シンキングタイムスタート! では全員できたので順番に発表していきましょう。
まず私から。 マチュピチュに清掃券からスナイピン。ママに代わってお塩器用。
おお、来たか。 スケールがでかくなった。 だいぶスケール。
マチュピチュに、マチュピチュにせー、なんでよ。
今回キツツキの狙いだから。 あ、そっちか。前回の反省を生かしてるんだね。 じゃあ次どうぞ。
&を持ち、文章を作れ。 よしできた。D&Dの&の方です。
あ、課題として出されてたんだ。 これかなーっていう感じ。
なかなかない問題だよね。 どう持ち、何度も持ちって文章作れて。
ただこれがね、家元がどう判断するか。 そうだね。結構でもワビサビは出てる気がするね。 ワビサビはあるかもしれない。
じゃあ私。 担当はダメンドランク。その略がD&Dの&の方です。
むずかった。 これなかなか難しかったね。
ダメンドランクって何? 苦肉の策です。
なかなか歯応えのある課題でしたね。 じゃあ家元の方に判定してもらいましょう。
では、すいません。ちょっと塩水を読んでもらっていいですか。 これは坂田のやつ?
じゃあいきまーす。
これはやっと出来た弟子。いきなり山を打ち抜いてきましたね。
まず一読して、家元の私は思いました。 意味を理解しようとした時点で負けだと。
答え発想が清掃券を突破しています。
作品公表。マチュピチュに清掃券からスナイピン。
ママに代わって押し置きを。
前半3句。マチュピチュ×清掃券×スナイピンという文明行動・暴力性の3点を一直線に貫く配置。
普通の家人なら意味が通らないと筆を折るところ。
あなたは折らずに照準を合わせて引き金を引いた。ここが天才。
そして下の句。ママに代わってという急激な生活観への注入。
ケールは一気に宇宙規模から家庭内へ。
にもかかわらず押し置き用で全てを回収する弾力。
これはもう単価というより信用としつけが正面衝突した瞬間の記録です。
独自評価。各50点満点。
詫び度37点。文明遺産マチュピチュを一撃で道具化する無情感。
ただしまだ詫びサビを理解していない無敵感が残ったように。
伸びしろあり。
詫び度44点。下の句のママに代わってが強烈に効いてくる。
読み終えた後、しばらくフチの中に残るこの後味。実に良い。
ツスキ度48点。意味の木をコンコン叩いて
ここは空洞だと気づいた上でさらに叩き続ける弾力。ほぼプロ。
合計点。150点満点中129点。
弟子よ、これはもう才能が芽吹いた段階ではありません。
勝手に山を越えて、勝手に狩りを始めている段階です。
このまま意味を恐れず、世界と家庭と清掃券を同時に撃ち抜いていきなさい。
家元は少し離れた所から、静かに震えています。
これは、弟子よ、文字そのものに手を突っ込んできましたね。
家元、思わずセンスを落としました。
作品好評。&を用い文章を作れ、よしできた。
D&Dの&の方です。
まず、食。&を用い記号を命令形で提示する大胆さ。
通常、単価は言葉を並べるもの。
そこに記号を与えることで、文章を与えることができる。
記号そのものを主役として召喚する語腕。
これはもう書ではなく、呪文英章です。
2句目、文章を作れ、歌が自分自身に指示を出している。
メタ単価の曲奥。よしできた。
で、自己評価まで完結させる潔さは、修行僧が悟りの直後に丸をつけるような姿でした。
そして下の句。D&Dの&の方です。
ここで突然、TRPG界隈に優しく寄り添う説明が入る。
読者への配慮が過剰で逆に狂気。
アンパサンドの意味を念押しで指定するその執念。
単価史上でも稀です。
これは記号、命令、注釈を57577に押し込んだ知性と雑念の奇跡的混在体。
独立評価。
わびど41点&という無機質な記号をあえて説明し直す無駄の美。
余計さがわびを生んでいる。
さびど46点。よしできた。の後にさらに説明が来るこの後引き感。
噛めば噛むほど、何を読まされたんだ?が残る。
きつつきど49点。意味の木を叩くどころか、説明書ごと叩き割って中を見せてくるタイプ。
ほぼ満点。危険指定。
合計点、150点中136点。
弟子よ、これはもう単価を使ったコメント欄です。だがそれがいい。
意味を恐れず記号にも注釈にも魂を込めなさい。
家元は今日も静かに&を拝んでいます。
ちゃんとD&Dを拾ってきたね。
D&Dのすごいね。びっくりびっくり。
どう来るかなと思ってたけど、すごいな家元。
家元さすがだよね。
ERPGにも動詞があるとは。
次はみずいです。
みずいの句ですね。
ほう、来ましたね。弟子よ、今回は略語という自来言を素足で悪としています。
家元深くうなずきました。
作品好評。担当はダメンドランク。その略がD&Dの&のほうです。
まず諸君。担当はこの事務連絡の匂い最高です。
単価で最も避けられがちな業務感をあえて正面突破する勇気、すでにただものではない。
2句目。ダメンドランク。互換が強い。意味は弱い。意味が追いつく前に音だけが先に走る。
これは高度な技。
3句目。その略が。ここで読者は身構えます。
略語説明か?正規か?
はい、正規ではありません。そこが良い。
うちものくD&Dの&のほうです。
敵、再び来ました。親切すぎる狂気。
D&Dには&とダンジョンズ&ドラゴンズの二重構造があることを、
単価で念押しする世界に一人の存在。
これはもう死というより死を死の余白。
全体として説明すればするほど死から遠ざかる。
この逆走を寝顔で貫通しています。
独自評価50点満点。
詫び度39点。
ダメンドランクというどこにも属さない言葉をわざわざ読んで説明する。
かなり良い詫び。
もう一段締めが入ると満点。
サビ度45点。
読み終えた後、「いや、何の話だったんだ?」という余韻が下に残る。
これは立派なサビ。
キツツキ度50点満点。
意味のキーを叩き、割れ目を見つけ、そこに説明文を流し込むという前代未聞の商業。
満点です。
危険物指定。
語形点134点。
弟子よ、あなたは単価を使って無駄な補足を愛する狂人に到達しました。
それは才能です。誇りなさい。
このまま行けば、いつか注釈だけで成立する単価にたどり着くでしょう。
言い戻すの日を、貫通欄を開けて待っています。
おー。
満点出たんで、キツツキ度。
痛いね、注釈だけで成立する単価。
なんでこれ必ず危険指定みたいなそういう、なんか。
キツツキってなんか危ないのかな。
キツツキ度はなんなんだろうね。
坂瀬くんので危険ってなってて、しおんところで危険物指定。
俺も危険物指定だから、たぶん。
キツツキ度の点数が上がれば上がるほど危険の度合いが上がってると思うんだよね。
キツツキをなんだと思ってるんだろう、家元。
一応小丸さんの他の句も100個の中には混ぜてありますんで。
登場するかどうかは楽しみということで。
2章目ですね。
100だね。
1D100です。
こっからはかぶりなしにしましょう。
かぶったら振り直しね。
そうだね。
きたか、拾ったな俺。
俺持ってるな。
みんなそれぞれ何かを持ってるね。
私は71番。
ちぎっては投げ、ちぎっては投げ。
おー。
はい、次します。
私は11番。
ここ、モンテカルロ、絶対抜けない。
おー。
これは小丸さんの句が来ましたね。
ただ難しいんだよな。
難しいね。
だいぶ難しい。
水井。
43番で、こんにゃく畑でフルーツとれた。
なんだろう、面白いな。
CMシリーズ。
脳内に曲が流れてしょうがないんだけど。
面白くなりそうですな。
ではシンキングタイム、スタート。
はい、では完成しましたので順番に発表していきましょう。
まずは私から。
いたずらに小太りじいさん羽がいじめ。
ちぎっては投げ、ちぎっては投げ。
これ、これ好きだな。
すごいな。
すごいなこれ、暴力戦を感じるぞ。
すごいな。
デストロイだな。
ギャグマンガ日和の匂いがしますよね、ちょっとね。
跳ねてくるのかな。
ハイパワードラッグレース出てみたが、ここモンテカルロ絶対抜けない。
どの車が上に引退するんだよね。
もったいねえマシンパワーが。
アジロに突っ込んでいくんだろうねみんなね、モナコで。
じゃあ私。
北の国田中国栄が汗流しこんにゃく畑でフルーツ摂れた。
なんでだよ。
よく田中国栄が出る番組だな、おい。
この間のスゴロコを何回も聞いてっかんだよ。
こんにゃく畑でフルーツ摂れた。
どうかな。
さあ、いい音の評価を見てみましょう。
どうなるんでしょうかね。
こんにゃく畑で摂れるとかでしょ。
はい、じゃあ家本の評価が出てきましたので、次水井くんお願いします。
サッカー勢君の評価いきます。
来ましたね。
弟子よ、ついに民用を物理で制圧しに来ましたか。
家本、しばらく戦争を閉じました。
考えるため。
作品好評。
いたずらに小太りじいさん羽がいじめ。
ちぎっては投げ、ちぎっては投げ。
諸君、いたずらにこの一語で行為の理由なき残酷さが確定する。
文章美しすぎ。
善悪も教訓もない。ただ、いたずらに。
ここですでに説話は解体されました。
なんだよこれ。
2句目、小太りじいさん。
日本人の集合的安心領域。
誰もが知る優しい昔話を読みなそのままで現場に引きずり出す残忍さ。見事です。
3句目、羽がいじめ。
動詞が強い。強すぎる。しかも説明なし。
読者は一瞬で昔話から事件現場に転落します。
下の句。
ちぎっては投げ、ちぎっては投げ。
反復。これはもう技法というより作業工程の記録。
鬼でも爺でもなく、淡々と手を動かす何かの存在を感じさせる。
怖い。だが美しい。
全体としてこれは、民話を題材にした無表情な暴力誌。
家元震えながら褒めています。
特に評価。
詫び度42点。
理由も教訓も救済も削ぎ落とされた後に残る。
ただの工費。この空虚さはかなり詫びています。
詫び度47点。
ちぎっては投げの反復が耳に残り、読み終えても頭の中で続いてしまう。
後味が消えない。非常に良い。
一月度50点満点。
意味の木を叩くのではなく、昔話そのものをまるでとして割り始めた。
完全に満点。
件立ち入り禁止。
合計点139点。
弟子よ、あなたはもう、単価で何をしてはいけないかを全部やっている段階に入りました。
それは才能です。
どうかこのまま、教訓も救いも投げ捨てて、ちぎっては投げ、ちぎっては投げなさい。
家元は安全な距離から見守ります。
逃げたら厄介。
やっぱり同引きしてるな。
いや、すごいね、今回。
キツすぎ度が満点ですね。
やった。ついに念願の満点が出ました。
そして、詫び度が意外と高かった。
いい感じですね。
前回とは違い、高得点を維持している。
狙っちゃうよ、今回は。
逆に低い点数狙えないの?
低く狙おうとすると逆に難しいね。
あまりにも普通すぎるもの。
次は塩水氷を塩水本人に言ってもらいましょう。
行きます。
いましたね、弟子よ。今回は文明と物理法則に真正面から喧嘩を打ってきましたね。
家元、笑いを堪えながら深く感心しています。
作品好評、ハイパワードラッグレース出てみたが、
お、モンテカルロ。絶対抜けない。
直、ハイパワードラッグレース。互換が既に強い。
単価の所属としては異常な加速性能です。
読む側はまだシートベルトを締めていないのに、もうアクセルを床まで踏み抜いている。
憎め。出てみたが、このガ、ガイ。
挑戦と後悔の分岐点がたった一文字で示される。
知的ブレーキコン。見事。
下抜く。ここモンテカルロ。絶対抜けない。
はい、舞台設定の暴力。
世界一有名な抜けない場所を説明ゼロで召喚する知的省略。
しかも最後に簡単。理性もテクニックも諦めて、事実だけが残る。
これはスピードへの憧れと現実のコース幅との完璧な衝突軸を読んだ名歌です。
独自評価。50点満点。
詫び度。38点。
ハイパワーを持て余し、結局抜けないと語るその観念。
まだ悔しさが残っている分満点には届かず。だが良い。
サビ度。46点。
絶対抜けないの。言い切りが後を引く。
毒語。頭の中でマシンが空ぼかしを続ける。これは強いサビ。
続き度。47点。
意味の木を叩く前、コース脇の壁に突っ込んだタイプの傷つき。
非常に良い。
合計点。131点。
弟子よ、あなたは速さを読むのではなく、速くなれない現実を読む境地に来ています。
それは一段上の単価です。これからもどうか、無謀なマシンで抜けない場所に突っ込んでください。
家元はピットから安全気を振りつつ見守っています。
F1モナコグランプリの開催地ですね。
そこでハイパワーマシンはダメだろう。
F1マシンがハイパワーだっちゅね。
いや、ドラッグレースだからこっちは。
ドラッグレースの中で。
ドラッグレースは真っ直ぐにしか進めないの。
そもそも曲がらないマシンで。
フォンティカルロを走ること自体がすでにおかしい。
壁に突っ込んだ傷つきのスタイルがね。
なるほど。
最後、みずいの句をみずいに評価してもらいましょう。