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ジョブオール 福永ひとしの繊維の泉
始まりました、泉工業株式会社福永ひとしの繊維の泉。この番組は、一度聞いただけではなかなか覚えられないファッション業界の専門用語をご紹介しています。
大繊株式会社様が発行しておられる知っておきたい繊維の知識424のテキストの中から、行きや帰りの時間移動時間で活用できる仕事に役立つ繊維知識を音声版でお届けしています。
お相手は繊維業界40年現役TES資格保持者である泉工業株式会社の福永社長です。よろしくお願いします。
資格試験の結果
TESの資格の結果が返ってきました。お疲れ様です。ほぼ惨敗。ほぼ惨敗、ということは何かは受かった?
3番目が受かっているんですけども、1番をものすごく重点的に勉強していてですね。
原子メーカーとして素材の部分を落とすっていうのがちょっと悲しいところですね。
結果を見た時に目ん玉が飛び出ちゃって、そこから半日もないですけど、その夜はかなりショックだったなっていう。
もう落ち込んで、絶望感が。
ただ次の日からはもう来年ももう受けなきゃいけないんで、受け立てホヤホヤともてはやされてはいたけど、
多分来年にもまた受け立てホヤホヤですが出るかもしれませんね。
1番めちゃくちゃ勉強して、3番は間に合わせでマーケティングっていう、まあチャロッと勉強して、
式に臨んだっていうので、そっちが受かって、1番落ちるんやみたいな。
自分の予想としてはどれくらい受かるつもりだった?
1と3で、論文があったんですけど、5番に。
論文の感想文みたいな文やったと思うんですけど、自信満々でした。
それで落ちたんで、俺はもう一体何を書けばいいんだっていう。
それ時数は足りてるんやろな。
時数は綺麗に足りてて、すげえこと書いたっていう満足感とともに帰ってきたんですけど、
落ちちゃったんで、もうちょっと資料に基づいた言葉で書かないと難しいのかなっていう。
論題は若者が減ってくるっていうところで、その若者の後継者の問題と、
そのものづくりがどういうふうに、その専業界が傾いてるところでどうやって上げていくのかとかっていうところを論点に、
その語彙の中から選んで、で、論じなさいっていう。
論文の方は語彙的なところで勉強してなかったんで、
こう書けばいいんや、ああ書けばいいんやみたいなのは、もうほんまにふんわりやったんで。
時間が足らんかったのかな。
かもしれないですね、という感じになります。
なのでまた来年、リベンジさせていただきます。
来年よ、続かるといいね。
はい、頑張ります。
それでは本題の方に参りましょう。
はい、86回目。
急放出性繊維の特徴
急放出性繊維。
急、はい。
放つ。
はい。
湿度の性繊維。
性繊維。
性繊維は、うん、性質の性。
性質の性の繊維。
繊維。
急放出性繊維。
放出、湿度を放出するってことですか。
湿度で放つ。
うーん。
急放出。
はい。
えー、はい、内容が。
はい。
急湿とは、機体の水分、すなわち水蒸気を吸収することであり、
急放出繊維とは、環境の湿度によって、
吸湿量が大きく変化するように設計された繊維で、
肌に近い高湿度側では積極的に吸湿し、
反対側の低湿度側では放湿を促進して、
衣服内湿度の低減を図り、
群れを防ぐ、という風になってます。
群れを防ぐ。
うん。
吸湿した湿度を放出して、
で、その群れを無くすイメージとしては、
服は群れるもんやと思ってるんですけど。
まあまあ、それが増しになると。
増しになる。
まあ、低減って書いてるところがそうなる。
完全にはやっぱり無理なんで、
まあ、低減するという形の繊維ですね。
うーん。
合戦メーカーさんが出してるそれぞれの糸。
3つぐらいあるんですけど、
それが説明されてるだけです。
吸湿・放湿性の、その会社様の代表的な糸っていうことになるんですか?
まあ、お通りさんやったお通りさんのね、
こういう糸、グラレさんのこういう糸、
国地下さんのこういう糸っていうのがなんか紹介されてます。
うーん。
もう読まんでええかな、そこ。
ハハハハハ。
まあ、要はもう吸放湿性繊維っていうのがあるよと。
ラメ糸との関連
はい。それはラメ糸にするときに使うことってあるんですか?
うーんと、さすがにラメ糸で吸放湿っていうのがちょっと今の現時点では力不足です。
ハハハ。
まだまだ開拓があるっていうことですね。
まだまだ、はい。そうですね。
今後はラメ糸でも吸放湿ができるというようなものっていうのは
将来的には我々が作っていかないといけないかなというふうに思います。
ラメ糸を作るにあたっての課題点って何やと思われてるんですか?
うーん、やっぱり現時点においてはフィルムから繊維を作るっていうのが僕らの仕事なんでね。
フィルムである以上空気層を隠蔽してしまうとか、そういうのがあるんで。
以前からクールビズっていう言葉が世の中に出てきたときに
クールビズのラメ糸をちょっと作りたいなっていうのは前からちょっと思っててね、いろいろ考えたことがあったんですけど。
とにかくうちの技術だけではやっぱり難しいので、世の中の材料と呼ばれているものの技術が向上しない限り
僕らも新しいものを作りにくい状態かな。
そういう意味ではいろんな材料を探ったりとか、あるいは2次加工、3次加工とかでそういう機能を持たせていくというのを今後はね、いろいろ考えていかないといけないかなと。
現状でもね、いろんなことをやっとるけど、まだ急放出性ラメ糸っていうのはできてないかな。
はい、わかりました。テストの勉強には何とかを覚えたりでしょうか?
そんな糸があるって覚えておいたい。
でも急放出っていうことは結構急言葉やなと思うんですけど、急放出性繊維っていうのはあんまり見ないかなっていう。
なんかその羊毛やったり、そういうところの説明で急放出っていうのが出るんですけど。
ああ、丁寧繊維としてね。
っていうので出たりはするんですけど、そういう繊維があるっていうのは。
あとは合繊でそういう糸があるよと。
というのが今ここでは案内されてますね。
ということはもう急放出性繊維があるっていうことだけ覚えておいていればいいということで。
どっちかっていうと、さっき言ったあの羊毛の部分の急放出を覚えておく方がいいと思う。
はい、わかりました。本日お届けしました記事は。
はい、86回目急放出性繊維でした。
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それではまた次回もお耳にかかりましょう。ありがとうございました。
福永ひとしの繊維の泉。この番組は提供アトゾメラメイトメーカー泉工業株式会社製作ジョブオールでお届けしました。