鍵をなくした体験
あのですね、こないだね、家の鍵をなくしちゃったんですよね。家ってあって、うちはマンションなんでね。
今時のマンションはみんなそうですけれども、みんなじゃないか、でもだいたいそうですけど、オートロックみたいになってて、
かざすとね、ピッとって玄関開いて、自分家に行って、自分家の鍵も開くっていう、そういう鍵ですよね。
車のキーとかもいつの間にかみんなリモコン式になりましたね。なんか不思議な感じしますけど、カチッと押すとカッチャッと開くっていう。
レンタカーしか乗らなくなっていく久しいですけど、どのレンタカーもそんな感じになってますもんね。
っていう鍵なんですよ。だから、そういう鍵って金属の形ってないじゃないですか。中に金属入ってんだけど、見た感じは黒いプラスチックなんですよね。
車の鍵とかみんなそんな感じになってますよね。ボタンついてて、黒かったり、銀色のやつもあった。
僕の持ってたやつは黒かったんですよ。でね、でかいんですよ。
昔の鍵とかと違って、でっかいですよね。プラスチックでできてますからね。
それをなくしちゃったんです。どっかになくなっちゃって。
でね、その日はね、妻と足掛け2日のどっかに記憶をたどる。物はなくす方ではあるんですよ。
ただ、結構出てくるんですよね。
どこにあったかっていうのを系統立てて考えて探すと、まあまあ出てくる。
例えば携帯電話って、ちなみに会社の携帯電話しか落としたことないですけど、何回落としたことあるかな。
今ぱっと思い浮かぶだけで2回あって、多分もっとあると思いますけど。
1回は公園で落としましたね。公園のベンチにあったな。
もう1回は警察に拾われて電車に乗ってたんですよね。その中でポケットから落っこっちゃったみたいで。
僕が落としたのは東京駅近辺で電車乗ってた時なんですけど、運悪くですね、上の東京ラインに乗ってたんですよね。
だから東海道線に乗ってたんです、僕。
なのにもかかわらず、久喜っていうね、埼玉県のですね、東北線の沿線ですよね。
久喜の警察車まで取りに行かなきゃいけないっていう浮き目に会いましたけど、まあまあ拾われてよかったんですけどね。
久喜警察車ちゃんと受け取れましたからね。
もっとも、なんか普通にJRの落とし物センターとかに出してくれれば、もうちょっと近いところで受け取れたのではって気もしますけど。
JRで落とし物って言えば新橋の駅でスイカを落としたこともありましたね。
それもだから新橋駅でちゃんと戻ってきましたね。
ほんとか、ほら戻ってくんすよ。戻ってくんすよじゃないよ、泣くすなよ。戻って泣くすでしょ、皆さん、どなたもね。
私も過去を限りなくいろいろなくしたってことはありますよ。
ありますけど、実はあんまないんですね。
例えば、誰も褒めてくれないですけど、
今日何か持ってくるの忘れたの、携帯忘れたのみたいなのって気づくんですよ、私、どっかしらで。
だから、あんま致命傷にならないところでそれが見つかることにつながるってことが多いんですね。
今回の鍵に関しても、大体の特定はできた。
24時間ぐらいのどこかであろうと。
それで推理していくんですよね。
この時にはこの行動をしてるから、こうやって一人で家に入ってるから絶対鍵を持ってるはず。
妻と一緒に行動してる時って妻が開けたりもしてるんで、
妻だけ持ってて、私はもうすでにその時には鍵を落としてたのかもしれないとかって条件設定詰めていくと、
ここからここまでの間だなっていう、大体24時間ぐらい見てるのが分かって、
その時私、妻と一緒に散歩かてら食料品の買い物に行くっていうのと、
散歩かてら映画を見に行くっていうのをやってるんですね。
日を跨いで午後午前なんですけど。
ということは立ち回り先としてはスーパーマーケットであったり、あるいは映画館であったり、映画館の入っているビルであったりするわけですよね。
それ全部電話かけて、だけどないんですよね。
歩いてる時に落とすっていうのはちょっと考えにくいな。
今まで経験がないので、そういうことは。
ポケットに入ってるもの、座ってる時に落とすんですよね。
座ってるのは例えば映画館だったりするから、スーパーもちょっと可能性が欲しいなとは思ってましたけど、
映画館はありますよね。
あと映画館で終わった後、飯食ったんですよね。
だからその飯食ったところにあるかもしれないなとは思ったんですけど、
でかいしね、落としたらカチンと言うだろうからさすがに気づくと思うんですよね。
でね、ないんですよ。
何回か電話したんですけどやっぱりないんですよね。
しょうがない、困ったなと思って。
普段入れている場所にないわけですよ。
リュックとかに入れてるんですけど、
しょうがないんで、警察行ってちょっと何かありませんかみたいなね。
人はやっぱりないし。
いろいろ考えますよね。
やっぱり自宅の鍵ですから盗まれたら困りますよね。
うちの中に入ってこれる人が誰かできるってことになりますからね。
泥棒に入れるかもしれない。
だから妻なんかはそれを嫌がったり怖がったりしてましたよね。
ただ、ただじゃないけど、見た感じどこの鍵かわかんないんですよ。
鍵って基本的にそういうもんだと思いますけど、
どのマンションの鍵かだってわかんない。
マンションの名前が書いてあるわけじゃないですからね。
とはいえ例えば鍵のメーカーとかをわたっぱしかいても、
鍵のメーカーがこのうちの鍵がどこのマンションに使われてますっていうこともないと思うんですよ。
で、調べるのかなと思いますけど。
玄関入れたとしますよ。
ただどこに住んでるかわかんないんですよ。
何号室とか書いてないから鍵には何も。
それ全部調べるんですかって話にはなりますよね。
なので盗みに使うにしてはあまりにリスクが大きすぎる。
私も一応警察の取材をする中で、
3日も盗まれました。
盗犯、盗む犯罪の盗犯ですね。
全くやらないわけではないから、
そういうところで得た知識とかで考えても、
とにかく盗犯ってね、
特にアキス狙いみたいなのって、
一撃必殺というか、
時間をいかにかけないかっていうことが大事なんですよ。
その場からすぐ盗まれば盗まれる。
盗まれば盗まれば盗まれば盗まれば盗まれる。
特に今時って防犯カメラとかいっぱい付いてるから、
すぐ足が付いちゃうんですよね。
なので、ばれることは覚悟で、
とにかくその場から早く立ち去る。
遠くへ行けば行くほどやっぱり捕まえにくくなるので、
お金のありそうなところをまず探すっていうのが一番大事で、
あとは多少手当たりをして、
その場から早く立ち去る。
そういったところをまず探すっていうのが一番大事で、
あとは多少手荒な真似をしても、
例えば丸ガラス割っちゃうとかしても、
もう1分以内に例えば金目のものを全部取っちゃって、
外に出ることができればそれでいいっていう考えの人が多いですよね。
盗犯ってね。
あんまりルパン三世みたいな華麗なやり方の盗犯っていなくて、
すごい手足りない。
全然いないわけじゃないんですけど、
そういう人って捜査参加ではあだ名ついてたりするんですけどね。
何々の何々みたいなね。
目利きの吟じみたいなね。
目利きの吟じはするじゃないですけど、
なんとかのなんとかっていう意味ね。
そういうような感じの人っていうのは、
でも本当絶滅危惧種というか、
本当にいなくてというのはやっぱり鍵がめちゃくちゃ難しくなってるんですよ。
とか言いながらね、
いろんなやり口でその鍵をコピーしたりとかするんですけど、
結局それも全部そうなんですけど、
そういう狙いがあってやってる。
だから例えば鍵拾ってどこか分かんないものをむやみ当たらに探すとかって結構難しいんですよね。
難しいというかリスクが大きいんですよね。
これがどこのうちの鍵かっていうのを調べるまでに時間がかかっちゃうから、
だからすぐにうちに入られるってことはないだろうなと思ったんですけど、
そうは言ってもね、鍵がないのは困りますし、
誰かが鍵を持ってるかもしれないっていうのはよくないですから、
警察に届けれて、やっぱしゃーねーなと。
鍵の発見と感謝
鍵変えるしかないなと思ったんですよ。
高いっすよ、鍵。全部変えるのね。
ほら、自分のマンションのドアについてる錠前から全部変えなきゃいけないでしょ。
あれ高ぇんだよな。
で、調べたんですけど、やっぱり高くてうえーいって思ってたんですけれども、
見つかりましたね。
しかも見つけたのは私じゃなくて妻ですね。
ゴッドハンドが見つけましてね。
うちの妻ってそういう勘が働くじゃないですけど、見つけるんですよね。
結構ね、亡くなってから、日にちが経ってからではありましたけれども、
もう本当に感謝感謝ですよ。
今でも鍵を見るたびに本当にあの妻にありがたいなと思ってますもんね。
そういう意味じゃね、もう二度となくさないようにと思いますけどね。
あ、だからストラップつけましたね。
もともとついてなかったんですよ。
あちこちで言われましたもんね、ストラップはついてないんですかって。
目印になるものありますかって。
なかったからなぁ。今はあります。