1. 中村圭太のらじお風
  2. 「ファーストキス」
「ファーストキス」
2025-04-14 08:26

「ファーストキス」

福岡よしもとのピン芸人中村圭太によるラジオコント番組。 唯一無二の世界観で着実にファンを増やしている中村圭太の独特すぎる“中村圭太ワールド”がいよいよラジオにも侵食!(笑) “中村圭太ワールド”へようこそ!
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00:02
中村圭太のラジオ風。
中村圭太のラジオ風。
中村圭太のラジオ風。
中村圭太のラジオ風。
中村圭太のラジオ風。
どうも。
僕の名前は
平山と言います。
僕は
学生の頃から
友達もいない。
やりたいことだって、特にない。
友達もいない。
そして、
彼女さえも、できたことがない。
いいことなんて、何もない人生でした。
そしてそれは、
大人になっても変わらなくて。
ある時、
一体、何のために生きてるんだろうか。
何で俺は、今、こんな思いをしているのか。
こんな思いをしている、そんな感情さえも、
わからなくなっていました。
そして、死のうと思いました。
気づいたら僕は、包丁を手に取って、
自分の死に場所を探していました。
そこで、目をつけたのが、
地元でも有名な廃墟。
もともとは、お寿司屋さんだったそうですが、
今では、謎の死を遂げた女性の霊が出ると、
噂の心霊スポットです。
こんな心霊スポットに、
友達とでも行きたかった。
好きな人と行きたかった。
まあ、そんな夢叶わず、
僕はその廃墟に忍び込み、
自分の首にガッと包丁を突き立てました。
しかしその瞬間、ガタッと物音がして、
恐れ恐れ、そっちの方をパッと見てみると、
その謎の死を遂げたとされる女性の霊が立っていました。
うわっ、うわっ、うわっ、
僕はそこでテンパってしまいました。
うわっ、ああ、あの噂の、うわっ、ああ、
そして僕はどうしたらいいのかもわからなくなり、
03:05
気づいたら、その女性の霊にキスをしていました。
あ、いや、あ、その、すいません。
あ、えっと、えっと、これはあの、えっと、その、
あの、違うんですよ。
言い訳をする僕を前に、その女性は黙ったものです。
そして口を開きました。
な、な、何してんのよ。
女性はそう言って怒っていました。
しかし、さっきまで青白かったその顔が、
少し赤みを帯びてきたのを覚えています。
いや、ほんとにあの、すいません、えっと、
まあ、別にいいけど、
男なんてそんなもん、いいよ。
こんな、こんな経験、何度だってあるし。
あ、そうなんですね。
え、でもそれって、
あ、もちろん、生きてる時の話。
じゃあ、死んでからは。
ファーストキス。
一つ夢が叶いました。
女性のファーストキスを奪う。
少し形は違いますけども、
僕の夢が一つ叶った瞬間です。
ああ、しかし、何というか、
わざとしたと思われても叶いません。
僕は言い訳をしました。
ああ、でも、これはあの、あれです、すいません、
これはその、あの、事故っていうかその、
すると女性は言いました。
事故って何よ。
私の死因じゃん。
謎の死因は事故でした。
何年もの間言われていた、
謎の死因が発覚しました。
すると、女の人は、
てか、さっきからその包丁を持って何すんの?
あ、いや、これはその、えっと、
もしかして、
あんたここで就職する気?
そんなわけないだろうと思いつつも、
僕の口から飛び出た言葉は、
そう、
あ、うん、
ここで頑張りたくて、
嘘をついていました。
何故かこれ以上、
彼女を心配させてはいけないと思いました。
ああ、すいません、
心配しましたよね。
心配?
するわけないでしょう。
あんたはろくな奴じゃなさそうだし、
急に突き放されました。
なんか、
あんた大した人生は送っていなさそうね。
何ですか、急に。
何でそんなこと、
あなたに言われないといけないんですか。
じゃあさ、
作れるもんなら作ってみてよ、
彼女の一人ぐらいさ。
僕はめちゃくちゃ頭にきて、
ふざけんなと言いました。
しかし、
その時すでに、
その彼女の姿はありませんでした。
何なんだ、やつ。
ふざけんな。
こうなったら、
あいつよりな、あんな女よりもかわいい彼女を作って、
結婚して、子供を産んで、
幸せに暮らしやるからな。
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そう思って、
僕は気づいたら、
死ぬのをやめていました。
これは後から発覚したのですが、
おそらく、
あの時の女性は、
幽霊ではなく、
僕が頭の中で作り出した、
イマジナリーフレンドでした。
そう、あくまでも、
あの相手は、
自分自身だったのです。
ということはそう、
ファーストキスは、
まだ達成していません。
中村圭太のラジオ風
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ありがとうございました。
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