラテスの裁判の様子とかを思い出して記録に残して、
それが今図書館とかで借りれます。
岩波文庫とかから出てます。
ソクラテスの弁明っていう本なんですけど、
この古代ギリシャで起きたことっていうのは、
今のSNSで起きていることとよく似てるなと思ってさ、
みんな言いたいことを言って、
いやワクチンなんていうものは基本的に危ないんだよとかね、
これをやっときゃいいんだよみたいな、みんな言いたいことを言い放題で、
結局どっちが正しいのとかってよくわかんない世界になってきてるじゃないですか。
結局よくわかんないインフルエンサーが人気に物を言わせて、
意味科学的な検証もせずに断言してみんな信じてって言ったもん勝ちみたいになってるじゃないですか。
状況は結構近いですよね。
その時に毒を飲んで死んだソクラテスの顔を思い浮かべるわけですよ。
なんかこう聞こえのいいことで、
たぶらかして民衆から支持を得るようなソフィストにはなっちゃいけないなって。
そういう現代のSNS社会とかの死刑に通じるような、
そういう社会問題っていうものが結構この時期にも出てるんですよ。
ギリシャとか古代のローマとか。
だから昔の人が書いた本を読むっていうのは大事で、
そこに結局その天末どうなったのかって書いてありますからね。
結局そういうソフィストたちがどうなったのかっていうのが書いてあるので、
歴史からいろいろ学べることもあるのかなっていう。
活版印刷と知識の普及
非常におじいちゃんみたいな古臭いことを今言ってるんですけれども、
僕は今までそういう歴史をないがしろにしてきた方でね、どっちかというと。
だからちゃんと勉強しようっていう風になって、
なんか一昨年ぐらいからちゃんと本を読むようになったんですよ。
だから僕もまだ新若です。
そんなギリギリな薬剤調整ができちゃうんですよね。
そう鎮静は書けようと思えばいくらでも書けられるね。
本当はあんまり良くないんですけど、
最近僕はスタンド型のスキャナーっていうのを買ってね。
オーバーヘッドタイプのスキャナーとかって言ったりするんですけど、
要するに筒状っていうか立てるスタンドランプみたいになってて、
上からパシャって取る。
ペラって開いてパシャって取ると見開きの状態でスキャンされるみたいな画像として。
PDFの画像として。
それを配布したら良い本になりますけど、
別に自炊として自分で保存して利用する分には別に、
普通にコンビニでコピーするのと同じなんで、
事実上今認められてるんですけれども。
最近はちょっと読み切らない本をパシャパシャとって、
どんどん借り直してますね。
この本面白いなってまたパシャパシャとって。
ただ取って終わりじゃなくて、その取って文字起こしして、
それをChatGPTに解析させて、
ChatGPTと議論したりとか。
あなたはソクラテスです。
ソクラテスになったつもりで私の質問に答えてくださいとかね。
私の議論に応答してくださいみたいに。
そうすると、私がソクラテスですみたいな感じで、
ChatGPTが立ち上がるんで、
あ、ソクラテスさんはじめましてみたいな。
最近のAIの進歩っていうのは非常に目覚ましいところがありますけれども、
なんて言って、いろいろ議論するわけ。
半分遊びだし、でも半分結構本当というか結構面白いですね。
本の内容に準拠して、あるいはそれを超えて、
AIがいろいろ推理して回答を立ち上げてくれるので、
それをやっているうちに本当に一日あっという間に終わっちゃいますね。
でもめちゃめちゃ本の内容がめちゃめちゃ頭に残ります。
1回目は普通に読むんだけど、2回目はもうあれです、
ChatGPTと討論して、
自分が疑問に思ったことをとにかくぶつけまくるんですよね。
なんかここのあの文章のあれが納得できないんですけどとか、
めちゃめちゃ解説してくれて、具体例とかね。
だから現代のドラえもんですね。
ギリシャローマ神話しか読んでないので興味深いですと。
ギリシャ神話ローマ神話っていう風にね、神様がたくさんいる世界観から、
私たちが住んでいる世界って何なんだろうと。
なんか共通の世界に私たちは生きてるんじゃないか。
だとするとその世界ってどうやって記述できるのだろうかって言って始まったのが哲学なんですよね。
神話の世界から哲学の世界へっていうのが結構ギリシャの面白いところなのかなと思ってます。
でもローマはねどっちかというと、
そのね、帝政ローマ時代の皇帝の自己啓発的なメッセージと、
あとローマって言うとやっぱりキリスト教ですよね。
それでなんか哲学はあんまり発展しなかったんですよね。
キリスト教が出てきちゃうと突然哲学の役割ってこうなんか急に失われて、
結局全部キリスト教の聖書にのっとって世界を説明しちゃう。
フィクションによって世界を覆い尽くしてしまうので。
だから天道説とかもねそうですけど、
全部世界をキリスト教の世界に染めちゃうんですよね。
その結果哲学とか科学とかとてもとてつもなく遅れて、
コンスタンティノーブル陥落によるビザンツ帝国の崩壊によってようやくルネッサンスの時期になって、
そこで初めてグーテンベルクっていう人が発明したカッパー印刷によって、
人々が知識を得るようになって、
そこからまた哲学らしきものが徐々に芽生えてくるわけですよ。
哲学とか科学らしきものがね。
それまで知識を独占していた人たちがいたんだけれども、
一般人が普通に格安で本が読めるようになって、みんなが知識をつけるようになって、
顕微鏡とAIの進化
キリスト教の権威っていうものが相対的に失墜していった。
その中で書かれたのがコペルニクスのね、
天体の回転についてとかっていう本で、
そこで初めて地道説が唱えられて、地でも描かれてますけどね。
僕は漫画じゃなくてアニメで地を見たんですけど、コペルニクス。
でも地では描かれてない、一応後実談があって、
カッパー印刷によってみんなが本を読むようになると、
知識をつけるのもそうなんだけれども、みんな目が悪くなったんですよね。
それまで眼鏡をつけている人なんてほとんどいなかった。
教会で写本をしているね。
聖書を紙から紙に書き写すだけの写本をしている人ぐらいしか
眼鏡ってつけてなかったんだけど、
一般市民が本を読むようになってみんな眼鏡をかけるようになった。
そうすると面白いことに、
眼鏡の技術がどんどんどんどん進歩していって、
オランダあたりで今度顕微鏡が発明されるんですよね。
やっぱレンズの組み合わせなので、
横に並べた眼鏡をこうやって縦に重ねたら、
物が大きく見えるんじゃねっていうことで、
顕微鏡が開発されて、
今度その20年後には天体望遠鏡が開発されて、
ガリレオガリレーが木星の衛星を見て、
地球が宇宙の中心でないことを証明するっていう。
活版印刷はただ本を広めただけじゃなくて、
眼鏡を開発して結局天体望遠鏡まで作り出してしまったんですよね。
それは地では描かれてなかった。
たった一つのイノベーションが、
とてつもないものを切り開いたっていう例ですよね。
印刷物が結局天体望遠鏡を作り出し、
それが結局コペルニクスの地動説を証明してしまったわけだから。
今後AIが作り出されると、
AIをきっかけにした、ある種の新しい活版印刷みたいなもので、
それをきっかけにした、
全く想像だにしないような新しい技術が開発されて、
とてつもない変化が起こるんじゃないかって。
だからAIの進化っていうのも面白いんだけど、
AIによって何かが起こり、
つまり新しい技術が起こり、
そこがさらに進化していったら面白いなって。
それが何かっていうのはみんな誰も知らないんだけど、
グーテンベルグも知らなかったでしょうけどね。
天体望遠鏡ができるなんて。
仕事量が多くて疲れが取れなくて、
もうそろそろ爆発しそうです。
いやもう休んだほうがいいんじゃないですかね。
寝てください。
最近読んだ本の中にそういう、
ガラスとか眼鏡とか天体望遠鏡の発明とかの本があって、
それ寝る前に読んでたら面白かったですね。
いろいろまた知識がつながって。
天体望遠鏡の方が僕てっきり最初にできたと思ったんですよ。
でも天体望遠鏡が発明される20年前に、
顕微鏡が先に開発されてたんですよね。
だったら生物学の方が早く進歩してそうですけれども、
実際に先に進歩したのは天文学なんだよね。
生物学は顕微鏡は開発されたんだけど、
その意味が理解できるようになるまでに、
またそこから200年くらいかかったんですよね。
いや200年どころじゃないか。
でも200年から300年くらい。
ちょこっと配信するつもりが結構長話しちゃいましたね。
じゃあそろそろ寝ますか。
知識量すごいな。
今週読んだ本の内容なんでね、まだ覚えてます。
来週同じ質問されても答えられないかもしれない。
忘れてるかもしれない。
でもこうやって人に話してね、
知ったかぶっていくとだんだん知識が本当に身についてくるんで。
とりあえず生贄の状態でも出してみるっていうのは大事ですよ。
失敗して恥をかいたらね。
それはまた一つ勉強になるし。
面白かったです。
そう、地の誤実談ね。
カッパン印刷は地動説を広めただけではなく、
天体望遠鏡の発明にもつながったっていうね。
眼鏡の需要が高まるっていうのは面白いですよね。
そんなの誰も予想しない。
それがね、そういう望遠鏡の技術に応用されていくっていう。
そんな偶然があるんだなって面白いなと思いましたね。
全てはなんか、もはやそこまでいくと必然なんじゃないかって。
高生の人間からするとね、そこまできれいにつながるっていうのはなんか偶然を超えてなんか必然なんじゃないかって思うよね。
そう、ロマンを感じるね。
面白かった。
面白かった。
おすすめの本があったらぜひ教えてほしいです。
いやー、僕あんまり、あんまないね。
うーん、なんかこう満を持してこれはっていうのはないかな。
いやだからソクラテスの弁明でいいんじゃないですか。
プラトンが書いた。
これは買わなくていいですからね。
今、新品で買う人は結構頭おかしいんで。
図書館で借りてください。
もしくはブックオフで100円で買ってください。
天体望遠鏡は星を見るためなんだろうけど、当時の地の巨人は顕微鏡で何を見ようとしたんでしょうね。
うーん、そのね、多分だけど、何かを見ようとして顕微鏡を作ったんじゃなくて、文字が大きく見えるのってすごくないっていうシンプルな好奇心から開発したんじゃないですかね。
なんか2枚眼鏡重ねたらすっげーでっかく見えるじゃんって。
じゃあちょっと競争しようぜって。
どっちがちっちゃいもの見えるか競争しようぜっていう単純な知的好奇心とか競争心なんじゃないですかね。
それがテクノロジーを進歩させてんじゃない。
だからもっとちっちゃいiPhone作ってやろうとかさ。
もっと大きな液晶テレビを作ろうとか。
そういうすごく、なんていうんだろう、それが何の役に立つかなんていうのは誰も考えてなくて。
技術者ってやっぱそういうもんなんじゃないですかね。
より遠くへ飛ばそうとかさ、より深くに潜ろうとか。
だからAIが何の役に立つのかっていうのを考える前に、より多くの計算ができるAIを作ろうって考えるのが、やっぱエンジニアなんじゃないですかね。
でも実際に最初に顕微鏡を開発した人はコルクを見たそうですね。
ワインとかの蓋についてるあのコルクを見て、コルクを顕微鏡で初めて、世界で初めて、人類で初めて見たら、開発者がね。
そのちっちゃなポツポツポツっていうちっちゃな窓が、しかも不規則なちっちゃな窓がたくさんポツポツ開いてることに気づいた。
それをセルって名付けたんですよね。
細胞のことを英語でセルって言うんですけど。
なんかそこから来てるみたいです。そのコルクの穴から来てるみたい。
人間の体の細胞、人間の体の一部を顕微鏡で覗いてみたら、コルクと同じようにポツポツポツポツちっちゃいものが埋まってた。
それをセルと名付けたんですよね。
エクセルもそうですね、そのセルですね。
名前の由来と夢の考察
なんとなく手近なものを覗いてみたら大発見があってね、その言葉がずっと残ってるわけですよね。
面白い本で聞かれると何かマードル上がっちゃうね。
またちょっと考えておきます。
うちは。
名前の由来って不思議だよ。
何かいい夢見れそうです。
そうだね。
よかったです。
寝る前にちょうどいい話だったね。
面白すぎず。
はい、じゃあ終わります。
どうもお疲れ様でした。
お送りしましたのは、写真家です。
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