アロマセラピーの基本と魅力
こんにちは、健康塾ホリスティック・ヘルス・ラボ、ナビゲーターの岡田です。
今月のテーマは、ホリスティック・ヘルスの実践。
今日は、第44回アロマセラピーの魅力と効果と題して、
香りの力で心と体を癒すアロマセラピーについてお話ししていきます。
ところで、皆さんは日常の中で香りに意識を向けたことはありますか?
雨上がりの森の清々しさ、焼きたてのパンの温かい匂い、
実家で嗅いだおばあちゃんが使っていた石鹸の懐かしい香り。
こんな香りに触れると、心がふわっと軽くなったり、
懐かしい記憶が蘇ったりして、一瞬心が解き放たれるような感覚ありますよね。
それは、嗅覚が他の感覚機関とは異なり、
感覚機関として脳の思想下部へ直接アプローチするからなんです。
思想下部は感情や自律神経を司る部分なので、
香りには心と体に直接働きかける不思議な力があります。
アロマセラピーとは植物の力を凝縮した自然療法。
アロマセラピーとは植物から抽出した精油、エッセンシャルオイルを用いて
心身の健康を増進する自然療法のこと。
古代エジプトやギリシャ、ローマ時代から行われてきた歴史があり、
代替療法や美容健康維持に活用されています。
アロマセラピーの魅力、五感と脳をつなぐ架け橋。
アロマセラピーの魅力は何といってもその香りにあります。
先ほどお話ししたように、香りはダイレクトに脳へ働きかけ、
感情や記憶を呼び覚ますだけではなく、
自律神経やホルモンバランスを整える効果も期待できます。
さらにアロマオイルは皮膚からも吸収、経費吸収されます。
そのため香りを意識的に感じなくても、
その成分が体に働きかけ、様々な効果をもたらしてくれるのです。
アロマセラピーの効果、科学的な根拠。
アロマセラピーの効果は科学的にも研究が進められています。
ストレス軽減効果。特定の香りは脳波を変化させリラックス効果を高める。
腹交換神経を優位にし心拍数や血圧を下げる。
睡眠改善効果。特定の香りは睡眠を促すホルモンの分泌を促す。
睡眠の質を高め不眠症を改善する。
免疫力向上効果。特定の香りは免疫細胞を活性化し免疫力を高める。
風邪やインフルエンザなどの感染症予防に役立つ。
アロマセラピーの効果と注意点
鎮痛効果。特定の香りは痛みを和らげる効果があり、頭痛、筋肉痛、生理痛などの緩和に役立つ。
代表的なアロマオイルとその効果。
ラベンダー、リラックス効果、安眠効果。
カモミール、抗炎症作用、鎮静作用。
ペパーミント、集中力向上効果、鎮痛効果。
ローズマリー、記憶力向上効果、血行促進効果。
レモン、リフレッシュ効果、抗菌作用。
ティートリー、抗菌作用、抗ウイルス作用。
アロマセラピーの活用方法。
方向浴。アロマディフューザーで香りを拡散する。
アロマディフューザーを使って部屋全体に香りを拡散する。
アロマバス。お風呂に精油を数滴垂らす。
お風呂に精油を数滴垂らし、アロマバスを楽しみます。
アロママッサージ。精油をキャリアオイルで希釈しマッサージする。
精油をキャリアオイルで希釈しマッサージすることで、皮膚から成分を吸収させます。
アロマスプレー。清水水と精油を混ぜてスプレーする。
清水水と精油を混ぜてスプレーすることで、空間をリフレッシュしたり、気分転換したりすることができます。
アロマセラピーを行う上での注意点。
精油は原液を直接肌につけない。
精油は刺激が強いため、原液を直接肌につけないようにしましょう。
キャリアオイルで希釈してから使用してください。
妊娠中や授乳中、薬を服用の方は医師に相談する。
妊娠中や授乳中、薬を服用の方はアロマセラピーを行う前に必ず医師に相談しましょう。
アレルギー体質の方は注意する。
アレルギー体質の方はアロマセラピーを行う前にパッチテストを行い、アレルギー反応がないかを確認しましょう。
インターネットの情報の引用は避ける。
アロマセラピーに関する情報はたくさんありますが、信頼できる情報源から情報を得るように心がけましょう。
今回はアロマセラピーの魅力と効果と題して、香りの力で心と体を癒すアロマセラピーについてお話ししていきました。
アロマセラピーは私たちの心と体に様々な恩恵をもたらしてくれます。
ぜひアロマセラピーを生活に取り入れ、心身ともに健やかな毎日を送りましょう。
次回は森林療法で心と体を癒すと題して、森林浴が心身に与える効果についてお話ししていきます。
ぜひチャンネル登録をお願いいたします。ご視聴ありがとうございました。
健康に関する疑問や質問はコメント欄にお気軽にお書きください。
皆様の健康な毎日を応援しています。ナビゲーター岡田でした。