係り結びの必要性に迫ります。「"こそ"には驚きの情報が圧縮されている」「現代と昔の"こそ"の違い」「現代は奈良時代の感覚に近づいているのかも」など、深すぎる係り結びの世界を国語学の専門家に習います。
【目次】
係り結びの先生登場
ゆる言語学ラジオ初 国語学の専門家
今日は「こそ」の回
現代で使う「こそ」
「明日こそ勉強しよう」今日は勉強した?
ムーアも驚く「こそ」の集積密度
「こそ」の係り結びは言いさし文
エレガントな説明には注意
【コソについての参考文献】
◯蔦清行(2006)「終止のコソ」『国語国文』75−5
◯蔦清行(2007)「係りのコソ」『国語国文』76−4
◯蔦清行(2011)「コソ・已然形研究史抄」『日本語・日本文化』37
https://hdl.handle.net/11094/9468
◯石田春昭(1939)「コソケレ形式の本義(上・下)」『国語と国文学』16-2,3(~ で言及。コソ研究の基礎となった重要論文)
◯富士谷成章『あゆひ抄』
※ ~ で言及。堀元さんの前世の著作(松尾捨治郎 校註、大岡山書店、1932年。原本は江戸時代1778年刊。
・国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/pid/1240201
※(参照 2024-09-04)で閲覧できます。
・原本を見たい方は国立国語研究所で公開されています
https://dglb01.ninjal.ac.jp/ninjaldl/bunken.php?title=ayuisyo
【カについての参考論文】
◯蔦清行(2008)「カの接続」『万葉語文研究』4
◯蔦清行(2009)「連用形とカ(上・下)」『国文学論叢』20, 21
http://hdl.handle.net/2433/137378
http://hdl.handle.net/2433/137387
◯蔦清行(2011)「カの力」『日本語・日本文化研究』21
◯蔦清行(2015)「連体形結びの役割:カとコソの場合」『国語国文』84−4
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【堀元見プロフィール】
慶應義塾大学理工学部卒。専攻は情報工学。理屈っぽいコンテンツを作り散らかすことで生計を立てている。
【水野太貴プロフィール】
名古屋大学文学部卒。専攻は言語学。出版社で雑誌編集者として勤務。言語学の知識が本業に活きているかと思いきや、そうでもない。
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