こけしアプリの背景
どうもー、ホップ・ステップ・キタノドロップです。無料のニュースレターを発行しております。毎週一冊、文章術に関する本を読んで使えるテクニックを紹介。
気になる方は概要欄からチェックしてください。 ということで、今日はこけしの歴史を探るみたいなお話をします。
今、「こけし」と「歴史」で韻を吹きました。 先週の木曜日にトマト王国スペースにお邪魔したんですよ。
その時にですね、こけしアプリを開発する清金さんにちょっとお話を聞けたんですよね。したらですね、こけしアプリのきっかけというか、アプリを開発した歴史みたいな思いみたいなものを聞けたんで、今回スタイフで紹介させてください。
普通にこけしアプリって言ってますけど、こけしアプリは、こけしっていうポイントをみんなに配れるアプリです。
基本的には暇つぶしの友達とのコミュニケーションツールみたいなイメージでOKですね。
こけしアプリ開発のきっかけを聞いたら、なんかすごい壮大な物語が繰り広げられてたんですよ。
というのもですね、清金さんがちょこちょこ秋田に行っていた時期がありまして、その時に高橋さんというおばあちゃんと出会ったんですよね。
で、おばあちゃんが理髪店ですね、髪切るとこを経営しておりまして、その理髪店に遊びに行ったら、なんと大量のこけしが置いてあったそうなんですよ。
で、おばあちゃんはですね、なんかそのこけしを仲いい友達にガンガン配りまくってたんですよね。
で、あのこけしってなんだろう、だいたい10センチから20センチぐらいあるじゃないですか。
で、おばあちゃんと仲良くなると、その10センチぐらいのこけしを多分定期的にもらえるんですよね。
これどうですかね、想像してみて。若干ですけど、いっぱいもらったらちょっと困ると思うんですよ。
ただですね、そのおばあちゃんはなんかすごい、多分ポジティブなんですよね。
仲良い人にガンガンこけしを配りまくって、最終的に秋田新聞に取材されてるっていう、すごいレジェンドな方でした。
こけしの歴史と文化
で、そのおばあちゃんを見て、ひよきんさんも、これこけし配ったらなんかおもろそうだなーって、こけしアプリを開発したようです。
で、ここからですね、ちょっとこのおばあちゃんの住んでるところの歴史を調べたらですね、なんとこのこけしの発祥がですね、江戸時代まで、ごめんなさい、江戸時代までですね、つながっておりました。
このおばあちゃんの住んでる場所が河面地区っていうところで、ここの名産品ですね、秋田県の伝統工芸品に指定されている河面こけしっていう、なんかすごい有名なものだったんですよ。
で、この河面こけしは、木島山こけしっていう、全国に11個ある、すごい有名な系統の1個なんですよね。
これ、例えると、ラーメン屋ですごい地元の有名なラーメン屋の歴史をたどっていくと、なんか元祖なんとか系ラーメンみたいな、たぶんそこの総本山にたどり着くみたいなイメージなんですよ。
江戸時代の末期に、富山とか長野の方から良質な木材を求めて、木材職人たちが秋田県に来たんですよね。
で、おそらくその時に本業とは別に、温泉宿のお土産として職人さんが木削って、こけしを作り始めたそうなんですよ。資料に書いてました。
これがですね、木島山こけしのスタートということなんですよね。
そこからですね、明治に時代が変わりまして、日本の林業政策がガラッと変わって、木材の伐採ですね、木を切り倒すやつが制限されたんですよ。
で、ちょっとこれ仕事なくなってきた、やべーなーみたいな感じの職人さんが、どんどん山を降りて川面地区ですね、おばあちゃんが住んでいる川面地区にちょっと仕事ないですかーっつって引っ越してきたんですよ。
で、この川面地区で職人さんがこけしをお土産に作り始めたことで、川面こけしの歴史がスタートしたんですよね。
なので、こけしアプリのヒストリーをたどっていくと、なんと江戸時代の木島山こけしを制作してた職人さんまでたどり着いたんですよ。これ結構すごくないですかね。
なんかふざけて私、こけしアプリ使ってますけど、まあまあちゃんとしたアプリでした。はい、以上、北のドロップの報告でした。
ということでですね、今回調べた資料はノートにまとめて書いております。概要欄にこのノート貼っ付けておきますので、ちょっと歴史気になったという方、チェックしてみてください。
はい、ということで最後まで聞いていただき誠にありがとうございます。また聞いてください。