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中村圭太のラジオ風
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中村圭太のラジオ風
すいません、宅配便のものですけども、 佐々木香里さんのお宅でお間違いはないでしょうか。
あのー、荷物が届いておりまして、受取をお願いします。
はい。
あー、身に覚えはないと言われましても、 あのー、届いてますので、早くドアを開けていただいてもよろしいでしょうか。
え?
時間がおかしい。
あー、深夜配送とかお願いしたんじゃないですかね。
うち、あのー、そういうのもやっておりますので、 なので早くドアを開けてください。
早く、早く開けてください。
はい、開けたー。
あー、なぜ開けた?
え?なぜ今ドアを開けたんだ君は。
君には危機感がないのか、危機感が。
え?こんな時間にね、こんないかにもの怪しいような男が現れて、
なぜドアを開けたんだと言っているんだ。
あー、私か。私はね、この国の国民の危機感を憂えているものだ。
あー、昔の日本は良かったよ。大日本帝国時代、一人一人が危機感を持っていた。
それがなんだ、今のふぬけた国民は。まるで危機感を感じない。
はい、うん。
あー、安心しろ。私はね、国防省がやっている国民危機管理工場委員会のものではない。
あー、安心しろ。国家のものではない。君が捕まることはない。
それにそんな組織などはない。
私はこうやってね、一件一件国民の危機管理をチェックするために、 自主的に回っているんだよ。
感謝したまえ。いいか。
君見た感じ、女子大生だな。
いいか。女子大生が一番狙われやすい。
自分が女子大生であるという危機感。
そして、親の金で遊び歩いているという自分への不信感を持ちなさい。
わかったか。
なに?
学費は奨学金で、生活費はバイト。
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それは申し訳ない。
それは謝っておこう。みんながみんなそうではないな。
がしかし、この今の私の申し訳ないもん。
結局は、謝らないと君から殴られてしまうかもしれないという、 その危機感からの申し訳ないだ。
心から謝ろうなんて思っていない。
いいか。こうやって危機感というような、 全てを回避することが大事なんだ。
わかったな。
なんだ。おー、彼氏がいるのか。
呼んでこい。
おい。
お前は彼氏か。
お前の女、危機感がないぞ。
どうなってる?
こんな時間にこんな人間が現れて、 ドアを開けたんだぞ。
交際してどれくらいだ?
1年。
お前は1年間も交際しておいて、 危機感のある女一人も育てられなかったのか。
私にはね、京子という妻がいたんだがね。
いやー、よかったよ。
もともとはね、全く危機感がない女だったが、
危機感、危機感、危機感が大事なんだと、 毎日言っていたら、
すると、立派な危機感のある女性に育ったよ。
その結果ね、私に危機感を示して、 どっか行ってしまったけども、
それはそれでいいんだよ。
ハッピー、ハッピーじゃないか。 危機感を持ったかゆえの行動なんだから。
それに比べてなんだ、お前の女は。
こんな時間にこんな怪しい人間が現れて、 簡単にドアを開けたんだぞというか、
お前がいるならまずお前が出ろよ。
なぜ先に女が出た?
ええ、まあ女、男だからといってな、
まあ安心とは限らないけども、
時には、危機感を無視して、 弱き者を守ることも大切だ。
いいな。
牙体もいいじゃないか君は。
なんかスポーツやってんのか?
ラグビー?
いいじゃないか、だったらなおさら出なさいよ、 君は本当に。
おい女、お前は?
柔道か。
だったらお前が出るな。
うん、だったらお前が出る。
女だろうと柔道やってる方が強いに決まっている。
うん、それでいいんだよ。
よし、ちょっと君たちの隣、ちょっと見てみようか。
合格だ。
素晴らしい。
やっぱりね、こんな時間に人が来るのおかしいと思ってね、 この人は出なかったんだよ。
いやー素晴らしい危機感だ。
いいか、君たちもな、こういった危機感を持ちなさい。
不合格だ。
貴様、一度危機感なるフリをしやがって。
あざけた。
え?一度危機感なるフリをする人間が一番立ちが悪いぞお前。
なんだよお前は本当に。
まあいい、一度危機感があるという感情を出してきたから、 これをあげよう。
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これはね、危機感チケットだ。
ああ、これを10枚集めると?
危機感マスターになる。
ああ、それを集めろよ。
まあ危機感マスターがいれなかったら、 あのー10枚集めたら、
うどんトッピング1品無料とかあげるから、 その時は私に声かけて。
その時はうん、あげるから。
ね、わかった?
よし、ちょっと君たちの反対側。
さすがにこっちは出ないだろう。
ちょっと見てみようか。
なぜやけ…
きょうこ!
お前、こんなとこにいたのか。
あの時は、あの時は私が悪かった。
君は私に足りない優しさを教えてくれたんだ。
いい?あなた。
あなたが誰かに優しくしたら、 その優しくされた人がまた誰かに優しくするの。
そしてその優しくされた人がまたいろんな人をどんどん優しくしてって、
最終的におっきな優しさがあなたに返ってくるのよって。
私は言った。
ネズミ子じゃないかと。
すると君はすかさず言った。
いいあなた。
危機感以外にもね。
目には見えないけど、耳には聞こえないけども、 大切なものがあるのよって。
それはなんだ?愛か?
違う。
勇気か?違う。
優しさか?違う。
じゃあなんだ?
Wi-Fiだと。
それを聞いた時に私は思った。
君と、君と結婚してよかったって。
だから今日こそどうだ?
私ともう一度やり直してみないか?
何?
この私とはもう二度と関わりたくない?
いい?
いい危機感だ。
中村圭太のラジオ風。